JPS602137Y2 - 仮設昇降機の連結装置 - Google Patents

仮設昇降機の連結装置

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JPS602137Y2
JPS602137Y2 JP3898980U JP3898980U JPS602137Y2 JP S602137 Y2 JPS602137 Y2 JP S602137Y2 JP 3898980 U JP3898980 U JP 3898980U JP 3898980 U JP3898980 U JP 3898980U JP S602137 Y2 JPS602137 Y2 JP S602137Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は昇降ガイドレールを構成する昇降案内支持体の
横部材と転勤噛み合いする昇降駆動車を備えた昇降駆動
フレームに、所要の目的に応じた搬器を交換可能に連結
して昇降自在となし、かつ過負荷時にはその昇降を自動
的に停止せしめて安全を計るようにした仮設昇降機にお
ける連結装置の改良に関するものでる。
主として仮設用の昇降装置にあっては恒久設備としての
エレベータなどと異なり、使用場所での取扱い状況に応
じて昇降運転時の搬器に作用する負荷が往々にして過負
荷になることが多く、これが事故の原因となることもあ
り労働安全上問題点を有する。
そこでこのような過負荷を検知して運転の安全を計る手
段については吊索により昇降駆動する昇降機において吊
索と昇降シール頂部との間で該吊索を介して引張力を検
知し、自動的に昇降駆動部の運転を停止させるようにな
されているが、昇降体に駆動機が搭載されている所謂噛
み合い駆動により昇降する型式の昇降装置にあってはそ
の負荷の検出について在来のロープ吊下げ式のようには
できず、そのために昇降駆動機を備えた昇降フレームと
ケージや荷台等被搬送物を載せるものとを分割し、その
連結部を利用して過負荷の検知を行なうような考えがな
されており、既に斯かる技術思想としては例えば実公昭
52−15007号公報、実開昭53−15333吋公
報によって開示されている。
しかし乍ら、前記公知のものにおいて前者のものは単純
なばね機構に荷重指示器を付設した目視型のもので汎用
性に乏しく、また後者のものは複数の検知器を組込むこ
とになるのでその使用については自ずとその適用範囲が
限定され、しかも検知器と上下フレームとの連結機構部
においての取付は機構も特殊なものになって取扱い上不
便であり、とりわけ二組使用するのでガイドレールにず
れが生じていると両連結部で相互に干渉するため作動機
能が阻害される欠点があり、更にケージなど搬器が着地
して吊り荷重が消去すると連結部で球体とその受は座と
の接触が断たれて浮き上ることになるので、次の負荷が
急にかかった場合にこの負荷受支部分に衝撃力が働いて
故障しやすくなる等の欠点もあり、そして工作上も多く
の手数を要するものになる等仮設型昇降機の過荷重検知
手段としてかつ連結器として未だ満足できない点である
本考案は仮設型の昇降機における駆動フレームと従動フ
レームとの連結器に過荷重の検知手段を組込んだものを
複雑な機構を採用することなく、真に実用的でしかも無
理なく取付けて連結器と過荷重検知手段とを併せ機能す
るように構成した転勤噛み合い駆動型昇降機における連
結手段を提供することにある。
本考案にては斯かる目的を達成するために、狭い間隔で
平行する一対のガイド面を有した縦部材間を所要のピッ
チで多数の横部材により一対に繁いでなる昇降支持体を
立設し、この昇降支持体の横部材と転勤噛み合いする回
転体を備え自己搭載の駆動機により駆動されて該昇降支
持体に沿い昇降自在な駆動フレームに、搬器を連結する
に際し、該昇降駆動フレームと搬器フレームとの間に、
緩衝機構と軸線方向の変位量で電源回路を遮断するスイ
ッチ機構とを内蔵した連結器を、その両端に突出する可
動軸と固定軸とを球面自在接手構造によって連結してな
る昇降装置において、昇降駆動フレームの前下部と搬器
フレームの前上部とにはそれぞれフレーム中心線上にブ
ラケットを突設し、該ブラケットのフレームに対して直
角な座板中央には球状凹面と中心貫通孔とを備えた受支
片を、上部側は球状凹面を上向きに、下部側は球状凹面
を下向きに、各々配して取付け、欺かる両ブラケット間
には、前記連結器を、その両軸を上下の前記受支片中夫
に挿通して、各軸のねじ部に螺合する一端が球面をした
ナツトを各受支井原状凹面に当接せしめて介在して、両
フレームを連結し、各受支片の外側に被嵌定着したキャ
ップの内頂面に前記軸端を変位可能に当接して連結部を
覆った構成にしたものである。
このように構成したことにより、1本の昇降支持体に沿
って昇降する昇降駆動フレームに搬器のフレームを連結
するに際し、緩衝機構と過荷重検知スイッチ機構とを内
蔵した連結器が、両フレームの各連結用ブラケットに対
して連結部で簡単な構造にて他の干渉や制約を受けずに
、かつ浮き上るようなこともなく球面支持して連結され
ているから、幅の狭いガイドに沿い広幅の搬器を吊下げ
て昇降駆動フレームが昇降しても、前後左右いずれの方
向にガイド部でずれが生じても当該球面支持部で自在に
変位して何等支障なく移動することができるのであり、
従って昇降支持体が直立部から適度な傾斜角をもって前
後方向に変位した状態になっても全く支障なく連結して
円滑な昇降搬送ができるようになり、また連結部で一方
の球面支持ナツトを取外すことにより、同一構造の連結
用ブラケットを備えた搬器であれば作業目的に応じて荷
台、ケージ、或いはコンクリートパケット等を搬器とし
て使用することができ、従って多目的の昇降機として使
用するに当りとかく無視され勝ちな過荷重積載を運転事
前に検知して安全に、かつ確実に昇降運搬できることに
なり、また、連結部の受支片と球面支持ナツトとは分解
容易であるから、点検修理も簡単にでき、かつキャップ
で保護されているので外部からの障害もなしに簡便に取
扱え、仮設昇降機において生じる昇降路のずれなどに対
しても全く無理なく対応せしめ得て真に実用性の高い所
謂単柱式の昇降機用連結手段となし得たのである 以下本考案を一実施例について図面により詳述すれば、
第1図及び第2図に示すものは複数のアーム先端にそれ
ぞれローラを取付けてなる羽根車が昇降支持体の横部材
上面に転動しつつ噛み合って昇降する装置において昇降
駆動フレーム5に荷台8を備えた搬器フレーム7を連結
器20によって連結されたものであり、昇降支持体1は
案内レールとなる溝部を外向きにして狭い間隔で配した
一対の縦部材1′を予め設定したピッチで横部材2にて
一体に枠組形成したもので、適当な長さに分割して接手
に連結し、背後適所でサポート3により構築物に支持立
設されている。
昇降駆動フレーム5には前記昇降支持体1の横部材3に
転勤噛み合いする羽根車6が設けてあり、フレーム前面
に搭載した減速電動機Mにて駆動されるようになってい
ており、フレーム5側には図示省略したが周知の手段で
昇降支持体1の案内レール部に係合するガイドローラを
上下位置に設けである。
搬器フレーム7もその両側に昇降支持体1の案内レール
部に係合するガイドローラ(図示省略)を上下位置に設
けてあり、前面下部に荷台8が固着しである。
8′、8″は荷台の側面囲いを兼ねて起倒可能な渡し板
であり、左右と前部とにそれぞれ設けである。
而して斯かる昇降駆動フレーム5と搬器フレーム7との
連結手段としては、第3図に示す如く昇降駆動フレーム
5の前下部と搬器フレーム7の前上部とにそれぞれブラ
ケット10.10’を相対向するようにして所定の間隔
を保つべく突設し、該ブラケット10(以下対称に配さ
れるのでその一方について説明する)はフレーム前面に
直角に突出して両側部を補強リブ12にて一体に固着し
た座板11を有し、該座板11の中央部に透孔11を穿
設し、この座板11の負荷の作用する面(上側ブラケッ
トは上面、下側ブラケットは下面)側から、表面中央に
貫通孔15とその軸芯線上に中心を有する適宜半径の球
状凹面14とを備えた受支片13を、そのポス13′部
を透孔11′に嵌挿して鍔13“部にて座板11にボル
ト16締結したものを配する。
そして斯かるブラケット10.10’間には、内部に緩
衝機構と上下方向の変位量が設定値をこえると過負荷指
令信号を発する過負荷指令スイッチとを備えた縦長の連
結器20を、該連結器20の軸芯上下に突出せしめた固
定軸21は下部ブラケット10′の受支片13貫通孔1
5に、また可動軸22は上部ブラケット10の受支片1
3貫通孔15に、それぞれ挿通して、各軸21,22に
数段のねじ部21’、22′に各々下面が球面のナツト
17を螺着し、この球面のナツト17の球面17′部を
受支片13の球状凹面14に当接せしめ、該ナツト17
にて所定の緊張状態に締結し、その背後にはロックナツ
ト18を係合せしめて位置決めしておくと共に、その外
側にキャップ19を各々被蓋して前記受支片の鍔13′
部と共にボルト16締結し、その状態でキャップ19の
内頂面に当接するような状態に形成して両フレーム5,
7を連結するのである。
このように構成したことにより昇降駆動フレーム5に連
結器20を介して連結された搬器フレーム7は、常態に
おいては駆動機(減速電動機)Mの運転により羽根車6
を回転させて昇降支持体1に沿い転勤噛み合いで昇降す
る昇降駆動フレーム5に追従し、両者は正常に運転する
のであり、この運転に際して搬器側、即ち荷台8に積載
した荷重が連結器20内の過負荷検知手段の設定値を越
えると、そのスイッチが作動して駆動電源を遮断するこ
とにより電動機Mは作動せず、設定値以内での荷重にな
れば電源は遮断されないので通常運転することができる
のであり、昇降時案内レールの状態により昇降駆動フレ
ーム5と搬器フレーム7との間でレールの接ぎ目やその
他のずれ、或いはねじれあとがあって左右又は前後に両
フレームの動きに差が生じても、連結部においては連結
器20の可動軸22及び固定軸21が両フレーム5.7
の連結のためのブラケット10.10’に対して軸部に
螺着した球面ナツト17と受支片13の球状凹面14と
の係合部にて任意の方向へ自在に変位し、連結部には何
等の支障も与えない。
従って斯かる機能が連結部に付与されて円滑に作動する
と同時に、該連結器20にも外部からの影響が全く作用
せず、確実な連結と緩衝及び過負荷検知とができるよう
になり簡単な構成でより確実な昇降機が完成したのであ
る。
このように効果的に作用することになるので、予め搬器
側のフレームに前記の荷台付きのものと同様の条件でブ
ラケットを付したケージ付きの搬器フレーム、或いはコ
ンクリートパケット等の取付く搬器フレーム等と交換し
て使用することも任意なし得ることになり、併せてその
実用的効果が高め得たのである。
なお、ブラケットに取付けた受支片において第4図に示
す如く受支片13の中央孔15′をポス13′下面側に
向は拡がるテーパ孔にしたもの(他の部分については前
記実施例と同様であるから前実施例に付した符号と同一
の符号を付しである)を採用することにより、昇降支持
体が直立部から傾斜部に連続移動するような型式のもの
について使用した場合、連結部における受支片13の球
状凹面14と球面のナツト17との摺動部でテーパ孔に
なされた中央孔15′の開口範囲で自由に変位しつつ連
結昇降することも可能となるのであり、軸端はキャップ
19の内項面によって固定されることになって浮上りな
ども阻止され、より一層効果的なものとなったのである
また、本考案趣旨に従えば、上記実施例に限定されるこ
とはなく、本考案の技術的範囲内において任意変更した
ものが本願に属するものであることは謂うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた荷物昇降装置の正面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は本考案装置の縦断面図
、第4図は別個図である。 1・・・・・・昇降支持体、1′・・・・・・縦部材、
2・・・・・・横部材、8・・・・・・昇降駆動フレー
ム、6・・・・・・羽根車、7・・・・・・搬器フレー
ム、8・・・・・・荷台、10’、10′・・・・・・
ブラケット、11・・・・・・座板、13・・・・・・
受支片、13′・・・・・・ボス、13″・・・・・・
鍔部、14・・・・・・球状凹面、15,15’・・・
・・・中央孔、16・・・・・・ボルト、17・・・・
・・球面ナツト、20・・・・・・連結器、21・・・
・・・固定軸、22・・・・・・可動軸、21’、22
’・・・・・・ねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 狭い間隔で平行する一対のガド面を有した縦部材間を所
    要のピッチ数で多数の横部材により一体に繁いでなる昇
    降支持体を立設し、この昇降支持体の横部材と転勤噛み
    合いする回転体を備えてこれを自己搭載の駆動機により
    駆動されて該昇降支持体に沿い昇降自在な昇降駆動フレ
    ームに、搬器を連結するに際し、該昇降駆動フレームと
    搬器フレームとの間に、緩衝機構と軸線方向の変位置で
    電源回路を遮断するスイッチ機構とを内蔵した連結器を
    、その両端に突出した可動軸と固定軸とを球面自在接手
    構造によって連結してなる昇降装置において、昇降駆動
    フレームの前下部と搬器フレームの前上部とにはそれぞ
    れフレーム中心線上に各フレームに対し直角な座板を配
    してブラケットを突設し、該座板中央には球状凹面と中
    央貫通孔とを備えた受支片を、その球状凹面が上部側は
    上向きに、下部端は下向きに各々配して取付け、斯かる
    両ブラケット間には、前記連結器を、その両軸を上下の
    前記受支片中央に挿入して、各軸のねじ部に螺合する一
    端が球面をなすナツトを各受支井原状凹面に当接せしめ
    て両フレームを連結し、かつ各受支片の外側に被蓋定着
    したキャップの内頂面に前記軸端を変位可能に当接した
    ことを特徴とする仮設昇降機の連結装置。
JP3898980U 1980-03-24 1980-03-24 仮設昇降機の連結装置 Expired JPS602137Y2 (ja)

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JP3898980U JPS602137Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24 仮設昇降機の連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS56140568U JPS56140568U (ja) 1981-10-23
JPS602137Y2 true JPS602137Y2 (ja) 1985-01-21

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