JPS6021302Y2 - ダンプカ−運転警告装置 - Google Patents

ダンプカ−運転警告装置

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JPS6021302Y2
JPS6021302Y2 JP12506480U JP12506480U JPS6021302Y2 JP S6021302 Y2 JPS6021302 Y2 JP S6021302Y2 JP 12506480 U JP12506480 U JP 12506480U JP 12506480 U JP12506480 U JP 12506480U JP S6021302 Y2 JPS6021302 Y2 JP S6021302Y2
Authority
JP
Japan
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air
loading platform
air cylinder
limit switch
rod
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Expired
Application number
JP12506480U
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English (en)
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JPS5748146U (ja
Inventor
進 稲田
志人 大黒
昭夫 高橋
Original Assignee
株式会社上組
日本鋼管株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社上組, 日本鋼管株式会社 filed Critical 株式会社上組
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Publication of JPS5748146U publication Critical patent/JPS5748146U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダンプカー運転警告装置、即ちダンプカーを荷
台が上昇した状態で走行させないようにするため、荷台
が上昇中である旨の注意を運転者に与えるようにした装
置に関する。
荷台を昇降させるためのチルト機構を有する所謂ダンプ
カーでは、運転者の不注意から荷台を上昇させたまま走
行して荷台を外部設備に接触または衝突させてしまうと
いう事故がしばしば起る。
このため、従来荷台が上昇中である旨の注意を運転者に
喚起せしめるようにした第1図及び第2図に示す如き装
置が用いられている。
この装置は運転者9の屋根にブラケット30を介して棒
状体31を回動可能に設け、該棒状体31のフロントガ
ラス側の一端に警告板32を取付けたものであり、かか
る装置によれば、第1図に示す如く、荷台1が下降した
状態では、荷台1の先端上部のプロテクター33により
棒状体31の他端が押し下げられ、これによって反対側
端の警告板32は上方に回動して運転者の視界外にある
が、荷台1が上昇すると、第2図のようにプロテクター
33が棒状体31の他端から解放され、警告板32が下
方に回動してフロントガラス前方に現われ、運転者に注
意を促すというものである。
このような装置では、運転者に注意を促すという点では
それなりの効果を有するものの、装置全体が運転室の屋
根に据付けられるものであるため、その据付・点検は高
所作業となって安全性、作業の容易性という面で問題が
あり、また運転室全体を前方に倒して行うエンジンの仕
業点検の際に邪魔になったり、走行中、装置の振動音が
発生して、これが運転室に直接伝わってしまうという難
点がある。
さらに警告板32は運転者の視界の上部にあるため、そ
の見落しが生じ易いという問題もある。
本考案は以上のような従来の難点を解消すべく考案され
たもので、安全且つ容易に据付・点検作業を行うことが
でき、しかもエンジンの仕業・点検の邪魔となったり振
動音が生じたりすることなく、運転者が容易に警告を認
識することができる装置を提供せんとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に示すものについて説明す
る。
第3図及び第4図は本考案の一実施例を示すもので、本
考案は荷台1の昇降動作により作動するリミットスイッ
チ2、高圧エア源からのエア圧を駆動源として作動する
エアシリンダ3、前記高圧エア源4をエアシリンダ3間
のエア配管途中に介在し前記リミットスイッチ2の出力
により作動する電磁弁5、前記エアシリンダ3のロッド
にリンクし該ロッドの進退によって枢支部を中心に回動
する回動レバー6、及び該回動レバー6に固定れた回動
レバー6の回動により起倒する警告用の標識7とからな
る。
前記リミットスイッチ2はシャーシ8上部の運転室9寄
りの位置に設けられ、荷台1の昇降動作によって作動す
るようになっている。
即ち本実施例では、リミットスイッチ2は荷台1が上昇
した状態ではOFFとなっているが、荷台1が下降する
と、荷台1の先端下部がリミットスイッチ2のレバー1
0を押し下げ、リミットスイッチ2をONとする。
前記電磁弁5は高圧エア源4(例えばブレーキ、クラッ
チ操作用のエアタンク)と下記するエアシリンダ3とを
結ぶエア配管11途中に介在せしめられ、エア配管11
に形成されるエア通路の遮断・解放を行う。
電磁弁5は本体12と、本体12内部にエア通路を遮断
するため摺動可能に嵌挿されたピストンバルブ13と、
該ピストンバルブ13を本体12内で一方向に押圧して
これをエア通路が遮断するような状態に保持するスプリ
ング14と、エア通路を開放せしめるよう前記スプリン
グ14の弾性力に抗してピストンバルブ13を吸引する
電磁石15とからなっている。
この電磁石15は荷台1の下降によるリミットスイッチ
のONにより励磁され、ピストンバルブ13を吸引する
ようになっている。
本体12にエア配管接続用のポート16.17が設けら
れ、それぞれに高圧エア源4からのエア配管11a及び
エアシリンダ3へのエア配管11bが接続されている。
また、本体12には別途エア排気ポート18が設けられ
るとともに、前記ピストンバルブ13には、これがエア
通路を遮断した状態で前記ポート17とエア排気ポート
18との連絡通路を形成せしめるための切欠部19が設
けられ、この切欠部19によって形成される連絡通路を
介し、エアシリンダ3内のエアをエア排気ポート18か
ら排出せしめるようになっている。
前記エアシリンダ3は本実施例では運転室9内のフロン
トガラス20内側のボード21上に固定され、前記の如
くエア配管11を介する高圧エア源4からのエア圧を駆
動源に作動するようになっている。
こエアシリンダ3はリターンスプリング22を内蔵し、
このリターンスプリング22はシリンダ内のピストン2
3を介してロッド24にシリンダ内方への牽引力を付与
している。
従って、このエアシリンダ3に高圧エア源4からエアが
供給されると、このエア圧は前記リターンスプリング2
2の弾性力に抗してロッド24をシリンダ外方に押し出
す。
前記回動レバー6は本実施例では前記エアシリンダ3と
同様、運転室9内のフロントガラス20内側のボード2
1上に設けられ、本実施例では左右一対設けられている
即ち、前記ボード21上にはブラケット25a、25b
が設けられ、このうちエアシリンダ3寄りのブラケット
25aには回動レバー6aがその一端を介して枢支され
、また他方のブラケット25bには回動レバー6bがそ
の長手方向略中間部を介して枢支されている。
前記エアシリンダ3のロッド24先端には、クレビス2
6が取付けられ、該クレビス26の長手方向の略中間部
は前記回動レバー6bの長手方向略中間部に枢着されて
いる。
前記クレビス26の先端にはリンクロッド27の一端が
取付けられ、その他端は前記回動レバー6bの一端に連
結されて、前記ロッド24の進退によって回動レバー6
a、6bが連動して回動するようになっている。
警告用の標識7は前記回動レバー6a、6bに取付けら
れるもので、本実施例では前記回動レバー6a、6bの
各他端に所定の角度で固定されたポール28at28b
4、該ポール28a、28b間に張設された布片29と
からなっている。
前記ポール28a、28bは回動レバー6a、6bの回
動に伴って起倒するよ゛うになっており、ポール28a
、28bが起立した状態で前記布片29がフロントガラ
ス20を覆う如く拡げられるようになっている。
なお、その他図面において、Aはエアシリンダ3、回動
レバー6a、6b及び標識7の設置位置である。
以上の構成からなる装置によれば、荷台1が下降してい
る状態(通常の状態)では、第3図に示すように荷台1
の下端がリミットスイッチ2のレバー10を押し下げて
リミットスイッチ2をONの状態にしており、このリミ
ットスイッチ2の出力により電磁弁5の電磁石15が励
磁されて、前記ピストンバルブ13はスプリング14の
弾性力に抗して電磁石15方向に引き寄せられ、これに
よつ前記ポー)16.17間が連通して高圧エア源4か
らのエアがエア配管11を介してエアシリンダ3に送給
されている。
従って、ロッド24は前記リターンスプリング22の弾
性力に抗してシリンダ外方に押し出され、これによって
ポール28at28bは転倒し且つ布片29は畳まれた
状態になる。
これに対し、荷台1が上昇した状態では、第4図に示す
ように荷台1が下部によるレバー10の押し下げ状態が
解除されるので、リミットスイッチ2はOFFの状態に
なり、これに伴って電磁弁5の電磁石15の励磁も解か
れる。
このためピストンバルブ13は前記スプリング14の弾
性力によりエア通路を遮断し、この遮断と同時にピスト
ンバルブ13の切欠部19によってポート17とエア排
気ポート18間に連絡通路が形成され、エアシリンダ3
内のエアが前記エア排気ポート18から排出される。
このため、エアシリンダ3のロッド24はリターンスプ
リング22によってシリンダ内方に引き戻され、回動レ
バー6at6bが回動してポール28a、28bが起立
し、このポール28 a、 2 B b間の布片29が
フロントガラス20を覆うようにして拡げられ、運転者
の注意を喚起する。
このような運転者への警告用の標識7は、本実施例のよ
うな構成に限らず適宜な構成のものを採用し得ることは
言うまでもないが、本実施例のような構成にあっては、
ポール28av28bが起立した状態で標識7が運転者
の前方への視界を妨げ、運転を実質的に不可能ならしめ
るようにしてもよい。
また本実施例では、エアシリンダ3、回動レバー6及び
標識7を運転室9内のフロントガラス20内側のボード
21上に設けたものであが、これらの設置位置は運転室
9の内外で適宜定し得るものである。
さらに、その他構成においても、回動レバー6は1つ又
は3つ以上設けてもよく、またリミットスイッチ2の設
置位置も本実施例に限定されるものではない。
また本実施例は、荷台1の上昇によるリミットスイッチ
2のOFFによって警告用の標識7が掲示されるように
構成したものであるが、荷台1の上昇によってリミット
スイッチ2がONとなるようにし、これによって標識7
を掲示させるようにしてもよく、この場合には電磁石の
励磁によってエア通路を遮断するような電磁弁が採用さ
れる。
さらに、前記標識7の回動レバー6a、6bに対する取
付態様、より詳細には、ポール28a、28bの回動レ
バー6a、6bに対する取付角度によっては、エアシリ
ンダ3のロッド24が外方に押し出された時、つまり、
エア通路が開放された時にポール28av28bを起立
させるようにすることもでき、この場合には、荷台1が
上昇したときに電磁弁が開放されるようにリミットスイ
ッチ或は電磁弁の構成を適宜選択するものである。
以上述べた本考案の装置によれば、警告用の標識を運転
室内等に掲示せしめることが可能であって、このため据
付・点検等も安全且つ容易に行うことができ、しかもエ
ンジンの仕業・点検の邪魔となったり振動音が生じたり
することもなく、運転者に荷台が上昇中である旨を適確
に認識せしめることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の装置及びその取付状態を示す
もので、第1図は荷台を下降させた状態で示す説明図、
第2図は荷台を上昇させた状態で示す説明図である。 第3図及び第4図は本考案の装置及びその取付・作動状
態を示すもので、第3図は荷台を下降させた状態で示す
説明図、第4図は荷台を上昇させた状態で示す説明図で
ある。 図において、2はリミットスイッチ、3はエアシリンダ
、4は高圧エア源、5は電磁弁、6a。 6bは回動レバー、7は標識、11はエア配管、22は
リターンスプリング、24はロッドを各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台の昇降動作により作動するリミットスイッチと、リ
    ターンスプリングを内蔵し高圧エア源からのエア圧を駆
    動源として作動するエアシリンダと、前記高圧エア源と
    エアシリンダ間のエア配管途中に介在し前記リミットス
    イッチの出力により作動する電磁弁と、前記エアシリン
    ダのロッドにリンクし該ロッドの進退によって枢支部を
    中心に回動する回動レバーと、該回動レバーに固定され
    回動レバーの回動により起倒する警告用の標識を備えた
    ダンプカー運転警告装置。
JP12506480U 1980-09-04 1980-09-04 ダンプカ−運転警告装置 Expired JPS6021302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12506480U JPS6021302Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 ダンプカ−運転警告装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12506480U JPS6021302Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 ダンプカ−運転警告装置

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Publication Number Publication Date
JPS5748146U JPS5748146U (ja) 1982-03-17
JPS6021302Y2 true JPS6021302Y2 (ja) 1985-06-25

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ID=29485569

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JP12506480U Expired JPS6021302Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04 ダンプカ−運転警告装置

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