JPS6021230B2 - 金属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法 - Google Patents
金属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法Info
- Publication number
- JPS6021230B2 JPS6021230B2 JP10643877A JP10643877A JPS6021230B2 JP S6021230 B2 JPS6021230 B2 JP S6021230B2 JP 10643877 A JP10643877 A JP 10643877A JP 10643877 A JP10643877 A JP 10643877A JP S6021230 B2 JPS6021230 B2 JP S6021230B2
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- Japan
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- hot water
- pickling
- generator
- metal strip
- continuous annealing
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は競錨炉に酸洗装置、湯洗装置などを接続して
なる金属ストリップ連続鱗錨酸洗菱鷹の操業方法に関す
る。
なる金属ストリップ連続鱗錨酸洗菱鷹の操業方法に関す
る。
一般に鋼や銅合金などの金属ストリップのＡＰラインに
用いられる金属ストリップ連続燐鎚酸洗装置は、第１図
に示すように、椀鈍炉１の出口側に競鎚後のストリップ
酸化被膜除去用の酸洗装置２および酸洗液除去用の湯洗
装置３を接続してなる。
用いられる金属ストリップ連続燐鎚酸洗装置は、第１図
に示すように、椀鈍炉１の出口側に競鎚後のストリップ
酸化被膜除去用の酸洗装置２および酸洗液除去用の湯洗
装置３を接続してなる。
そして従来は操業時に鱗鎚炉１にはストリップの酸化防
止のため保護ガス発生装置４から保護ガスを供Ｖ給し、
また酸洗装置２および湯洗装置３の熱源としてボィラ５
から熱光操器６，７に蒸気を供Ｖ給して酸洗装置２の酸
洗液および濠洗装置３の洗浄水を６ぴ０前後の温度に加
熱している。（なお熱量としては湯洗装置３用に消費さ
れる方が多い。）従ってこの操業方法によると保護ガス
発生装置４とボィラ５をそれぞれ設鷹する必要があり、
設備費および運転費が高く、メンテナンスも手間がかか
る。また酸洗液および洗浄水の加熱のために系において
は、ボィラにおける熱損失や高温蒸気配管および熱交換
器における熱損失が大きく、熱効率が低い。この発明は
上記従釆の欠点を解消するもので、設備が簡素化され熱
効率も向上して、設備費および運転費が大中に節減され
る連続糠錨酸洗装置の操業方法を提供しようとするもの
である。
止のため保護ガス発生装置４から保護ガスを供Ｖ給し、
また酸洗装置２および湯洗装置３の熱源としてボィラ５
から熱光操器６，７に蒸気を供Ｖ給して酸洗装置２の酸
洗液および濠洗装置３の洗浄水を６ぴ０前後の温度に加
熱している。（なお熱量としては湯洗装置３用に消費さ
れる方が多い。）従ってこの操業方法によると保護ガス
発生装置４とボィラ５をそれぞれ設鷹する必要があり、
設備費および運転費が高く、メンテナンスも手間がかか
る。また酸洗液および洗浄水の加熱のために系において
は、ボィラにおける熱損失や高温蒸気配管および熱交換
器における熱損失が大きく、熱効率が低い。この発明は
上記従釆の欠点を解消するもので、設備が簡素化され熱
効率も向上して、設備費および運転費が大中に節減され
る連続糠錨酸洗装置の操業方法を提供しようとするもの
である。
しかしてこの発明の特徴とするところは、燃料を燃焼し
て温水を発生する温水発生装置により得た温水を酸洗菱
贋と濠洗装置のうちの少なくとも一方などの熱源として
用いるとともに、上記温水発生装置の排ガスを蛾錨炉の
保護ガスとして用いることにある。以下第２図および第
３図によってこの発明の一実施例を説明する。第２図は
本発明方法を適用した金属ストリップ連続燐鈍酸洗装置
の系統図を示し、第１図と同様に１は競錨炉、２は酸洗
装置、３は湯洗装置である。
て温水を発生する温水発生装置により得た温水を酸洗菱
贋と濠洗装置のうちの少なくとも一方などの熱源として
用いるとともに、上記温水発生装置の排ガスを蛾錨炉の
保護ガスとして用いることにある。以下第２図および第
３図によってこの発明の一実施例を説明する。第２図は
本発明方法を適用した金属ストリップ連続燐鈍酸洗装置
の系統図を示し、第１図と同様に１は競錨炉、２は酸洗
装置、３は湯洗装置である。
８は温水発生装置で、プロパンやブタンなどの燃料ガス
を空気と一定比率で混合して燃焼させて、７び○前後の
温水を発生するものである。
を空気と一定比率で混合して燃焼させて、７び○前後の
温水を発生するものである。
この温水発生装置８により得られた温水の一部は熱交換
器９に供Ｖ給して酸洗液を加熱するのに用い、他は直接
湯洗装置３に供ｖ給して洗浄温水として用いる。一方温
水発生装置８における燃料ガスの燃焼による排ガスを暁
雛炉１に供Ｖ給して保護ガスとして使用するのである。
なお焼山鋤炉１において必要とされる保護ガスの組成は
金属ストリップの材質や用途などによって決まるので、
その所定の組成の排ガスを得るように温水発生装置８に
おいて空燃比の調整をおこなう。第３図は上記の温水発
生装置８の具体例を示すものである。
器９に供Ｖ給して酸洗液を加熱するのに用い、他は直接
湯洗装置３に供ｖ給して洗浄温水として用いる。一方温
水発生装置８における燃料ガスの燃焼による排ガスを暁
雛炉１に供Ｖ給して保護ガスとして使用するのである。
なお焼山鋤炉１において必要とされる保護ガスの組成は
金属ストリップの材質や用途などによって決まるので、
その所定の組成の排ガスを得るように温水発生装置８に
おいて空燃比の調整をおこなう。第３図は上記の温水発
生装置８の具体例を示すものである。
図中、８はスクラバー式の温水発生装置で、１川まその
タンク、１１はタンクの温水出口、１２はタンク上部に
設けられたバーナ、１３は噴射ノズル、１４は循環用ポ
ンプ、１５は燃料ガス供孫台源に接続された燃料配管、
１６は燃焼空気用送風機である。冷水弁１７を通って冷
水ノズル１８よりタンク１０内へ噴射された冷水は、バ
ーナ１２における燃料ガスの燃焼による高温の燃焼ガス
により直接加熱され、タンク１０内に溜った水は噴射ノ
ズル１３からの噴射を繰返して更に加熱される。タンク
１０内の温水の温度は温度検出器１９により検出され、
温度調節計２０によって設定温度との偏差に応じて空気
流量調節弁２１の開閉をおこない温水温度を一定値に制
御する。一方バーナ１２における燃焼による排ガスの組
成を保護カスとしての所望の組成とするために、燃焼用
空気流量に応じてバランスレギュレ−夕２２により燃料
流量を調節し、所定の空燃比を維持する。このようにし
て得た一定組成の５０３０前後の保護ガスを焼鎚炉１に
発熱朝杉ガスとして供給するのである。なお保護ガスの
用途によって除湿装置２３を通して霧点を下げることも
ある。第３図の実施例ではノズルから噴射された水を高
温燃焼ガスにより直接加熱するので熱効率はほぼ１００
％に近い。なおこのスクラバー式溢水発生装置のかわり
に水中バーナを用いた温水発生装置を用いてもよく、こ
の場合も同様に高い熱効率が得られる。なおこれらの形
式以外のいわゆる熱効率の低に温水発生装置を用いても
、水の加熱に役立た‘まかつた熱量は排ガスの顕熱とし
て焼鎚炉内に供給されることにより競錨炉における燃料
節約に役立つので、大気中に高温の排ガスを放出するボ
ィラを使用するのに比べ総合的な熱効率は向上するので
ある。また上記実施例において得られた排ガスをさらに
ＣＱ除去装置を通せば精製発熱形保護ガスとして競錨炉
に供Ｖ給することができる。
タンク、１１はタンクの温水出口、１２はタンク上部に
設けられたバーナ、１３は噴射ノズル、１４は循環用ポ
ンプ、１５は燃料ガス供孫台源に接続された燃料配管、
１６は燃焼空気用送風機である。冷水弁１７を通って冷
水ノズル１８よりタンク１０内へ噴射された冷水は、バ
ーナ１２における燃料ガスの燃焼による高温の燃焼ガス
により直接加熱され、タンク１０内に溜った水は噴射ノ
ズル１３からの噴射を繰返して更に加熱される。タンク
１０内の温水の温度は温度検出器１９により検出され、
温度調節計２０によって設定温度との偏差に応じて空気
流量調節弁２１の開閉をおこない温水温度を一定値に制
御する。一方バーナ１２における燃焼による排ガスの組
成を保護カスとしての所望の組成とするために、燃焼用
空気流量に応じてバランスレギュレ−夕２２により燃料
流量を調節し、所定の空燃比を維持する。このようにし
て得た一定組成の５０３０前後の保護ガスを焼鎚炉１に
発熱朝杉ガスとして供給するのである。なお保護ガスの
用途によって除湿装置２３を通して霧点を下げることも
ある。第３図の実施例ではノズルから噴射された水を高
温燃焼ガスにより直接加熱するので熱効率はほぼ１００
％に近い。なおこのスクラバー式溢水発生装置のかわり
に水中バーナを用いた温水発生装置を用いてもよく、こ
の場合も同様に高い熱効率が得られる。なおこれらの形
式以外のいわゆる熱効率の低に温水発生装置を用いても
、水の加熱に役立た‘まかつた熱量は排ガスの顕熱とし
て焼鎚炉内に供給されることにより競錨炉における燃料
節約に役立つので、大気中に高温の排ガスを放出するボ
ィラを使用するのに比べ総合的な熱効率は向上するので
ある。また上記実施例において得られた排ガスをさらに
ＣＱ除去装置を通せば精製発熱形保護ガスとして競錨炉
に供Ｖ給することができる。
次にこの発明の効果のうち、運転費節約の具体例をあげ
る。
る。
銅および銅合金ストリップを毎時１１．５トン処理する
蓮続焼鎚酸洗装置において、ＬＰＧを燃料として２０ｑ
ｏの冷水を加熱し７０℃の温水を毎分１００そ発生する
スクラバー式の温水発生装置を用いて、温水を酸洗装置
および傷洗装置の熱源として用い、排ガスを燐鈍炉の保
護ガスとして用いた。
蓮続焼鎚酸洗装置において、ＬＰＧを燃料として２０ｑ
ｏの冷水を加熱し７０℃の温水を毎分１００そ発生する
スクラバー式の温水発生装置を用いて、温水を酸洗装置
および傷洗装置の熱源として用い、排ガスを燐鈍炉の保
護ガスとして用いた。
この温水発生装置のＬＰＧ使用量は毎時２５ｋ９で、従
来のボィラに比べて毎時約１０ｋ９の燃料節約となる。
一方燐鈍炉の必要保護ガス量は毎時２３０Ｎめであるが
、前記溢水発生装置から発生する排ガス量はそれを上ま
わるので、従来の保護ガス発生装置を使用していたとき
の燃料（ＬＰＧ）毎時２４．２ｋ９がそのまま節約量と
なる。この結果溢水用および保護ガス用合わせて毎時約
３４ｋ９の燃料が節約され、ＡＰラインの年間稼動時間
は７２０畑時間に及ぶので、年間２４４トンという大中
な燃料節約が達成された。なお本発明はたて形の暁鎚炉
を用いた金属ストリップ連続暁鎚酸洗装置にも適用でき
ることは明らかである。また酸洗装置、湯洗装置以外に
焼鈍前あるいは濠洗後のストリップ乾燥のための乾燥装
置をそなえたＡＰラインの場合は、これらの乾燥装置用
の温風を得る熱源として本発明における温水発生装置に
より得た温水を用いるようにしてもよい。
来のボィラに比べて毎時約１０ｋ９の燃料節約となる。
一方燐鈍炉の必要保護ガス量は毎時２３０Ｎめであるが
、前記溢水発生装置から発生する排ガス量はそれを上ま
わるので、従来の保護ガス発生装置を使用していたとき
の燃料（ＬＰＧ）毎時２４．２ｋ９がそのまま節約量と
なる。この結果溢水用および保護ガス用合わせて毎時約
３４ｋ９の燃料が節約され、ＡＰラインの年間稼動時間
は７２０畑時間に及ぶので、年間２４４トンという大中
な燃料節約が達成された。なお本発明はたて形の暁鎚炉
を用いた金属ストリップ連続暁鎚酸洗装置にも適用でき
ることは明らかである。また酸洗装置、湯洗装置以外に
焼鈍前あるいは濠洗後のストリップ乾燥のための乾燥装
置をそなえたＡＰラインの場合は、これらの乾燥装置用
の温風を得る熱源として本発明における温水発生装置に
より得た温水を用いるようにしてもよい。
以上説明したように、この発明によると従来のボィラと
保護ガス発生装置のかわりに温水発生装置を設けるだけ
でよいので、熱効率が向上することとあいまって、設備
費および運転費が大中に節約され、メンテナンスの手間
も減る。
保護ガス発生装置のかわりに温水発生装置を設けるだけ
でよいので、熱効率が向上することとあいまって、設備
費および運転費が大中に節約され、メンテナンスの手間
も減る。
第１図は従来の操業方法を示す金属ストリップ連続嬢鎚
酸洗装置の系統図、第２図はこの発明の方法の実施態様
を示す第１図相当図、第３図は第２図の温水発生装置の
一例を示す系統図である。 １・・・競鈍炉、２…酸洗装置、３・・・湯洗装置、８
・・・温水発生装置、９・・・熱交換器、１０・・・タ
ンク、１２…バーナ。 姿ｒ図 第２図 第３図
酸洗装置の系統図、第２図はこの発明の方法の実施態様
を示す第１図相当図、第３図は第２図の温水発生装置の
一例を示す系統図である。 １・・・競鈍炉、２…酸洗装置、３・・・湯洗装置、８
・・・温水発生装置、９・・・熱交換器、１０・・・タ
ンク、１２…バーナ。 姿ｒ図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 焼鈍炉に酸洗装置および湯洗装置を接続してなる金
属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置において、燃料を燃焼し
て温水を発生する温水発生装置により得た温水を上記酸
洗装置と湯洗装置のうちの少なくとも一方の熱源として
用いるとともに、上記温水発生装置の排ガスを上記焼鈍
炉の保護ガスとして用いることを特徴とする金属ストリ
ツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10643877A JPS6021230B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 金属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10643877A JPS6021230B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 金属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5440234A JPS5440234A (en) | 1979-03-29 |
| JPS6021230B2 true JPS6021230B2 (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=14433636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10643877A Expired JPS6021230B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 金属ストリツプ連続焼鈍酸洗装置の操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021230B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59217696A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-07 | Hitachi Cable Ltd | 液相結晶成長装置 |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP10643877A patent/JPS6021230B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5440234A (en) | 1979-03-29 |
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