JPS6347770B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347770B2 JPS6347770B2 JP55154285A JP15428580A JPS6347770B2 JP S6347770 B2 JPS6347770 B2 JP S6347770B2 JP 55154285 A JP55154285 A JP 55154285A JP 15428580 A JP15428580 A JP 15428580A JP S6347770 B2 JPS6347770 B2 JP S6347770B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- radiant tube
- tube burner
- heating
- electric heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無酸化雰囲気中で熱処理する装置の稼
動方法に関するもので、省エネルギ及び省資源、
省設備を目的とするものである。
動方法に関するもので、省エネルギ及び省資源、
省設備を目的とするものである。
雰囲気熱処理炉の加熱源として従来からラジア
ントチユーブバーナや電熱ヒータが採用されてお
るが、、その加熱室へは従来、該炉体とは別に設
けられた雰囲気ガス発生装置から雰囲気ガスを送
給するのが一般的であつた。この雰囲気ガス発生
装置は周知のように灯油やLPG、LNGなどの、
良質の燃料を燃焼室内で不完全燃焼させその高温
の発生ガスをクーラにより急冷し、水分を除去し
て所定のガス組成、露点とした約５℃の雰囲気ガ
スを加熱室に送給するもので、炉内へ送給された
雰囲気ガスは前記電熱ヒータ等の熱源により加熱
され所定の光輝又は無酸化熱処理が行なわれてい
た。
ントチユーブバーナや電熱ヒータが採用されてお
るが、、その加熱室へは従来、該炉体とは別に設
けられた雰囲気ガス発生装置から雰囲気ガスを送
給するのが一般的であつた。この雰囲気ガス発生
装置は周知のように灯油やLPG、LNGなどの、
良質の燃料を燃焼室内で不完全燃焼させその高温
の発生ガスをクーラにより急冷し、水分を除去し
て所定のガス組成、露点とした約５℃の雰囲気ガ
スを加熱室に送給するもので、炉内へ送給された
雰囲気ガスは前記電熱ヒータ等の熱源により加熱
され所定の光輝又は無酸化熱処理が行なわれてい
た。
このように従来、この種の熱処理装置は雰囲気
ガス発生装置が熱処理炉本体とは別途に必要であ
つたし、その雰囲気ガス発生用の燃料費やクーラ
で消費される冷却水等の稼動経費を必要とするも
のであつた。
ガス発生装置が熱処理炉本体とは別途に必要であ
つたし、その雰囲気ガス発生用の燃料費やクーラ
で消費される冷却水等の稼動経費を必要とするも
のであつた。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、熱エネ
ルギの合理的使用によつて省エネルギのみならず
省資源、省設備を可能ならしめたものである。
ルギの合理的使用によつて省エネルギのみならず
省資源、省設備を可能ならしめたものである。
そのために本発明の熱処理装置の稼動方法は、
加熱室内にラジアントチユーブバーナを設けて該
ラジアントチユーブバーナで燃料を空気不足状態
で不完全燃焼させ、その不完全燃焼により得られ
た無酸化性雰囲気ガスをクーラ、除湿装置に通し
て冷却し水分を除去して該加熱室に送給すると共
に、該加熱室内に電熱ヒータまたは加熱専用のラ
ジアントチユーブバーナを併設して該電熱ヒータ
の発熱量または該加熱専用ラジアントチユーブバ
ーナの燃焼量を調節することにより該加熱室内の
温度を制御するようにしたことを特徴としたもの
である。
加熱室内にラジアントチユーブバーナを設けて該
ラジアントチユーブバーナで燃料を空気不足状態
で不完全燃焼させ、その不完全燃焼により得られ
た無酸化性雰囲気ガスをクーラ、除湿装置に通し
て冷却し水分を除去して該加熱室に送給すると共
に、該加熱室内に電熱ヒータまたは加熱専用のラ
ジアントチユーブバーナを併設して該電熱ヒータ
の発熱量または該加熱専用ラジアントチユーブバ
ーナの燃焼量を調節することにより該加熱室内の
温度を制御するようにしたことを特徴としたもの
である。
以下に本発明の実施例を説明する。
第１図に示した熱処理装置において、１は加熱
室、２は冷却室、３は該加熱室１内に設けられた
ラジアントチユーブバーナ、４は該ラジアントチ
ユーブバーナと伴に加熱室１内に併設された電熱
ヒータである。また、５は熱交換器、６はクー
ラ、７は除湿器、８は冷凍機を示す。ラジアント
チユーブバーナ３では燃料が空気不足の状態（即
ち空燃比１以下）で燃焼されて、水分を除去した
後の組成がCO、H2が夫々0.5〜８％、CO2が９〜
13％、残りがN2で酸素が零の組成の無酸化雰囲
気ガスが得られる。そしてその際発生する燃焼熱
はラジアントチユーブの表面から加熱室１内に放
射されて被熱物（図示せず）を加熱する。一方そ
の無酸化性雰囲気ガスはダクト９に集められ調節
弁１０を通て熱交換器５に導びかれて冷却されさ
らにクーラ６によつて40℃程度まで冷却される。
そして除湿装置７にて水分が除去されさらに冷凍
機８を通過して約４℃まで冷却される。その低温
の無酸化性雰囲気ガスは一部が調節弁１１、ダク
ト１２を通つて前記冷却室２へ送給されると共
に、残りの低温ガスは調節弁１３を通つて前記該
熱交換器５に導びかれ該熱交換器５の冷却媒体と
して使用されることによつて温度を高くしてから
ダクト１４を通り加熱室１に送給される。加熱室
１内の被熱物は前記したようにラジアントチユー
ブバーナ３の放射熱によつて加熱されるが、電熱
ヒータ４の発熱量を調節することで加熱室内の温
度は容易に制御される。また、ラジアントチユー
ブバーナ３による廃ガスの発生量が加熱室１及び
冷却室２での必要量を上回る場合には調節弁１５
を通して煙突１６から排棄されその際給気管１７
から廃ガス中の未然分を完全燃焼させるため空気
が補給される。
室、２は冷却室、３は該加熱室１内に設けられた
ラジアントチユーブバーナ、４は該ラジアントチ
ユーブバーナと伴に加熱室１内に併設された電熱
ヒータである。また、５は熱交換器、６はクー
ラ、７は除湿器、８は冷凍機を示す。ラジアント
チユーブバーナ３では燃料が空気不足の状態（即
ち空燃比１以下）で燃焼されて、水分を除去した
後の組成がCO、H2が夫々0.5〜８％、CO2が９〜
13％、残りがN2で酸素が零の組成の無酸化雰囲
気ガスが得られる。そしてその際発生する燃焼熱
はラジアントチユーブの表面から加熱室１内に放
射されて被熱物（図示せず）を加熱する。一方そ
の無酸化性雰囲気ガスはダクト９に集められ調節
弁１０を通て熱交換器５に導びかれて冷却されさ
らにクーラ６によつて40℃程度まで冷却される。
そして除湿装置７にて水分が除去されさらに冷凍
機８を通過して約４℃まで冷却される。その低温
の無酸化性雰囲気ガスは一部が調節弁１１、ダク
ト１２を通つて前記冷却室２へ送給されると共
に、残りの低温ガスは調節弁１３を通つて前記該
熱交換器５に導びかれ該熱交換器５の冷却媒体と
して使用されることによつて温度を高くしてから
ダクト１４を通り加熱室１に送給される。加熱室
１内の被熱物は前記したようにラジアントチユー
ブバーナ３の放射熱によつて加熱されるが、電熱
ヒータ４の発熱量を調節することで加熱室内の温
度は容易に制御される。また、ラジアントチユー
ブバーナ３による廃ガスの発生量が加熱室１及び
冷却室２での必要量を上回る場合には調節弁１５
を通して煙突１６から排棄されその際給気管１７
から廃ガス中の未然分を完全燃焼させるため空気
が補給される。
第２図は上記第１図の熱処理装置の電熱ヒータ
４に替えて加熱専用のラジアントチユーブバーナ
１８を加熱室１内に併設したものであり、１８′
はその燃焼用空気を予熱するため各ラジアントチ
ユーブの廃ガス出口部に形成されたレキユベレー
タ、１９は廃ガス集合ダクトを示す。この第２図
の装置では加熱専用のラジアントチユーブバーナ
１８の燃焼を調節することにより加熱室１内の温
度が制御される。そしてこの場合加熱室１内の温
度が前記雰囲気ガス生成用のラジアントチユーブ
バーナ３の放射熱のみでもなお高すぎるときには
該ラジアントチユーブバーナ１８内に冷却空気を
送入させて該加熱室１内の温度を下げるよう制御
することも可能である。
４に替えて加熱専用のラジアントチユーブバーナ
１８を加熱室１内に併設したものであり、１８′
はその燃焼用空気を予熱するため各ラジアントチ
ユーブの廃ガス出口部に形成されたレキユベレー
タ、１９は廃ガス集合ダクトを示す。この第２図
の装置では加熱専用のラジアントチユーブバーナ
１８の燃焼を調節することにより加熱室１内の温
度が制御される。そしてこの場合加熱室１内の温
度が前記雰囲気ガス生成用のラジアントチユーブ
バーナ３の放射熱のみでもなお高すぎるときには
該ラジアントチユーブバーナ１８内に冷却空気を
送入させて該加熱室１内の温度を下げるよう制御
することも可能である。
以上実施例について説明したように、本発明に
係る熱処理装置の稼動方法によれば、無酸化性雰
囲気ガス生成のためのラジアントチユーブバーナ
における燃料の燃焼熱を加熱室にて被熱物の加熱
に有効に利用するので省エネルギ効果が極めて大
きいと共に、雰囲気ガス発生装置を別途に設ける
設備費やスペースが軽減される。
係る熱処理装置の稼動方法によれば、無酸化性雰
囲気ガス生成のためのラジアントチユーブバーナ
における燃料の燃焼熱を加熱室にて被熱物の加熱
に有効に利用するので省エネルギ効果が極めて大
きいと共に、雰囲気ガス発生装置を別途に設ける
設備費やスペースが軽減される。
また加熱室内に電熱ヒータまたは加熱専用のラ
ジアントチユーブバーナを併設し該電熱ヒータの
発熱量または該加熱専用ラジアントチユーブバー
ナの燃焼量を調節することにより該加熱室内の温
度を制御するようにしたので、該加熱室内の無酸
化性雰囲気ガスの濃度と該加熱室内の温度とを別
個に調節できる。このため常に被熱物の処理目的
に応じた温度制御および雰囲気ガス組成制御がで
き所期の熱処理を低コストで行なわしめる利点を
有するものである。
ジアントチユーブバーナを併設し該電熱ヒータの
発熱量または該加熱専用ラジアントチユーブバー
ナの燃焼量を調節することにより該加熱室内の温
度を制御するようにしたので、該加熱室内の無酸
化性雰囲気ガスの濃度と該加熱室内の温度とを別
個に調節できる。このため常に被熱物の処理目的
に応じた温度制御および雰囲気ガス組成制御がで
き所期の熱処理を低コストで行なわしめる利点を
有するものである。
第１図及び第２図はいずれも本発明に係る熱処
理装置の系統図である。 １……加熱室、２……冷却室、３……ラジアン
トチユーブバーナ、４……電熱ヒータ、５……熱
交換器、６……クーラ、７……除湿器、８……冷
凍機、１８……加熱専用のラジアントチユーブバ
ーナ。
理装置の系統図である。 １……加熱室、２……冷却室、３……ラジアン
トチユーブバーナ、４……電熱ヒータ、５……熱
交換器、６……クーラ、７……除湿器、８……冷
凍機、１８……加熱専用のラジアントチユーブバ
ーナ。
Claims (1)
- １ 加熱室内にラジアントチユーブバーナを設け
て該ラジアントチユーブバーナで燃料を空気不足
状態で不完全燃焼させ、その不完全燃焼により得
られた無酸化性雰囲気ガスをクーラ、除湿装置に
通して冷却し水分を除去して該加熱室に送給する
と共に、該加熱室に電熱ヒータまたは加熱専用の
ラジアントチユーブバーナを併設して該電熱ヒー
タの発熱量または該加熱専用ラジアントチユーブ
バーナの燃焼量を調節することにより該加熱室内
の温度を制御するようにしたことを特徴とする熱
処理装置の稼動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15428580A JPS5779110A (en) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | Operating method for heat treatment device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15428580A JPS5779110A (en) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | Operating method for heat treatment device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5779110A JPS5779110A (en) | 1982-05-18 |
| JPS6347770B2 true JPS6347770B2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=15580799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15428580A Granted JPS5779110A (en) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | Operating method for heat treatment device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5779110A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6167715A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-07 | Ngk Insulators Ltd | 雰囲気炉 |
| JPS6260816A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-17 | Daido Steel Co Ltd | 炉内温度コントロ−ル方法 |
| JPS6339149U (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-14 | ||
| DE102007048213B4 (de) * | 2007-10-08 | 2009-12-24 | Hans Runkel | Vorrichtung zur Wärmerückgewinnung bei indirekt, mit einer Mehrzahl von Strahlrohrbrennern beheizten Öfen |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042094A (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-16 | ||
| JPS55122819A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-20 | Hitachi Ltd | Heat treatment furnace |
-
1980
- 1980-11-01 JP JP15428580A patent/JPS5779110A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042094A (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-16 | ||
| JPS55122819A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-20 | Hitachi Ltd | Heat treatment furnace |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5779110A (en) | 1982-05-18 |
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