JPS5819384A - コ−クス炉の加熱方法 - Google Patents
コ−クス炉の加熱方法Info
- Publication number
- JPS5819384A JPS5819384A JP11828381A JP11828381A JPS5819384A JP S5819384 A JPS5819384 A JP S5819384A JP 11828381 A JP11828381 A JP 11828381A JP 11828381 A JP11828381 A JP 11828381A JP S5819384 A JPS5819384 A JP S5819384A
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- coke
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコークス炉の加熱方法に関する。
第１図を参照して、従来からのコークス炉においては、
矢符１で示すように常温の燃料ガスがコークス炉２に供
給されるとともに、矢符３で示すよう１に空気が常温で
供給される。またコークス炉２の炭室には矢符４で示す
ように石炭が供給され、前記燃料ガスの燃焼熱によって
前記石炭が乾留されてコークスが生成する。このコーク
スは矢符５で示すように消火塔６で水冷されて取り出さ
れる。
矢符１で示すように常温の燃料ガスがコークス炉２に供
給されるとともに、矢符３で示すよう１に空気が常温で
供給される。またコークス炉２の炭室には矢符４で示す
ように石炭が供給され、前記燃料ガスの燃焼熱によって
前記石炭が乾留されてコークスが生成する。このコーク
スは矢符５で示すように消火塔６で水冷されて取り出さ
れる。
一方、コークス炉ガスは矢符７で示すように上昇管８お
よびコンデンサ９を経て排出される。
よびコンデンサ９を経て排出される。
このようなコークス炉において、燃料ガスおよび空気は
蓄熱室内で燃焼排ガスとの熱交換により予熱され、した
がって矢符１ｏで示すようにコークス炉２から排出され
る燃焼排ガスの温度は２゜０〜２５０°Ｃまで降温する
。そのため、脱硝装置１１に導入して脱硝するためには
脱硝触媒を活性化温度に維持すべく、矢符１２で示すよ
うにコークス炉ガスなどの燃料によって前記燃焼排ガス
を再加熱していた。そ”の結果、燃焼排ガス量が増大し
、しかも比較的排ガス温度が低いので燃焼排ガスの保有
熱量が無駄に捨てられている。なお、コークス炉に装入
する石炭の乾燥および予熱のために、燃料ガスの燃焼熱
を利用している場合もあるが、その場合にも前述と同様
に燃焼排ガスからの熱回収はなされていない。したがっ
て全体としての熱効率が劣っていた。
蓄熱室内で燃焼排ガスとの熱交換により予熱され、した
がって矢符１ｏで示すようにコークス炉２から排出され
る燃焼排ガスの温度は２゜０〜２５０°Ｃまで降温する
。そのため、脱硝装置１１に導入して脱硝するためには
脱硝触媒を活性化温度に維持すべく、矢符１２で示すよ
うにコークス炉ガスなどの燃料によって前記燃焼排ガス
を再加熱していた。そ”の結果、燃焼排ガス量が増大し
、しかも比較的排ガス温度が低いので燃焼排ガスの保有
熱量が無駄に捨てられている。なお、コークス炉に装入
する石炭の乾燥および予熱のために、燃料ガスの燃焼熱
を利用している場合もあるが、その場合にも前述と同様
に燃焼排ガスからの熱回収はなされていない。したがっ
て全体としての熱効率が劣っていた。
本発すは１上述の技術的課題を解決し、熱効率を向上し
たコークス炉の加熱方法を提供することを目的とする。
たコークス炉の加熱方法を提供することを目的とする。
以下、図面によって本発明の詳細な説明する。
第２図は本発明の一実施例の系統図である。蓄熱室を備
えるコークス炉１５には、燃料ガスが矢符１６で示すよ
うに供給されるとともに、空気が矢符１７で示すように
供給される。しかも前記燃料ガスは生成コークスとの熱
交換によって予熱され、前記空気としてはガスタービン
の排ガスが用いられる。一方へコークス炉１５からの燃
焼排ガスは脱硝触媒が充分機能する温度たとえば３５０
°○でコークス炉１５から矢符１８で示すように排出さ
れ、脱硝処理された後、矢符１９で示すように装入され
る石炭の乾燥および予熱に用いられる。
えるコークス炉１５には、燃料ガスが矢符１６で示すよ
うに供給されるとともに、空気が矢符１７で示すように
供給される。しかも前記燃料ガスは生成コークスとの熱
交換によって予熱され、前記空気としてはガスタービン
の排ガスが用いられる。一方へコークス炉１５からの燃
焼排ガスは脱硝触媒が充分機能する温度たとえば３５０
°○でコークス炉１５から矢符１８で示すように排出さ
れ、脱硝処理された後、矢符１９で示すように装入され
る石炭の乾燥および予熱に用いられる。
燃料ガスは乾式消火装置２０において、矢符２１で示す
ようにコークス炉１５から排出される生成コークスと熱
交換して加熱される。コークスはたとえば１０００°０
でコークス炉１５から排出され、乾式消火装置２０でた
とえば１５００程度まで冷却される。燃料ガスはたとえ
ば２０°Ｃで供給され、乾式消火装置２０において約８
００００まで昇温される。この昇温された燃料ガスはボ
イラ２２を介してコークス炉１５に導かれる。ボイラ２
２では矢符２３で示す高圧蒸気と、矢符２４で示す低圧
蒸気とが発生し、燃料ガスは約２００°Ｃまで降温して
コークス炉１５に導入される。
ようにコークス炉１５から排出される生成コークスと熱
交換して加熱される。コークスはたとえば１０００°０
でコークス炉１５から排出され、乾式消火装置２０でた
とえば１５００程度まで冷却される。燃料ガスはたとえ
ば２０°Ｃで供給され、乾式消火装置２０において約８
００００まで昇温される。この昇温された燃料ガスはボ
イラ２２を介してコークス炉１５に導かれる。ボイラ２
２では矢符２３で示す高圧蒸気と、矢符２４で示す低圧
蒸気とが発生し、燃料ガスは約２００°Ｃまで降温して
コークス炉１５に導入される。
矢符２５で示すように供給される約２０°Ｃの空気はガ
スタービン発電装置２６において、矢符２７で示す燃料
ガスの燃焼用空気として用いられ、ガスタービン発電装
置２６で電力が発生する。このガスタービン発電装置２
６における燃焼温度はたとえば１０００ｏに選ばれてお
り、ガスタービン発電装ｆｉ２６からの排ガスはたとえ
ば約５００８０である。この排ガスは酸素を多量にたと
えば１６％程度含んでおり、ボイラ２８に導かれる。ボ
イラ２８においては、矢符２９で示す高圧蒸気と、矢符
３０で示す低圧蒸気とが得られ、前記排ガスは約２００
００で導出されてコークス炉１５に矢符１７で示すよう
に供給される。
スタービン発電装置２６において、矢符２７で示す燃料
ガスの燃焼用空気として用いられ、ガスタービン発電装
置２６で電力が発生する。このガスタービン発電装置２
６における燃焼温度はたとえば１０００ｏに選ばれてお
り、ガスタービン発電装ｆｉ２６からの排ガスはたとえ
ば約５００８０である。この排ガスは酸素を多量にたと
えば１６％程度含んでおり、ボイラ２８に導かれる。ボ
イラ２８においては、矢符２９で示す高圧蒸気と、矢符
３０で示す低圧蒸気とが得られ、前記排ガスは約２００
００で導出されてコークス炉１５に矢符１７で示すよう
に供給される。
なおＳボイラ２２，２８で得られた高圧蒸気は、蒸気タ
ービン発電装置３１に供給され、この蒸気タービン発電
装置３１からも電力が得られる。
ービン発電装置３１に供給され、この蒸気タービン発電
装置３１からも電力が得られる。
前記燃料ガスと前記酸素を長短に含む排ガスとがコーク
ス炉１５に供給されて燃焼することにより、石炭が乾留
され、それによって生成した約１０００°０のコークス
は乾式消火装＠２０で冷却される。またコークス炉ガス
は矢符３２で示すようにたとえば約８００°Ｃでコーク
ス炉１５から排出されて上昇管３３に至り、この上昇管
３３でたとえば約８５０に冷却された後、コンデンサ３
４に導入される。このコンデンサ３４では、コークス炉
ガスはたとえば約３０°０まで冷却されて取り出される
。
ス炉１５に供給されて燃焼することにより、石炭が乾留
され、それによって生成した約１０００°０のコークス
は乾式消火装＠２０で冷却される。またコークス炉ガス
は矢符３２で示すようにたとえば約８００°Ｃでコーク
ス炉１５から排出されて上昇管３３に至り、この上昇管
３３でたとえば約８５０に冷却された後、コンデンサ３
４に導入される。このコンデンサ３４では、コークス炉
ガスはたとえば約３０°０まで冷却されて取り出される
。
コークス炉１５からの燃焼排ガスは、脱硝処理に支障の
ない程度の温度たとえば約３５００で脱硝装置３７に導
入される。この脱硝装置３７で脱硝処理された燃焼排、
ガスは石炭乾燥予熱装置３６に導かれる。石炭乾燥予熱
装置３６においては、前記燃焼排ガスの顕熱および矢符
３５で示すように供給される燃料ガスの燃焼熱によって
石炭が乾燥および予熱される。したがって、約２００で
供給される石炭がたとえば約２００°ｏｌで昇温されて
コークス炉１５に投入される。
ない程度の温度たとえば約３５００で脱硝装置３７に導
入される。この脱硝装置３７で脱硝処理された燃焼排、
ガスは石炭乾燥予熱装置３６に導かれる。石炭乾燥予熱
装置３６においては、前記燃焼排ガスの顕熱および矢符
３５で示すように供給される燃料ガスの燃焼熱によって
石炭が乾燥および予熱される。したがって、約２００で
供給される石炭がたとえば約２００°ｏｌで昇温されて
コークス炉１５に投入される。
第３図を参照して上述のように構成されたツー５クス炉
の熱収支の一例を説明する。第３図において、参照符Ｑ
工１〜Ｑ工６は入熱量を示し、参照符ＱＯＩ〜Ｑ０１６
は出熱鈑を示す。しかも各参照符Ｑ工１〜Ｑ工６、Ｑ０
１〜ＱＯ１６は第１表および第２表に示す熱量である。
の熱収支の一例を説明する。第３図において、参照符Ｑ
工１〜Ｑ工６は入熱量を示し、参照符ＱＯＩ〜Ｑ０１６
は出熱鈑を示す。しかも各参照符Ｑ工１〜Ｑ工６、Ｑ０
１〜ＱＯ１６は第１表および第２表に示す熱量である。
第 １ 表
第 ２ 表
たとえばコークス炉１５で必要な熱量を石炭１トン当り
６．ＯＸ １０ ｋｃａｌ とすると−前述の各熱
ｆｌＱ工１〜Ｑ工６、Ｑｏ１〜Ｑｏ１６の値はたとえば
第３表および第４表に示すようになる。
６．ＯＸ １０ ｋｃａｌ とすると−前述の各熱
ｆｌＱ工１〜Ｑ工６、Ｑｏ１〜Ｑｏ１６の値はたとえば
第３表および第４表に示すようになる。
第 表
第 ４ 表
このように、本件加熱方法によれば、燃焼排ガスによっ
て持去られる熱量ＱＯ４が比較的低く抑えられ、しかも
得られる電力量ＱＯ１５が比較的大となる。したがって
熱効率が向上する。
て持去られる熱量ＱＯ４が比較的低く抑えられ、しかも
得られる電力量ＱＯ１５が比較的大となる。したがって
熱効率が向上する。
本発明の他の実施例として、ガスタービン発電装置２６
および石炭乾燥予熱装置３６に供給されαＱ る燃料ガスとして、コークス炉１５で得られたコークス
炉ガスを用いてもよい。
および石炭乾燥予熱装置３６に供給されαＱ る燃料ガスとして、コークス炉１５で得られたコークス
炉ガスを用いてもよい。
上述のごとく本発明によれば、加熱用燃料ガスおよび空
気を予熱してコークス炉に供給するとともに１燃焼排ガ
スの温夏を脱硝処理に支障のない程度に維持するように
したので、熱効率を向上させることができる。
気を予熱してコークス炉に供給するとともに１燃焼排ガ
スの温夏を脱硝処理に支障のない程度に維持するように
したので、熱効率を向上させることができる。
第１図は従来技術を示す系統図、第２図は本発明の一実
施例の系統図、第３図は第２図の熱収支を示す図である
。ユ １５・・・コークス炉、２０・・・乾式消火装置、２６
・・・ガスタービン発電装置、３３・・・脱硝装置代理
人 弁理士 西教圭一部 ｓ１図 第２図 第３図
施例の系統図、第３図は第２図の熱収支を示す図である
。ユ １５・・・コークス炉、２０・・・乾式消火装置、２６
・・・ガスタービン発電装置、３３・・・脱硝装置代理
人 弁理士 西教圭一部 ｓ１図 第２図 第３図
Claims (3)
- （１）加熱用燃料ガスおよび空気を蓄熱室で燃焼排ガス
の顕熱と熱交換して加熱するようにしたコークス炉の加
熱方法において、蓄熱室に供給する前の前記加熱用燃料
ガスおよび空気を予熱して供給するとともに、前記蓄熱
室から排出される燃焼排ガスの温度を脱硝処理に好適な
温度に維持することを特徴とするコークス炉の加、熱方
法。 - （２）前記空気としてガスタービン発電装置の排ガスを
用いることを特徴とする特許請求の範囲第１瑣記載のコ
ークス炉の加熱方法。 - （３）前記加熱用燃料ガスを、コークス炉で生成したコ
ークスの顕熱により予熱することを特徴とする特許請求
の範囲第１項または第２項記載のコークス炉の加熱方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11828381A JPS5819384A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コ−クス炉の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11828381A JPS5819384A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コ−クス炉の加熱方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5819384A true JPS5819384A (ja) | 1983-02-04 |
| JPS629639B2 JPS629639B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=14732829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11828381A Granted JPS5819384A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コ−クス炉の加熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819384A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102994106A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-03-27 | 山西鑫立能源科技有限公司 | 煤热解炉的燃气加热方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6905914B1 (en) | 2002-11-08 | 2005-06-14 | Amkor Technology, Inc. | Wafer level package and fabrication method |
| US20170117214A1 (en) | 2009-01-05 | 2017-04-27 | Amkor Technology, Inc. | Semiconductor device with through-mold via |
| US8390130B1 (en) | 2011-01-06 | 2013-03-05 | Amkor Technology, Inc. | Through via recessed reveal structure and method |
| US9704725B1 (en) | 2012-03-06 | 2017-07-11 | Amkor Technology, Inc. | Semiconductor device with leadframe configured to facilitate reduced burr formation |
| US9048298B1 (en) | 2012-03-29 | 2015-06-02 | Amkor Technology, Inc. | Backside warpage control structure and fabrication method |
| US9129943B1 (en) | 2012-03-29 | 2015-09-08 | Amkor Technology, Inc. | Embedded component package and fabrication method |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5268202A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Coke oven having denitration means |
| JPS5268203A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Coke oven with waste gas treating means |
| JPS5313601A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Nippon Steel Corp | Method for treating and utilizing waste gases from coke ovens |
-
1981
- 1981-07-27 JP JP11828381A patent/JPS5819384A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5268202A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Coke oven having denitration means |
| JPS5268203A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Coke oven with waste gas treating means |
| JPS5313601A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Nippon Steel Corp | Method for treating and utilizing waste gases from coke ovens |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102994106A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-03-27 | 山西鑫立能源科技有限公司 | 煤热解炉的燃气加热方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS629639B2 (ja) | 1987-03-02 |
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