JPS60211098A - ニツケルめつき線の製造方法 - Google Patents

ニツケルめつき線の製造方法

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JPS60211098A
JPS60211098A JP6717484A JP6717484A JPS60211098A JP S60211098 A JPS60211098 A JP S60211098A JP 6717484 A JP6717484 A JP 6717484A JP 6717484 A JP6717484 A JP 6717484A JP S60211098 A JPS60211098 A JP S60211098A
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JP
Japan
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nickel
plated wire
wire
bath
hardness
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Application number
JP6717484A
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Inventor
Kazunobu Nakamura
中村 一宣
Toyoharu Koizumi
豊張 小泉
Yoshimitsu Kurosu
黒須 祥光
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛〔0発明の背景の目的〕 本発明はニッケルめっき線、特にダイオードリード用ニ
ッケルめっき線の製造方法に関する。
ニッケルめっき線、特にダイオードリードに用いられる
ニッケルめっき線を製造するには従来ワット浴がめつき
浴として用いられている。しかしながら、ワット浴を用
いて製造されるニッケルめっき線は無光沢であるので、
めっきを施した後に、ダイス引抜き加工により光沢化を
行う必要があった。さらに、ニッケルめっき線の中でも
ダイオードに用いられる線についてはヘッダー加工に供
するために、焼純後5〜10%程度の加工度によりダイ
ス引抜き加工を行い、めっき線の硬さを調節する必要が
あった。
しかしながら、ニッケルめっき線のダイス引抜き加工は
、ニッケルが硬質のためにダイスの寿命が短かく、ダイ
コスト、ダイス交換の手間等コストに与えるデメリット
が大きかった。
本発明の目的は前記した如き従来技術の欠点を解消し、
ニッケルめっき後にダイス引抜き加工を要することなく
、適正な硬度を有し且つ光沢ある外観を有するニッケル
めっき線の新規な製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、ニッケルめっきすべき素材にダイス加工を施
こして所定の硬度を与えた後に、ワット浴の硫酸ニッケ
ル濃度を150〜230g/lとしたニッケルめっき浴
によってニッケルめっきを施こすことを特徴とするニッ
ケルめっき線の製造方法である。
従来のワット浴及び低濃度ワット浴として第1表に示す
ような組成が知られている。
本発明者らは、このようなワット浴の組成中の硫酸ニッ
ケル(NiS04・7H,0)を150〜230g/4
1に管理することにより、光沢のあるニッケルめっき線
が得られることを見出した。また、この方法によって得
られたニッケルめっき線は良好なヘッダー加工性を有し
てお如、特にダイオード用のニッケルめっき線とし適し
ている。
本発明で用いられるニッケルめっき用素材としては銅線
、銅合金線等が用いられ、ニッケルめっき浴組成として
は、硫酸ニッケル(Ni804・?H,0)が150〜
230 g/私基塩化ニッケルンice、・6H,0)
が20〜70g/卑はう酸(a3nos)がlO〜so
g/jL、pH3〜6の水溶液が用いられ、ニッケルめ
っきは、温度40〜60℃、電流密度5〜20A/dm
2の条件で行われる。本発明では、ワット浴の硫酸ニッ
ケル濃度を上記の如き範囲としたことに特長を有し、こ
のような浴組成のニッケルめっき浴はこれ°まで知られ
ておらず、このような浴組成のニッケルめっき浴を用い
ることにより、光沢があり、ダイオードに供する前のヘ
ッダー加工性の良いニッケルめっき線を得ることができ
る。
第1図は本発明方法を実施するに用いられる装置の一例
を示す説明図であって、ダイス引抜きとニッケルめっき
を1ラインによシ行っている。図示するように、焼純さ
れた銅線等の被めっき材1を硬度調節用ダイス2により
所定の硬度に引抜き加工し、本発明のニッケルめっき浴
3にて電解めっきを施し、表面光沢を有するニッケルめ
っき線としてIビン4に巻き取られる。なお、ダイス引
抜きとニッケルめっきを2ラインに分けて別々な工程で
行ってもよい。
〔実施例〕
直径0.8mの銅IIi!を断面減少率約10%となる
ようにダイスにより引抜き加工し、次いで塩化ニッケに
45g/it、はう酸30 g/IIT柚k ノ譲Wf
)(IIICtRニッケルよりなるニッケルめっき浴を
用い、PH4,5゜温度55℃、及び電流密度15A/
dmでニッケルめっきを行ってニッケルめっき線を得た
。これらのニッケルめっき線の光沢、及びダイオードに
供される前のヘッダー加′工性について調べ、結果を第
2表に示した。
第 2 表 上記の結果から、光沢及びヘッダー加工性から、本発明
による硫酸ニッケル濃度が150〜200 g/Itが
良く、特に170〜200 g/Rが最も良いことがわ
かる。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、光沢の有るニッケルめっき線が得
られるので、ニッケルめっキ後ノダイス加工が不要とな
り、ダイス加工をニッケルめっきが施される前に行うこ
とができるから、ダイスの摩耗を少くシ、寿命を長くす
ることができ、ダイスコスト及びダイス交換の手間が低
減される。筐た、本発明により得られるニッケルめっき
線はヘッダー加工性が良いので、ダイオード用のニッケ
ルめっき線として適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するのに用いられる装置の一
例を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ニッケルめっきすべき素材にダイス加工を施し
    て所定の硬度を与えた後に、ワット浴の硫酸ニッケル濃
    度を150〜230 g/I!、とじたニッケルめっき
    浴によってニッケルめっきを施こすことを特徴とするニ
    ッケルめっき線の製造方法。
JP6717484A 1984-04-03 1984-04-03 ニツケルめつき線の製造方法 Granted JPS60211098A (ja)

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JPS60211098A true JPS60211098A (ja) 1985-10-23
JPS6252038B2 JPS6252038B2 (ja) 1987-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235357A (ja) * 1986-04-07 1987-10-15 Teijin Chem Ltd ポリカ−ボネ−ト成形品
US10147518B2 (en) * 2014-02-26 2018-12-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Stranded wire conductor and insulated wire

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