JPS60208976A - 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法 - Google Patents
2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60208976A JPS60208976A JP6326584A JP6326584A JPS60208976A JP S60208976 A JPS60208976 A JP S60208976A JP 6326584 A JP6326584 A JP 6326584A JP 6326584 A JP6326584 A JP 6326584A JP S60208976 A JPS60208976 A JP S60208976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyano
- amino
- reaction
- chloro
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、下記式
で示される、2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3
−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェン及びそ
の製造方法に関する。
−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェン及びそ
の製造方法に関する。
本発明の上記チオフェン化合物は新規の化合物であり、
それ自体医薬品、農薬、及び染料の中間体又は、黄色の
染料となるのみではなく、ジメチルアミノメチレンイミ
ノ基を公知の方法により加水水分解し、アミン基に変換
したり、ホルミル基を公公知の方法、例えばタネベナー
ゲル反応や、アミン類との縮合、還元等により、他の置
換基に変換することが出来る有用な化合物である。
それ自体医薬品、農薬、及び染料の中間体又は、黄色の
染料となるのみではなく、ジメチルアミノメチレンイミ
ノ基を公知の方法により加水水分解し、アミン基に変換
したり、ホルミル基を公公知の方法、例えばタネベナー
ゲル反応や、アミン類との縮合、還元等により、他の置
換基に変換することが出来る有用な化合物である。
上記の化合物は、下記式
の互変異性体で得られる2−アミノ−3−シアノ−4−
チェノンまたはその塩と、ジメチルホルムアミド及びオ
キシ塩化リンより調整したヴイルスマイヤー試薬との公
知の反応により得ることができる。また上記2−アミノ
−3−シアノ−4−チェノン互変異性体も新規化合物で
あり、これは、チオグリコール酸エステル類とマロンニ
トリルを塩基の存在下縮合することにより得ることがで
きる。
チェノンまたはその塩と、ジメチルホルムアミド及びオ
キシ塩化リンより調整したヴイルスマイヤー試薬との公
知の反応により得ることができる。また上記2−アミノ
−3−シアノ−4−チェノン互変異性体も新規化合物で
あり、これは、チオグリコール酸エステル類とマロンニ
トリルを塩基の存在下縮合することにより得ることがで
きる。
すなわち、本発明化合物は以下のようにして得られる。
2−アミノ−3−シアノ−4−チェノン互変異性体を潜
るため、チオグリコール酸エステル類とマロンニトリル
の反応は、−10℃〜60℃、好ましくは一り℃〜二℃
で行う。又、反応溶媒として、水、メタノール、エタノ
ール、n−プロパるのが好ましい。
るため、チオグリコール酸エステル類とマロンニトリル
の反応は、−10℃〜60℃、好ましくは一り℃〜二℃
で行う。又、反応溶媒として、水、メタノール、エタノ
ール、n−プロパるのが好ましい。
反応のモル比は、チオグリコール酸エステル類1モルに
対して、マロノニトリル0.8〜1.2モル比、好まし
くは0.9〜11モル比である。
対して、マロノニトリル0.8〜1.2モル比、好まし
くは0.9〜11モル比である。
反応終了後は、必要に応じて、酸にてPHを6〜9とし
た後溶媒を減圧留去後、洗浄濾過して、2−アミノ−3
−シアノ−4−チェノン互変異性体の結晶を単離する。
た後溶媒を減圧留去後、洗浄濾過して、2−アミノ−3
−シアノ−4−チェノン互変異性体の結晶を単離する。
またヴイルスマイヤー試薬との反応においては、単離し
た結晶を、ジメチルホルムアミドとオキシ塩化リンの混
合液中に、好ましくはジメチルホルムアミド自溶媒中に
比較的低温で、好ましくは一5〜10℃で添加して初期
反応を行い、徐々に60〜100℃に昇温して反応を完
結させる。またその時のモル比は2−アミノ−3−シア
ノ−4−チェノン1モルに対して好ましくはジメチルホ
ルムアミド1,0〜10モル倍、オキシ塩化リンを好ま
しくは1.0〜3モル倍用い、反応終了後は中和、濾過
により目的生成物が得られる。
た結晶を、ジメチルホルムアミドとオキシ塩化リンの混
合液中に、好ましくはジメチルホルムアミド自溶媒中に
比較的低温で、好ましくは一5〜10℃で添加して初期
反応を行い、徐々に60〜100℃に昇温して反応を完
結させる。またその時のモル比は2−アミノ−3−シア
ノ−4−チェノン1モルに対して好ましくはジメチルホ
ルムアミド1,0〜10モル倍、オキシ塩化リンを好ま
しくは1.0〜3モル倍用い、反応終了後は中和、濾過
により目的生成物が得られる。
以上に実施例をもって、更に詳しく説明するが本発明は
その要旨を越えない限り、実施例に限定されるものでは
ない。
その要旨を越えない限り、実施例に限定されるものでは
ない。
エタノール400dにナトリウムエチラート35.9を
溶解後、これにマロノニトリル33F1をエタノール2
oneに溶i:’4 シた溶液を0℃で滴下した。0℃
で1時間保持した後、チオグリコール酸エチルエステル
60Fを加えた。0℃で2時間反応させ、反応終了後濾
過、エタノール洗浄をした。
溶解後、これにマロノニトリル33F1をエタノール2
oneに溶i:’4 シた溶液を0℃で滴下した。0℃
で1時間保持した後、チオグリコール酸エチルエステル
60Fを加えた。0℃で2時間反応させ、反応終了後濾
過、エタノール洗浄をした。
炉塊を水200 mlに溶解し、35%塩酸4Elを加
え、30分間中和反応し、水200gを留去した後濾過
し、2−アミノ−3−シアノ−4−チェノンないしその
互変異性対結晶60gを得た。
え、30分間中和反応し、水200gを留去した後濾過
し、2−アミノ−3−シアノ−4−チェノンないしその
互変異性対結晶60gを得た。
この結晶14pをN、N−ジ−メチルホルムアミド73
11オキシ塩化リン46gの混合液中に0℃で加えた。
11オキシ塩化リン46gの混合液中に0℃で加えた。
徐々に湿度を上げ70〜80℃で111時間反応させた
。室温に冷却した後、水120g、氷100.!9と酢
酸ソーダ82.9より成る混合液に排出した。10”C
に冷却しながら苛性ツーダニヨリPH5とし、濾過して
、2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−
4−クロロ−5−ホルミルチオフェン20I9を得た。
。室温に冷却した後、水120g、氷100.!9と酢
酸ソーダ82.9より成る混合液に排出した。10”C
に冷却しながら苛性ツーダニヨリPH5とし、濾過して
、2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−
4−クロロ−5−ホルミルチオフェン20I9を得た。
収率83チ。この化合物の赤外スペクトルは図−1、捧
磁気共鳴スペクトルは図−2のとおりであり、また入m
ax 385 nm(クロロホルム中)、元素分析結果
は下表の様であった。
磁気共鳴スペクトルは図−2のとおりであり、また入m
ax 385 nm(クロロホルム中)、元素分析結果
は下表の様であった。
図−1は本発明の2−(ジメチルアミノメチンイミノ)
−3−シアノ−4−クロロ−5アホルミルチオフエンの
、KBr錠法による赤外線吸収スペクトル図である。 図−2は、本発明の2−(ジメチルアミンメチンイミノ
)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェン
の、核磁気共鳴スペクトル図である。測定条件は、 溶媒:d・ジメチルスルホキシド 濃度=15% 標準:テトラメチルシラン 温度=70℃ 特許出願人 三井東圧化学株式会社 図面の浄書(内存に変更なし) 手続補正書(方式) 昭和59年7月2日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第65265号 2、発明の名称 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−6−ジアツー4
−クロロ−5−ホルミルチオフェン及ヒソの製造方法 6補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号4、補正
命令の日イ1 昭和59年6月26日(9発送)
−3−シアノ−4−クロロ−5アホルミルチオフエンの
、KBr錠法による赤外線吸収スペクトル図である。 図−2は、本発明の2−(ジメチルアミンメチンイミノ
)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェン
の、核磁気共鳴スペクトル図である。測定条件は、 溶媒:d・ジメチルスルホキシド 濃度=15% 標準:テトラメチルシラン 温度=70℃ 特許出願人 三井東圧化学株式会社 図面の浄書(内存に変更なし) 手続補正書(方式) 昭和59年7月2日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第65265号 2、発明の名称 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−6−ジアツー4
−クロロ−5−ホルミルチオフェン及ヒソの製造方法 6補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号4、補正
命令の日イ1 昭和59年6月26日(9発送)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式 で示される、2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3
−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェン。 2 下記互変異性式 で示される、2−アミノ−3−シアノ−4−チェノンを
含むその互変異性体化合物又はその塩と、ジメチルホル
ムアミドとオキシ塩化リンより調製したヴイルスマイヤ
ー試薬とを縮合反応させることにより、下記式 で示される2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−
シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフェンの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326584A JPS60208976A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326584A JPS60208976A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208976A true JPS60208976A (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=13224278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6326584A Pending JPS60208976A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208976A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5206375A (en) * | 1985-03-02 | 1993-04-27 | Basf Aktiengesellschaft | Thiophene derivatives |
US5679800A (en) * | 1984-08-30 | 1997-10-21 | Clariant Finance (Bvi) Limited | 2-Amino-3,5,disubstituted-4-halothiophenes and processes for the synthesis thereof |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6326584A patent/JPS60208976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5679800A (en) * | 1984-08-30 | 1997-10-21 | Clariant Finance (Bvi) Limited | 2-Amino-3,5,disubstituted-4-halothiophenes and processes for the synthesis thereof |
US5206375A (en) * | 1985-03-02 | 1993-04-27 | Basf Aktiengesellschaft | Thiophene derivatives |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8129539B2 (en) | Process for the preparation of 2-substituted-5-(1-alkylthio)alkylpyridines | |
BROWN et al. | Structure and antimicrobial activity of the 3-aminorhodanines | |
Sobotka et al. | Betaine Hydrazone of Aminochromes1 | |
JPS60208976A (ja) | 2−(ジメチルアミノメチンイミノ)−3−シアノ−4−クロロ−5−ホルミルチオフエン及びその製造方法 | |
Dunwell et al. | Synthesis and antiinflammatory activity of some 2-substituted. alpha.-methyl-5-benzimidazoleacetic acids | |
JPH06239898A (ja) | 免疫抱合体の調製法 | |
US2376424A (en) | Biological product and process of obtaining same | |
JPS63196573A (ja) | キナゾリン酢酸誘導体 | |
JPH0393750A (ja) | フルオルベンゼン誘導体及びその製造法 | |
Carroll et al. | Syntheses and optical rotatory dispersion studies of S-5-(2-pentyl) barbituric acid derivatives | |
Kotake et al. | Studies on amino acids. III. The synthesis of α-hydroxytryptophan | |
US3886157A (en) | 5,6,8,8B,9-Pentaazanaphth{8 3,2,1-d,e{9 anthracene derivatives | |
JP2887833B2 (ja) | シクロブテンジオン誘導体及びその製造方法並びにこれを用いた非線形光学素子 | |
JPH03153680A (ja) | ビフェニル化合物および製造方法 | |
JP3292933B2 (ja) | 2−アミノ−3−ニトロピリジン類の製造方法 | |
JPS60190776A (ja) | チオフエン化合物類及びその製造方法 | |
SU887568A1 (ru) | Производные 1-арил-5-карбоксиметилгидантоинов как промежуточные продукты дл синтеза соединений,обладающих рострегулирующими свойствами,и способ их получени | |
Beyerman et al. | Conversions of sarcosine and pipecolic acid with phenyl and methyl isothiocyanate | |
JPS5852995B2 (ja) | フルフラ−ル誘導体の製造法 | |
SU419516A1 (ru) | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ N-АРИЛАЦЕТАЛЕЙ ГЛЮКОЗЫС1]В л ! .эufi iVf-'^-piqfi!j4 S>&-i!J,ib,.>& i iil | |
JPH0418075A (ja) | 5―ジアルキルアミノ―2―クロロ―8―ホルミルキノリン類及びその製造方法 | |
JPS588394B2 (ja) | マレイミド誘導体 | |
SU1266848A1 (ru) | Способ получени 2-алкоксибензимидазолов | |
SU771097A1 (ru) | Способ получени 5-арилиден-1,3- селеназолидиндионов-2,4 | |
SU1404508A1 (ru) | 7-Метил-3-метилмеркапто-5-оксо-6-цианопиримидо (4,5:5,6)пиридо (1,2-а)бензимидазол |