JPS6020804B2 - 磁気抵抗効果ヘッド装置 - Google Patents
磁気抵抗効果ヘッド装置Info
- Publication number
- JPS6020804B2 JPS6020804B2 JP5315076A JP5315076A JPS6020804B2 JP S6020804 B2 JPS6020804 B2 JP S6020804B2 JP 5315076 A JP5315076 A JP 5315076A JP 5315076 A JP5315076 A JP 5315076A JP S6020804 B2 JPS6020804 B2 JP S6020804B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- magnetic
- head device
- magnetoresistive
- magnetoresistive thin
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁束によって抵抗が変化する磁気抵抗効果素子
を用いた滋気抵孔効果ヘッド装置に係り、特に出力の波
長特性を改善し得る磁気ヘッド装涜に関する。
を用いた滋気抵孔効果ヘッド装置に係り、特に出力の波
長特性を改善し得る磁気ヘッド装涜に関する。
第1図に従来のストライプ形の磁気抵抗効果ヘッド(以
下MRヘッドという)を示す。
下MRヘッドという)を示す。
図において1 1は磁気テープ、12はこの磁気テープ
1 1からの磁束によって磁気抵抗が変化する磁気抵抗
効果素子(以下MR素子という)を有するMRヘッドで
ある。M凪素子には一定方向に電流が流される。従って
磁気テープ1 1の磁束が変化しM舷素子の抵抗値が変
化すると、MR素子の両端の出力電圧が変化する。この
世力電圧Eoは−毅に次式により与えられる。E。
1 1からの磁束によって磁気抵抗が変化する磁気抵抗
効果素子(以下MR素子という)を有するMRヘッドで
ある。M凪素子には一定方向に電流が流される。従って
磁気テープ1 1の磁束が変化しM舷素子の抵抗値が変
化すると、MR素子の両端の出力電圧が変化する。この
世力電圧Eoは−毅に次式により与えられる。E。
:△p・J・夕・e−竿Q但し、△p:抵抗変化値、1
:MR素子内電流密度そ:M凪素子の長さ、^:記録波
長 Q:M旧素子と磁気テープ間距離 W:MR素子の幅、6:テープ磁性層 厚さ この世力電圧Eoを1/^を機軸にして示すと、第3図
の曲線31のようになる。
:MR素子内電流密度そ:M凪素子の長さ、^:記録波
長 Q:M旧素子と磁気テープ間距離 W:MR素子の幅、6:テープ磁性層 厚さ この世力電圧Eoを1/^を機軸にして示すと、第3図
の曲線31のようになる。
一方第2図に従来のシールド形MRヘッドの構造を示す
。
。
このヘッドはM凪素子21の両側にシールド材22を配
したものである。この場合の出力電圧Eoは次式により
与えられる。2mQ E。
したものである。この場合の出力電圧Eoは次式により
与えられる。2mQ E。
三△。.J.〃隼・寧・e−「「・但し、△p:抵抗変
化値、J:MR素子内電流密度そ:MR素子の長さ、t
:MR素子の 厚さ Q:M旧素子と磁気テープ間距離 ^:記録波長、6:テープ磁性層厚さ g:M旧素子とシールド材間距離 これを同機に1/入を機軸にして示すと、第3図の曲線
32のようになる。
化値、J:MR素子内電流密度そ:MR素子の長さ、t
:MR素子の 厚さ Q:M旧素子と磁気テープ間距離 ^:記録波長、6:テープ磁性層厚さ g:M旧素子とシールド材間距離 これを同機に1/入を機軸にして示すと、第3図の曲線
32のようになる。
かかる曲線31,32から明らかのように、第1図のス
トライプ形へッド‘こよると、長波長領域(1/入小)
においては大きな出力が得られるが、短波長領域におい
ては小さな出力しか得られない。
トライプ形へッド‘こよると、長波長領域(1/入小)
においては大きな出力が得られるが、短波長領域におい
ては小さな出力しか得られない。
これに対して第2図のシールド形ヘッドにおいては短波
長領域においては大きな出力が得られるが、長波長領域
においては4・さな出力しか得られない。すなわち上記
従来の磁気へッド・‘こおいてはいずれも長波長から短
波長までの広い領域にわたって大きな出力を得ることが
できないという欠点があり、特に音響用、ビデオ信号記
録再生用としての使用に支障があった。本発明はこのよ
うな従来のMRヘッドの欠点を解消して広い波長領域に
わたって大きな出力を得ることのできるMRヘッド装置
を提供することを目的とするものである。
長領域においては大きな出力が得られるが、長波長領域
においては4・さな出力しか得られない。すなわち上記
従来の磁気へッド・‘こおいてはいずれも長波長から短
波長までの広い領域にわたって大きな出力を得ることが
できないという欠点があり、特に音響用、ビデオ信号記
録再生用としての使用に支障があった。本発明はこのよ
うな従来のMRヘッドの欠点を解消して広い波長領域に
わたって大きな出力を得ることのできるMRヘッド装置
を提供することを目的とするものである。
以下本発明を図面の実施例を参照して詳細に説明する。
第4図は本発明に係るMRヘッド装置の一実施例を示す
。図示するようにこのM股ヘッドは例えばNi−Fe合
金からなる第1,第2,第3のMR素子膜41,42,
43をそれぞれの間に電気的にも磁気的にも不良導体で
ある例えばSiQの層44,45をはさんで、濃厚10
0〜1000A程度で葵着またはスパッタ等の手段によ
り形成して成る。このヘッドはその膿面が磁気テープ4
6に対して図のように垂直になるようにして接触又は微
小間隔をおいて接近させて配層される。前記各MR素子
41,42,43の両端には端子47,47′,48,
48′,49,49′が設けられ、一定直流電流が流さ
れる。このようにして上記3層構造のヘッドにより滋気
テープ46からの信号を再生した場合、第2のM凪素子
膜42は両側から第1および第2のM旧素子膜41,4
3により、はさまれているため、従来のシールド形MR
ヘッドと同様な出力が得られる。
。図示するようにこのM股ヘッドは例えばNi−Fe合
金からなる第1,第2,第3のMR素子膜41,42,
43をそれぞれの間に電気的にも磁気的にも不良導体で
ある例えばSiQの層44,45をはさんで、濃厚10
0〜1000A程度で葵着またはスパッタ等の手段によ
り形成して成る。このヘッドはその膿面が磁気テープ4
6に対して図のように垂直になるようにして接触又は微
小間隔をおいて接近させて配層される。前記各MR素子
41,42,43の両端には端子47,47′,48,
48′,49,49′が設けられ、一定直流電流が流さ
れる。このようにして上記3層構造のヘッドにより滋気
テープ46からの信号を再生した場合、第2のM凪素子
膜42は両側から第1および第2のM旧素子膜41,4
3により、はさまれているため、従来のシールド形MR
ヘッドと同様な出力が得られる。
また第1,第3のMR素子膜41,43は積み重ねた層
の両側からの磁界を磁気シールドされる・ことなく受け
るために従来のストライプ形MRヘッドと同様な出力が
得られる。従ってこの3層のMR素子膜41,42,4
3の出力を合成することにより、第5図の如き従来のス
トライプ形、、シールド形両MRヘッドの波長領域を包
含するような広帯域の出力を得ることができる。尚本実
施例においては3層構造のものについて説明したが、4
層以上の構造にすることもできる。その場合は両端がス
トライプ形MRヘッドの特性を示し、中間にある層がシ
ールド形の特性を示す。このように多層構造にする場合
には、分解能の点で両端の層の間の距離が再生しようと
する波長の1/2以下になるようにしなければならない
。尚上記実施例においてはMR素子間に単に絶縁かつ非
磁性層をはさみ込む構造について説明したが、MRヘッ
ド出力の直線性を増すためにバイアス磁界発生のための
層、即ち磁界発生用導体あるいは磁界発生用薄膜マグネ
ット等を絶縁性かつ非磁性層ではさんで、これをMR素
子間にはさみ込む機造にしてもよい。
の両側からの磁界を磁気シールドされる・ことなく受け
るために従来のストライプ形MRヘッドと同様な出力が
得られる。従ってこの3層のMR素子膜41,42,4
3の出力を合成することにより、第5図の如き従来のス
トライプ形、、シールド形両MRヘッドの波長領域を包
含するような広帯域の出力を得ることができる。尚本実
施例においては3層構造のものについて説明したが、4
層以上の構造にすることもできる。その場合は両端がス
トライプ形MRヘッドの特性を示し、中間にある層がシ
ールド形の特性を示す。このように多層構造にする場合
には、分解能の点で両端の層の間の距離が再生しようと
する波長の1/2以下になるようにしなければならない
。尚上記実施例においてはMR素子間に単に絶縁かつ非
磁性層をはさみ込む構造について説明したが、MRヘッ
ド出力の直線性を増すためにバイアス磁界発生のための
層、即ち磁界発生用導体あるいは磁界発生用薄膜マグネ
ット等を絶縁性かつ非磁性層ではさんで、これをMR素
子間にはさみ込む機造にしてもよい。
第1図および第2図はそれぞれ従来のMRヘッドの構成
を示す図、第3図は上記MRヘッドの出力の波長特性図
、第4図は本発明のMRヘッド装置の一実施例の構成を
示す図、第5図はその出力の波長特性図である。 。41,42,43・・・・・・M旧素子膜、44,4
5…・・・非導電、非磁性膜、46・・・・・・磁気テ
ープ、47,47′,48,48′,49,49′・・
・・・・端子。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
を示す図、第3図は上記MRヘッドの出力の波長特性図
、第4図は本発明のMRヘッド装置の一実施例の構成を
示す図、第5図はその出力の波長特性図である。 。41,42,43・・・・・・M旧素子膜、44,4
5…・・・非導電、非磁性膜、46・・・・・・磁気テ
ープ、47,47′,48,48′,49,49′・・
・・・・端子。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1 それぞれ非導電かつ非磁性の膜を介して3層以上積
層されるとともにそれぞれ所定の直流電流が供給される
磁気抵抗薄膜と、これら磁気抵抗薄膜のうち最外部に位
置する磁気抵抗薄膜および両側から磁気抵抗薄膜ではさ
まれた内部の磁気抵抗薄膜より得られる出力信号を加算
する手段とを備えることを特徴とする磁気抵抗効果ヘツ
ド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315076A JPS6020804B2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気抵抗効果ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315076A JPS6020804B2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気抵抗効果ヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52136610A JPS52136610A (en) | 1977-11-15 |
JPS6020804B2 true JPS6020804B2 (ja) | 1985-05-23 |
Family
ID=12934792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315076A Expired JPS6020804B2 (ja) | 1976-05-12 | 1976-05-12 | 磁気抵抗効果ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020804B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56140521A (en) * | 1980-04-04 | 1981-11-02 | Fujitsu Ltd | Transversal type magnetic head |
-
1976
- 1976-05-12 JP JP5315076A patent/JPS6020804B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52136610A (en) | 1977-11-15 |
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