JPS60207432A - 回転電機固定子 - Google Patents
回転電機固定子Info
- Publication number
- JPS60207432A JPS60207432A JP6157684A JP6157684A JPS60207432A JP S60207432 A JPS60207432 A JP S60207432A JP 6157684 A JP6157684 A JP 6157684A JP 6157684 A JP6157684 A JP 6157684A JP S60207432 A JPS60207432 A JP S60207432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- core
- stator
- insulating layer
- electric machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
- H02K3/38—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、環状の固定子鉄心の各スロット毎に継鉄部に
直交するように巻線を巻回する、いわゆるトロイダル形
巻線を施す回転電機固定子鉄心に関するものである。
直交するように巻線を巻回する、いわゆるトロイダル形
巻線を施す回転電機固定子鉄心に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、電動機の小型軽量化に伴なって薄型化の要求も強
くなってきており、電動機の主要部を構成する固定子の
鉄心の各スロット毎の継鉄部にトロイダル状の巻線を施
した後、樹脂でこの巻線を成形し、電動機の薄形化を促
進し、合せて、月料費の節減と効率向上を図った電動機
が／−１目を浴びている。
くなってきており、電動機の主要部を構成する固定子の
鉄心の各スロット毎の継鉄部にトロイダル状の巻線を施
した後、樹脂でこの巻線を成形し、電動機の薄形化を促
進し、合せて、月料費の節減と効率向上を図った電動機
が／−１目を浴びている。
以下図面を参照しながら、上記し、にような、健来の回
転電機固定子について説明する。
転電機固定子について説明する。
このトロイダル巻線方法は、第１図に示すように、直接
鉄心の継鉄部１に巻線２を巻回するため、従来の固定子
鉄心と異シ、スロット部３、鉄心の継鉄部１全面への電
気絶縁が必要となる。
鉄心の継鉄部１に巻線２を巻回するため、従来の固定子
鉄心と異シ、スロット部３、鉄心の継鉄部１全面への電
気絶縁が必要となる。
通例、電動機固定子鉄心の電気絶縁には、絶縁紙をスロ
ット部に挿入して行なわれるが、上記のようにトロイダ
ル巻線用鉄心は鉄心の継鉄部１の絶縁も必要であるため
、電気的信頼性、コスト低減及び巻線上に必要な各種突
起物などが比較的容易に作れるなどの利点から、電気絶
縁用樹脂によって、鉄心表面に絶縁層４を形成する鉄心
一体成形が注目されている。鉄心一体成形は、第２図に
示すように、鉄心５を直接成型金型に挿入し、スプール
部６より樹脂を注入して、絶縁層４を形成した後、突き
出し装置７により、突き出しピン８を上昇させ、鉄心５
を成形金型から取り出すのがブ般的である。また上記突
き出しピン８は、直接鉄心６に接触しているため、絶縁
層４にはこのピン８の大きさの鉄心露出部９が生じるこ
とになる０このピン８の位置は突出しの際、鉄心１の変
形を防ぐ目的から鉄心５の継鉄部１に配置される例が多
い。従って、トロイダル巻線を施す場合、この鉄心露出
部９の上に巻線２が渡り、巻線２と鉄心５との適正な電
気絶縁距離の確保が困難となる。
ット部に挿入して行なわれるが、上記のようにトロイダ
ル巻線用鉄心は鉄心の継鉄部１の絶縁も必要であるため
、電気的信頼性、コスト低減及び巻線上に必要な各種突
起物などが比較的容易に作れるなどの利点から、電気絶
縁用樹脂によって、鉄心表面に絶縁層４を形成する鉄心
一体成形が注目されている。鉄心一体成形は、第２図に
示すように、鉄心５を直接成型金型に挿入し、スプール
部６より樹脂を注入して、絶縁層４を形成した後、突き
出し装置７により、突き出しピン８を上昇させ、鉄心５
を成形金型から取り出すのがブ般的である。また上記突
き出しピン８は、直接鉄心６に接触しているため、絶縁
層４にはこのピン８の大きさの鉄心露出部９が生じるこ
とになる０このピン８の位置は突出しの際、鉄心１の変
形を防ぐ目的から鉄心５の継鉄部１に配置される例が多
い。従って、トロイダル巻線を施す場合、この鉄心露出
部９の上に巻線２が渡り、巻線２と鉄心５との適正な電
気絶縁距離の確保が困難となる。
このため従来上記鉄心露出部９にテープ１ｏを貼り付け
たり、接着剤１１を塗布するなどして、この鉄心露出部
９を覆い巻線を巻回していた。
たり、接着剤１１を塗布するなどして、この鉄心露出部
９を覆い巻線を巻回していた。
しかし、上記のような手段では、巻線工数がかかり、製
造コストが高くなる。接着剤が巻線の絶縁被膜を劣化さ
せ品質の低下を招くなどの欠点を有していた。
造コストが高くなる。接着剤が巻線の絶縁被膜を劣化さ
せ品質の低下を招くなどの欠点を有していた。
発明の目的
本発明は−Ｊ二記欠点に鑑みてなされたもので、巻線と
鉄心の電気絶縁距離を確保することにより品質の良い回
転電機固定子を提供するものである。
鉄心の電気絶縁距離を確保することにより品質の良い回
転電機固定子を提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明の回転電機固定子は、
環状継鉄部と継鉄部より内径１μ）：に突出する複数の
歯部を有する固定子鉄心の継鉄部とスロット部を電気絶
縁用樹脂で鉄心と一体に絶縁層を成形すると共にこの絶
縁層の継鉄部にあって軸方向に突出する巻線案内用突出
部を、上記一体成形する成形金型の突き出しビン位置の
近傍で巻線方向と略平行で上記ピン位置の中心延長線上
に配置し、巻回する巻線高さよりも高い形状で上記絶縁
層と一体に形成して巻線が上記突き出しピンによる鉄心
露出部の上部に渡らないよう巻線を案内するものであり
製造コストの低減と、品質向上に寄与するものである。
環状継鉄部と継鉄部より内径１μ）：に突出する複数の
歯部を有する固定子鉄心の継鉄部とスロット部を電気絶
縁用樹脂で鉄心と一体に絶縁層を成形すると共にこの絶
縁層の継鉄部にあって軸方向に突出する巻線案内用突出
部を、上記一体成形する成形金型の突き出しビン位置の
近傍で巻線方向と略平行で上記ピン位置の中心延長線上
に配置し、巻回する巻線高さよりも高い形状で上記絶縁
層と一体に形成して巻線が上記突き出しピンによる鉄心
露出部の上部に渡らないよう巻線を案内するものであり
製造コストの低減と、品質向上に寄与するものである。
実施例の説明
以下本発明による一実施例について図面を参照しながら
説明する。第３図は本発明の一実施例における回転電機
固定子を示すものである。１２は固定子継鉄部にあって
軸方向に突出し、絶縁層と一体成形し一〇形成された巻
線案内用突出部である。
説明する。第３図は本発明の一実施例における回転電機
固定子を示すものである。１２は固定子継鉄部にあって
軸方向に突出し、絶縁層と一体成形し一〇形成された巻
線案内用突出部である。
継鉄部に巻回された巻線２は、上記突出部１２によって
案内され、鉄心と一体成形された絶縁層４の突き出しピ
ンによって生じた鉄心露出部９の真上を通過することな
く巻回されている。第４図は本発明の一実施例における
巻線案内用突出部の平面図であり、第６図は上記突出部
の横断面を示すものである。固定子の鉄心５の継鉄部１
と、スロット部３を電気絶縁用樹脂で鉄心と一体成形し
て絶縁層４と巻線案内用突出部１２とを形成したもので
ある。
案内され、鉄心と一体成形された絶縁層４の突き出しピ
ンによって生じた鉄心露出部９の真上を通過することな
く巻回されている。第４図は本発明の一実施例における
巻線案内用突出部の平面図であり、第６図は上記突出部
の横断面を示すものである。固定子の鉄心５の継鉄部１
と、スロット部３を電気絶縁用樹脂で鉄心と一体成形し
て絶縁層４と巻線案内用突出部１２とを形成したもので
ある。
この突出部１２は、巻線方向１３と略平行で、鉄心露出
部９の中心線上１４に配置され、巻線高さ１５より高く
、鉄心露出部の内径１６より大きい突出部の外径１７と
して構成されている。なお本実施例では、鉄心露出部１
ケ所に対して、上記鉄心露出部を挾む形で両側に配置し
／こが、１方を省略し片側のみとしてもよい。
部９の中心線上１４に配置され、巻線高さ１５より高く
、鉄心露出部の内径１６より大きい突出部の外径１７と
して構成されている。なお本実施例では、鉄心露出部１
ケ所に対して、上記鉄心露出部を挾む形で両側に配置し
／こが、１方を省略し片側のみとしてもよい。
また、本実施例では固定子巻線の形態をトロイダル巻線
としたが、一般の同芯巻きとしてもよい。
としたが、一般の同芯巻きとしてもよい。
発明の効果
以」二の説明から明らかなように、本発明は従来例の如
く、回転電機固定子の継鉄部とスロ、１・部を電気絶縁
用樹脂で鉄心と一体成形して絶縁層を形成し、継鉄部に
巻線を巻回する際、上記一体成形する時に生じる金型の
突き出しビン跡の鉄心露出部で、鉄心と巻線との間の電
気絶縁距離を確保するために、この鉄心露出部にテープ
を貼ったり、接着剤を塗布するのではなく、上記鉄心露
出部近傍に、軸方向に突出する巻線案内用突出部を絶縁
層と一体に形成することにより、巻線が上記鉄心露出部
の真上を渡る事を防止し鉄心と巻線との間の電気絶縁距
離を適正かつ安全に確保するものである。
く、回転電機固定子の継鉄部とスロ、１・部を電気絶縁
用樹脂で鉄心と一体成形して絶縁層を形成し、継鉄部に
巻線を巻回する際、上記一体成形する時に生じる金型の
突き出しビン跡の鉄心露出部で、鉄心と巻線との間の電
気絶縁距離を確保するために、この鉄心露出部にテープ
を貼ったり、接着剤を塗布するのではなく、上記鉄心露
出部近傍に、軸方向に突出する巻線案内用突出部を絶縁
層と一体に形成することにより、巻線が上記鉄心露出部
の真上を渡る事を防止し鉄心と巻線との間の電気絶縁距
離を適正かつ安全に確保するものである。
この突出部は、鉄心の絶縁層を鉄心と一体成形する金型
で同時に成形するものであるので、このだめの製造コス
トは微少である、結果その実用的効果は大なるものがあ
る。
で同時に成形するものであるので、このだめの製造コス
トは微少である、結果その実用的効果は大なるものがあ
る。
第１図はトロイダル巻線を施した従来の回転電機固定子
の斜視図、第２図は鉄心一体成形用成形金型の横断面図
、第３図は本発明による一実施例の回転電機固定子の斜
視図、第４図は第３図中の巻線案内用突出部の平面図、
第６図は第３図中の巻線案内用突出部の横断面図である
。 １・・・・・・継鉄部、２・・・・巻線、３・・・・・
・スロット部、４・・・・絶縁層、６・・・鉄心、８
・・突き出しビン、１２・・・・・巻線案内用突出部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図 第３図
の斜視図、第２図は鉄心一体成形用成形金型の横断面図
、第３図は本発明による一実施例の回転電機固定子の斜
視図、第４図は第３図中の巻線案内用突出部の平面図、
第６図は第３図中の巻線案内用突出部の横断面図である
。 １・・・・・・継鉄部、２・・・・巻線、３・・・・・
・スロット部、４・・・・絶縁層、６・・・鉄心、８
・・突き出しビン、１２・・・・・巻線案内用突出部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図 第３図
Claims (4)
- （１）環状継鉄部と、との継鉄部より内径側に突出する
複数の歯部を有する固定子鉄心の継鉄部表面とスロット
内周面を電気絶縁用樹脂で表面を覆うように鉄心と一体
に成形して絶縁層を形成すると共に、この絶縁層の継鉄
部にあって軸方向に突出する巻線案内用突出部を、上記
絶縁層と一体に形成してなる回転電機固定子。 - （２）突出部は、鉄心に絶縁層を一体に成形する成形金
型の突き出しビンによって生じる鉄心露出部の近傍にあ
って、巻線方向と略平行で、前記ピン位置の中心の延長
線上に配置してなる特許請求の範囲第１項記載の回転電
機固定子。 - （３）突出部は、突き出しピン位置の両側に配置してな
る特許請求の範囲第２項記載の回転電機固定子０ - （４）突出部は、突き出しピン位置の片側に配置してな
る特許請求の範囲第２項記載の回転電機固定子。 （鴨 突出部は、巻回する巻線高さよりも高い形状とし
た特許請求の範囲第１項記載の回転電機固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157684A JPS60207432A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 回転電機固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157684A JPS60207432A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 回転電機固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60207432A true JPS60207432A (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=13175084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6157684A Pending JPS60207432A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 回転電機固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60207432A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914336A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Hitachi Ltd | 回転電気機械 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP6157684A patent/JPS60207432A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914336A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Hitachi Ltd | 回転電気機械 |
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