JPS60206097A - 振分け機能を備えたオリエンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はＩＣハンドラ用のオリエンタ装置に関するもの
である。

〔発明の背景〕

ＩＣハンドラはＩＣの自動検査装置に組みこまれて用い
られ、被検査物である多数のＩＣを搬送して順次に測定
部を通過させる機器である。

第１図はＩＣハンドラの基本的な構成を説明するための
概要的な斜視図である。

Ａは、未検査のＩＣを収納して順次に送り出すローダ部
である。

例えばボールベアリング用の鋼球のローダ部は漏斗状の
ホラ／ＩＰで足りるが、ＩＣは手荒く取扱うと破損する
上に、鋼球のような完全な等方性を有していないので、
管状のマガジン１に収納して供給される。

ローダ部Ａ内のＩＣは、予備処理部Ｂを順次に自重滑降
しつつ所定の検査条件に予備処理される。

上記の予備処理とは予熱、予冷などである。

予備処理部Ｂを通過したＩＣは測定部Ｃを順次垂直下方
に自重降下しつつ、自動測定機器（図示せず）によって
検査される。

検査を終えたＩＣはアンローダ部りに自重滑降せしめら
れるが、検査結果に従って分類部Ｅによって振り分けら
れ、平行に設けられた複数列のレーンを自重滑降し、ア
ンローダ部りにセットされている複数列のマガジン１　
ａ　＋　１　ｂ　＊　１　ｃ　−１ｈ　の内のいずれか
１個に収納される。

検査済のＩＣが所定個数収納されたマガジンはアンロー
ダ部りの下方に設けられた収納ケースＦに落としこまれ
る。

収納ケースＦはアンローダ部りに対応するように複数列
のマガジン（ＩＣ収納済）を受け取るように構成されて
いる。

前記の測定部Ｃにおける処理能率を上げるため、一般に
該測定部Ｃ内に複数列のレーンが設けられ、これに対応
して予備処理部Ｂにも複数列のレーンが設けられる。こ
のため、測定部Ｃと予備処理部Ｂとの間に振分部（本図
において隠れている）Ｇが設けられる。

第２図は上記の振分部付近を模式化して描いた説明図で
ある。

予備処理部Ｂには４列のレーンｂＩ　＊ｂ２　＋ｂ３　
ｒｂ４　が設けられ、測定部Ｃには２列のレーンｃ１＋
Ｃ２が設けられている。

このため、振分部Ｇは、４列のレーンｂ１　ｘｂ４の内
の何れか一つから受取ったＩＣを矢印ｇｌ。

又は同ｇ２　の如く搬送方向と直角に移送して２列のレ
ーンｃ１＋ｃ２の内の何れか一方に送りこむ機能（振分
機能）を必要とする。

第３図は４列のレーンｂｌ　−ｂ４　と２列のレーンＣ
Ｉ＋Ｃ２との接続部付近の側面図を模式化して描いた説
明図である。４列のレーンｂｌ　％ｂ４は自重滑降の為
の傾斜角θ（例えば３５°）を付して設けられ、２列の
レーン’１＋ｃ２は垂直に設けられている。

このため、矢印すの如く滑降してきたＩＣを受け取って
矢印Ｃの如く垂直下方に方向を変えて受け渡すためのオ
リエンタ装置が必要となる。

従来一般に、振分装置とオリエンタ装置とをそれぞれ独
立した別個の機器として構成し、これらを併設して振分
操作とオリエンタ操作とを行わせていた。このため１欠
配のような不具合が有る。

（イ）振分作動とオリエンタ作動とを順次に連続して行
うため、それぞれの所要時間の合計に相当する時間を費
す。

（ロ）振分装置とオリエンタ装置とを併設するためＩＣ
ハンドラ全体が大形となる。

〔発明の目的〕

本発明は上述の事情に鑑みて為場れ、振分機能とオリエ
ンタ機能との双方を備えた単一の機器を提供し、ＩＣハ
ンドラの処理能率向上、および、ＩＣハンドラのコンノ
母りト化に寄与しようとするものである。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成するため、本発明は、ＩＣを自重降下
させるシュートと、自重降下したＩＣを垂直下方に案内
するレーンを有する測定部と、斜方向に降下したＩＣの
搬送方向を垂直下方に変換するオリエンタ機構と、斜方
向に降下したＩＣを搬送方向と直角方向に搬送して所定
のレーンに受渡しする振分機構と全備えたＩＣハンドラ
において、前記のシュートと直角な水平軸を中心として
回動する枠状部材と、上記の枠状部材に設けた案内軸と
、上記の案内軸に沿って駆動されるＩＣ収納部材とを設
け、かつ、上記案内軸をシュートと直角に水平に設けた
ことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

次に本発明の１実施例を第４図及び第５図について説明
する。

第４図は部分的に切断して描いた平面図、第５図は同じ
く側面図である。

第４図においてｂ！〜ｂ４は傾斜を有する４列のレーン
、ｃ１＋ｅ２は垂直な２列のレーンである。

これらのレーンに溝（例えばｂｌ−１＋　１）ｘ　−２
）を設けであるのは、被搬送物であるＩＣの大小に応じ
て適合せしめるためである。

前記４列のレーンｂ１〜ｂ４を構成しているシュートの
搬送方向（本図において上下方向）と垂直な水平軸２ａ
、２ｂにより枠状部材３を回動可能に支承し、回動駆動
手段（図示せず）を設ける。４はベアリング、５はブラ
ケットである。

前記の枠状部材に掛は渡して案内軸６ａ、６ｂを固着す
る。第４図においては２本の案内軸６＆。

６ｂが重なっている。

上記の案内軸６ａ、６ｂに沿って摺動自在に案内される
摺動ブロック７ａ、７ｂを設け、との摺動ブロック７　
ａ　＋　７　ｂにそれぞれＩＣ収納部材を搭載する。ｌ
Ｏは前記の摺動ブロック７ｍ、７ｂを摺動させるように
設けたシリンダである。

本実施例においては前記のレーンｂ、　ｘｂ４　と同一
断面形状のシュート８ｍ、８ｂと、これを覆う形状の送
路カバー９ｍ、９ｂとによってＩＣ収納部を構成する。

上記のシュー１’８ａ＋８ｂｂ及び送路カバー　９　ａ
。

９ｂは、枠状部材３が水平軸２ａ、２ｂと共に回動する
とこれと一緒に回動する。この回動状態について本実施
例の側面図である第５図を参照しつつ次に述べる。

第５図に示した点Ｏは水平軸２ａ、２ｂ（第４図）の軸
心である。シュート８ａ（８ｂ）　は、レーンｂ４　と
等しい傾斜をなして該レーンｂ４（ｂｌ−ｂｓ　）に接
続する姿勢Ｑ（仮想線で示す）と、レーンｅｌ＋ｃ２　
に接続する垂直姿勢Ｒとの間を、点Ｏを中心として円弧
矢印Ｓの如く往復傾動する。送路カバー９ａ、（９ｂ）
　もこれと共に往復傾動する。

１１は、シュート８ａ（８ｂ）が傾動する際、その先端
が描く円弧に対向するように構成したシュートカバーで
ある。

以上のように構成した装置を使用するには、枠状部材３
を回動させてシュー）８ａ、８ｂを第５図のＱ姿勢（傾
斜姿勢）にしつつ、これと同時にシリンダ１０（第４図
）を伸縮させてシュート１３ａ。

８ｂを所望のレーン（、ｂｌ＃ｂ、の内の例れか）に揃
える。上記二つの作動を同時に行なわせることができる
ので作動時間を短縮できる。

被搬送物であるＩＣ１２が第５図のように滑降してくる
と、これｔ−Ｑ姿勢のシュート８ｍ（８ｂ）上に受け取
る。

次いで上記のシ二一）　８１Ｌ　、８ｂを垂直姿勢Ｒに
傾動させながら、シリンダ１０を伸縮させて該シュート
ラレーンＣ１ｅＣ２に揃える。この二つの作動も同時に
行って作動時間を短縮することができる。

シュート８ａ、８ｂが傾斜姿勢Ｑから垂直姿勢Ｒまで傾
動する途中において、該シュート上に乗ったＩＣは送路
カバー９ａ、９ｂとシュートカバー１１とで案内されつ
つ搬送される◎ 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明のオリエンタ装置は振分は
機能を備えているため、オリエンタ作動と振分は作動と
を同時に併行して行うことができ作動時間を短縮できる
。その上、オリエンタ機能と振分は機能とを単一の機器
によって果たすことができるのでＩＣハンドラ全体をコ
ンノ４クトに構成することができるという優れた実用的
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はＩＣハンドラの斜視図、第２図は上記ＩＣハン
ドラの振分は部付近の平面図を模式化して描いた説明図
、第３図は同じく側面図を模式化して描いた説明図であ
る。 第４図は本発明装置の１実施例における部分的切断平面
図、第５図は同じく部分的切断側面図である。 １　＋　ｌａ〜１ｈ−ｘガジン、２＊、２ｂ・−水平軸
、３・・・枠状部材、４・・・ベアリング、５・・・ブ
ラケット、６ａ、６ｂ・・・案内軸、７ｍ、’Ｉｂ・・
・摺動ブロック、８ａ　＋８ｂ・・・シュート、９ａ、
９ｂ・・・送路カバー、１０・・・シリンダ、１１・・
・シュートカバー、１２・・・ＩＣ０特許出願人　日立
電子エンジニアリング株式会社代理人　弁理士　秋　本
　正　実 第　１図 第′図　第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＩＣを自重降下させるシュートと、自重降下したＩＣを
   垂直下方に案内するレーンを有する測定部と、斜方向に
   降下したＩＣの搬送方向を垂直下方に変換するオリエン
   タ機構と、斜方向に降下したＩＣを搬送方向と直角方向
   に搬送して所定のレーンに受渡しする振分機構とを備え
   たＩＣハンドラにおいて、前記のシュートと直角な水平
   軸を中心として回動する枠状部材と、上記の枠状部材に
   設けた案内軸と、上記の案内軸に沿って駆動をれるＩＣ
   収納部材とを設け、かつ、上記案内軸をシュートと直角
   に水平に設けたことを特徴とする、振分は機能を備えた
   オリエンタ装置。