JPS6020554Y2 - 索取り用金物 - Google Patents
索取り用金物Info
- Publication number
- JPS6020554Y2 JPS6020554Y2 JP10174180U JP10174180U JPS6020554Y2 JP S6020554 Y2 JPS6020554 Y2 JP S6020554Y2 JP 10174180 U JP10174180 U JP 10174180U JP 10174180 U JP10174180 U JP 10174180U JP S6020554 Y2 JPS6020554 Y2 JP S6020554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- rope
- oval
- engaging member
- hardware
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は潜水調査船捜索金物、重量物の固縛金物、その
他の物体に長円形の穴を設けてその物体を穴部で引張る
場合等に応用できる索取り用金物に関するものである。
他の物体に長円形の穴を設けてその物体を穴部で引張る
場合等に応用できる索取り用金物に関するものである。
一般に移動可能なある物体(工業製品)にロープ掛けを
行ない、同ロープの方向へ引き寄せる作業が繰返し行な
われる場合には、その物体に索取り用の金物が設けられ
る。
行ない、同ロープの方向へ引き寄せる作業が繰返し行な
われる場合には、その物体に索取り用の金物が設けられ
る。
この金物には用途や取付けの条件により、アイプレート
、アイボルト、フック状のもの、単なる杭状のもの等種
々あるが、これらは殆どの場合突起物となっている。
、アイボルト、フック状のもの、単なる杭状のもの等種
々あるが、これらは殆どの場合突起物となっている。
第1図はアイプレート方式を示し、物体1の側部下端に
はアイプレート又はアイボルト等2を設け、これにロー
プ3を引掛けると共に、同ロープ3を矢印方向に引張る
ようにしたものである。
はアイプレート又はアイボルト等2を設け、これにロー
プ3を引掛けると共に、同ロープ3を矢印方向に引張る
ようにしたものである。
また第2図はフック組立方式を示し、自動車1aの前部
下面にフック状の金物4を取付け、同金物4にロープ3
を引掛けて矢印方向に引張るようにしたものである。
下面にフック状の金物4を取付け、同金物4にロープ3
を引掛けて矢印方向に引張るようにしたものである。
第3図は物体1にはフックの入る大きな穴5を設け、開
穴5の中央部を横切る状態で、物体1に両端固定の棒材
6を取付け、同棒材6にはロープ3の先端に取付けたフ
ック7を係合してなるもので、ロープ3は矢印方向へ引
張られる。
穴5の中央部を横切る状態で、物体1に両端固定の棒材
6を取付け、同棒材6にはロープ3の先端に取付けたフ
ック7を係合してなるもので、ロープ3は矢印方向へ引
張られる。
また第4図はボラード等を用いてなる場合で、船等8の
上面に突起9を取付け、同突起にロープ3先端の環状部
3aを引掛けると共に、ロープ3を矢印方向に引張るよ
うにしたものである。
上面に突起9を取付け、同突起にロープ3先端の環状部
3aを引掛けると共に、ロープ3を矢印方向に引張るよ
うにしたものである。
一般に外観の美しさや、流体力学的な抵抗を問題とした
り、突起による接触の危険性を避けるためには、これら
の金物を物体の内部に設けたり、物体の一部がその代用
となる構造とすることで普通は解決できる。
り、突起による接触の危険性を避けるためには、これら
の金物を物体の内部に設けたり、物体の一部がその代用
となる構造とすることで普通は解決できる。
しかしながら物体の構造上、もしくはその使用上、索取
り用金物が物体の内部にも、物体の一部を代用しても設
けられないような場合には、物体を縛る形でロープを取
付ける方法が残されているが、この方法は作業性が極め
て悪い欠点がある。
り用金物が物体の内部にも、物体の一部を代用しても設
けられないような場合には、物体を縛る形でロープを取
付ける方法が残されているが、この方法は作業性が極め
て悪い欠点がある。
普通潜水船の索取り用金物を縦通材に設ける場合、外部
への突起は当然許されず、また外皮が貼りつめられてい
るため、内部に設けても使用できない。
への突起は当然許されず、また外皮が貼りつめられてい
るため、内部に設けても使用できない。
従って縦通材の一部をその代用となる構造にすることが
考えられるが、場所の制限がある上に、フックが掛けら
れるような穴は強度的にあけられないため、殆ど実施さ
れていない。
考えられるが、場所の制限がある上に、フックが掛けら
れるような穴は強度的にあけられないため、殆ど実施さ
れていない。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、索を掛ける相手物体に設けられた長円形の穴に合
う長円形の頭を円柱側の頭部に有し、尾部に索を通すア
イ部を設けた係合部材と、同部材に組み込まれ、前記円
柱側を軸に自由に回転及びスライドでき、かつ頭部にコ
字形の切込みを有し、同切込みが前記係合部材の長円形
の頭を抱持した状態では同係合部材と一体的になる回り
を止め部材よりなり、簡単に長円形の穴を介して索を掛
けることができる索取り用金物を提供せんとするもので
ある。
ので、索を掛ける相手物体に設けられた長円形の穴に合
う長円形の頭を円柱側の頭部に有し、尾部に索を通すア
イ部を設けた係合部材と、同部材に組み込まれ、前記円
柱側を軸に自由に回転及びスライドでき、かつ頭部にコ
字形の切込みを有し、同切込みが前記係合部材の長円形
の頭を抱持した状態では同係合部材と一体的になる回り
を止め部材よりなり、簡単に長円形の穴を介して索を掛
けることができる索取り用金物を提供せんとするもので
ある。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、先ず第
5図〜第10図に於いて、本考案の実施例を有する索取
り用金物は索10を掛ける相手物体11に設けられた長
円形の穴12に合う長円形の頭13を円柱側14の頭部
に有し、尾部に索10を通すアイ部15が設けられた係
合部材16と、同部材16に組み込まれると共に、円柱
側14を軸に自由に回転及びスライドでき、かつ頭部に
コ字形の切込み17を有する回り止め部材18とよりな
り、同切込み17が第5図の如く保合部材16の長円形
の頭13を抱持した状態では、同′回り止め部材18は
同係合部材16と一体的になって別個には回転しないよ
うになっている。
5図〜第10図に於いて、本考案の実施例を有する索取
り用金物は索10を掛ける相手物体11に設けられた長
円形の穴12に合う長円形の頭13を円柱側14の頭部
に有し、尾部に索10を通すアイ部15が設けられた係
合部材16と、同部材16に組み込まれると共に、円柱
側14を軸に自由に回転及びスライドでき、かつ頭部に
コ字形の切込み17を有する回り止め部材18とよりな
り、同切込み17が第5図の如く保合部材16の長円形
の頭13を抱持した状態では、同′回り止め部材18は
同係合部材16と一体的になって別個には回転しないよ
うになっている。
19は回り止め部材18が係合部材16から抜は出さな
いように設けた抜は止め部材で、第11図の場合は係合
部材16に設けたねじに係合するナツト状であり、第1
2図の場合は割ピン状のピン差し込み方式である。
いように設けた抜は止め部材で、第11図の場合は係合
部材16に設けたねじに係合するナツト状であり、第1
2図の場合は割ピン状のピン差し込み方式である。
次に作用を説明すると、係合部材16と回り止め部材1
8の長円方向を合せて相手方の長円形の穴12に挿入し
た後、係合部材16を軸を中心に第9図の矢印C方向に
90°回転させて手前に一様に引く。
8の長円方向を合せて相手方の長円形の穴12に挿入し
た後、係合部材16を軸を中心に第9図の矢印C方向に
90°回転させて手前に一様に引く。
又は係合部材16の長円形の頭13を長円形の穴12に
挿入して前記と同様に90°回転させた後、回り止め部
材18を長円形の穴12の両側部の隙間に一様に差し込
む。
挿入して前記と同様に90°回転させた後、回り止め部
材18を長円形の穴12の両側部の隙間に一様に差し込
む。
これにより保合部材16が相手方の長円形の穴12に固
定される。
定される。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されているので、
索を掛けるべき物体の本体に索取り用金物を設けること
ができなくても、これに長円形の穴を設けることにより
、係合部材を同大内で90゜回転させるだけで簡単に索
を掛けることができると共に、強度的にも少しも問題と
なるようなことはない。
索を掛けるべき物体の本体に索取り用金物を設けること
ができなくても、これに長円形の穴を設けることにより
、係合部材を同大内で90゜回転させるだけで簡単に索
を掛けることができると共に、強度的にも少しも問題と
なるようなことはない。
また回り止め部材の切込みが保合部材の頭を抱持した状
態では、保合部材が長円形の穴内で逆には90’回転で
きなくなるので、保合部材が同大から抜は出すことはな
く、従って索を固定できる。
態では、保合部材が長円形の穴内で逆には90’回転で
きなくなるので、保合部材が同大から抜は出すことはな
く、従って索を固定できる。
第1図、第2図、第3図及び第4図は物体をロープ掛け
で引き寄せる場合の従来例を夫々示す斜視図、第5図は
本考案の実施例を示す索取り用金物を示す側面図、第6
図は同要部の平面図、第7図は第6図のA矢視図、第8
図は第6図のB矢視図、第9図は本考案の実施例を示す
索取り用金物を長円形の穴に係合させようとする状態の
斜視図、第10図は長円形の穴に係合部材を挿入して固
定した状態を示す正面断面図、第11図及び第12図は
夫々抜は止め部材の各側を示す側断面図である。 図の主要部分の説明、10・・・・・・索、11・・・
・・・相手物体、12・・・・・・長円形の穴、13・
・・・・・長円形の頭、14・・・・・・円柱側、15
・・・・・・アイ部、16・・・・・・係合部材、17
・・・・・・切込み、18・・・・・・回り止め部材。
で引き寄せる場合の従来例を夫々示す斜視図、第5図は
本考案の実施例を示す索取り用金物を示す側面図、第6
図は同要部の平面図、第7図は第6図のA矢視図、第8
図は第6図のB矢視図、第9図は本考案の実施例を示す
索取り用金物を長円形の穴に係合させようとする状態の
斜視図、第10図は長円形の穴に係合部材を挿入して固
定した状態を示す正面断面図、第11図及び第12図は
夫々抜は止め部材の各側を示す側断面図である。 図の主要部分の説明、10・・・・・・索、11・・・
・・・相手物体、12・・・・・・長円形の穴、13・
・・・・・長円形の頭、14・・・・・・円柱側、15
・・・・・・アイ部、16・・・・・・係合部材、17
・・・・・・切込み、18・・・・・・回り止め部材。
Claims (1)
- 索を掛ける相手物体に設けられた長円形の穴に合う長円
形の頭を円柱胴の頭部に有し、尾部に索を通すアイ部を
設けた係合部材、同部材に組み込まれ、前記円柱胴を軸
に自由に回転及びスライドでき、かつ頭部にコ字形の切
込みを有し、同切込みが前記係合部材の長円形の頭を抱
持した状態では同係合部材と一体的になる回り止め部材
とよりなることを特徴とする索取り用金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10174180U JPS6020554Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 索取り用金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10174180U JPS6020554Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 索取り用金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725092U JPS5725092U (ja) | 1982-02-09 |
JPS6020554Y2 true JPS6020554Y2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=29463178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10174180U Expired JPS6020554Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 索取り用金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020554Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155665U (ja) * | 1984-09-18 | 1986-04-14 |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP10174180U patent/JPS6020554Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725092U (ja) | 1982-02-09 |
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