JPH056316Y2 - - Google Patents

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JPH056316Y2
JPH056316Y2 JP8788787U JP8788787U JPH056316Y2 JP H056316 Y2 JPH056316 Y2 JP H056316Y2 JP 8788787 U JP8788787 U JP 8788787U JP 8788787 U JP8788787 U JP 8788787U JP H056316 Y2 JPH056316 Y2 JP H056316Y2
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JP
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thimble
wire rope
wire
eye
rope
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワイヤーロープのアイを保護するシ
ンブルに関し、特にワイヤーロープを必要に応じ
て取付、取外し可能としたシンブル構造を提供す
る。
(従来の技術) クレーンの玉掛作業等で使用する玉掛用のワイ
ヤーロープは、出来るだけ柔軟なものが取扱い易
いが玉掛時にフツクとの接触部で変形したり、摩
耗を早めたりするのでアイ部にシンブルを固着し
て保護するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来のアイにシンブルを固
着するものでは、通常、ワイヤーロープ径に対す
るシンブルの大きさも一定しており、これによつ
てフツクに掛ける穴の大きさも定まり、適用可能
なフツクも制限されるという問題点があつた。
又、玉掛用ワイヤーロープの全てのアイにシン
ブルを固着しては、滑り易いものを玉掛けすると
きに用いる一方のアイを他方のアイに通し吊荷を
絞り込んで吊上げる、いわゆる目通し方法が使用
できず不便であるし、又、傷んだワイヤーロープ
を廃棄するときは固着したシンブルも一緒に廃棄
されて不経済であるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、玉掛用ワイヤーロープのアイが
着脱自在にできて、一つのワイヤーロープを様々
な大きさのフツクに係止することができ、シンブ
ル不要時には取外して軽量で取扱容易にでき、
又、ワイヤーロープが変形摩耗したときはシンブ
ルを残してワイヤーロープのみを廃棄することが
できて経済的なシンブルを提供する。
その要旨は、シンブルのワイヤー溝の溝縁の一
方をワイヤーロープの延長方向に適宜長さ延長し
て先端部をワイヤー溝側に略L字状に折曲げ、ワ
イヤーロープのアイ外径が通過可能な適宜長さの
ロープ保持穴を前記先端部に形成し、ワイヤーロ
ープのアイをロープ保持穴に通してからワイヤー
溝に着脱自在に係止したことを特徴とするワイヤ
ーロープが着脱自在なシンブルにある。
(作用) 本考案では、シンブルのワイヤー溝の溝縁の一
方をワイヤーロープの延長方向に適宜長さ延長し
て先端部をワイヤー溝側に略L字状に折曲げこの
先端部にワイヤーロープのアイを通すロープ保持
穴を形成している。
ワイヤーロープのアイをこのロープ保持穴に通
してからアイをワイヤー溝に係止し、フツク掛止
用の穴をフツクに掛止する。又は、先にシンブル
をフツクに掛止しておき、必要時にワイヤーロー
プを掛けるようにしてもよい。
荷重でワイヤーロープはワイヤー溝に嵌着し、
このワイヤー溝の曲率半径でワイヤーロープは屈
曲するのみで滑り等がなく、アイは適切に保護さ
れる。荷振れの場合等もシンブルとフツクの間で
のみ摺動、転動するから、ワイヤーロープの変
形、摩耗等もない。又、アイはロープ保持穴を通
過しているので荷振れでシンブルから外れるよう
なこともない。
同一作業が連続する場合は、フツクにシンブル
のみを掛止し、吊荷はシンブルの付かないアイの
みのワイヤーロープで玉掛けし、これを次々と同
一のシンブルに掛けて作業を進めることができる
し、又、次行程では違つた大きさのフツクであつ
ても別のシンブルさえ掛止しておけば差しつかえ
ることなく作業することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図に示す実施例は、溶接構造のシンブル1を示
しており、図中2はワイヤー溝3の一方の溝縁
で、ワイヤーロープ4の延長方向に略L字状に折
曲げた先端部5を設けている。この先端部5にワ
イヤーロープ4のアイ6外径が通過可能な長穴の
ロープ保持穴7を形成している。
図中8はワイヤー溝3の他方の溝縁、9はフツ
ク10の掛止用穴である。
第4図イ,ロは使用例を示しており、アイ6を
ワイヤー溝3に嵌着してから掛止用穴9をフツク
10に掛けているが、シンブル1をフツク10に
掛けてからアイ6を嵌着させてもよい。
又、第5図は他の使用例を示しており、掛止用
穴9をフツク10に掛けるのみでなく、シヤツク
ル11を介して別のフツク12を連結している。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案の
具体的な構成はこの実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、シンブル1は溶接構造としたが、これ
に限らず、鍛造などで一体に形成できるものであ
る。
(考案の効果) 以上の様に本考案によれば、玉掛用のワイヤー
ロープが着脱自在にでき作業が容易で、しかも一
つのワイヤーロープを様々な大きさのフツクに掛
止することができる。又、少数のシンブルを用意
するだけで多数のワイヤーロープのアイ部の変形
摩耗を防止することができ、又、廃棄するときも
シンブルを残してワイヤーロープのみを廃棄でき
るので経済的である。又、構造がシンプルで安全
に使用でき、又、安価に製作できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は同側面図、第3図は底面図、第4図イ,ロは使
用例を示す説明図、第5図は他の使用例を示す説
明図である。 1……シンブル、2……溝縁、3……ワイヤー
溝、4……ワイヤーロープ、5……先端部、6…
…アイ、7……ロープ保持穴、8……溝縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シンブルのワイヤー溝の溝縁の一方をワイヤー
    ロープの延長方向に適宜長さ延長して先端部をワ
    イヤー溝側に略L字状に折曲げ、ワイヤーロープ
    のアイ外径が通過可能な適宜長さのロープ保持穴
    を前記先端部に形成し、ワイヤーロープのアイを
    ロープ保持穴に通してからワイヤー溝に着脱自在
    に係止したことを特徴とするワイヤーロープが着
    脱自在なシンブル。
JP8788787U 1987-06-05 1987-06-05 Expired - Lifetime JPH056316Y2 (ja)

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JP8788787U JPH056316Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JPS63197275U JPS63197275U (ja) 1988-12-19
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US8256981B2 (en) * 2009-09-01 2012-09-04 Delta Rigging & Tools, Inc. Thimble with element retaining feature
EP2530045A1 (fr) * 2011-05-31 2012-12-05 Fehr Dispositif de protection d'un cable

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JPS63197275U (ja) 1988-12-19

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