JP3043806U - 伸縮式ワイヤー引っかけ棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉掛け作業時に手の届かない所及び、手の入
らない所の玉掛けワイヤーを引っ掛けるための作業工具
を提供する。 【解決手段】 伸縮自在の棒（１）の先にフック（２）
を設け且つ、フックが回らないように、伸縮自在の棒
（１）の中に回り止めのつめを設けた作業工具である。
これを使用時には伸ばし又、使用時以外は縮めて常に身
に付けておくことができることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、玉掛け作業（クレーンを使用して品物を吊り上げるために品物に ワイヤーを掛ける作業）に関する作業工具である。

【００２】

【従来の技術】

従来鉄筋や針金などの先を曲げ手の入らない所及び、手の届かない所の玉掛け ワイヤーを引っかけていた。

【００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （イ）鉄筋や針金など適当な物が身近にないときは、玉掛けをする品物の端 を、一度クレーンで吊ってワイヤーを掛けていた。 （ロ）鉄筋などで作った引っかけ棒は、長くて持ち運びができなかった そのために一度きりの使用になり、その都度作っていた。 本考案は、これらの欠点を除くために、なされたものである。

【００４】

【課題を解決するための手段】

上記した欠点を除くために、伸縮自在の棒（１）の先にフック（２）を設け且 つフック（２）が回らないように伸縮自在の棒（１）の中に、回り止めのつめを 設けたものである。本考案は、以上のような構成によるワイヤー引っかけ棒であ る。

【００５】

【考案の実施の形態】

使用時は、この伸縮自在の棒（１）を伸ばし（１）の先についているフック（ ２）で手の入らない所及び手の届かないところの玉掛けワイヤーを引っかけて、 手前に引っ張ってくる。

【００６】

【考案の効果】

伸縮自在の棒を使うことにより、使用時には伸ばし又、使用時以外には縮めて 、常に身に付けておくことが出来る様になった。したがって従来のように、その 都度身近にある鉄筋や針金などで、作らなくてもよく、一つの品物にワイヤーを 掛ける時間が大幅に短縮出来る様になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【符号の説明】

（１）は伸縮自在の棒 （２）はフック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 伸縮自在の棒（１）の先に、フック
   （２）を設け且つ、フック（２）が回らないように伸縮
   自在の棒（１）の中に回り止めのつめを設けたワイヤー
   引っかけ棒