JPS60204859A - 鉄系焼結体の製造方法 - Google Patents
鉄系焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60204859A JPS60204859A JP5945384A JP5945384A JPS60204859A JP S60204859 A JPS60204859 A JP S60204859A JP 5945384 A JP5945384 A JP 5945384A JP 5945384 A JP5945384 A JP 5945384A JP S60204859 A JPS60204859 A JP S60204859A
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- JP
- Japan
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- sintered body
- iron
- carbon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は鉄系焼結合金の製造方法に関する。
鉄に数％のシリコンを添加した合金は高透磁率の磁性合
金を安価で得られることから発電機、変圧器など各糧の
磁心、更には機械部品などとして広く用いられている。
金を安価で得られることから発電機、変圧器など各糧の
磁心、更には機械部品などとして広く用いられている。
この材料は、けい素鋼板として通常薄板状で用いられる
が、近年５粉末冶金で製品を得ることが試みられている
。
が、近年５粉末冶金で製品を得ることが試みられている
。
鉄−シリコン（Ｆｅ−８ｉ）焼結体はＳｌの添加により
透磁率等の磁性特性を向上させるものであるが、余りＳ
ｌの添加が多いと焼結体の脆性は悪化する。したがって
Ｆｅ−８ｉ焼結体の製造方法、製造条件を変更・調整し
て脆性等の特性に優れたＦ ｅ −Ｓ ｉ焼結体を製造
する方法が要望されていた。
透磁率等の磁性特性を向上させるものであるが、余りＳ
ｌの添加が多いと焼結体の脆性は悪化する。したがって
Ｆｅ−８ｉ焼結体の製造方法、製造条件を変更・調整し
て脆性等の特性に優れたＦ ｅ −Ｓ ｉ焼結体を製造
する方法が要望されていた。
本発明は上記欠点を解消するためになされたもので、酸
化鉄粉末とケイ素粉末を均一分散することにより容易に
緻密化し脆性特性の優れたＦｅ−８ｉ焼結体を製造する
方法を提供することを目的とする。
化鉄粉末とケイ素粉末を均一分散することにより容易に
緻密化し脆性特性の優れたＦｅ−８ｉ焼結体を製造する
方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、Ｆ
ｅ −Ｓ ｉ焼結体の製造方法において炭素の存在が
酸化鉄粉末とケイ素粉末の均一分散に有効であることに
着目してなされたものである。一方製造されたＦｅ−８
１焼結体中に炭素が存在すると最大透磁率、初透磁率、
飽和磁束密度等の磁気特性を低下させるが本発明はこの
難点を克服した。
ｅ −Ｓ ｉ焼結体の製造方法において炭素の存在が
酸化鉄粉末とケイ素粉末の均一分散に有効であることに
着目してなされたものである。一方製造されたＦｅ−８
１焼結体中に炭素が存在すると最大透磁率、初透磁率、
飽和磁束密度等の磁気特性を低下させるが本発明はこの
難点を克服した。
即ち本発明はＦ ｅ −８１焼結体の原料粉末に０を０
．０５重量％以上０．２電食％以下添加し、このＣの添
加量に応じ酸化鉄を０．３重量％以上０．７重量％以下
添加して混合後成形し焼結時に酸化鉄中００により０を
酸化して焼結体中から脱炭することを特徴とするＦｅ−
８１焼結体の製造方法である。
．０５重量％以上０．２電食％以下添加し、このＣの添
加量に応じ酸化鉄を０．３重量％以上０．７重量％以下
添加して混合後成形し焼結時に酸化鉄中００により０を
酸化して焼結体中から脱炭することを特徴とするＦｅ−
８１焼結体の製造方法である。
本発明の製造方法によればＯを小量添加し更にＯを酸化
鉄として添加することにより、成形体過程で存在してい
たＣが焼結過程で酸化鉄中００により酸化されてＣＯあ
るいは００２となり保護雰囲気をつくり焼結体を緻密化
する。この際の００あるいは００２は徐々に焼結体中か
ら飛散して結局焼結体にはほとんど残らず含有率が０．
０１ ｖｏＬ％以下となる。
鉄として添加することにより、成形体過程で存在してい
たＣが焼結過程で酸化鉄中００により酸化されてＣＯあ
るいは００２となり保護雰囲気をつくり焼結体を緻密化
する。この際の００あるいは００２は徐々に焼結体中か
ら飛散して結局焼結体にはほとんど残らず含有率が０．
０１ ｖｏＬ％以下となる。
本発明の製造方法においてＦ ｅ −８１焼結体の原料
粉末に添加するＣは０．０５重量％以上で均一な分散を
呈し、この効果は０．２重量％迄磁気特性を損ねること
なく維持できる。
粉末に添加するＣは０．０５重量％以上で均一な分散を
呈し、この効果は０．２重量％迄磁気特性を損ねること
なく維持できる。
本発明の製造方法において透磁率を向上させしかも脆性
の低下の少ない更に望ましい０の範囲は０．０８重量％
以上０．２重量％以下である。
の低下の少ない更に望ましい０の範囲は０．０８重量％
以上０．２重量％以下である。
また１本発明の製造方法においてＦｅ−８１焼結体の原
料粉末に添加する酸化鉄は添加した０を００あるいは０
０２として脱炭するに必要な当量以上の０を含む量だけ
添加すればよいが、具体的には焼結温度等の焼結条件に
より多少異なり０．３重量％以上０．７重量％以下の範
囲がよい。
料粉末に添加する酸化鉄は添加した０を００あるいは０
０２として脱炭するに必要な当量以上の０を含む量だけ
添加すればよいが、具体的には焼結温度等の焼結条件に
より多少異なり０．３重量％以上０．７重量％以下の範
囲がよい。
更に望ましい範囲は０．４重量％以上０．６重量％以下
である。
である。
また、酸化鉄はＦｅ２Ｏ３，Ｆｅｄ、Ｆｅ３Ｏ４等のい
ずれの構造を有する粉末でも構わないが工業的にはＦｅ
２０３の粉末として添加することが望ましい。
ずれの構造を有する粉末でも構わないが工業的にはＦｅ
２０３の粉末として添加することが望ましい。
試料としてＦｅ−８１合金粉末（Ｆθニア０ｗｔ％ｖ
Ｓ ｉ ： ３０ ｗ ｔ％）８０ｗｔ％Ｆｅ粉末１９
ｗｔ％＊Ｆａ２０３粉末０．５ ｗ ｔ％・０粉末０．
０９ ｗ ｔ％からなる混合粉末を均一に混合し成形圧
６ｔｏ＊／ｃＩｉで加圧して成形し、還元あるいは不活
性ガス雰囲気、温度１１００〜１３００℃で焼結して磁
気ヘッド用Ｆ ｅ −Ｓ ｉ焼結体を製造した。このＦ
ｅ−８１焼結体の組成を調べたところ、Ｆｅ−８１焼結
体中にＣは０．０１ ｖｏｔ％以下でありほとんど含有
されていなかった。これは成形過程で存在していた０が
焼結過程でＦ ｅ ２０ ｚ中のＯにより酸化されて０
０あるい＃′１００２ ＜！：なり焼結体中から飛散し
てしまうためと考えられる。
Ｓ ｉ ： ３０ ｗ ｔ％）８０ｗｔ％Ｆｅ粉末１９
ｗｔ％＊Ｆａ２０３粉末０．５ ｗ ｔ％・０粉末０．
０９ ｗ ｔ％からなる混合粉末を均一に混合し成形圧
６ｔｏ＊／ｃＩｉで加圧して成形し、還元あるいは不活
性ガス雰囲気、温度１１００〜１３００℃で焼結して磁
気ヘッド用Ｆ ｅ −Ｓ ｉ焼結体を製造した。このＦ
ｅ−８１焼結体の組成を調べたところ、Ｆｅ−８１焼結
体中にＣは０．０１ ｖｏｔ％以下でありほとんど含有
されていなかった。これは成形過程で存在していた０が
焼結過程でＦ ｅ ２０ ｚ中のＯにより酸化されて０
０あるい＃′１００２ ＜！：なり焼結体中から飛散し
てしまうためと考えられる。
このようにして製造されたＦｅ−８１焼結体は０をほと
んど含有せず、しかも焼結工程中で００あるいｉｆ ０
０２の保護雰囲気を形成するためＳｌが含有されても焼
結状雇を良好に保ち焼結体を緻密化し、脆性に優れたＦ
ｅ−８１焼結体を製造することができた。
んど含有せず、しかも焼結工程中で００あるいｉｆ ０
０２の保護雰囲気を形成するためＳｌが含有されても焼
結状雇を良好に保ち焼結体を緻密化し、脆性に優れたＦ
ｅ−８１焼結体を製造することができた。
これに対し、原料粉末としてＣを添加せずに製造したＦ
ｅ −Ｓ ｉ焼結体は脆性の悪いものであった。
ｅ −Ｓ ｉ焼結体は脆性の悪いものであった。
本発明の製造方法によれば、従来Ｆｅ−８ｉ焼結体の欠
点とされていた脆性を改善することにより透磁率等の磁
気特性に優れしかも緻密化して脆性にも優れたＦ ｅ
＝ ’８１焼結体を製造することができる。
点とされていた脆性を改善することにより透磁率等の磁
気特性に優れしかも緻密化して脆性にも優れたＦ ｅ
＝ ’８１焼結体を製造することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 鉄−シリコン焼結体の原料粉末に炭素を０．０５
重量％以上０．２重量％以下添加し、この炭素の添加量
に応じ酸化鉄を０．３重量％以上０．７重量％以下添加
して混合後成形し、焼結することをＩＰ＃徴とする鉄系
焼結体の製造方法。 ２、 炭素が０．０８重量％以上０．２重量％以下であ
る特許請求の範囲第１項記載の鉄系焼結体の製造方法。 ３、酸化鉄が０．４重量％以上０．７重量％以下である
特許請求の範囲第１項または第２項記載の鉄系焼結体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5945384A JPS60204859A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 鉄系焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5945384A JPS60204859A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 鉄系焼結体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60204859A true JPS60204859A (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=13113731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5945384A Pending JPS60204859A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 鉄系焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60204859A (ja) |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP5945384A patent/JPS60204859A/ja active Pending
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