JPS60204740A - ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法 - Google Patents

ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法

Info

Publication number
JPS60204740A
JPS60204740A JP6199184A JP6199184A JPS60204740A JP S60204740 A JPS60204740 A JP S60204740A JP 6199184 A JP6199184 A JP 6199184A JP 6199184 A JP6199184 A JP 6199184A JP S60204740 A JPS60204740 A JP S60204740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
acid
hydroxycarboxylic acid
solvent
aluminum salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6199184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Suzuki
繁昭 鈴木
Yoshifumi Murata
村田 好史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP6199184A priority Critical patent/JPS60204740A/ja
Publication of JPS60204740A publication Critical patent/JPS60204740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造
方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリエステ
ルに対し優れた接着性を有すると共に、エチレ、ンービ
ニルアルコール共重合体、カルボン酸変性エチレン−酢
酸ビニル共重合体等の樹脂に対しても優れた接着性能を
有するアルミニウム変性ポリエステルの製造に用いられ
るポリエステルのアルミニウム変性剤として有用なヒド
ロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法に関する
(従来技術とその間鵜点) 力pボン酸とアルミニウムアルコキシドから該力pポン
酸のアルミニウム塩を製造する方法については既に多く
の報告がある。例えば、■J、W。
McBain ラはバμミチン酸とアルミニウムエトキ
シドとをベンゼン溶媒中で加熱することによシ透明な流
体が得られ、該流体から溶媒を留去して得られたものは
AI (OC,、Hs)(0,00,、H,、)、に相
当する元素分析値を与えた、と報告している(J 、 
Am、Ohem。
Soc、 、 54 、3266 (1932))。■
独国特許第569,946号(1933)によれば、例
えば1μミニウムエトキシドを安息香酸と共にキシレン
中で加熱することによシ安息香酸のアルミニウム塩が得
られている。
■A、 Gilmourらはラウリμ酸とアルミニウム
イソプロポキシドとを2;1のモル比でベンゼン中で混
合することによυ高粘度の溶液が得られ、該溶液から溶
媒を加熱留去して得られたものは” C0Cs■y )
 (020C+ + Hxs )2に和尚する元素分析
値を与えた、と報告している( J、Ohem、 Bo
a、、 a 463(1956))o■に、 0. P
andeらもまた、上記A、 Gilmourらと同様
な報告をしている( J、Inorg。
&NuO]、0h6a、 L 128 (1957) 
] 、上記の製造方法の特徴は力〃ボン酸とアルミニウ
ムアルコキシド、!:l)ベンゼン・キシレンのような
芳香族炭化水素溶媒中で反応させ、(11)生成物であ
る該力pボン酸のアルミニウム塩を溶液として得、つい
で溶媒を留去して生成物を単離することで多る。
ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩に関しても同様
の製造方法が知られている。A、 K、 Raiラバア
ルミニウムイソプロポキシドとサリチル酸又はマンデル
酸又は乳酸とをベンゼン中で反応させて、これらのヒド
ロキシカルボン酸のアルミニウム塩を得た、と報告して
いる( J、 P rakt 、Ohem、。
シい105 (1963))。
本発明者らはアルミニウム変性ポリエステルの製造に用
いるアルミニウム変性剤として、ヒドロキシカルボン酸
のアルミニウム塩に注目していた。
そこで上記A、に、Raiらの方法に基づき、乳酸のア
ルミニウム塩を製造したが、該乳酸のアルミニウム塩は
ポリエステルの変性剤としては不適当なものであった。
すなわち、該乳酸のアルミニウム塩をポリエステルの重
合系に添加した場合、生成するポリエステルは不溶粒子
を含有しておシ、エチレン−ビニルアルコール共重合体
、力yボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体等の樹
脂に対する接着性能においても満足できるものではなか
った。
(発明の目的) 本発明の目的は、ポリエステルのアルミニウム変性剤と
して有用なヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩を製
造することである。
(発明の構成および効果) かかる発明の目的は、下記一般式(1)%式%(1) (式中、R1は炭素数3〜4個のフルキル基を表わす。
) で示されるアルミニウムアルコキシドと、下記の一般式
(n) R200,H・・・・・・・・−・・・・・・・・ (
n)(式中、R2はヒドロキシ基で置換されたフェニル
基又は低級アルキル基又はベンジμ基を表わす。) で示されるヒドロキシカルボン酸とを、該アルミニウム
アルコキシドおよび該ヒドロキシカルボン酸に対し良溶
媒であシ、かつ生成するヒドロキシカルボン酸のアルミ
ニウム塩に対し貧溶媒である溶媒中で該ヒドロキシカル
ボン酸のアルミニウム塩を沈殿させつつ反応させること
を特徴とするヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の
製造方法によって達成される。
本発明の方法と上記A、に、 Ra iらの方法との大
きな相違点は反応溶媒の選択にある。A、 K、Ra 
iらの方法においては前記のカルボン酸のアルミニウム
塩の合成に関する諸報告と同様に、一般に力pポン酸の
アルミニウム塩に対する良溶媒として知られているベン
ゼン等の芳香族炭化水素類を用いている。それに対して
、本発明の方法は、生成物であるヒドロキシカルボン酸
のアルミニウム塩ヲ沈殿させるために、該アルミニウム
塩に対する貧溶媒を使用する点で特徴づけられる。
−般式(1)で示されるアルミニウムアルコキシドニツ
イテ見ると、R1は炭素数3〜4個のフルキル基を表わ
すが、対応するアルミニウムアルコキシドとしては、ア
ルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリー
5ea−ブトキシド、アルミニウム七ノー5ec−プト
キシジイソプロボキシド、アルミニウムトリーn−ブト
キシドなどが例示される。
一般式ω)で示されるヒドロキシカルボン酸について見
ると、R2はヒドロキシ基で置換されたフエニル基、次
素数4までの低級7ρキμ基又はベンジル基を表わすが
、対応するヒドロキシカルボン酸としては、サリチル酸
、m−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、
乳酸、2−ヒドロキシイソ醋酸、3−ヒドロキシ−3−
メチル−n−酪酸、マンダル酸などが例示される。一般
式伍〉で示されるヒドロキシカルボン酸の使用量は、一
般式(1)で示されるアルミニウムアルコキシド1モル
に対して約1.5〜3.0モル、好ましくは約1.7−
=2.0モルである。
反応溶媒としては、一般式中で示されるアルミニウムア
ルコキシド及び一般式■)で示されるヒドロキシカルボ
ン酸を溶解し、かつ生成するヒドロキシカルボン酸のア
ルミニウム塩を沈殿させる、すなわち該アルミニウム塩
に対する貧溶媒であれば、種々の溶媒又はそれらの混合
物が使用可能である。このような溶媒として、n−プロ
ピルアルコール、イソプロピpアμコーμ、n−ブチル
アルコール、5ea−ブチルアルコールナトノアルコ−
μ類及び上記のアルコ−μ類とジイソプロピルエーテル
、ジ−n−ブチルエーテルなどの非環式脂肪族エーテル
類又はペンタン、ヘキサンなどの飽和炭化水素類との混
合物が例示されるが、上記のアルコール類と上記の飽和
炭化水素類との混合物が好ましい。一般式(I)で示さ
れるアルミニウムアルコキシドの溶媒としては、上記の
飽和炭化水素類又は上記の飽和炭化水素類と上記のアル
コール類との混合物が、一般式〇)で示されるヒドロキ
シカ/l/7Nン酸の溶媒としては上記のアルコール類
が好ましいので、アルミニウムアルコキシドとヒドロキ
シカルボン酸を上述のそれぞれの好ましい溶HE溶解し
、両者を混合させながら反応が行なわれるのが望ましい
。混合溶媒を用いる際のそれらの溶媒の使用比は、溶質
である一般式(1)で示されるアルミニウムアルコキシ
ド又は一般式■)で示されるヒドロキシカルボン酸を溶
解し、生成するヒドロキシカルボン酸を沈殿させるよう
であれば、任意の割合で良い。又、これらの溶媒の使用
量は溶質である一般式中で示されるアルミニウムアルコ
キシド又は一般式〇)で示されるヒドロキシカルボン酸
をそれぞれ溶かす量であれば任意の量で良いが、溶質1
fに対して溶媒を約3〜10 ml使うことが好ましい
反応の操作方法としては、例えば一般式(1)で示され
るアルミニウムアルコキシドの溶液に、一般式〇)で示
されるヒドロキシカルボン酸の溶液を滴下混合し、沈殿
として生成するヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩
と溶媒とを濾過又は蒸留により分離し、得られた粉状も
しくは塊状の固体を減圧下又は常圧下で乾燥することに
ょシ、目的物であるヒドロキシカルボン酸のアルミニウ
ム塩を得ることができる。該反応は約0℃から用いる溶
媒の沸点までめ任意の温度にて行ない得る。又、該反応
は水分、湿気のない雰囲気で行なうことが好ましく、反
応器内はチッ素などの不活性気体で置換しておくことが
望ましい。
該反応によジヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩が
生成していることは赤外線吸収スペクトルにおいて、1
605〜1610cm’に頂点を有する吸収を示すこと
にょシ確認される。
本発明の方法にょシ製造されるヒドロキシカルボン酸の
アルミニウム塩はポリエステルのアルミニウム変性剤と
して好適である。
アルミニウム変性ポリエステルとは飽和ポリエステIv
(テレフタル酸、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン
酸などのジカルボン酸成分とエチレングリコール、ジエ
チレングリコ−/l/、 1.4−7”タンジオール、
1.6−ヘキサンジオールなどのグリコール成分とから
なる)の分子鎖中または分子されたものである。htr
原子の導入量はジカルボン酸単位100モル当り0.1
〜5モル程度とすることが後述の如き接着性を得ると共
に溶融成形可能な熱可塑性のポリエステルを得る点で望
ましい。かがるアルミニウム変性ポリエステルは本発明
の方法によって得られるヒドロキシカルボン酸のアルミ
ニウム塩を用いて、ヒドロキシカルボン酸の7A/ミニ
ラム塩ヲエチレングリコーμ、1.4−ブタンジオ−p
などのジオーμ類の溶液もしくは分散液として、ポリエ
ステルの重合反応前、好ましくはエステル化反応又はエ
ステル化反応の完了時点で反応系中に添加し、つづいて
重合を行なうことにより製造される。かくして製造され
た変性ポリエステルはアルミニウム原子が化学結合によ
りポリエステ〃鎖中に組込まれているため、アルミニウ
ムに由来する不溶粒子を含有することなく、ポリエステ
ルに対してだけでなく、ポリエステルとは異質の重合体
である水酸基またはカルボキシル基を有する重合体(エ
チレン−ビニルア/v:I−/L’共重合体、無水マレ
イン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
メタクリ′ル酸共重合体勢)にも優れた接着性を有して
いるので、接着剤や各種積層物の構成素材として有用で
ある。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
実施例1 (1)乳11のアルミニウム塩の合成 200 d客玉つロフツスコにアルミニウムイソプロポ
キシド11.1g、脱水ヘキサン20xl及び脱水イソ
フロヒルアルコ−l 20 dヲ入れた。このフヲヌコ
ヘメカニカルスターラー、温度針、滴下ロートを取シ付
け、ついでフラスコ内をチッ素で置換した。この滴下ロ
ートへ乳酸9.76gの脱水イソプロピμアμコーIL
/40−溶液を入れた。
メカ二カμスターツーで激しく攪拌しつつ、乳酸のイソ
プロピルアルコール溶液を滴下した。滴下後すぐに白色
の沈殿が生じ始めた。フラスコを水浴で冷却することに
よシ、内温を20〜24℃に保った。9分間で滴下を終
了し、ついでそのまま15分間攪拌を続けた。その後得
られた白色の懸濁液をチッ素気流下でグラス・フィルタ
ーにあけ、5分間吸引濾過した。分離された沈殿物をシ
ャーレに移し、55℃にて4時間、真空ポンプ減圧下で
乾燥し、白色の粉状物12.3pを得た。
この白色の粉状物を赤外分光分析(臭化カリウム錠剤法
)に付したところ、1605 am−’ を頂点とする
吸収が見られた。よって、との粉状物は乳酸のアルミニ
ウム塩であることが判明した。
(2)乳酸Oアルミニウム塩を用いたアルミニウム変性
共重合ポリエチレンテレフタレートの合成(1)で合成
した乳酸のアルミニウム塩4.51を1.4−ブタンジ
オール150gdにホモジナイザーを用いて分散した。
テレフタル酸ビス(2−ヒトpキシェチ/l/)132
IIを200℃に加熱して融解させ、これにリン酸トリ
ブチA150μl及び三酸化アンチモン40m1を加え
た。ついで240℃に昇温し、同温度でアスピレータ−
を用いて10分間系内を減圧にした。
チッ素にて系内を常圧に戻し、先に調製した乳酸のアル
ミニウム塩の1.4−ブタンジオ−μ分散液20 wt
lを加え、240 ℃で1o分間加熱した。系内をアス
ピレータ−1ついで真空ポンプで減圧にし、280℃ま
で昇温し、同温度で90分間重合することによシ、アル
ミニウム変性共重合ポリエチレンテレフタレートを得た
得られたポリマーを280℃に加熱した熱プレスを用い
て0.3mm厚のフィルムを成形し、これを急冷した。
このフィルムの外観は透明であシ、不溶粒子は肉眼で社
認められなかった。
次ニとのアルミニウム変性共重合ポリエチレンテレフタ
レートと力μポン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体
(アトマーVF500、三井石油化学社り及びエチレン
−ビニルアルコ−μ共重合体からなる3種5層シートの
剥離試験を行なうことによシ、このアルミニウム変性共
重合ポリエチレンテレフタレートがポリエステルとは異
質のポリマーに対して接着力を有することを確認した。
まず、上記のカルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重
合体(以下、樹脂Aとする)のフィルム(厚さ100μ
)と上記のエチレン−ビニルアルコール共重合体(以下
、樹脂Bとする)のフィルム(厚さ100μ)とを接着
温度200℃で溶融接着し、樹脂A/樹脂B/樹脂Aか
らなる3層シートを作製した。このフィルムの両面に先
に作製したアルミニウム変性共重合ポリエチレンテレフ
タレート(以下、樹脂Cとする)のフィルム(厚さ30
0μ)を重ねて260℃の熱プレスの間でわずかな荷重
をかけて溶融接合した後、直ちに急冷プレスで急冷して
、樹脂C/樹脂A/樹脂B/樹脂ム/樹脂Cからなる5
層シートを得た。このシートから15朧巾の短形供試体
を切シ出し、−夜室温にて放置した後、室温にてインス
トロン万能試験機を用いて引張速度20町ケで剥離試験
を行った。その結果、この5層シートの剥離強度は0.
86 Q/amであυ、剥離は樹脂Aと樹脂Bとの間で
起った。
尚、アルミニウム変成共重合ポリエチレンテVフタV−
ト(樹脂C)にかえて、通常のポリエチレンテレフタレ
ート(〔η) = 0.70 dive)を用いて同様
の試験を行なった。その場合のシートの剥離強度B 0
.1 ’2 Kq/ cvrであり、剥離はポリエチレ
ンテレフタレートと樹脂Aとの間で起こった。
実施例2〜6 (1) ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の合成 実施例1と同様な方法によシ、種々のアルミニウムイソ
プロポキシドとヒドロキシカルボン酸とを反応させ、ヒ
ドロキシカルボン酸のアルミニウム塩を合成した。その
結果を表1に示す。
以下余白 :2)7A/ミニウム変性共重合ポリエチレンテレフタ
レートの合成 実施例1と同様な方法によ!D 、(1)で合成したヒ
ロキシカルボン酸のアルミニウム塩を用いて、ルミニウ
ム変性共賞合ポリエチレンテレフタレトを合成した。得
られたポリマーの評価結果を2に示す。
表 2 3 同上 0.85 4 同上 0.90 5 同上 0.81 未剥離はカルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体
とエチレン−ビニルアルコール共重合体との間で起こっ
た。
前例1 )公知の方法による乳酸のアルミニウム塩の合200 
Me容客玉ロフラスコにアルミニウムイソプロポキシド
14.6p及び脱水ベンゼン100g/を入れた。チッ
素雰囲気下で攪拌しつつ、乳酸12.9 fをを加えた
。反応液はすこし濁った溶液となった。
このフラスコに蒸留器を取シ付け、フラスコを加熱する
ことによシ、溶媒をゆつくシと留出させた。
残った半透明のゼリー状物にジイソプロピルエーテ/I
/ 50 mlを加えて攪拌し、白色の沈殿物を生じさ
せた。これをチッ素気流下でグラス・フィルターにあけ
、5分間吸引濾過した。分離された沈殿物をシャーレに
移し、真空ポンプ減圧下、55℃で4時間乾燥すること
によシ、白色の粉状物14.91を得た。
この粉状物を赤外分光分析に付したところ、16050
m’ を頂点とする吸収が見られた。よって、との粉状
物は乳酸のアルミニウム塩でおることが判明した。
(2) アルミニウム変性共重合ポリエチレンテレフタ
レートの合成 (1)で合成した乳酸のアルミニウム塩を用いて、実施
例1と同様な方法によシ、アルミニウム変性共重合ポリ
エチレンテレフタレートを合成した。
得られたポリマーのフィルムには微細な不溶粒子が認め
られた。又、剥離強度は0.35 Kg/cmであシ、
剥M ハこのポリマー(アルミニウム変性共重合ポリエ
チレンテレフタレート)とカルボン酸変性エチレン−酢
酸ビニル共重合体との間で起こった。
特許出願人 株式会社 り ラ し 代理人弁理士本多 堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 %式%( (式中、R1は炭素数3〜4個のアルキル基を表わす。 ) で示されるアルミニウムアルコキシドと、一般式%式% (式中、R2はヒドロキシ基で置換されたフェニル基、
    低級アルキル基又はベンジル基を表わ匂で示されるヒド
    ロキシカルボン酸とを、該アルミニウムアルコキシドお
    よび該ヒドロキシカルボン酸に対し良溶媒でアシ、かつ
    生成するヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩に対し
    貧溶媒である溶媒中で該ヒドロキシカルボン酸のアルミ
    ニウム塩を沈殿させつつ反応させることを特徴とするヒ
    ドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法。
JP6199184A 1984-03-28 1984-03-28 ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法 Pending JPS60204740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6199184A JPS60204740A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6199184A JPS60204740A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60204740A true JPS60204740A (ja) 1985-10-16

Family

ID=13187168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6199184A Pending JPS60204740A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60204740A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036698A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Komatsuya Kagaku Kk クエン酸アルミニウム塩および錯塩とその製法
JP2014122155A (ja) * 2012-11-26 2014-07-03 Okayama Univ カ−ボンナノチュ−ブ集合体及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036698A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Komatsuya Kagaku Kk クエン酸アルミニウム塩および錯塩とその製法
JP2014122155A (ja) * 2012-11-26 2014-07-03 Okayama Univ カ−ボンナノチュ−ブ集合体及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4376194A (en) Polyester amide and process for producing the same
US3225013A (en) Curable compositions of an organic acid anhydride and an alkylenimine derivative
JP2011236399A (ja) 粒子分散樹脂組成物、粒子分散樹脂成形体およびそれらの製造方法
JPS63199227A (ja) 無水物コポリマーの製造方法
JPS58167617A (ja) コポリエステルの製造方法
WO2008113230A1 (fr) Procédé de préparation de catalyseur liquide contenant du titane pour le polyester ou le copolyester
EP0112718B1 (en) Novel polyester, adhesives comprising it, and laminates made of it
JPS6339883A (ja) アルミネ−トカプリング剤
JPS6099127A (ja) 熱可塑性ブロツクポリエ−テルエステルアミドの製造法
US20020150696A1 (en) Stretchable liquid crystal polymer composition
JPS60204740A (ja) ヒドロキシカルボン酸のアルミニウム塩の製造方法
JPH02149335A (ja) キトサン・ゼラチン架橋ゲル
JP2020143276A (ja) 多元アイオノマー
JP5099049B2 (ja) 粘土組成物および粘土固化物
US3515695A (en) Polydisalicylide polymers
JP2013075965A (ja) ポリエステル共重合体およびその製造方法
JP4805581B2 (ja) 液晶ポリマー組成物
DE2526177C2 (de) Copolyester und Verfahren zu ihrer Herstellung
JP2020132816A (ja) 有機−無機複合材料、有機−無機複合成形物、有機−無機複合材料の製造方法及び有機−無機複合成形物の製造方法
JPH01294732A (ja) 芳香族ポリエステルおよびその製造方法
JPH02187424A (ja) 新規ポリエステル
EP1045017A1 (en) Hot melt adhesives produced from linear alternating polyketones
JPS60199896A (ja) アルミニウムカルボキシレート組成物及びその製造方法
JPS59115327A (ja) 接着性の優れた熱可塑性ポリエステル
JP2019167470A (ja) 重縮合体、架橋体、塗料、皮膜及び積層体