JPS60203026A - アツプダウンチユ−ナ - Google Patents

アツプダウンチユ−ナ

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JPS60203026A
JPS60203026A JP5814184A JP5814184A JPS60203026A JP S60203026 A JPS60203026 A JP S60203026A JP 5814184 A JP5814184 A JP 5814184A JP 5814184 A JP5814184 A JP 5814184A JP S60203026 A JPS60203026 A JP S60203026A
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frequency
mixer
local oscillator
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intermediate frequency
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JP5814184A
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Joji Nagai
永井 丈治
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は広帯域の信号を受信し、第1の混合器により
−担受信信号を高域周波数に変換し、この後に所定の受
信周波数に第2の混合器によって周波数変換する所謂ア
ップダウンチューナに係り、特に伝送チャンネル数が増
加した場合においても隣接チャンネル間のビート、スプ
リアス等による影響が軽減され得るアップダウンチュー
ナに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
CATV等のように多数チャンネルを受信するチコーナ
としては、周波数変換比等の面から、一般に入力受信周
波数に対してこれより高い周波数に周波数変換した後に
所定の周波数へ低減変換するアップダウンチューナが用
いられる。このようにアップダウンチューナは、多数チ
ャンネルの受信に適するためCATV等のように多数チ
ャンネル信号が伝送されるシステムのチ、−すに適用さ
れる。
CATVは多数チャンネル信号の伝送をその特色の一つ
とする通信方式であるが、最近伝送チャンネル数は増々
多チャンネル化される傾向にあり多数チャンネル間の妨
害の低減が問題となっている。
CATVシステムの伝送チャンネル数は年々増加されて
おり、これに伴いチューナの受信可能周波数範囲も拡大
されて針ている。−その様子は下記の表のように示され
る。
現在においては更に伝送周波数範囲は50〜500 M
Hz程度にまで拡大される動きがある。
第1図は従来のアップダウンチューナを示す回路図であ
り、これをCATVに利用した場合を示す。
第1図において入力端子1から印加された入力信号は、
入力帯域フィルタ2を介し第1の混合器3に印加される
。この第1の混合器3には、選局回路4で設定した分局
比で動作するPLL回路5.第1の局部発振器6、この
発振器出力を分周しPLL回路5に供給するプリスケー
ラ7のループによって出力周波数が安定化された第1の
局部発振器6の出力が加わる。この結果、第1の混合器
3は入力端子1に印加された入力信号を高域周波の信号
に変換する。この高域周波数に変換された状態で、上記
選局回路4でPLL回路5に対する分周比を設定するこ
とで選局動作がなされる。そして、上記第1の混合器3
の出力は、第1中間周波帯域通過フィルタ8、第1中間
周波増幅器9、第1中間周波帯域通過フィルタ10を介
して第2の混合器11に加えられる。第2の混合器11
は、第2の局部発振器12の出力を受け上記高域周波数
に変換された信号を所定の第2の中間周波信号に周波数
変換される。第2の混合器11の出力は、第2の中間周
波帯域通過フィルタ13に加えられた後出力端子14に
出力される。
上記第1図に示す従来のアップダウンチューナでは、次
に示すような問題点を有する。以下に、この問題につい
て述べるが、説明便宜上、アップダウンチー−すの受信
周波数を次のように仮定する。
即ち、受信可能周波数範囲が50〜450 M)lz 
(映像搬送波にして55.25M1(z〜445.25
MHz )で、米国チャンネル3(映像搬送周波数61
.25MHz )を受信するものとする。このとき、受
信可能範囲である米国2チヤンネルからYYチャンネル
(f 1(2)〜fi(YY) に相当する周波数範囲
は、55.25 ME(z 〜445.251vIt(
zであり、第1中間周波数fIIFl第1の局部発振周
波数fIL12)〜ft■、(YY)、第2中間周波数
f2IF、第2局部発振周波数f2Lは次のようになる
また、チューナの受信チャンネルが異なる場合、例えば
米国チャンネル2、チャンネル4の場合には、第2中間
周波f2IFが夫々55.25 、67.25MF(z
 。
第2局部発振周波数f2Lが夫々668.680ME(
zになるだけで、その他の周波数の関係は上記の表と同
一である。ここで、上記の表において周波数変換過程は
次のような式で一般化される。
fur=Lu、−fi(=flL+2) f工(2戸f
 l L(YY) −f i (YY)・・・・・・・
・・・・・(1) f21F” f2L−flIF ・・・・・・・・・・
・・・・(2)受信信号と第1中間周波数、第2中間周
波数は上記の式の関係にもとすき周波数変換がなされる
が、入力チャンネル数が増加した場合、いいかえると入
力周波数範囲が高い方に拡大された場合には、第1中間
周波数の選定はチューナの性能を決める上で重要な要素
となる。一般的には下記(1)〜(4)の理由により高
い周波数に設定するのが望ましい。
(1)第1図において、伝送信号の周波数が高まり入力
端子1に入力される周波数が高くなると第1の混合器の
出力に対し帯域通過フィルタ作用をなす第1;@域通過
フィルタ8と入力信号周波数が近接する。第1の中間筒
波帯域通過フィルタ8のフィルタ特性は第2図に示す様
な特性であり、同図中特性Aはチャンネル数を増設しな
い状態の入力周波数範囲を示し、特性Bは特性Aの場合
に比べ約1 t) OMH2入力周波数範囲を拡大した
ときの特性を示すものである。同図から判るように、チ
ャンネル数を増設したとき特性曲線Cに示す特性の第1
中間周波帯域通過フィルタ8で不要信号に対する減衰が
不十分となり、このため周波数変換された信号や第2の
局部発振器12の出力成分との相互変調が発生しやすく
なり出力端14へのスプリアスが増加する。この観点か
らチャンネル数を増加した場合、第1中間周波数の周波
数を高めることが望壕れる。
(2)また、チャンネル数が増え、入力周波数範囲が拡
がるにつれて、入力帯域通過フィルタ2の通過帯域が高
い方向に延びる。いいかえると、入力帯域通過フィルタ
2の特性を示す第3図の特性曲線中、チャンネル数を増
設しない場合の特性曲線Aと10昨…2分のチャンネル
を増設した場合の特性曲線Bとを比較して判るように、
テヤンイ・ル数を増したときには上記入力帯域通過フィ
ルタ2の帯域を広くしなければならない。このとき、第
1の局部発振器6の発振範囲に近接することになり、第
1の局部発振器6の発振出力が入力帯域通過フィルタ2
側に漏洩するレベルが大きくなる。この場合においても
、第1の局部発振器の発振周波数を間<シ第1中間周波
数の周波数を高めることで入力帯域通過フィルタ2側へ
の漏洩が軽減される。
(3)次Vこ、入力信号同志での混信ビート、所謂コン
スタントビートの面からも第1中間周波数を高くするこ
とが望まれる3、 CATVのように多数チャンネル信号が伝送されるシス
テムでは第1の混合器に種々のビート信号が発生するが
、これらのビートのうち第1中間周波信号に近い周波数
成分のビートを固定ビートと呼ぶことにする。入力チャ
ンネル数を増加すると、第1の混合器2で発生する上記
固定ビートのレベルは以下の理由で大きくなる。この理
由を説明するために、多チヤンネル信号伝送の例として
CATVの米国放送の周波数のチャンネル割当表を下記
に示す。
以下余白 表 3 上記表3から明らかなように、チャンネルAAは301
.25MHz 、チャンネルBBは307.25.ME
(zであり、それらの信号の周波数の和は608.5 
MHzとなる。
同様にチャンネルWは295.25■t1チヤン、ネル
CCは313.25MHzであるからそれらの信号の周
波数の和も608.5 MHzとなる。ここで608.
5MHz成分は、例えばチャンネルAAとBB、チャン
ネルWとCCの間で起こる。これと−膜化するとチャン
ネルAAの周波数をX−1、チャンネルBBの周波数を
(x+1)とすると、上記608.5 MHz成分は次
式に従がい発生する。
Σ(fx−n + fx+−H) 苫f IIF −・
・−=−・・(3)n=1 ここで608.5 MHzは1 s tBPFの帯域内
であり、映像搬送波、及び音声搬送波に妨害を与えるた
め、このレベルはできるだけ小さいことが望ましい。
しかしながら現状の周波数範囲においては上式の2は2
4であるが、たとえば上限周波数が547.25MHz
まで延びた場合、41となり、同周波数になるビートの
数は約1,7倍となる。上記2の数が増加するにつれて
、すなわち入力信号の数が増加するにつれてビートレベ
ルは大きくなるのは明らかでおるが、第1中間周波数を
高く選定した場合にはその数が減少する。特に第1中間
周波数を入力周波数の上限の2倍以上にどると2は0と
なり上記のビートは発生しない。
以上の理由から、伝送チャンネル数を増加した場合、で
きるだけ第1中間周波信号周波数を高く選定した方が、
特に上述した(1)乃至(3)の理由から望ましい。特
に、上記(3)の理由から、入力信号周波数の上限の2
倍以上の周波数に選定することが望まれる。
CATψ用ダブルス−パーヘテロダイン方式チューナ、
即ちアップダウンチューナでは、第1の局部発振器の発
振周波数を可変とし、第2の局部発振器を固定周波数の
発振器として構成するのが常であり、上記第1の局部発
振器の出力は紀1図に示したようにグリスケーラ回路7
で一定の比で分周し、 PLL回路5で周波数の安定化
を図るのが一般的である。
入力チャンネル数を増やし入力周波数範囲が拡大した場
合、第1局部発振器の発振周波数は高くなる方向で拡大
する。さらに第、lの局部発振器をより高く選択した場
合には、その高くした周波数だけ加えられて第1の局部
発振器の発振周波数は上方へ移動する。
一方、グリスケーラ回路の分周可能最大入力周波数、す
なわち、グリスケーラへ入力可能な周波数の上限は無限
ではなく、一定の限度がある。現在、同周波数はI G
Hz %又は1.1 GHz程度であるのが実情である
。表1に示したように、現在一般的に使用されている周
波数の関係によると、第1の局部発振器の周波数範囲は
668〜1058NJHzであり、たとえば入力周波数
を100 ME(z拡大した場合には同周波数が668
〜1158 MI(zとなり、現状の分周可能最大周波
数を超えるため、分局が困難な状態となる。さらに、第
1中間周波数を高く選定した場合、たとえば入力信号の
上限の2倍以上とし、1112.75■tとした場合に
は1stL、Oは1168〜1658M)(zとなるの
で1分局は完全に不可能となり、CATV用チコーナシ
ステムが実現できなくなる。
従って、CATVに代表される多チャンネル伝送におい
てチャンネル数を増した場合において、第1中間周波帯
域通過フィルタと第2の局部発振器との間の相互変調、
第1の局部発振器出力の漏洩コンスタントビートの軽減
を案慮すると第1中間周波数を高くすることが望まれる
が、一方において第1の局部発振器の出力の周波数を安
定化するためのPLLループ中のプリスケーラに対する
分周可能値の面から上記第1中間周波数の周波数を高く
するには制限がある。
〔発明の目的〕
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、グリ
スケーラ回路の分周可能最大入力周波数は現状のままで
あっても、チ二−すの入力信号周波数範囲の拡大、即ち
チャンネル数の増加を可能とし、更には第1の中間周波
数の周波数を高く選定することが可能なアップダウンチ
ニーナを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
この発明では、入力信号を第1の局部発振器6により、
第1の混合器3の出力を第1中間周波数に変換し、更に
第2の局部発振器12により上記第1中間周波数を第2
の混合器11で第2中間周波数に周波数変換し、上記第
1の局部発振器6と第2の局部発振器12とを入力とし
周波数変換を行なう第3の混合器20を設け、第1の局
部発振器6と、第3の混合器20と、この第3の混合器
20の出力を分周するプリスケーラ7と、PLL回路と
により PLLループを形成して第1の局部発振器の発
振周波数を安宥に、かつチャンネル数の増加に伴ない高
くすることができる。
〔発明の実施例〕
第4図は、この発明に係るアップダウンチコーナの一実
施例であり、第1図に示した従来例と同一機能を有する
部分には同一符号を付し、この説明は省略する。
第4図において、端子1から供給された受信信号は入力
帯域通過フィルタ2を介して第1の混合器3に加えられ
第1中間周波数に変換される。第1中間周波数は第2の
混合器11vc加えられる。
第2の混合器11では、第1中間周波数を第2の局部発
振器12の出力を逓倍器30.で逓倍した信号を用い第
2中間周波信号に周数数変換する。第2の局部発振器1
2の出力信号は第3の混合器20に加えられ、第3の混
合器20では上記第1の局部発振器6と第2の局部発振
器12との出力を入力とし第3中間周波数に周波数変換
する。この第3中間筒波数f3Mは、上記第1の局部発
振器の発振周波数flLと第2の局部発振器の発振周波
数f2Lとの間には、f3M=f1r、−f2Lなる関
係がある。このためグリスケーラ70には上記第1の局
部発振器6の発振周波数flLよりも低い周波数の信号
が加えられる。従って、グリスケーラ70に入る周波数
は低いにも拘らず、第1の混合器3にはチャンネル数の
増設に応じた周波数を印加でき、第1中間藺波数は高く
設定されビートの発生、スプリアスの発生等が抑制され
る。ここで第4図に示した実施例において、逓倍器30
の逓倍比NをN=2とし、上記表2に示した入力周波数
に対する周波数関係を下記表4に示す。
表 4 周波数の変換過程自体は上記第(t) 、 (2)式と
同様であるが、選局回路4により指定された分周比で決
まるPLL回路5の入力周波数は第3の混合器20の出
力をプリスケーラ70で分周した信号である。いいかえ
るとプリスケーラ70の入力信号は、第3の混合器20
であり、第1の局部発振器6の第3の混合器20で低域
周波数に変換した信号に示したように逓倍30を用いて
いるので、この逓倍器30の逓倍比をNとすると第2の
局部発振器12の発振周波数の増加はチャンネル数に伴
なう周波数の増加のl/Nだけで済む。この結果入力周
波数範囲をチャンネル数を増設し、55.25〜547
.25MHzとした場合、第1中間周波数を554MH
z (277ME(z X 2 : N= 2の場合)
だけ現状よりも高くすることができ、このとき第1中間
周波数は1166.7MFflzまで高めることが可能
となる。このように第1中間周波数をプリスケーラ70
に対し分局能を要求することなく高めることができるの
で、ビートの発生、スプリアスの発生を伴なうことなく
チャンネル数を増加することができる。
なお、第1中間周波数は、上記コンスタントビートを勘
案すると、到来入力周波数の上限の2倍以上に設定する
のが望ましいが、この周波数に限られるものではない。
従来のアップダウンチューナでは、チャンネル数の増加
に伴ない入力周波数を範囲を拡大し、かつ第1中間周波
数を高くすることができないことは前述した通りである
が、この発明によるアンプダウンチー−すではチャンネ
ルの増加に従かい第1中間周波数を高くすることが可能
となる。上記した表IK示しだ現状の入力周波数範囲5
5.25〜445.251VIHzから入力周波数を5
5.25〜547.25ME(zにまで拡大した場合に
おいて、上記したこの発明の実施例に係るアップであり
、グリスケーラ70自体に要求される分周比能力は緩和
される。
従来のアンプダウンチューナでは、グリスケーラに入力
される周波数は668〜1160MHzであり、プリス
ケーラの分周能力の問題から第1中間周波数を高く設定
できない問題を有するが、この発明によれば第1の局部
発振器6自体の周波数はチャンネル数の増加に伴ない高
く設定できるがグリスケ−270に入力される周波数は
U↓1の局部発振器6と第2の局部発振器12との差の
周波数が第3の混合器20の混合作用によって加わる。
このためこの発明によるとプリスケーラ70に加わる周
波数は表4に示したように331〜823 MHzとな
り、従来の場合に668〜11601vIHzであった
グリスケ−270に入力に加わる周波数に比べ低い周波
数で済む。この周波数は、プリスケーラ70又はPLL
回路5の入力信号として十分余裕のある周V数であり、
第1中間周波数はビート妨害、スゲリアスの防止の面か
ら安来される周波数1で高く選定することができる。
ここで、いまプリスケール700Å力周波数の上限周波
数を1.1 GHzとすると、この発明によれば更に入
力周波数を原理的に277 MHz程度拡大することか
でさ、この場合入力信号周波数範囲は約50〜825 
ME(zまで拡大される。
また、チャンネル数の増設に伴ない第1の中間周波数を
隅く選定すると第1の局部発振器6及び第2の局部発振
器12の発振周波数も畠くなるので、第3の混合器20
の出力は増加する。第4図ダウンチューナで周波数関係
を表5に示す。
表 5 上記表5から判るように、受信チャンネル数の拡大に伴
ない、アップダウンチューナの入力周波数範囲の拡大、
及び第1中間周波数を理想的に高く設定すると、従来の
アンプダウンチューナでは1168〜1660 M−1
zの周波数を分周するグリスケーラが要求され、グリス
クーラの分周能力が通随できず現実的でない。しかしこ
の発明のアップダウンチューナによれば、第3の混合器
2oをグリスケーラの入力とし、その入力周波数は58
1〜1073MHzなのでグリスケーラの分周能力範囲
円であるのでビート妨害等の問題を発生することなくチ
ャンネルの増設に十分対拠し得る。
第5図は第4図に示したこの発明に係るアップダウンチ
ューナの詳細を示す回路図であり、第4図で逓倍器30
の逓倍比NをN=2としたときの回路図を示し、第1の
局部発振器6は、ベース接地のトランジスタQ1からな
るコルピッツ発振器で構成され、トランジスタQz 、
Q3で発振出力を増幅した後、第1の混合器3、第3の
混合器2oに加えられる。第3の混合器3oはダイオー
ドをプツシ構成に接続して形成され、第2の局部発振器
12は第1の局部発振器同様コルピッツ発振器で構成さ
れている。また、逓倍回路3oは、トランジスタQ5で
非直線増幅を行ない、このとき発生する第2高周波をト
ランジスタQ5のコレクタ例の共振回路で抽出すること
により2逓倍動作を行なう。
また、この2逓倍器としては%第6図に示すようにダイ
オードをブリッジ状に接続したダブラを用いてもよい。
上記の様に、第3の混合器を用いた構成としこの第3の
混合器の出力をプリスケーラの入力とするが、プリスケ
ーラに不要信号が混入して誤動作しないように配慮する
必要があるが、この点について次に述べる。
第7図は、上記実施例中の第3の混合器20で発生する
信号のスペクトルを実験的にめたスペクトル図である。
同図から判るように、本来の希望信号である第1局部発
振器6の出力と第2の局部発振器の出力との周波数の差
(flL−fzL)の信号、これ以外に不要信号として
第1の局部発振器の周波数成分(fIL) &第1の局
部発振器の出力周波数f+hの2倍の周波数成分2f 
ILから第2の局部発振器の発振周波数の差である2f
lL−fzLなる周波数成分、第1の局部発振器の発振
周波数flLと第2の局部発振器の発振周波数f2Lと
の和の周波数成分子IL + fzLが発生する。これ
らの周波数成分のうち、希望信号以外の信号のうち、(
flL+ fzt、)の周波数成分以外のものは20d
B以上のレベル差が希望信号に対しあるのでプリスケー
ラの誤動作には問題はない。不要スペクトル(fu、 
+fzL)成分のレベルは、希望周波数成分(flt、
 −fzL)と殆んど差がないので(fu、 + fz
t、)成分を除去する必要がある。これに対処するには
第8図に示す特性のフィルター、即ち入力周波数範囲が
50〜550MHz、第1中間周波数が612.75 
MHzの場合に必要とされるフィルター特性を有するフ
ィルターを第3の混合器の出力に接続すれば、プリスケ
ーラの誤動作を防止することができる。
なお、上記第8図に示すフィルタ特性を満足する回路の
例としては第9図に示す回路構成があり、このようなフ
ィルタにより第3の混合器での不要スプリアス信号によ
る影響が抑止される。まだ、上記第3の混合器20の出
力側に接続して不要スペクトルによるプリスケーラの誤
動作を防止するフィルタとしては上記第9図に示した固
定フィルルタに限らず、第10図に示すように端子T1
から選局を圧を印加し1選局した局の周範数帯に応じて
バラクタダイオード■の容量を制御することによりフィ
ルタ特性を制御する追跡型のフィルタであってもよい。
このようにして第3の混合器そのスプリアスは防止され
るが、第3の混合器20で、スプリアスの発生を抑える
ため、第11図に示すように第2の局部発振器12の例
えば第2局調波以上の周波数を減衰域とするフィルタ5
0を上記第3の混合器20と第2の局部発振器12間に
介在してもスゲリアスの発生が防止される。
上記したように、第3の混合器でのスプリアスの発生に
は考慮を払う必要があるが、回路をチューナ筐体100
に配設する場合に、入力信号の周波数を高域周波数であ
る第1中間周波数に変換するアップコンバータ部110
、第1中間周波数を低域周波数である第2中間周波数に
変換するダウンコンバータ部120とをシールド板tx
tで隔離し、かつダウンコンバータ部120内で第3混
合器20をシールド板112により第2の混合器11、
逓倍器30、第2の局部発振器12から隔離する構成に
すれば、第2の局部発振器のN倍の信号の第3の混合器
20への漏洩、第2の局部発振器12の発振成分が第2
混合器11に漏洩することが防止されスゲリアスの発生
が軽減される。
第3の混合器20によるスゲリアスを防止するには、第
13図に示すようにチー−す筐体100の外に第3の混
合器20を配設すれは、第3の混合器20で発生するス
ゲリアスはチューナ筐体100の内部に浸入することが
なくなりスゲリアスによる影響が更に軽減される。
このように、この発明によれば、隣接チャンネル間のビ
ート等の妨害を伴うことl<、チャンネル数を増設した
場合に必要に応じ第1中間周波を高くすることができる
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明に係るアップダウンチュー
ナによれば、受信チャンネルのチャンネル数が増えた場
合にあっても、・第3の混合器を設けたことによりPL
Lルー1円のグリスケーラに対する分局能力を上げるこ
となく第1中間周波数を上げることができ、コンスタン
トビート、第1の局部発振器の入力端側への漏洩、第1
中間周波数と第2の局部発振器との間の相互変調等によ
るスゲリアスの影響を軽減し得るアップダウンチューナ
を提供し得るものである。
また、第2の局部発振器と第1の局部発振器の両川力の
差を第3の混合器で検出し、この第3の混合器自体を含
めPLLルーグを構成するので第2中間周波数自体安定
な周波数となる効果もを葵する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアップダウンチューナを示す回路図、第
2図及び第3図は従来例の特性を説明するだめの特性図
、第4図、第5図及び第11図はこの発明に係るアップ
ダウンチューナの実施例を示す回路図、第6図及び第9
図及び第10図はこの発明に係るアップダウンチューナ
を構成する回路の回路例、第7図及び第8図はこの発明
に係るアンプダウンチューナの特性を説明す名特性図、
第12図及び第13図はこの発明に係るアップダウンチ
ー−すの回路配置例を示すチューナ筐体を表わす構造図
である。 1・・・入力端子、3・・・第1の混合器、5・・・P
LL回路、6・・・第1局部発振器、11・・・第2の
混合器、12・・・第2の局部発振器、14・・・出力
端子、20・・・第3の混合器。 第6図 第7図 200 400 600 [jQQ 1cIIX] 1
200周波数CMHz ) 第8図 第101!1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数チャンネルの受信信号が入力される入力端子と、 この入力端子に印加された複数チャンネル信号を第1中
    間周波数に周波数変換する第1の混合器と、 この第1の混合器に周波数変換すべき第1中間周波数に
    応じた周波数の信号を供給する第1の局部発振器と、 前記第1中間周波数を第2の局部発振器の出力信号に応
    じて第2中間周波数信号に周波数変換する第2の混合器
    と。 前記第2の局部発振器と前記第1の局部発振器との周波
    数混合を行ない第3の中間周波信号を発生する第3の混
    合器と、 この第3の混合器の出力に応じて制御されるとともに前
    記第1の局部発振回路を制御する号−ν′回路と、 前記第2の混合器の出力を導出する出力端子とを少なく
    とも具備したことを特徴とするアップダウンチューナ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340421A (ja) * 1986-08-06 1988-02-20 Alps Electric Co Ltd フロントエンド
US6002924A (en) * 1996-12-31 1999-12-14 Aor, Ltd. Full-spectrum all-mode radio receiver apparatus and method

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JPS6340421A (ja) * 1986-08-06 1988-02-20 Alps Electric Co Ltd フロントエンド
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