JPS60202774A - 送付物の送付先区分方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は社内便等の送付物を送付先別に区分する方法に
関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ 近年、各オフィス内の業務は様々な自動化機器によって
置き換えられ、業務効率の向上が図られている。しかし
、この中にあって従来より自動化が行なわれていないも
のもある。その一つに、社内間で利用される社内便の処
理がある。最近のファクシミリ等の普及にもかかわらず
、この分野は書類等の現物を各関連部門に配布しなけれ
ばならない。このため、従来は宛名を書き込める欄を多
数設けて何回も使用できるようにした専用封筒を用い、
この専用封筒内に送付物を収納して送付していた。しか
し、送付物が多数あり、かつ、送付先が多数部門に亘る
場合には、送付先の区分を人手によって行なわなければ
ならないため、この作業のための負担が大きかった。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、人手の
介入を低減して業務効率の向上を図ることのできる送付
物の送付先区分方法を提供することを目的とするもので
ある。

［発明の概要］ 上記目的を達成するための本発明の概要は記録媒体の所
定位置に送付先区分情報を書き込み、送付物を収納する
多数回使用可能な包装に設けられた透明カバーの内側に
前記記録媒体を挿入し、この包装を情報読取区分装置に
供給して前記透明カバーを介して前記送付先区分情報を
読み取り、この情報読み取り結果に基づいて送付物を送
付先別に区分することを特徴とする送付物の送付先区分
方法である。

「発明の実施例」 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明に係る方法が適用される社内便の一例を示
す概略斜視図、第２図は情報読取区分装置の概略説明図
である。第１図において、包装１は各部門で相互にやり
取りされる送付物２を収納するものであり、−回限りの
使用に限らず多数回の使用が可能である。この包装１は
開口端１ａを有すると共に、その片面は矩形状に切欠さ
れてここに透明カバー３が貼付されている。記録媒体た
る用紙４は前記送付物２と共に前記包装１内に収納され
るものであり、この用紙には、送付先の宛名欄５と各部
門等の送付先をコード化して示した送付先区分情報７を
書き込むため枠６が設けられている。

前記情報読取区分装置は例えば既存の郵便物区分集積装
置をそのまま使用することができる。この情報読取装置
は、第２図に示すように、取り出し部１０において包装
１を順次一つずつ取り出し７で搬送路１２に送出する。

前記搬送路１２の搬送途中には、前記包装１内に収納さ
れた用紙４の送付先区分情報７を透明カバー３を介して
読み取る光学的文字読み取り装置（以下ＯＣＲという）
１３が設けられている。この搬送路１２の搬送後段には
、４段に配置されて各段毎に５分割された２０個の集積
部１４が設けられている。そして、この各集積部１４の
上方部には、各段毎に包装１を搬送する分岐搬送路１５
が配置され、この分岐搬送路１５と前記搬送路１２との
接合点には分岐ゲートＧ１．Ｇ２．Ｇ３が設けられてい
る。また、前記分岐搬送路１５の下方には、前記各集積
部１４のそれぞれに対応してゲートＧＡ１乃至ＧＡ５゜
ＧＢｌ乃至ＧＢ５．ＧＣＩ乃至ＧＣ５及びＧＤｌ乃至Ｇ
、Ｄ５が設けられている。そして、これら各ゲートＧ、
１．Ｇ２．Ｇ３及びＧＡｌ乃至ＧＤ５は前記０ＣＲ１３
の読み取り結果に基づいて駆動され、包装１を送付先区
分情報７に応じた所定の集積部１４に導いて区分集積す
るようになっている。

上記包装１を情報読取区分装置において送付先別に区分
する方法について第３図も参照に加えて説明する。先ず
、送付物２を他部門に送付するにあたり、用紙４上に送
付先の宛名を書き込むと共に、枠６内に送付先に対応す
る送付先区分情報７を書き込む。この送付先区分情報７
は、予め各部門毎に指定されているものである。

次に、この用紙４を送付物２と共に包装１内に収納する
。この際、前記用紙４上の宛名及び送付先区分情報７が
包装１の透明カバー３を介して目視できるように用紙４
を収納する。

次に、このようにして処理した多数の包装１を情報読取
区分装置の取り出し部１０に積層状態で載置する。取り
出し部１０では、包装１を順次一つずつ取り出して搬送
路１２に送出する。搬送路で挾持して搬送し、ＯＣＲ１
３に導くことになる。

尚、この際、包装１の透明カバー３を有する面が前記Ｏ
ＣＲ１３と対向するように搬送される。そして、この包
装１がＯＣＲと対向する位置まで搬送されると、ここで
用紙４の枠６内に記載されている送付先区分情報７が透
明カバー３を介して光学的に読み取られる。その後、包
装１は搬送路１２に沿って先方に送出され、分岐ゲート
Ｇ１．Ｇ２、Ｇ３が前記０ＣＲ１３の読み取り結果に基
づいて選択駆動されて包装１を分岐搬送路１５上に導く
。そして、さらに分岐搬送路１５上に設けられたゲート
ＧＡ１乃至ＧＤ５を選択駆動して、包装１を送付先に対
応しＩｃ所定の集積部１４に区分集積することになる。

その後、操作者は各集積部１４に積層された包装１を取
り出し、これを一括して所定の送付先に配布することに
なる。

このように、社内便の区分は処理を既存の郵便物区分集
積装置をそのまま利用して行うことができるため、大量
の社内便の区分は処理を迅速かつ正確に行うことｈ＜で
き、大ら「省ｈ（Ｉｊじも右勅１寄与することができる
。

本発明は上記実施例に限定されるも′のではなく、本発
明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例え
ば、送付先区分情報７を書き込むべき用紙４に、メモ欄
を設けてこのメモ欄に伝言すべき情報等を記載できるよ
うにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば既存の郵便物区分
集積装置を利用して送付物の送付先別の区分処理を迅速
かつ正確に行うことができ、人手の介入を低減して業務
効率の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る方法が適用される社内便の一例を
示す概略説明図、第２図は情報読取区分装置の概略説明
図、第３図は送付物の情報読み取りを説明する説明図で
ある。 １・・・・・・包装、　２・・・・・・送付物、３・・
・・・・透明カバー、　４・・・・・・記録媒体、７・
・・・・・送付先区分情報、１３・・・・・・０ＣＲ１
１４・・・・・・集積部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２鰺媒体め所定位置に送付先区分情報を書き込み、送付
   物を収納する多数回使用可能な包装に設けられた透明カ
   バーの内側に前記記録媒体を挿入し、この包装を情報読
   取区分装置に供給して前記透明カバーを介して前記送付
   先区分情報を読み取り、この情報読み取り結果に基づい
   て送付物を送付先別に区分することを特徴とする送付物
   の送付先区分方法。　′