JPS60202524A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS60202524A JPS60202524A JP5885884A JP5885884A JPS60202524A JP S60202524 A JPS60202524 A JP S60202524A JP 5885884 A JP5885884 A JP 5885884A JP 5885884 A JP5885884 A JP 5885884A JP S60202524 A JPS60202524 A JP S60202524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- substrate
- magnetic
- vapor deposition
- nonmagnetic substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気記録媒体に関する。
背景技術とその問題点
近年、磁気記録の高密度化の目的で磁性薄膜型の磁気記
録媒体即ち非磁性基体上に真空蒸着、スパッタリング等
の方法によりCo、 Pa、 Ni或はこれらの合金に
よる強磁性薄膜を形成させた磁気記録媒体についての研
究が盛んである。
録媒体即ち非磁性基体上に真空蒸着、スパッタリング等
の方法によりCo、 Pa、 Ni或はこれらの合金に
よる強磁性薄膜を形成させた磁気記録媒体についての研
究が盛んである。
このような磁性薄膜型の磁気記録媒体において、面内方
向に高い抗磁力Heを得るには、強磁性金属材を非磁性
基体に対して斜め蒸着して(所謂斜め蒸着法で)磁性層
を形成する方法、或は非磁性基体上にCrを下地として
基体温度を300℃以上でcoを蒸着して磁性層を形成
する方法等が提案されている。
向に高い抗磁力Heを得るには、強磁性金属材を非磁性
基体に対して斜め蒸着して(所謂斜め蒸着法で)磁性層
を形成する方法、或は非磁性基体上にCrを下地として
基体温度を300℃以上でcoを蒸着して磁性層を形成
する方法等が提案されている。
しかし乍ら、前者の斜め蒸着法の場合には蒸着効率が数
%と低く生産性に問題があった。また後者の方法の場合
には基体温度を高くする必要があるため、ポリエチレン
テレフタレートの如き耐熱性に劣る高分子フィルムより
なる非磁性基体が使用できないという欠点があった。
%と低く生産性に問題があった。また後者の方法の場合
には基体温度を高くする必要があるため、ポリエチレン
テレフタレートの如き耐熱性に劣る高分子フィルムより
なる非磁性基体が使用できないという欠点があった。
発明の目的
本発明は、上述の点に鑑み、磁気特性に優れると共に、
作製条件が改善される磁気記録媒体を提供するものであ
る。
作製条件が改善される磁気記録媒体を提供するものであ
る。
発明の概要
本発明は、非磁性基体上にSr+層と金属磁性層を連続
して蒸着、スパッタリング等の気相メッキにより形成し
て成る磁気記録媒体である。
して蒸着、スパッタリング等の気相メッキにより形成し
て成る磁気記録媒体である。
この発明の磁気記録媒体では、高い抗磁力及び角形比が
得られ、且つ低い基体温度での磁性層の形成が可能とな
り、磁気記録媒体の作製条件が改善される。
得られ、且つ低い基体温度での磁性層の形成が可能とな
り、磁気記録媒体の作製条件が改善される。
実施例
以F本発明の詳細な説明する。
本発明においては、非磁性基体上に蒸着、スパッタリン
グ等の所謂気相メッキによりてSn層と金属磁性層とを
連続して形成して磁気記録媒体を得る。
グ等の所謂気相メッキによりてSn層と金属磁性層とを
連続して形成して磁気記録媒体を得る。
非磁性基体としては、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド等の高
分子フィルムを用い得る。
ト、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド等の高
分子フィルムを用い得る。
下地のSn層は非磁性基体上に蒸着或はスノくツタリン
グ等の気相メッキによって被着するもので、その厚さは
50人〜500人に選定される。金属磁性層は5nlW
上に蒸着或はスパッタリング等の気相メッキによってC
o、 Fe、 Niのいずれか、或はその合金を100
人〜1000人の厚さに被着することによって形成し得
る。また、Sn層及び金属磁性層の気相メッキ時の非磁
性基体の基体温度は室温〜基体が許す上限温度に選び得
る。
グ等の気相メッキによって被着するもので、その厚さは
50人〜500人に選定される。金属磁性層は5nlW
上に蒸着或はスパッタリング等の気相メッキによってC
o、 Fe、 Niのいずれか、或はその合金を100
人〜1000人の厚さに被着することによって形成し得
る。また、Sn層及び金属磁性層の気相メッキ時の非磁
性基体の基体温度は室温〜基体が許す上限温度に選び得
る。
図は本発明に適用される蒸着装置である。
この蒸着装置+1)は真空チャンバー(2)内に金属キ
ャン(3)が設けられ、これを繞って例えば非磁性基体
(4)が供給リール(5)及び巻取リール(6)間に走
行するようになされる。一方金属キャン(3)に対向し
てSn蒸着源(7)と金属磁性層の蒸着源例えばCOの
蒸着源(8)が配置される。(9)は蒸着源(7)及び
(8)よりの各金属蒸気流を相互に遮蔽する遮蔽板で、
両蒸着源(7)及び(8)間から金属キャン(3)の前
方に渡って設けられる。Qlは各蒸着源(7)及び(8
)と金属キャン(3)との間に配置されたシャッターで
ある。尚、蒸着源(7)及び(8)は、例えば図示しな
いが電子銃からの電子ビームの衝撃によって蒸着材が蒸
発するようになされる。この装置では、非磁性基体(4
)の走行途上において先ずSn蒸着源(7)からSnの
蒸着をなして基体(4)上にSn蒸着膜を形成し、引き
続いてこれの上に例えばCO蒸着源(8)からのCOを
蒸着して金属磁性層を被着形成するようになす。
ャン(3)が設けられ、これを繞って例えば非磁性基体
(4)が供給リール(5)及び巻取リール(6)間に走
行するようになされる。一方金属キャン(3)に対向し
てSn蒸着源(7)と金属磁性層の蒸着源例えばCOの
蒸着源(8)が配置される。(9)は蒸着源(7)及び
(8)よりの各金属蒸気流を相互に遮蔽する遮蔽板で、
両蒸着源(7)及び(8)間から金属キャン(3)の前
方に渡って設けられる。Qlは各蒸着源(7)及び(8
)と金属キャン(3)との間に配置されたシャッターで
ある。尚、蒸着源(7)及び(8)は、例えば図示しな
いが電子銃からの電子ビームの衝撃によって蒸着材が蒸
発するようになされる。この装置では、非磁性基体(4
)の走行途上において先ずSn蒸着源(7)からSnの
蒸着をなして基体(4)上にSn蒸着膜を形成し、引き
続いてこれの上に例えばCO蒸着源(8)からのCOを
蒸着して金属磁性層を被着形成するようになす。
実施例1
上記蒸着装置(11を使用し、真空下でポリイミドフィ
ルムよりなる非磁性基体(4)を供給リール(5)から
巻取リール(6)へと金属キャン(3)を繞って走行さ
せ、このとき非磁性基体(4)の温度を室温となして蒸
着源(7)よりSnを100人の厚さに蒸着し、続いて
蒸着源(8)よりCOを150人の厚さに蒸着してSn
下地層上にCO磁性層を被着した。このようにして得た
磁気記録媒体を実施例1とした。
ルムよりなる非磁性基体(4)を供給リール(5)から
巻取リール(6)へと金属キャン(3)を繞って走行さ
せ、このとき非磁性基体(4)の温度を室温となして蒸
着源(7)よりSnを100人の厚さに蒸着し、続いて
蒸着源(8)よりCOを150人の厚さに蒸着してSn
下地層上にCO磁性層を被着した。このようにして得た
磁気記録媒体を実施例1とした。
実施例2
非磁性基体(4)の温度を110℃とした以外は実施例
1と同じにした。このようにして得た磁気記録媒体を実
施例2とした。
1と同じにした。このようにして得た磁気記録媒体を実
施例2とした。
比較例1
非磁性基体(4)の温度を110℃とし基体(4)上に
直接Coを150人の厚さに蒸着した(Sn下地層なし
)以外は実施例1と同じにした。このようにして得た磁
気記録媒体を比較例1とした。
直接Coを150人の厚さに蒸着した(Sn下地層なし
)以外は実施例1と同じにした。このようにして得た磁
気記録媒体を比較例1とした。
上記各側の磁気記録媒体についての磁気特性を測定した
結果を表1に示す。
結果を表1に示す。
表 1
冨=
表1から明らかなように、非磁性基体(4)上に直接C
o層を被着形成した比較例1の場合は抗磁力Hcが10
00s以下であるのに対し、Snを下地に用いた実施例
1,2の場合には抗磁力Hcが向上し、また角型比も8
0%以上と高い、そして、低い基体温度で膜作製ができ
、このため非磁性基体としては耐熱性に劣る高分子フィ
ルム特にポリエチレンテレフタレートフィルムの使用が
可能となる。
o層を被着形成した比較例1の場合は抗磁力Hcが10
00s以下であるのに対し、Snを下地に用いた実施例
1,2の場合には抗磁力Hcが向上し、また角型比も8
0%以上と高い、そして、低い基体温度で膜作製ができ
、このため非磁性基体としては耐熱性に劣る高分子フィ
ルム特にポリエチレンテレフタレートフィルムの使用が
可能となる。
またSn層及びCo層がほぼ垂直蒸着で形成されるので
、抗磁力Hc及び角型比Rsは膜面内で異方性はなく等
友釣であった。
、抗磁力Hc及び角型比Rsは膜面内で異方性はなく等
友釣であった。
尚、金属磁性層は一層に限られるものではなく上述のS
n下地層を介在させた多層構造とすることもできる。
n下地層を介在させた多層構造とすることもできる。
また、上側ではSn層及び金属磁性層を蒸着で形成した
がその他スパッタリング等にても形成できる。
がその他スパッタリング等にても形成できる。
発明の効果
上述した本発明によれば、非磁性基体上にSn層を介し
て金属磁性層を形成することにより、高い抗磁力Hcを
得、また^い角型比Rsを得ることができる。
て金属磁性層を形成することにより、高い抗磁力Hcを
得、また^い角型比Rsを得ることができる。
そして、下地層のSn層が低融点金属であり低い基体温
度での膜作製ができるので、非磁性基体として耐熱性に
欠ける^分子フィルムの使用が可能となる。
度での膜作製ができるので、非磁性基体として耐熱性に
欠ける^分子フィルムの使用が可能となる。
また、垂直方向の気相メッキで金属磁性層が形成される
ので、金属磁性層のバッキングが密になり磁束密度が轟
くなる。また斜め蒸着法に比して垂直蒸着であるので蒸
着効率が高く生産性が向上する。さらに磁気的に面内等
方性の磁性層であるためテープ、ディスク等応用範囲が
極めて広い。
ので、金属磁性層のバッキングが密になり磁束密度が轟
くなる。また斜め蒸着法に比して垂直蒸着であるので蒸
着効率が高く生産性が向上する。さらに磁気的に面内等
方性の磁性層であるためテープ、ディスク等応用範囲が
極めて広い。
図は本発明に適用される蒸着装置の例を示す構成図であ
る。 (2)は真空チャンバー、(3)は金属キャン、(41
は非磁性基体、(5)、 16)はリール、+?)はS
n蒸着源、(8)は金属磁性材の蒸着源である。
る。 (2)は真空チャンバー、(3)は金属キャン、(41
は非磁性基体、(5)、 16)はリール、+?)はS
n蒸着源、(8)は金属磁性材の蒸着源である。
Claims (1)
- 非磁性基体上にSn層と金属磁性層が連続して気相メッ
キにより形成されて成る磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5885884A JPS60202524A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5885884A JPS60202524A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60202524A true JPS60202524A (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=13096398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5885884A Pending JPS60202524A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60202524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63255362A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属薄膜の製造装置 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP5885884A patent/JPS60202524A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63255362A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属薄膜の製造装置 |
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