JPS60202212A

JPS60202212A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPS60202212A
Application number: JP5785784A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Nakajima; 昭彦中島; Katsuhiko Ishikawa; 克彦石川; Norio Yotsuya; 規夫肆矢; Katsuhiko Uno; 克彦宇野
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-03-26
Filing date: 1984-03-26
Publication date: 1985-10-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野で、特に巾広い燃焼特性の向上に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、この種の燃焼装置は、第１図のごとく複数の１次
空気孔１．（を穿設する内炎筒２および外炎筒３と共に
外筒４、ガラス筒５を結合して燃焼筒６を構成しており
、特に専用の２次空気孔はなく２次炎が形成される部分
は、内炎筒２の上部に拡炎板７が設けられ、該拡炎板７
と内炎筒天板８との広いスキマ部分９にリング状の２火
炎１０が保炎されていた。従って、下部燃焼室１１よシ
上昇する未燃ガスはスキマ部分９より供給される２次空
気との混合が緩慢であるため、２火炎１０で燃焼する負
荷は小さく、またその割には火炎長が長く、更に、スキ
マ部分９での保炎力が弱く、２次炎は２次空気で冷却さ
れやすいため、例えば、灯芯１２等の高さを定格値より
下げ℃蒸発量を減じた場合、前記リング状の２火炎１０
が短縮される一方、リング状の形状の一部が切れて凹凸
となり、その部分より有害ガス（ＣＯ１臭気、スス等）
が発生し巾広い発熱量の可変は無理であった。

発明の目的本発明はこのような欠点を除去するもので、保炎力の強
い青火状の２次炎を形成して、巾広い発熱量の調節を可
能にしたことを目的とする。

発明の構成この目的を達成するために、本発明は、内炎筒と外炎筒
の上部を絞って、無孔部または無炎部とし、この無孔部
または無炎部の上方に密な２次空気孔を穿設することに
よシ、２次空気孔部分での未燃ガスと２次空気との混合
促進および保炎力が強化されて、発熱量の変化に対して
、巾広い安定燃焼を可能にすることができる。

実施例の説明以下本発明の、一実施例を第２図を用いて説明する。１
は耐熱透過体よ構成るガラス筒で外筒２上に載置される
。３は外炎筒、４は内炎筒で、この両者は、前記外筒２
と同心的に一定間隔をもち、１次および２次燃焼室６．
６を形成りロスピン５で一体され、燃焼筒７を構成する
。特に前記内炎筒４の周壁下方には１次空気孔８が粗に
、また上部には２次空気孔９が密に穿設され、最上部に
は内炎筒天板１０が装着される。一方、内炎筒４に対向
した外炎筒３の下部には、１次空気孔１１が粗に、また
中間部、即ち前記内炎筒４の１次空気孔８を穿設した上
層壁部分とガラス筒１の下方に対向した部分には、開孔
率の高い空気孔を穿設した赤熱部１３を配置すると共に
、この赤熱部１３の上部には、前記１次空気孔１１より
密に２次空気孔１４が穿設される。更に前記外炎筒３及
び内炎筒４の２次空気孔９，１４を穿設した周壁下部に
は無孔部１５．１６を有すると共に、この無孔部１５．
１６の少なくとも外炎筒３もしくは内炎筒４のいずれか
一方、または相方共に、絞り部１７を設けてもよい。１
８は前記内炎筒４の下部に設けた仕切板。１９．２０は
灯芯２１を案内すると共に、前記燃焼筒７を載置する火
皿体である。

２２．２３，２４，２５．および２６は空気穴である。

２７は支柱２８で燃焼筒７上方内部に配置された耐熱多
孔状又はその他の形状から成る上部赤熱体である。２９
は外、内炎筒３，４の１次空気孔１１．８に形成される
１次気孔炎、３０は同じく２次空気孔１４．９に形成さ
れる２次気孔炎。

３１は２次外炎である。なお、２次空気孔１４゜９は１
次空気孔１１，８より孔径が大なると共に総面積比も大
なることが望ましい。

以上のように構成された一実施例の動作を説明する。燃
料を含油した灯芯２１を火皿体２０゜１９面より突出さ
せ、何らかの方法で点火させると、内、外炎筒４，３の
多数の１次空気孔１１゜８がら空気を得て１次気孔炎２
９を形成しつつ除々に燃焼は促進し、外炎筒３の赤熱部
１３に設けた開孔率の高い空気孔１２より多量の空気を
受けて、空気孔１２面で面燃焼し、赤熱すると共に、そ
の赤外線となった輻射熱の一部はガラス筒１を通過して
外部に赤外線輻射暖房を放射する。一方、更に発熱量は
、灯芯２１の温度上昇と共に増大し、１次燃焼室６内で
燃焼過剰となった未燃ガスは、２次燃焼室６に上昇する
。この時、不均一状態である前記未燃ガスは無孔部１５
．１６の絞り部１７で一端収集されて、均一混合される
。従っ、て、２次燃焼室６内に入ると密に穿設された２
次空気　パ孔１４，９よシ細分割された多量の空気流が
供給されるため、青火状の２次気孔炎３０を多段上に形
成すると共に、短炎の２次外炎を形成し、スス、臭気お
よび一酸化炭素等、有害ガスを発生せず完全燃焼するも
のである。特に外炎筒３の赤熱部１３上に青火の２次炎
を形成することは難しいが、前記赤熱部１３上に内、外
炎筒共に気孔炎を形成しない無孔部１６を設けると共に
この無孔部１６を燃焼室６′側に設けることにより、１
次燃焼室６より上昇する高温の未燃ガスを冷却すると共
に収集し均一混合するため、混合促進が行なわれて青炎
状の２次気孔炎３０を強固にし、かつその２次気孔炎３
０の上部に２次外炎３１を形成するものである。

次に本発明の他の実施例を第３図に示す。この実施例に
おいて前記実施例と相異−する点は、無孔部１５．１６
に替えて、複数個の極小孔Ａを設けた無炎部ｔ６／、１
ｅにしたことである。この構成においては、未燃ガヌは
絞り部１７で極小孔Ａよシ小量の空気を得ながら一端収
集されて均一に予混合され、予混率を高めて前述と同様
の効果が得られる。

上記二実施例の効果は次の通りである。

（１）灯芯２１の突出高さを最高値よシ下ばて、灯芯２
１面からの気化量を減少させた場合従来は、前記したご
とく２火炎１０が不安定かつ２次炎のリング状形状の一
部が切れたりして臭気や一酸化炭素等が多量に発生する
ため、発熱量の可変中は非常に狭いものであったが、本
発明の場合は無数の２次気孔炎３０が形成し、その上に
２次外炎が形成されるため、２次気孔炎３０による保炎
力が強固なため、発熱量が低下しても不完全燃焼を起こ
すことがなく、巾広い安定した発熱量の可変がとれるも
ので、快適な暖房と共に、大巾な省エネルギー暖房とな
る。

（２）２次炎が青火でかつ短炎となるので、２次炎の上
部に上部赤熱体が設置でき高輻射の暖房が確保できる。

また、この上部赤熱体の設置による排気ガスの悪化は生
ぜず安全な高効率暖房器が提供できる。

（３）赤熱部が上下２分割にできるため容易に発熱量の
可変が操作できると共に、視覚的暖房への感性が高く操
作も便利となる。また豪華な機器となる。

４）発熱量が低下した場合でも絞り部で１次燃焼炎上に
できる外炎が集束されるため、外炎の乱れ冷却がなく排
ガス特性は非常によい。

発明の詳細な説明したように本発明によれば、内炎筒もしくは、外
炎筒のいずれか一方の上部又は相方とも絞って無孔部ま
たは無炎部として、均一混合の促進を行ないこの無孔部
または無炎部の上方に密な２次空気孔を穿設することに
よシ、２次空気孔部分に無数の短炎で胃炎状の２次気孔
炎が強固に保炎された状態で形成されるため、発熱量の
変化に対して巾広い安定した完全燃焼を具現でき、快適
暖房、高輻射暖房が得られると共に省エネルギーが達成
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の要部断面図、第２図、第３図はそれぞ
れ本発明における実施例を示す要部断面図である。１・・・ガラス筒、２・・・外筒、３・・・外炎筒、４
・・・内炎筒、８，１１・・・１次空気孔、９，１４・
・・２次空気孔、１３・・・赤熱部、１５．１６・・・
無孔部、１５′。１６′・・・無炎部、１７・・・絞り部、Ａ・・・極小
孔。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２５！！１第　３　図／、／　７？　／ｑ

Claims

【特許請求の範囲】

成る一定の間隔を保って同心的に、耐熱透過体より成る
ガラス筒を載置した外筒の内方下部に、１次空気孔を粗
に設けた内炎筒と外炎筒を各々設け、前記１次空気孔を
設けた内炎筒周壁の上部に対向する外炎筒周壁には、開
孔率の高い赤熱部を設けて前記ガラス筒とも対向させる
と共に、前記１次空気孔を設けた内炎筒の上部と前記赤
熱部を設けた外炎筒の上部に無孔部または複数個の極小
孔を穿設した無炎部を設け、前記無孔部または無炎部の
上部に前記１次空気孔より密に配置した多数の２次空気
孔を設け、前記無孔部または無炎部に少なくとも内炎筒
もしくは外炎筒の一方または相方に絞り部を設けた燃焼
装置。