JPS6020208B2 - 自動車用ドアの補強構造 - Google Patents
自動車用ドアの補強構造Info
- Publication number
- JPS6020208B2 JPS6020208B2 JP12837679A JP12837679A JPS6020208B2 JP S6020208 B2 JPS6020208 B2 JP S6020208B2 JP 12837679 A JP12837679 A JP 12837679A JP 12837679 A JP12837679 A JP 12837679A JP S6020208 B2 JPS6020208 B2 JP S6020208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- rib
- corner portion
- reinforcement structure
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用ドアの補強構造に関する。
一般に自動車にあっては、側面衝突時にドアが変形して
車室内側に大きくせり出して、車室内の生存空間を狭め
ることがないように該ドアに補強部材を組付けるように
している。第１，２図は従来、一般的に採用されている
ドアの補強構造を示すもので、１，１はドアィンナパネ
ル５の両側のドア内部側に一端を接合したブラケットで
、これらブラケツト１，１の池端には複数条のリブ２を
ェンボス成形してある。３はこれらブラケット１，１に
跨って接合したビームで、該ビーム３には前記ブラケッ
ト１のリブ２と対応して複数条のリブ４をェンボス成形
してあり、ビーム３両端をそのリブ４をブラケツト１，
１のリプ２に鉄合して該ブラケット１，１にスポット溶
接等により接合してある。
車室内側に大きくせり出して、車室内の生存空間を狭め
ることがないように該ドアに補強部材を組付けるように
している。第１，２図は従来、一般的に採用されている
ドアの補強構造を示すもので、１，１はドアィンナパネ
ル５の両側のドア内部側に一端を接合したブラケットで
、これらブラケツト１，１の池端には複数条のリブ２を
ェンボス成形してある。３はこれらブラケット１，１に
跨って接合したビームで、該ビーム３には前記ブラケッ
ト１のリブ２と対応して複数条のリブ４をェンボス成形
してあり、ビーム３両端をそのリブ４をブラケツト１，
１のリプ２に鉄合して該ブラケット１，１にスポット溶
接等により接合してある。
このビーム３は衝突時に十分な耐荷重性能が得られるよ
うに、ドアインナパネル５やプラケット１よりも抗張力
の高い高張力鋼板を以つて成形してある。ところが、か
かる従来の構造にあては自動車の側面衝突時に第３図に
示す如くビームに車外側より外力Ｆが作用し、該ビーム
３が車室側に衝突エネルギーを吸収しながら変形してい
く過程で、該ビーム端末のリブ４のコーナー部４ａがそ
の上側に鉄合しているプラケツト１のリブ２のコーナー
部２ａに強く圧接する所謂エッジ当りを生じ、硬度の高
いビーム３側の１」ブコーナー部４ａによってブラケツ
ト１側の１」ブコーナ一部２ａが亀裂し、エネルギー吸
収効果を損なってしまうおそれがあった。
うに、ドアインナパネル５やプラケット１よりも抗張力
の高い高張力鋼板を以つて成形してある。ところが、か
かる従来の構造にあては自動車の側面衝突時に第３図に
示す如くビームに車外側より外力Ｆが作用し、該ビーム
３が車室側に衝突エネルギーを吸収しながら変形してい
く過程で、該ビーム端末のリブ４のコーナー部４ａがそ
の上側に鉄合しているプラケツト１のリブ２のコーナー
部２ａに強く圧接する所謂エッジ当りを生じ、硬度の高
いビーム３側の１」ブコーナー部４ａによってブラケツ
ト１側の１」ブコーナ一部２ａが亀裂し、エネルギー吸
収効果を損なってしまうおそれがあった。
本発明はかかる従来の実状に鑑み、ビーム変形時に該ビ
ーム側のりブコーナー部がブラケット側リブコーナー部
にエッジ当りするのを回避して該ブラケットの亀裂発生
を防止するようにした補強構造を提供するものである。
即ち、本発明にあっては第４図Ａ，Ｂに示すように、ビ
ーム３端部を、そのリブ４とプラケツト１端のリブ２相
互を競合して該ブラケット１端に接合する構造にあって
、前記ビーム３側のリブ４の端末のコーナー部４ａを圧
潰して面取り部４ａ′を形成し、該リブ端末コーナー部
４ａが、ブラケット側リブ２のコーナー部２ａよりビー
ムとブラケットの重ね合わせ方向に離間するようにして
ある。また、このようにビーム側リブ端末のコーナー部
４ａを面取り成形するのに替えて、第５図Ａ，Ｂに示す
ように、ビーム３側のリブ４端末のみと円弧状に形成し
て、ブラケット１側のリブ２のコーナー部２ａよりビー
ムとブラケツトの重ね合わせ方向に離間させるようにし
てもよい。更に、この他第６Ａ，Ｂ図に示すように、ビ
ーム３のリブ４成形時に、リプ端末のみ絞り深さを浅く
してェンボス成形し、リブ４端末が全体的にブラケット
ー側のリプ２よりビームとブラケツトの重ね合わせ方向
に離間するようにしてもよい。かかる構成により、自動
車の側面衝突時等に、ビーム３に車外側から外力や作用
し、該ビーム３が変形してエネルギー吸収する過程にお
いて、前述のようにビーム３側のリブ４端末の少くとも
コーナー部４ａがブラケツトー側のリブ２のコーナー部
２ａよりビームとブラケットの重ね合わせ方向に離間し
ているため、所謂エッジ当り現象が生ずることがなく、
従って、たとえ該ビーム３をブラケットーよりも抗張力
の高い鋼板で成形したとしても、従釆のようにエッジ当
り現象によってブラケット１側のＩＪブコーナー部２ａ
に亀裂が生ずることがなく、のって、エネルギー吸収効
果に悪影響を及ぼすことがないという実用上多大な効果
を有する。
ーム側のりブコーナー部がブラケット側リブコーナー部
にエッジ当りするのを回避して該ブラケットの亀裂発生
を防止するようにした補強構造を提供するものである。
即ち、本発明にあっては第４図Ａ，Ｂに示すように、ビ
ーム３端部を、そのリブ４とプラケツト１端のリブ２相
互を競合して該ブラケット１端に接合する構造にあって
、前記ビーム３側のリブ４の端末のコーナー部４ａを圧
潰して面取り部４ａ′を形成し、該リブ端末コーナー部
４ａが、ブラケット側リブ２のコーナー部２ａよりビー
ムとブラケットの重ね合わせ方向に離間するようにして
ある。また、このようにビーム側リブ端末のコーナー部
４ａを面取り成形するのに替えて、第５図Ａ，Ｂに示す
ように、ビーム３側のリブ４端末のみと円弧状に形成し
て、ブラケット１側のリブ２のコーナー部２ａよりビー
ムとブラケツトの重ね合わせ方向に離間させるようにし
てもよい。更に、この他第６Ａ，Ｂ図に示すように、ビ
ーム３のリブ４成形時に、リプ端末のみ絞り深さを浅く
してェンボス成形し、リブ４端末が全体的にブラケット
ー側のリプ２よりビームとブラケツトの重ね合わせ方向
に離間するようにしてもよい。かかる構成により、自動
車の側面衝突時等に、ビーム３に車外側から外力や作用
し、該ビーム３が変形してエネルギー吸収する過程にお
いて、前述のようにビーム３側のリブ４端末の少くとも
コーナー部４ａがブラケツトー側のリブ２のコーナー部
２ａよりビームとブラケットの重ね合わせ方向に離間し
ているため、所謂エッジ当り現象が生ずることがなく、
従って、たとえ該ビーム３をブラケットーよりも抗張力
の高い鋼板で成形したとしても、従釆のようにエッジ当
り現象によってブラケット１側のＩＪブコーナー部２ａ
に亀裂が生ずることがなく、のって、エネルギー吸収効
果に悪影響を及ぼすことがないという実用上多大な効果
を有する。
第１図は自動車用ドァの補強用ビームの取付状態を示す
側面図、第２図は従来の構造を示す第１図Ａ−Ａ線に沿
う断面図、第３図は同ビームの変形状態を示す斜視図、
第４図は本発明の一実施例を示すもので、Ａは第１図の
Ａ−Ａ線に沿う断面図、Ｂはビーム端部の斜視図、第５
図Ａ，Ｂおよび第６図Ａ，Ｂはそれぞれ本発明の他の実
施例を示す第３図Ａ，Ｂと同様の図である。 １…ブラケット、２…ブラケット側リブ、２ａ…ブラケ
ット側リブのコーナ−部、３・・・ビーム、４…ビーム
側リブ、４ａ・・・ビーム側リブのコーナー部、５…ド
アィンナパネル。 第１図 第２図 豹３図 第４ 図（Ａ） 毅４ 図（Ｂ） 毅５図（Ａ） 嫌５ 図（８） 難６ 図（Ａ） 第６ 図（Ｂ）
側面図、第２図は従来の構造を示す第１図Ａ−Ａ線に沿
う断面図、第３図は同ビームの変形状態を示す斜視図、
第４図は本発明の一実施例を示すもので、Ａは第１図の
Ａ−Ａ線に沿う断面図、Ｂはビーム端部の斜視図、第５
図Ａ，Ｂおよび第６図Ａ，Ｂはそれぞれ本発明の他の実
施例を示す第３図Ａ，Ｂと同様の図である。 １…ブラケット、２…ブラケット側リブ、２ａ…ブラケ
ット側リブのコーナ−部、３・・・ビーム、４…ビーム
側リブ、４ａ・・・ビーム側リブのコーナー部、５…ド
アィンナパネル。 第１図 第２図 豹３図 第４ 図（Ａ） 毅４ 図（Ｂ） 毅５図（Ａ） 嫌５ 図（８） 難６ 図（Ａ） 第６ 図（Ｂ）
Claims (1)
- １ ドアインナパネル両側のドア内部側に一端に複数条
のリブをエンボス成形したブラケツトを接合すると共に
、これら両ブラケツトに跨つて該ブラケツトのリブに対
応して複数条のリブをエンボス成形したビームを、その
両端とブラケツト相互のリブを嵌合し、かつ少くともビ
ーム側リブ端末のコーナー部をブラケツト側リブのコー
ナー部よりビームとブラケツトの重ね合わせ方向に離間
して接合したことを特徴とする自動車用ドアの補強構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12837679A JPS6020208B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 自動車用ドアの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12837679A JPS6020208B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 自動車用ドアの補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650813A JPS5650813A (en) | 1981-05-08 |
| JPS6020208B2 true JPS6020208B2 (ja) | 1985-05-21 |
Family
ID=14983284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12837679A Expired JPS6020208B2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | 自動車用ドアの補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020208B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01103417U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | ||
| US5080427A (en) * | 1990-11-13 | 1992-01-14 | Shape Corporation | Impact beam |
| US5238289A (en) * | 1991-10-28 | 1993-08-24 | Gene Pitzer | Door guard beam for motor vehicles |
| US5232261A (en) * | 1992-06-04 | 1993-08-03 | Nhk Spring Co., Ltd. | Door impact beam for an automobile |
| US5785376A (en) * | 1995-06-21 | 1998-07-28 | Mascotech Tubular Products, Inc. | Vehicle door beam |
| US5924760A (en) * | 1996-11-29 | 1999-07-20 | General Motors Corporation | One-piece corrugated anti-intrusion barrier and method |
| AU1064799A (en) * | 1997-10-03 | 1999-04-27 | Pullman Industries, Inc. | Protective bar for vehicle door |
| US6390533B1 (en) * | 1998-08-31 | 2002-05-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Synthetic resin vehicle door outer panel |
| ITTO980762A1 (it) * | 1998-09-09 | 2000-03-09 | Altair Engineering | Barra anti-intrusione. |
| US6398289B1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-06-04 | Benteler Automobiltechnik Gmbh & Co. Kg | Side impact beam |
| KR101005968B1 (ko) * | 2008-06-25 | 2011-01-05 | 구재회 | 리프팅 장치 |
-
1979
- 1979-10-03 JP JP12837679A patent/JPS6020208B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650813A (en) | 1981-05-08 |
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