JPS6020200B2 - 印刷面被覆法 - Google Patents

印刷面被覆法

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JPS6020200B2
JPS6020200B2 JP2450178A JP2450178A JPS6020200B2 JP S6020200 B2 JPS6020200 B2 JP S6020200B2 JP 2450178 A JP2450178 A JP 2450178A JP 2450178 A JP2450178 A JP 2450178A JP S6020200 B2 JPS6020200 B2 JP S6020200B2
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JP
Japan
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oil
parts
acid
coating method
printed surface
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JP2450178A
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JPS54120005A (en
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胖 山城
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷面を被覆して裏うつりを防止し「かつ印刷
面の光沢及び密着性を向上させる方法に関するものであ
る。
溶剤浸透型もしくは、酸化重合型の油性印刷インキで印
刷する場合、先に印刷した印刷面上に、次に印刷したも
のを重ねて置くと、印刷物の繁面が印刷インキで汚れる
、いわゆる“髪うつり”というトラブルを起した。
従来この防止法としては印刷直後にでんぷんなどの微粉
末を印刷面に散布することが知られているが、この方法
では、徴粉末が飛散、浮遊し、環境衛生上に問題があり
、又、印刷面に微粉末を付着させるため、光沢を劣化さ
せ又は粗面とする原因となっている。又、別の方法とし
ては、熱乾燥性被覆剤を印刷などの方法で印刷面にコー
トし、遠赤外線やバーナーなどを用い乾燥し、愛うつり
防止とともに光沢を向上させる方法があるが、加熱によ
って被印刷物が伸縮するなどの問題があり、熱によって
変化しない被印刷物にのみ利用されているのが現状であ
る。また、油性印刷インキで印刷した印刷面を硬化速度
の遠い紫外線硬化性被覆剤で被覆し、紫外線照射によっ
て印刷面をすみやかに硬化させ裏移り防止する方法が考
えられたが、油性印刷インキと紫外線硬化性被覆剤とは
、表面エネルギーが異なり、両者の付着力がとぼしく均
一に塗布できず、また、紫外線硬化性被覆剤は紫外線照
射により急激に硬化するため、ひずみが生じやすく油性
印刷インキとの接着性が悪かった。このような欠点を改
良するために紫外線硬化性被覆剤に高級アルコールを添
加し、油性印刷インキと紫外線硬化性被覆剤との付着力
および印刷物の光沢をあげることが発明された(侍開昭
51−59512)が、該発明においては、接着性にお
いて、さらに改良が必要とされた。
本発明は、以上の点を改良するために開発されたもので
ある。すなわち本発明は油性印刷インキを用いて印刷し
た後に印刷面を被覆する場合において、被覆剤としてラ
ジカル架橋性エチレン性木飽和2重結合を有するプレポ
リマー又は、これにラジカル架キ樹性、エチレン性不飽
和2重結合を有するモ/マーを加えたもの及び光増感剤
よりなる組成物に脂肪油又は脂肪酸を0.5〜10.0
重量%添加した紫外線硬化性被覆剤を用いることを特徴
とする印刷面被覆法である。本発明による紫外線磁化性
被覆剤(以下被覆剤という)を用いると被覆剤中の脂肪
油又は、脂肪酸が油性印刷インキと親和性を持ち、かつ
、紫外線照射により、被覆剤が硬化する際にひずみが生
じるのを防ぐため、油性印刷インキと被覆剤の接着性が
良好でありかつ、光沢の優れた印刷物が得られる。本発
明における脂肪油とは大豆油、アマニ油、ェノ油、ャシ
油、キーJ油、オイチシカ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油
等があげられる。
脂肪酸とは、カプoン酸、カプリル酸、ラプリン酸、ス
テアリン酸、オレィン酸、リノール酸、リノレン酸、ェ
レオステアリン酸、リカン酸、脱水ヒマシ油脂肪酸があ
げられる。本発明においては、これらいずれの脂肪酸、
又は脂肪酸にても効果を得るのであるが、不飽和結合を
有する、さらに好ましくは共役2重結合を有する、脂肪
油又は脂肪酸例えば桐油、ヱレオステアリン酸が顕著な
効果を有する。これらの脂肪油又は脂肪酸の添加量は、
被覆剤に対して0.5〜10.の重量%好ましくは3〜
7重量%添加することができる。添加量が0.5重量%
より少ない場合においては、接着ならびに、光沢の向上
がみられず添加量が10.の重量%以上であると、被覆
剤の劣化がみられ耐摩擦性も悪くなる。本発明に使用さ
れるラジカル架橋性エチレン性不飽和二重結合を有する
プレポリマー又はモノマーは、通常紫外線硬化性被覆剤
に用いられているものであるが、プレポリマーとしては
、例えばェポキシ樹脂のェポキシ基にアクリル酸やメタ
クリル酸をヱステル化させたもの、水酸基を有するアル
キッド樹脂にアクリル酸やメタクリル酸をェステル化さ
せたもの、アルキツドやポリエステルとアクリル酸、ポ
リオールヱステル化物をジィソシアネート化合物で架橋
させたもの、ジシクロベンタジェンとアリルアルコール
からなる水酸基を有する共重合樹脂をアクリル酸又は、
メタクリル酸にてヱステル化せしめたもの等があり、モ
ノマーとしては、エチレングリコール、ポリエチレング
リコール、トリメチロールプロパン、ベンタエリスリト
ール、ジベンタェリスリトール等の多価アルコールのア
クリル酸、又はメタクリル酸ェステル、フタ−ル酸「ィ
ソシアヌル酸等の多価カルボン酸のアルレアルコールェ
ステル、ビスフェノールA、レゾルシン、カテコール等
のフェ/ールにエチレンオキサイド付加させたもののア
クリル酸又はメタクリル酸ェステル等が使用される。光
増感剤としては、従来より知られているものが、すべて
使用でき、例えば、ベンゾィンメチルエーテル、ベンゾ
イン−n−ブチルエーテル、2−メチルベンゾィン等の
ペンゾィン系増感剤、ベンゾフエノン、P一クロルベン
ゾフエノン、4,4′−ビスジェチルアミノベンゾフェ
ノン等のケトン系増感剤、アゾビスィソブチロニトリル
等のアゾ化合物系増感剤、アントラキノン、フェナント
ラキノン等のキノン系増感剤があげられる。又必要に応
じて、これらの増感剤を組みあわせて使用することもで
きる。本発明にかかわる被覆剤は、前記脂肪油又は脂肪
酸、ラジカル架橋性エチレン性不飽和二重結合を有する
プレポリマ−、又は、これにラジカル架橋性エチレン性
不飽和二重結合を有するモ/マー、および光増感剤を主
成分とする組成物からなるが、炭素数10〜2の固の高
級アルコールを5〜30重量%添加すると印刷物の光沢
を向上せしめることができる。
また、本発明にかかわる被覆剤は、貯蔵安定性を向上せ
しめるために、公知の安定剤、流動性等を調節するため
に体質顔料、増砧剤等、さらに必要に応じてその他の助
剤を添加することができる。
安定剤としては、ハイドロキノン、P−ペンゾキノン、
テトラメチルチウラムジスルフィド等があり、添加量は
0.01〜0.5重量部である。
体質顔料としては、水酸化アルミニウム、沈降性硫酸バ
リウム、などがあり「増感剤としては、タルク、オルベ
ン(白石工業K.K)などがある。また、本発明におけ
る油性印刷インキとは、顔料、樹脂(アルキッド樹脂、
ロジン変性フェノ−ル樹脂等)、乾燥油(アマニ油、桐
油等)、溶剤(パラフィン系炭化水素等)及び補助剤(
金属乾燥剤等)等からなる一般油性印刷インキである。
本発明による印刷面被覆法は、油溶性印刷インキを印刷
した後に紫外線硬化性被覆剤を、均一に印刷面にコート
するのであるが、その方法は特に限定されるものではな
く均一にコートさえすればよい。例えば印刷機を使用し
たコート法や、頃黍法、コーター法等があげられる。コ
ートされた印刷物は紫外線照射されるが、紫外線ランプ
は高圧水銀灯が−般的である。このように本発明による
印刷面被覆法は油性印刷インキと被覆剤の接着性が強固
であり、紫外線硬化性被覆剤を用いるため乾燥が早く、
また、交うつり防止は完全であり、耐摩擦性に優れた印
刷面を得ることができる。
以下実施例をもって説明する。
例中部とは重量部を示す。〈参考例 1)(プレポリマ
ーの合成例 1)ェピコート828(シェル化学社製ビ
スフヱノール型ェポキシ樹脂)71.7部、アクリル酸
28$部、ハイドロキノン0.1部、トリェチレンジア
ミン0.3部を還流管付、縄梓器付4つ口フラスコに仕
込み、空気を吹きこみながら、9ぴ 〜12000で1
5〜2凪時間反応させ、酸価1以下となったら汲みだす
これをプレポリマーAとする。く参考例 2) ァデカサィザー0−13帆(旭電化欄製ェポキシ化大豆
油)762部、アクリル酸23.8部、ハイドロキノン
0.1部、トリェチレンジアミン0.3部を還流管付、
縄梓機付4つ口フラスコに仕込み空気を吹きこみながら
、90〜120℃で15〜2餌時間反応させ、酸価1以
下のヱポキシ化大豆油アクリレートとする。
前記ェポキシ化大豆油アクリレート302鞠こ対し8ー
ヒドロキシエチルアクリレートとトルエンジィソシアネ
ートの当モル反応より得られたアクリル化ィソシアネー
ト290部を加え還流器付、縄梓機付4つ口フラスコ内
で空気を吹き込みつつ60℃で数時間反応させる。
反応率が80%以上になりその時の残留ィソシアネート
基が0.2重量%以下になったら汲み出し、これをプレ
ポリマ−Bとする。〈参考例 3〉 ジシクロベンタジェンとアリルアルコールを等モルずつ
オートクレープに仕込み加圧下270午0に2時間保ち
、次に未反応モノマーを溜去し、転化率$.8%、軟化
点96.5q0の樹脂を得た。
該樹脂75部とアクリル酸25部及びハイドロキノン0
.1部、バラトルェンスルフオン酸1.礎部を雛梓機付
4つ口フラスコにとり、ベンゼン還流下100℃にて、
約1朝時間反応後ベンゼンを溜去し、酸価15軟化点斑
℃の樹脂を得た。該樹脂8$部‘こトリメチロールプロ
パントリアクリレート2礎部を混合溶解しこれをプレボ
リマーCとする。比較例 1 参考例1で得られたプレポリマーAを、下記の処方にて
3本ロールで櫨梓、練肉して紫外線硬化性被覆剤を作製
した。
紫外線硬化性被覆剤処方 プレポリマ−A 65部トリメ
ルロールプロパントリアクリレート25部ペンゾインヱ
チルエーテル 1の部次にアート紙にトー
ョーキングウルトラ70 藍(東洋インキ製造KKオフ
セットインキ)、トーョーキングウルトラ70 紅(同
)の順序で3仇岬/100〆の塗布基でRIテスター(
明製作所)を用い、重ね刷りで印刷した。
この上に上記の被覆剤を4仇岬/100仇の塗布量で印
刷コートを行ない、その直後に80W/仇の強度を持つ
松W高圧水銀灯1本の下10奴の所をコンベア−に載せ
、30の/分のスピードで通過乾燥させた。比較例 2 比較例1と同様にして下記の処方にてプレポリマーBを
用いて紫外線硬化性被覆剤を作製した。
プレポリマーB 65部AB
PE一4(ビスフエノールAのエチレンオキサイド付加
体のジアクリレート) 2礎部ペンゾフェノン
9部アミン−Pージメチルアミノベンゾ
ェート1部トリデシルアルコール 5部該
被覆剤を比較例一1と同様に印刷コートする。
比較例 3 比較例−1と同様にして下記の処方にてプレポリマーを
用いて紫外線硬化性被覆剤を作製した。
処方プレポリマーC 65部
ペンタェリスリトールトリアクリレート 25部ペンゾ
インノルマルブチルエーブル 1碇部該被覆剤を比
較例−1と同様にアート紙に印刷コートする。
実施例 1 比較例一1と同様にして下記の処方にて紫外線硬化性被
覆剤を作製した。
紫外線硬化性被覆剤処方 プレポリマーA 6$部トリメ
チロールプロパントリアクリレート22部ペンゾインエ
チルエ−テル 1$部脂肪油又は脂肪酸(
表1のもの) 5部該被覆剤を比較例−1と同様
にしてアート紙上に印刷コートし、硬化させた。
実施例 2 比較例一1と同様にして下記の処方にて紫外線硬化性被
覆剤を作製した。
紫外線硬化性被覆剤処方 プレポリマーB 62部AB
PE−4(ピスフエノールAのエチレンオキサィド付加
体のジアクリレート) 18部ペンゾフェノン
9部アミル−Pージメチルアミノベンゾ
ェート1部トリデシルアルコール 5部脱
水ヒマシ油 5部該被覆剤を比
較例−1と同様にしてアート紙上に印刷コートし、硬化
させた。
実施例 3 比較例−1と同様にして下記の処方にて、プレポリマー
Cを用いて紫外線硬化性被覆剤を作製した。
処方 ブレポリマーC 63部ペン
タエリスリトールトリアクリレート 22部ペンゾイン
ノルマルブチルエーテル 1礎都桐 油
5部該被覆剤を比較例一1と同様にアート紙に
印刷コートする。
表−1 (庄一1)光沢は、視覚によって判定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油性印刷インキを用いて印刷した後に該印刷面を被
    覆する場合において、被覆剤としてラジカル架橋性エチ
    レン性不飽和2重結合を有するプレポリマー又はこれに
    ラジカル架橋性エチレン性不飽和2重結合を有するモノ
    マーを加えたもの及び光増感剤よりなる組成物に脂肪油
    又は脂肪酸を0.5〜10.0重量%添加した紫外線硬
    化性被覆剤を用いることを特徴とする印刷面被覆法。 2 脂肪油が乾性油である特許請求の範囲第1項記載の
    印刷面被覆法。 3 脂肪酸が乾性油脂肪酸である特許請求の範囲第1項
    記載の印刷面被覆法。 4 脂肪油が桐油である特許請求の範囲第1項記載の印
    刷面被覆法。 5 脂肪酸がエレオステアリン酸である特許請求の範囲
    第1項記載の印刷面被覆法。
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JPS54120005A JPS54120005A (en) 1979-09-18
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JPS6256196A (ja) * 1985-09-06 1987-03-11 Nikko Kogyo Kk 耐熱性バ−コ−ドラベルの製造方法
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