JPS60201523A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS60201523A JPS60201523A JP5661184A JP5661184A JPS60201523A JP S60201523 A JPS60201523 A JP S60201523A JP 5661184 A JP5661184 A JP 5661184A JP 5661184 A JP5661184 A JP 5661184A JP S60201523 A JPS60201523 A JP S60201523A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- magnetic recording
- film
- width
- magnetic film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、情報を磁気的に記録し、必要に応じて再生利
用することのできる磁気記録媒体に関する。
用することのできる磁気記録媒体に関する。
従来例の構成とその問題点
磁気記録媒体は、ディスク、テープ等の形態のいずれも
面内記録方式と垂直磁化方式とに大別される。垂直磁化
方式は鋭意研究開発されている新しい方式であって、磁
気ヘッドとして、リングヘッドを用いる型と、主磁極及
び補助磁極を用いる型とがある。
面内記録方式と垂直磁化方式とに大別される。垂直磁化
方式は鋭意研究開発されている新しい方式であって、磁
気ヘッドとして、リングヘッドを用いる型と、主磁極及
び補助磁極を用いる型とがある。
第１図は主磁極１及び補助磁極２を備えた型の垂直磁化
方式の磁気記録媒体構造の一例を示す断面図である。図
において３は補助磁極２の励磁コイルである。磁気ディ
スクはポリエステル等のベース６の表面に補助媒体とし
てのパーマロイ膜５を形成し、その上に記録用媒体であ
るＧｏ−Ｏｒ等の００合金膜４を形成した３層構造にな
っている。
方式の磁気記録媒体構造の一例を示す断面図である。図
において３は補助磁極２の励磁コイルである。磁気ディ
スクはポリエステル等のベース６の表面に補助媒体とし
てのパーマロイ膜５を形成し、その上に記録用媒体であ
るＧｏ−Ｏｒ等の００合金膜４を形成した３層構造にな
っている。
破線で示した磁束は高透磁率の補助媒体であるパーマロ
イ膜６によって集束され、記録用媒体であるＣＯ系金合
金膜４通って主磁極１を通る。かかる媒体を得るには、
スパッタリング法、真空蒸着法、無電解めっき法等の薄
膜化技術を用いるのであるが、量産性の面で真空蒸着法
が抜きでている。
イ膜６によって集束され、記録用媒体であるＣＯ系金合
金膜４通って主磁極１を通る。かかる媒体を得るには、
スパッタリング法、真空蒸着法、無電解めっき法等の薄
膜化技術を用いるのであるが、量産性の面で真空蒸着法
が抜きでている。
しかし真空蒸着法により得られたＧｏ−Ｃｒ垂直磁化膜
を用いて高密度記録を行うと、ノイズが大きく、充分な
信号対雑音比（以下Ｓ／Ｎと記す）を確保できない。こ
れまでは、この原因はＧｏ−Ｏｒの磁歪が主なものであ
るとして、パーマロイ膜の厚みをなるべく厚くして等測
的に磁歪の影響を小さくすることが提案されているが、
少しばかりの改良があるものの不十分で改良が望まれて
いる。
を用いて高密度記録を行うと、ノイズが大きく、充分な
信号対雑音比（以下Ｓ／Ｎと記す）を確保できない。こ
れまでは、この原因はＧｏ−Ｏｒの磁歪が主なものであ
るとして、パーマロイ膜の厚みをなるべく厚くして等測
的に磁歪の影響を小さくすることが提案されているが、
少しばかりの改良があるものの不十分で改良が望まれて
いる。
発明の目的
本発明は以上の事情に鑑みて成されたもので、高密度記
録を十分なＳ／Ｎで行える磁気記録媒体を提供するもの
である。
録を十分なＳ／Ｎで行える磁気記録媒体を提供するもの
である。
発明の構成
本発明の磁気記録媒体は、垂直記録方式で記録したビッ
ト長をμｍ単位で表わした数値をｂとすると、真空蒸着
法で得られた垂直磁化膜のＣ軸配向が、Ｘ線回折パター
ン（００２）面のロッキング曲線の半値幅の値Δθ５ｏ
で表わして３０ｂ〔度〕以下であることを特徴とし、高
密度記録でも十分なＳ／Ｎが確保できるものである。
ト長をμｍ単位で表わした数値をｂとすると、真空蒸着
法で得られた垂直磁化膜のＣ軸配向が、Ｘ線回折パター
ン（００２）面のロッキング曲線の半値幅の値Δθ５ｏ
で表わして３０ｂ〔度〕以下であることを特徴とし、高
密度記録でも十分なＳ／Ｎが確保できるものである。
実施例の説明
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
第２図は垂直磁化膜９に情報が記録された状況を模式的
に示した図で、上向きの磁化単位７と下向きの磁化単位
８が交互に配列された状況を示すもので、図中すが、情
報の単位のビット長にあたるものであり、垂直記録では
ビット長が０．６μｍ以下を目指すものである。かかる
短ビツト長域では、磁歪による雑音が問題なのではなく
、ＣＯ系金合金膜Ｃ＠配向性が重要な因子であることを
尽きとめ、後述する実施例で確かめ本発明を完成させた
ものである。
に示した図で、上向きの磁化単位７と下向きの磁化単位
８が交互に配列された状況を示すもので、図中すが、情
報の単位のビット長にあたるものであり、垂直記録では
ビット長が０．６μｍ以下を目指すものである。かかる
短ビツト長域では、磁歪による雑音が問題なのではなく
、ＣＯ系金合金膜Ｃ＠配向性が重要な因子であることを
尽きとめ、後述する実施例で確かめ本発明を完成させた
ものである。
第３図に代表的なＧｏ−Ｃｒ膜のＸ線回折パターンの（
００２）面のＸ線ロッキング曲線を示しである。とこで
、Ｘ線の強度の最大値の強度が半分になる時の、曲線の
幅Δθ５ｏがＣ軸配向の尺度として用いられる指標であ
るが、とのΔθ５ｏが、前述したビット長すとの間にΔ
θ５ｏ≦３０・ｂの関係を満足する条件で記録再生に供
すれば、十分なＳ／Ｎが得られる。この種の関係がスパ
ッタリング膜、無電解めっき膜においては見出せない蒸
着膜固有のものである理由は現在はっきりしていないが
、同一の保磁力を得るのに、スパッタリング法より高い
基板温度を必要とすることから薄膜を構成する微結晶粒
子サイズが不ぞろいになり易いことに関係していると推
察される。
００２）面のＸ線ロッキング曲線を示しである。とこで
、Ｘ線の強度の最大値の強度が半分になる時の、曲線の
幅Δθ５ｏがＣ軸配向の尺度として用いられる指標であ
るが、とのΔθ５ｏが、前述したビット長すとの間にΔ
θ５ｏ≦３０・ｂの関係を満足する条件で記録再生に供
すれば、十分なＳ／Ｎが得られる。この種の関係がスパ
ッタリング膜、無電解めっき膜においては見出せない蒸
着膜固有のものである理由は現在はっきりしていないが
、同一の保磁力を得るのに、スパッタリング法より高い
基板温度を必要とすることから薄膜を構成する微結晶粒
子サイズが不ぞろいになり易いことに関係していると推
察される。
本発明に用いることのできる垂直磁化膜は、垂直方向に
磁化可能なＧｏ−Ｏｒ、Ｇｏ−Ｖ、Ｇｏ−Ｎｉ−Ｏｒ。
磁化可能なＧｏ−Ｏｒ、Ｇｏ−Ｖ、Ｇｏ−Ｎｉ−Ｏｒ。
Ｇｏ−Ｔｉ 、 Ｇｏ −Ｗ 、 Ｇｏ−Ｍｏ 、 Ｇ
ｏ−Ｃｒ−Ｒｈ 、 Ｇｏ−Ｒｕ 。
ｏ−Ｃｒ−Ｒｈ 、 Ｇｏ−Ｒｕ 。
Ｇ ｏ −０、Ｇ ｏ −Ｎ ｉ−０等である。
いずれの桐質であっても、ビット長、ｂの３０倍以下の
Ｃ軸配向性、Δθ５ｏの値に管理されなければなら々い
。
Ｃ軸配向性、Δθ５ｏの値に管理されなければなら々い
。
Δθ５ｏ≦３０−ｂの臨界的意義は、画像記録再生にめ
られるＳ／Ｎを４５ｄＢに設定した場合で、この値によ
り当然、若干変化するものであるが、現在普及している
画像の動画での人間の視覚に受け入れうる限界値が経験
的に４５ｄＢ程度であることが、Δθ５ｏ≦３０・ｂの
決定の根拠になっているものである。
られるＳ／Ｎを４５ｄＢに設定した場合で、この値によ
り当然、若干変化するものであるが、現在普及している
画像の動画での人間の視覚に受け入れうる限界値が経験
的に４５ｄＢ程度であることが、Δθ５ｏ≦３０・ｂの
決定の根拠になっているものである。
以下、更に具体例で本発明を説明するが、本発明がそれ
に限定されるものではないのは勿論である。
に限定されるものではないのは勿論である。
厚さ１２μｍのポリエチレンテレフタレート上にあらか
じめ８０％Ｎ１−２０％Ｆｅ膜を０．５５μｍ、高周波
マグネトロンスパッタ法により形成した。この基板を用
い、電子ビーム蒸着法により、Δθ５ｏの異なるＧｏ−
Ｃｒ膜を形成した。Ｏｒは２ｏ％一定となるよう制御し
た。Δθ５ｏの制御は、蒸発源の位置と、電子ビームの
集束状態をパラメータにして行った。Ｇｏ−Ｏｒ膜厚は
０．２μｍとし、保磁力は３９０（’０６ ）から４０
５（’ Ｏｅ ）のものを選別した。Δθ５ｏは、理学
電機製のＸ線回折装置を用いて測定し、Ｓ／Ｎ測定は、
市販のビデオテープレコーダーと等価な走行系を有する
デツキに、主磁極幅０．１２ Ｃμｍ〕のアモルファス
ヘッドを搭さいして、補助磁極は幅３０Ｑμｍのパーマ
ロイを用いて行った。その結果を次表に示した。
じめ８０％Ｎ１−２０％Ｆｅ膜を０．５５μｍ、高周波
マグネトロンスパッタ法により形成した。この基板を用
い、電子ビーム蒸着法により、Δθ５ｏの異なるＧｏ−
Ｃｒ膜を形成した。Ｏｒは２ｏ％一定となるよう制御し
た。Δθ５ｏの制御は、蒸発源の位置と、電子ビームの
集束状態をパラメータにして行った。Ｇｏ−Ｏｒ膜厚は
０．２μｍとし、保磁力は３９０（’０６ ）から４０
５（’ Ｏｅ ）のものを選別した。Δθ５ｏは、理学
電機製のＸ線回折装置を用いて測定し、Ｓ／Ｎ測定は、
市販のビデオテープレコーダーと等価な走行系を有する
デツキに、主磁極幅０．１２ Ｃμｍ〕のアモルファス
ヘッドを搭さいして、補助磁極は幅３０Ｑμｍのパーマ
ロイを用いて行った。その結果を次表に示した。
（以下余 白）
上表より明らかなように、Δθ５ｏ が３０・ｂ〔度〕
以下であれば、４６ｄＢ以上のＳ／Ｎが得られることが
理解できる。
以下であれば、４６ｄＢ以上のＳ／Ｎが得られることが
理解できる。
尚本発明は、Ｇｏ−Ｏｒ単層の垂直記録媒体にリングヘ
ッドを用いる場合、薄膜磁気ヘッドを用いて記録再生を
行う場合でも有効である。
ッドを用いる場合、薄膜磁気ヘッドを用いて記録再生を
行う場合でも有効である。
又、Ｃｒの含有率１８％、２２％のものについて前記し
たのと同様の実験で確認すると同時に、Ｑｏ −Ｖ 、
Ｇｏ−Ｒｕ 等についても同様に本発明の有効性を確
認した。
たのと同様の実験で確認すると同時に、Ｑｏ −Ｖ 、
Ｇｏ−Ｒｕ 等についても同様に本発明の有効性を確
認した。
本発明の実施例として磁気記録媒体として磁気テープを
例にして説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
、磁気ディスク、磁気シートの形態をとることもできる
ものである。
例にして説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
、磁気ディスク、磁気シートの形態をとることもできる
ものである。
発明の効果
以上のように本発明は、垂直記録方式で記録したビット
長をμｍ単位で表すした数値をｂとすると、真空蒸着法
で得られた垂直磁化膜の（００２）面のＸ線ロッキング
曲線の半値幅Δθ５ｏが、３０・ｂ〔度〕以下である垂
直磁化膜を磁気記録層とすることで、短波長城でのＳ／
Ｎの良好な磁気記録媒体が得られるもので、その実用的
価値は太きい。
長をμｍ単位で表すした数値をｂとすると、真空蒸着法
で得られた垂直磁化膜の（００２）面のＸ線ロッキング
曲線の半値幅Δθ５ｏが、３０・ｂ〔度〕以下である垂
直磁化膜を磁気記録層とすることで、短波長城でのＳ／
Ｎの良好な磁気記録媒体が得られるもので、その実用的
価値は太きい。
第１図は垂直磁化方式の磁気記録媒体構造の一例を示す
断面図、第２図は垂直記録されたビソトト・・・・主磁
極、２・・・・・・補助磁極、４・・・・・・Ｇｏ糸、
合金薄膜（垂直磁化膜）、６・・・・・・パーマロイ膜
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 す 門 ７
断面図、第２図は垂直記録されたビソトト・・・・主磁
極、２・・・・・・補助磁極、４・・・・・・Ｇｏ糸、
合金薄膜（垂直磁化膜）、６・・・・・・パーマロイ膜
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 す 門 ７
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 垂直記録方式で記録したピット長をμｍ単位で表わした
数値をｂとすると、真空蒸着法で得られた垂直磁化膜の
Ｃ軸配向が、Ｘ線回折パターン、（００２）面のロッキ
ング曲線の半値幅の値Δθ５゜で表わして３０ｂ〔度〕
以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5661184A JPS60201523A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5661184A JPS60201523A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60201523A true JPS60201523A (ja) | 1985-10-12 |
Family
ID=13032039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5661184A Pending JPS60201523A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60201523A (ja) |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP5661184A patent/JPS60201523A/ja active Pending
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