JPS6020006Y2 - 光学式シヤフトエンコ−ダ - Google Patents

光学式シヤフトエンコ−ダ

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JPS6020006Y2
JPS6020006Y2 JP8020479U JP8020479U JPS6020006Y2 JP S6020006 Y2 JPS6020006 Y2 JP S6020006Y2 JP 8020479 U JP8020479 U JP 8020479U JP 8020479 U JP8020479 U JP 8020479U JP S6020006 Y2 JPS6020006 Y2 JP S6020006Y2
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JP
Japan
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light
disk
receiving element
light source
light receiving
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Expired
Application number
JP8020479U
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JPS55181224U (ja
Inventor
米蔵 久保田
信之 佐藤
Original Assignee
多摩川精機株式会社
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Publication date
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Priority to JP8020479U priority Critical patent/JPS6020006Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光学式シャフトエンコーダに係り、特に固定
ディスクに鏡面の不透明部分を設けてこれにより180
°位相の異る受光素子を配置して、夫々に誘起する電圧
を合威し、光源の光量変化を補償するようにしものであ
る。
従来の光学式シャフトエンコーダとしては第1図で示す
ようにガラス板でできた回転ディスク1に所要のコード
に応じた明暗のパターン印刷1aを行い、又固定ディス
ク2には細い明部のスリット2a、2’aを印刷してお
き、一方より光源3の光線をあてて、回転ディスク1と
固定ディスク2の透明部分を通過した光りを受光素子4
,4′で受光して電圧を誘起しこれを外部に取り出すよ
うにしたもので回転角度、移動距離の検出器等に用いて
いる。
この場合光源の光量変化による受光素子の出力電圧の直
流分の変化分による影響をなくすように予め固定ディス
ク2に電気角で互に1800位相の異なる2つのパター
ンを印刷して夫々のパターンの背後に2個の受光素子4
,4′を配置し180°の位相差をもった出力電圧をえ
て差動増巾して光源の光量変化による直流分の変化を0
にするようにしていた。
しかして、このように2つのパターンから1800位相
の異なる信号を得る場合法のような3つの主要な問題点
がある。
第1に単一の光源で固定ディスクの2つのパターンを照
射する場合、発光ダイオードのように指向性の強い光源
を用いると光源の光束が十分に受光素子に到達しない。
参考として第2図に発光ダイオードの指向特性を示し発
光ダイオードの光軸となす角θにおける相対光量を示す
すなわち第1図において発光ダイオードの光量の最強の
場所でなく、光量の弱い位置に受光素子を設置しなけれ
ばならない。
この為発光ダイオードの光束の大部分が固定ディスクに
よって反射され、きわめて効率が悪い。
第2に従来のように固定ディスクの透過光のみを利用す
る場合、固定ディスクによって反射される光束が有効に
利用されない。
第3に従来のように固定ディスクに06と180°の位
相差を持ったパターンを印刷すると印刷による誤差、固
定ディスクと回転ディスクの偏芯によって受光素子2a
と受光素子2’aの出力電圧の位相差が180°になら
ない。
このような点を考慮してこの考案では種々検討して前述
の問題点を解決する装置をうるものである。
即ち、この考案は光学式シャフトエンコーダにおいて透
明なガラス円板に黒色の不透明部分でパターンを印刷し
た回転ディスクと、透明なガラス円板に鏡面の不透明部
分で印刷した固定ディスクと、光源と該光源の光線によ
り前記回転ディスクの透明部分を透過し、前記固定ディ
スクの鏡面の不透明部分に反射されて受光し電圧を誘起
するように配置せる第1の受光素子と、前記回転ディス
ク並びに固定ディスクの各透明部分を透過した前記光源
の光線を受光し電圧を誘起するように配置せる第2の受
光素子とを備え、前記第1、第2の受光素子に夫々誘起
する電圧を合皮して光源の光量変化を補償するようにし
たことを特徴とするもので、単一の光源で固定ディスク
の単一のパターンを照射するので発光ダイオードのよう
に指向性の強い光源を用いても、光源の光量の最大の位
置に受光素子を設置できるので光源の光束を有効に利用
することができる。
又、固定ディスクの反射光と透過光の両者を利用するの
で光源の光束が100%有効に利用できる。
更に固定ディスクは単一のパターンであるので、固定デ
ィスクの印刷誤差や偏芯によって第1の受光素子と第2
の受光素子の出力電圧の位相差が180°からずれるこ
とはない。
この考案を図の実施例に従って説明するが便宜上第1図
相当部分は同一符号を用いるものとする。
第3図aは回転ディスク1の正面図で従来同様透明なガ
ラス円板に黒色の不透明部分1aでパターンを印刷した
もので1bは透明部分となる。
又、図すは固定ディスク5の正面図で透明なガラス円板
に鏡面の不透明部分5aで印刷したもので5bは透明部
分として残る。
かくてこれら回転ディスク1と固定ディスク5・とを第
3図Cのように間隔をおいて並列配置し、光源3より照
射せる光線を回転ディスク1の透明部分を透過せしめた
後、固定ディスク5の透明部分5bを透過せしめた光線
は第1の受光素子4に受光せしめる一方固定ディスク5
の鏡面の不透明部分5aで反射せしめた光線は第2の受
光素子4′に受光せしめるように配置したもので、かく
て受光素子で光の強弱を電気信号に交換することができ
る。
又、第4図は回転ディスク1の黒色の不透明部分1aと
固定ディスク5の鏡面の不透明部分5aとが上からみて
完全に重なり合った状態で回転ディスク1の透明部分の
断面図で光源3よりの光線;はその一部は回転ディスク
1の黒色の不透明部分1aに吸収され、他の一部は回転
ディスク1と固定ディスク5の各透明部分1b、5bを
透過して第1の受光素子4に達する。
従って第2の受光素子4′には達する光線がなく、出力
電圧は最小で°あるが、第1の受光素子4には最大の出
力電圧かえられる。
次に第5図は回転ディスク1の透明部分1bと固定ディ
スク5の鏡面の不透明部分5aとが完全に重り合った場
合の回転ディスク1の透明部分の断面図で、光源3から
投射された光線の一部は回転ディスク1の黒色の不透明
部分1aに吸収され他の一部は回転ディスク1の透明部
分1bを透過し固定ディスク5の鏡面の不透明部分5a
で反射される。
従って光源3からの投射光線は第1の受光素子4には達
せず、受光素子4の出力電圧は最小であるが第2の受光
素子4′には最大の出力電圧かえられる。
以上より第1、第2の受光素子4,4′の出力電圧波形
A、 Bは第6図のように時間横軸に対して夫々えられ
る。
かくて第6図の波形を差動増巾することにより後述する
ように光源や受光素子の温度による特性の変化や経年変
化を補償しうるので第6図において、第1の受光素子4
の出力電圧Vaは一般に次式(1)で示される。
Va=vsin ωt+D (1)
また第2の受光素子4′の出力電圧vbはVaに対して
電気角で180°位相差を持っているので次式(2)%
式% (2) こ)で■は受光素子の出力電圧の振巾、ωは受光素子の
出力電圧の角速度、tは時間、Dは受光素子の出力電圧
の直流成分とする。
次に光量が周囲温度や経年変化で一定の値だけ変化した
とき受光素子の出力振巾がV′、受光素子4,4′の出
力電圧の直流成分が(D−AD)変化したとすると、前
述の式<1M2)をへて、Va==V’ sin ω
t 十(D−AD) (1)’Vb= −V’
sin ωt 十(D−AD) (2)’かくて
Va、 Vbを増巾ゲインGの差動増巾器で増巾した出
力電圧Voは、次式(3)で示される。
Vo==に (Va −Vb) =2V’ sin
6) t(31式(3)は光源の光量変化による受光素
子の出力電圧の直流分の変化分による影響が差動増巾器
の出力に電圧に現われないことを示している。
したがって第6図のように電気角で互に1800の位相
差を持った第11第2の受光素子4,4′の出力電圧を
差動増巾すると光源の光量変化による直流分の変化を零
にすることができる。
以上の利点は光ファイバを用いて半導体レーザーの光線
で受光素子を照射することにより有効となる。
又光源としてレーザ光線は指向性が強いので有望である
が、従来のように固定ディスクに印刷した0°と180
°のパターンを同時に照射することはできないが、この
考案では直ちに採用できる。
また発光ダイオードの光線を光ファイバで受光素子を照
射する場合、従来のように固定ディスクに印刷した0°
と180°のパターンを別々に照射すると発光ダイオー
ドの光線の半分ずつでそれぞれの受光素子を照射しなけ
ればならなかったが、この考案では発光ダイオードの全
光線で0゜と180°の受光素子を照射することができ
る等、非常に実用的効果をなす。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来周知のシャフトエンコーダの説明用簡略図
、第2図は受光素子の特性線図、第3図a、bはこの考
案の回転ディスク1、固定ディスク5の一部正面図、第
3図C並びに第4図、第5図はこの考案のシャフトエン
コーダの説明用簡略側面図、第6図は第1、第2の受光
素子4,4′の時間に対する出力電圧線図である。 図で1は回転ディスク、1aは不透明部分、1bは透明
部分、4,4′は第1、第2の受光素子、5は固定ディ
スク、5aは鏡面の不透明部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学式シャフトエンコーダにおいて透明なガラス円板に
    黒色の不透明部分でパターンを印刷した回転ディスクと
    、透明なガラス円板に鏡面の不透明部分で印刷した固定
    ディスクと、光源と該光源の光線により前記回転ディス
    クの透明部分を透過し、前記固定ディスクの鏡面の不透
    明部分に反射されて受光し電圧を誘起するように配置せ
    る第1の受光電子と、前記回転ディスク並びに固定ディ
    スクの各透明部分を透過した前記光源の光線を受光し電
    圧を誘起するように配置せる第2の受光素子とを備え、
    前記第1、第2の受光素子に夫々誘起する電圧を合威し
    て光源の光量変化を補償するようにしたことを特徴とす
    る光学式シャフトエンコーダ。
JP8020479U 1979-06-14 1979-06-14 光学式シヤフトエンコ−ダ Expired JPS6020006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020479U JPS6020006Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 光学式シヤフトエンコ−ダ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020479U JPS6020006Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 光学式シヤフトエンコ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS55181224U JPS55181224U (ja) 1980-12-26
JPS6020006Y2 true JPS6020006Y2 (ja) 1985-06-15

Family

ID=29313564

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JP8020479U Expired JPS6020006Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 光学式シヤフトエンコ−ダ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089711A (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 Canon Inc ロ−タリエンコ−ダ
JP2502198Y2 (ja) * 1990-07-25 1996-06-19 株式会社東海理化電機製作所 回転角検出装置
WO2004074780A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 位置検出ユニット

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JPS55181224U (ja) 1980-12-26

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