JPS6019988Y2 - 圧縮機吸入マフラの保持装置 - Google Patents

圧縮機吸入マフラの保持装置

Info

Publication number
JPS6019988Y2
JPS6019988Y2 JP17039878U JP17039878U JPS6019988Y2 JP S6019988 Y2 JPS6019988 Y2 JP S6019988Y2 JP 17039878 U JP17039878 U JP 17039878U JP 17039878 U JP17039878 U JP 17039878U JP S6019988 Y2 JPS6019988 Y2 JP S6019988Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
suction muffler
suction
small diameter
holding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17039878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5588083U (ja
Inventor
勝博 赤土
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP17039878U priority Critical patent/JPS6019988Y2/ja
Publication of JPS5588083U publication Critical patent/JPS5588083U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6019988Y2 publication Critical patent/JPS6019988Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は吸入マフラの軸線方向への荷重に耐える手段を
設けた、圧縮機吸入マフラの保持装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
圧縮機の吸入作動時に惹起される脈動音を消音するため
、蒸発器と圧縮機とを結ぶ吸入管路の圧縮機に近い位置
に設けられる吸入マフラの保持は、従来第1図あるいは
第2図に示すようになされていた。
すなわち第1図において、1は圧縮機で、この圧縮機1
の吸込側に近接して吸入マフラ2が設けられ、その一端
は図示しない蒸発器に接続され、他端は圧縮機1吸入側
に接続されている。
そうして、この吸入マフラ2は一端小径部を圧縮機1の
ケースに溶着などにより固着された1字形状の支持具3
の他辺に設けられた孔にクッションゴム4などを介して
保持されていた。
また、第2図に示すように、この吸入マフラ2を囲繞す
るように設けられた固定バンド5を、圧縮機1のケース
に溶着などにより取着された支持具6にねじ7などによ
り締着して保持していた。
しかし、このような固定手段であると、横方向に対して
は固定が十分であるが、縦方向すなわち吸入マフラの軸
線方向の固定手段がないため、輸送時のショックのよう
に、下向きの力がかかった場合の保持強度が十分でない
という欠点があった。
また、第1図に示すものにおいては、吸入マフラ2の一
端小径部とクッションゴム4とを挿入作業を良くするた
めに、ゆるく嵌合させており、第2図に示すものにおい
ては、吸入マフラ2の小径部が自由端になっているため
、圧縮機1の運転振動によって小径部が共振し、騒音を
発生する欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に基づいてなされたもので、軸線方向
の荷重に耐えうると共に、吸入マフラの小径部の振動を
低減して騒音を低減することができる圧縮機吸入マフラ
の保持装置を提供することを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案は、蒸発器と圧縮機とを結ぶ吸入管路の圧縮機に
近い位置に設けられる吸入マフラの一端小径部を圧縮機
の吸込管に接続し、他端小径部を圧縮機に取着された支
持具の孔にて保持してなるものにおいて、前記支持具近
傍の吸入マフラの他端小径部に凹部を設け、この凹部に
クッションゴムを介して弾性材から成る止め輪を嵌着し
て固着したものであり、吸入マフラの軸線方向の荷重に
耐えうると共に°、吸入マフラの小径部の振動を低減し
て騒音を低減することができる。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき、第1図と同一部分を同一
符号で示す第3図を参照して説明する。
8は凝縮器、9は減圧装置たとえばキャピラリチューブ
、10は蒸発器で、これら凝縮器8、キャピラリチュー
ブ9、蒸発器10は圧縮機1とともに冷凍サイクルを構
成しており、蒸発器10と圧縮機1吸込側を連通する吸
込管11の圧縮機1に近い位置には一端小径部2aが圧
縮機1の吸込管1aに接続された吸入マフラ2が設けら
れている。
そうして、この吸入マフラ2の他端小径部2bは、一辺
を圧縮機1のケースに溶着などにより固定されたL字形
状の支持具3の他辺に設けられた孔に、クッションゴム
4などを介して保持されている。
さらに、前記吸入マフラ2の小径部2bには前記支持具
3の上部近傍の位置に凹部12が形成されており、この
凹部12にクッションゴム13を介して弾性材から成る
止め輪14が嵌着されている。
したがって、圧縮機1を付勢し、この冷凍サイクルを運
転すると、圧縮機1から吐出した冷媒は凝縮器8、キャ
ピラリチューブ9、蒸発器10、吸込管11を経て吸入
マフラ2に入り、冷媒の脈動音が消音されて圧縮機1に
吸入される。
また、この冷凍サイクルの運転中または輸送時等に前記
吸入マフラ2に横方向の荷重が加った場合には、吸入マ
フラ2の小径部2bがクッションゴム4を介して支持具
3に係合し確実に保持される。
さらに、輸送時等に吸入マフラ2に軸方向の荷重が加っ
た場合には、前記止め輪14がクッション4を介して支
持具3の上面に係合して保持される。
特に本考案においては止め輪14がクッションゴム13
を介して吸入マフラ2の小径部2bの四部12に嵌着さ
れているので、クッションゴム13と止め輪14間の大
きな摩擦力により、止め輪14が凹部12から抜は出る
ことがないため確実に保持することができ圧縮機1の吸
込管1aや吸入管11の損傷を防止することができる。
またこれにより止め輪14の弾性力をそれ程大きくする
必要がなく、したがって、止め輪14の嵌着作業を容易
に行なうことができる。
さらにまた、圧縮機1の運転時の圧縮機1の運転振動に
よる吸入マフラ2の小径部2bの共振は、小径部2bと
クッションゴム13の接触面における摩擦制振作用によ
って低減される。
とくに、摩擦制振作用は大きな騒音の原因となる振動周
波数の大きな高次の振動に有効に作用するため騒音を有
効的に低減することができる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は圧縮機に取着された支持具の孔
に保持された吸入マフラの他端小径部の支持具近傍に凹
部を設け、この凹部にクッションゴムを介して弾性材か
ら成る止め輪を嵌着して固着したので、横方向の荷重に
対しては勿論のこと吸入マフラに軸線方向の荷重が加っ
ても確実に保持することができ、圧縮機の吸込管や吸入
管の損傷を防止することができると共に、吸入マフラ小
径部の共振を低減して騒音を低減することができる。
また、比較的弾性力の小さな弾性材で止め輪を形成する
ことができるので、止め輪の嵌着作業を容易に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の吸入マフラの保持装置を示す構
造図、第3図は本考案圧縮機吸入マフラ保持装置の一実
施例を示す構造図を示したものである。 1・・・・・・圧縮機、1a・・・・・・吸込管、2・
・・・・・吸入マフラ、2a・・・・・・一端小径部、
2b・・・・・・他端小径部、3・・・・・・支持具、
10・・・・・・蒸発器、11・・・・・・吸入管、1
2・・・・・・凹部、13・・・・・・クッションゴム
、14・・・・・・止め輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸発器と圧縮機とを結ぶ吸入管路の圧縮機に近い位置に
    設けられる吸入マフラの一端小径部を圧縮機の吸込管に
    接続し、他端小径部を圧縮機に取着された支持具の孔に
    て保持してなるものにおいて、前記支持具近傍の吸入マ
    フラの他端小径部に凹部を設け、この凹部にクッション
    ゴムを介して弾性材から成る止め輪を嵌着して固着した
    ことを特徴とする圧縮機吸入マフラの保持装置。
JP17039878U 1978-12-13 1978-12-13 圧縮機吸入マフラの保持装置 Expired JPS6019988Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17039878U JPS6019988Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13 圧縮機吸入マフラの保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17039878U JPS6019988Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13 圧縮機吸入マフラの保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5588083U JPS5588083U (ja) 1980-06-18
JPS6019988Y2 true JPS6019988Y2 (ja) 1985-06-15

Family

ID=29173355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17039878U Expired JPS6019988Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13 圧縮機吸入マフラの保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019988Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5588083U (ja) 1980-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4869454A (en) Grommet
JPS6019988Y2 (ja) 圧縮機吸入マフラの保持装置
ITTO20001213A1 (it) Compressore ermetico, in particolare provvisto di un elemento per assorbire le vibrazioni.
JPH071105B2 (ja) 空気調和機の防振装置
JP2002031056A (ja) 圧縮機の支持装置
JP2002081377A (ja) 圧縮機の支持装置
CN213419293U (zh) 一种电冰箱压缩机用方便安装的减震垫
JPH02309028A (ja) 2部材の結合構造
US3531222A (en) Hermetic compressor discharge tube construction
CN206874764U (zh) 一种汽车涨紧轮总成
JPH0211637Y2 (ja)
JPS597592Y2 (ja) 密閉型電動圧縮機の吸入装置
JPH034789Y2 (ja)
CN217520329U (zh) 冷凝机组中的悬空管路固定座
JPS6215738Y2 (ja)
JP2000234588A (ja) 密閉型電動圧縮機
CN211400435U (zh) 房车静音分体式冰箱
CN110822514B (zh) 一种吸油烟机
JPS6231707Y2 (ja)
JPS5825683U (ja) 圧縮機の防振遮音装置
JPS5940594Y2 (ja) 圧縮機の防振装置
JP4357193B2 (ja) 圧縮機の支持装置
JPS5843614Y2 (ja) リコイルスタ−タ付き強制空冷エンジン
JP2940749B2 (ja) 冷蔵庫
JPH04113793U (ja) 圧縮機の支持装置