JPS60199366A - 肉類の衣付け方法 - Google Patents

肉類の衣付け方法

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JPS60199366A
JPS60199366A JP59056791A JP5679184A JPS60199366A JP S60199366 A JPS60199366 A JP S60199366A JP 59056791 A JP59056791 A JP 59056791A JP 5679184 A JP5679184 A JP 5679184A JP S60199366 A JPS60199366 A JP S60199366A
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JP
Japan
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meat
lumps
oil
air
batter
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JP59056791A
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JPS6261309B2 (ja
Inventor
Takao Iwasaki
隆雄 岩崎
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SEISHIYOKU SANGYO KK
Original Assignee
SEISHIYOKU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は揚げ物をするにあたって、原料■jDの食感
を損うことなく、油揚げ時間の短縮、バンクロスの防止
、品質の均一化、食品の低カー」リー化、使用食用油の
汚イtおよび浪費の防止等を目的とする肉類のa(Jけ
方法に1殉するものである。
従来、内力]を原料とする衣料きの揚げ物たとえばカツ
レツは、小麦粉、卵液さらにはゼラチン、寒天、コンニ
ャク粉等の水溶液等の単味もしくは混合液(近年てんぷ
らの手法を加味したバッターの使用が増加している)等
を介してパン粉を圧着するといった衣料けが行なわれた
後油で揚げられるが、種となる肉類はほとんど生肉のま
まで衣料けされる。その理由は、肉類を予め加熱処理し
た後油揚げをしたのでは、種の風味が失われるからであ
る。したがって、種の種類にもよるが、油で揚げる時間
は長くかかり、また、表面の衣のために種の状態が直接
観察できず、加熱の調節が難しく、神が半生状態になっ
たり、逆に加熱し過ぎて、Jil’iが大きく縮み衣と
種との間に空間かできて衣が剥れたり、著しく褐変もし
くは黒変したりして折角の風味食感を扛1うことも多い
。特に厚い種のときは、油の温度、品温、揚げ時間の調
整が困難となり、前記のような支障が起こりがちである
ので、肉類の衣付き揚げ物の調理は一般に難しく、また
時間もかかることから生産性は思わしくなく、たとえば
、食堂、レストラン、給食工場のような多数の客を相手
とする場所においては、待ち時間の短縮、出来上り品の
品質の均−化等に対する改善が試みられてはいるが、今
もって満足すべき方法は見出されていない。
この発明はこのような現状に着目してなされたものであ
って、原料の生肉塊に調味料、改質剤、香辛料を適宜添
加して充分混合浸透させた肉塊を空気を遮断できる容器
に充」首し、69±2℃雰囲気下25〜30時間加熱し
た後0〜10℃まで急冷し、任意の大きさに1戊形して
バッターリングおよび衣料けすることを特徴とする肉類
の衣料は方法を提供するものである。以下、この発明の
詳細を述べる。
まず、この発明の種となる肉類とは、牛、豚、羊、鯨な
どの獣肉および鶏、きじなどのような鳥肉てあって、通
常衣利き揚げ物に使用されるものであれば、特に種類を
限定するものではな(・。また、生肉塊は加熱による縮
みしろまたは優れた食感などの点から、余り小さいもの
、薄いものは好ましくなく、作業性をも考慮すれば、1
0±3cm平方で厚さ3±1cm程度の大きさがよいよ
うである。
つぎに、このような生肉塊に調味料、改質剤、香辛料を
適宜添加するが、調味料としては、通常用いられる鍼林
料、−け林料、酸味料、苦味料、旨味料(化学調味料も
含む)、油林料等を例示することができ、さらに嗜好に
応じて香辛料を添加しても何ら支障はない。また、改質
剤は主として食感を害しないで結着性、保水性を高め、
加熱時の縮み割れを防止するために添加されるものであ
って、たとえば卵白、のような動物性蛋白、大豆蛋白の
ような植物性蛋白もしくは混合リン酸塩等の一つまたは
併用したものを挙げることができる。このような添加剤
を生肉塊に満遍無く浸透させるためには、ミキサー等を
用いである程度強制的に生肉塊をかきまぜることが望ま
しい。
このようにして調味もしくは改質のための処理が終った
生肉塊は空気が入らないようにして容器に充填する。こ
の容器は、つぎの加熱処理」:程中における肉塊の形状
変化防止および加熱媒体(たとえば加熱水、加熱空気等
)の接触による変味変質等の防止を目的として使用され
るものであるから、耐熱性、耐水f1:、耐油性に優れ
、熱容量のなるべく小さいものが望ましく、たとえば、
ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等従来から食
肉業界で広く用いられている耐熱、耐水、耐油性のある
合成樹脂単独のフィルムもしくはこれら合成樹脂とアル
ミニウム箔との複合フィルム等からなる袋状のものであ
ってもよい。このように合成樹脂フィルムの袋を用いる
とき、袋のみで形状を紐、4もすることが困難であれは
、袋41Jテイナー(金網で作られた保持器)で周囲か
ら補強すれはきわめて効果的である。このとき容器の大
きさは特に限定されるものではないが、作業性および加
熱処理時の内容物の伝熱効果等を考慮すれば1バック5
kg程度とし直径10〜15cm程度のものが実用的で
ある。
充填を終った肉塊は容器(リテイナーも含め)のまま6
9±2℃に保たれた雰囲気下に移す。
このような雰囲気は加熱空気、加熱水その他のいずれの
加熱媒体であっても何等支障はないが、設備費、運転経
費等を考えれば、加熱水を利用することが最も経済的で
あり、しかも温度側位11も容易であって好ましい。い
ずれにしてもこの加熱処理温度はこの発明における最も
重要な要件であって、71℃を越える高温処理では肉質
は硬くなって食感が損われ、また67℃未満の低温では
加熱処理の効果は不充分で生肉の状態に近く好ましくな
い。加熱処理の際の肉塊の中心部の温度が63±3℃で
あって、しかも、その温度で25〜30時間維持された
とき、その肉塊から作られた揚げ物の食感は最高のもの
となる。
加熱処理が終った肉塊は、肉塊内部の温度を早急に低下
させるために冷水、冷風等で急冷し、0〜10℃、好ま
しくは0〜5℃にまで冷却する。この際O℃よりも低温
に冷凍すると、肉塊内で生長する氷晶によって、折角の
組織が破壊され、食感が低下するため凍結させないよう
にすることが肝要である。なお、リティナーを使Jli
 Lだときは、この冷却ニ[程中も形状維持のため使用
を継続することが望ましい。また、このような冷却処理
が終れは、この段階で一時的に冷蔵保管を行なっても差
し支えないことは言うまでもない。
冷却処理を終わった肉塊は、使用しようとする料理の態
様に応じて任、はの大きさに形を整え、従来行なわれて
いると同様な方法で、バッターリングおよびパン粉を圧
着させる衣(Jけを行なう。ここて、バッターリングお
よび衣イ」けは油揚げのとき、種の風味の散逸するのを
防ぐためであり、バッターの配合組成を変えて食味食感
に微妙な変化を与えることもできる。
衣(=Jけが終われは常法に従って11Cちに油で揚げ
てもよいが、輸送もしくは貯蔵の必要のあるときは、肉
塊内に氷晶が生長しないように急速冷凍(たとえは−4
0〜−50℃)すれは、風味の逸散、組織破壊、変質等
を起こすことなく、長期の保存が可能となる。
以上述べたこの発明の方法によれば、種となる肉は予め
加熱処理されているため、油揚げの時間は著しく短縮さ
れ、衣および挿(二余分の油脂類が吸蔵されることもな
くなるので、出来りり品は従来品まりも低カロリーのも
のとなる。
同時に油脂類の消費量も少なく、剥離した衣や酸化によ
る油の汚イ1も減少し、また種の状態を深く考えなくて
もよいので、油揚げの時間の調整が容易となり、柚の食
味食感の変動を極力抑制できる。よって、多人数の客を
相手にする食堂等における客の待ち時間を短縮して、し
かも、おいしい揚げ物を提供できることになるので、こ
の発明の意義はきわめて大きいと言える。
以下この発明の実施例を述べる。
〔実施例〕
筋引きをし、脂肪を適当に除ノ々し、厚さ3cm、縦横
各]、Ocmに細断した豚肉100kgを、混合機(二
投入し、これに大豆蛋白2kg、卵白1kg、混合リン
酸塩0.8kgを加えて、40分間混合し、豚肉に添加
物を充分に浸透させた。漬は込みをしないでこの生豚肉
5kgずつをナイロン製の袋に空気が入らないように充
填し、直径約10cmの棒状とし、これをステンレス鋼
製のリティナーで挾み、72℃の湯槽に投入した。投入
直後の湯温(よ68℃を示したが、その後68〜70℃
に温度を保ちながら2時1?fJ 40分のmJ油加熱
続けた。このとき豚肉塊の中心温度は63℃であった。
加熱処理が終わるとリティナーのまま冷水(約15℃)
で冷却し、3℃に保たれた冷蔵庫に入れて冷蔵保管した
。約10時間後に冷蔵庫から取り出し、厚さ9mm1こ
スライスされた豚肉塊りこ通常のカソレソ用バッタ〜お
よびパン粉をrf;け、直ちに一45℃の冷蔵庫に入れ
てこれを急速冷凍させた。
10人の成人男子を実験者に選出し、前記の方法でj!
Iられた衣料は豚肉塊を未解凍のまま1 (30−18
0℃(1)サラダ油を、”l] イて、)lI J!げ
L1得られた豚Jrツ杏試食させた。その結果はっぎの
とおりであった。
(1) 揚げ時間 (バンクロスおよび褐変によるロス
は1回もなし) 2〜25分・・・・8人、25〜3分・ ・2人(2)
食感 柔らかい−・6人、やや柔らかい 4人(3)風味、味 良(・・・ 10人 なお、豚肉以外に、牛肉、鶏肉をも用いて同様の処理を
行なったが、いずれも同じ傾向を/jりした。
〔比較例〕
湯槽に投入する加熱処理を行なわないこと以外は実施例
と金(同じ操作を行なった衣(=Jき豚肉塊(厚さ9m
mの未解凍生肉)について、実施例と同様の実験を試み
た。その結果はつぎのとおりであった。
(1) 揚は時間(バンクロスおよび褐変による[1ス
は2回あり) 6〜7分 ・・6人、 7〜8分 ・4人(2)食感 やや柔らかい ・・1人、少し硬い・・・・・5人硬い
、・・4人 (3)風味、味 良い・・・7人、悪い ・9.3人 なお、実施例においては種の縮みはほとんど認められな
かったが、比較例においては、衣と種との17jJ 4
こかなりの空間が認められるほど神は縮んでおり、また
、「励い」または「やや硬い」と感する人が著しく増加
し、食感が劣っていることが明らかであった。
特3′1出願人 西食産業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原料の生肉塊に調味料、改t□I剤、香辛料を適宜添加
    して充分混合浸透させた肉塊を空気を赳1θrできる各
    藩(二光有し、69±2℃の雰囲気下2.5〜30時間
    加熱した後、0〜10’Cまで冷却し、任意の大きさに
    成形してバッターリングおよび衣イ1けすることを特徴
    とする内力]の衣付は方法。
JP59056791A 1984-03-22 1984-03-22 肉類の衣付け方法 Granted JPS60199366A (ja)

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JP59056791A JPS60199366A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 肉類の衣付け方法

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JPS60199366A true JPS60199366A (ja) 1985-10-08
JPS6261309B2 JPS6261309B2 (ja) 1987-12-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097457A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Central Foods:Kk トンカツ用半調理品およびトンカツの製造法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118861A (ja) * 1973-03-22 1974-11-13
JPS5432659A (en) * 1977-08-16 1979-03-10 Kazuhiko Kobayashi Preserving of taste and freshness of fried animal meat

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JP4485449B2 (ja) * 2005-10-03 2010-06-23 株式会社セントラルフーズ トンカツ用半調理品およびトンカツの製造法

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Publication number Publication date
JPS6261309B2 (ja) 1987-12-21

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