JPS6019912Y2 - サツシ下枠部の防音,気密,水密構造 - Google Patents

サツシ下枠部の防音,気密,水密構造

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JPS6019912Y2
JPS6019912Y2 JP10858179U JP10858179U JPS6019912Y2 JP S6019912 Y2 JPS6019912 Y2 JP S6019912Y2 JP 10858179 U JP10858179 U JP 10858179U JP 10858179 U JP10858179 U JP 10858179U JP S6019912 Y2 JPS6019912 Y2 JP S6019912Y2
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JP
Japan
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lower frame
airtight
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soundproof
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Expired
Application number
JP10858179U
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JPS5627289U (ja
Inventor
修一 細岡
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は下枠と下枠のレール上を走行する障子の下框
との間を気密材で閉塞してなるサツシ下枠部の防音、気
密、水密構造に関するものである。
従来、下枠と、下枠のレール上を走行する障子の下框と
の間を閉塞してなるサツシ下枠部の気密、水密構造とし
てはサツシ下枠を前下がりの階段状に形成し、その階段
状基板における立上り部の外側面に、屋外側に向って突
出する突条部を設けてコ形状水返し部に、障子下框の下
端部に設けた気密材を当接させてなるサツシ下枠部の気
密、水密構造が一般に知られている(実公昭54−26
04号)。
しかし上記の考案に代表されるサツシ下枠部の気密、水
密構造はもっばら気密、水密効果をねらったものであり
、防音効果までも企図したものではなかった。
本考案は上記従来の考案にさらに改良を加えたものであ
って、簡単な構造にて気密、水密効果のみならず防音効
果をも兼ね備えたサツシ下枠部の防音、気密、水密構造
を提供せんとすることにある。
またこの考案によれば従来の気密、水密構造に比較して
さらに充分な気密、水密効果をも期待できる。
以下この考案を図面に示す実施例に基いて説明すること
にする。
第1図において符号Aは下枠を示す。
この下枠Aは室外側に向って下り階段状に形成されてい
る。
また該下枠Aの基板1上にはレール2が二条設けられて
おり、このレール2,2上を障子B、Bが走行するよう
になっている。
ところで下枠Aの基板1には、障子Bの下框3の側壁4
に向って突出する当接片5が形成されている。
一方、障子Bの下框3の側壁4には、前記した下枠Aの
基板1に設けた当接片5に対向する気密材Cが取付けで
ある。
この気密材Cの構造につき詳細に説明すると、この気密
材Cは下框3の側壁4の取付溝6に嵌着する取付部7を
有し、気密材本体8には前記下枠Aの当接片5に密接す
る密接部9と、該密接部9の端部より延在し、当接片5
の上、下端を覆うヒレ10.10を備えて構成されてい
る。
ところで下枠Aの基板1に設けた当接片5は下枠Aの長
手方向全長に亘って設けられており、一方障子Bの下框
3の側壁4に取付けられている気密材Cも、前記下框3
の長手方向全長に亘って設けられている。
以上において、この考案によるサツシ下枠部の防音、気
密、水密構造の使用状態を説明する。
下枠Aのレール2,2上を走行させて、障子B、 Bを
閉める。
すると障子B、 Bは引寄せ片(図示せず)により室内
側に引寄せられる。
この引寄せにより下框3,3の側壁4,4に取付けであ
る気密材Cが下枠Aの当接片5を押圧し、当接する。
そして気密材本体8は前記当接片5との当接により変形
し、気密材本体8に形成された密接部9と当接片5が密
接すると共に、ヒレ10,10が当接片5の上、下端を
覆うことになる。
なお、気密材本体8には中空部11を設けて、気密材C
に充分な弾性をもたせである。
従ってこの考案によれば、障子の引寄せ時に、気密材の
密接部とこの密接部に向かって突出する当接片との両同
士が密接すると共に、気密材の中空部が変形して少なく
とも片方のヒレが当接片の上端もしくは下端を覆うので
、充分な気密、水密効果が得られ、かつ防音効果をも発
揮できるという利点がある。
また、気密材には密接部の端部より延在し、当接片の上
下端を覆う一対のヒレを設けであるので、下枠の取付け
の際にくろい(建材の誤差)が生じ・たり、障子の高さ
調節をした場合であっても、水密、気密状態を確実に保
持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示したもので、第1図はこの
考案の取付状態を示す縦断面図、第2図、第3図はこの
考案の使用状態を示す要部拡大径断面図である。 A・・・・・・下枠、B・・・・・・障子、C・・・・
・・気密材、1・・・・・・下枠の基板、2・・・・・
・レール、3・・・・・・下框、4・・・・・・側壁、
5・・・・・・当接片、6・・・・・・取付溝、7・・
・・・・取付部、訃・・・・・気密材本体、9・・・・
・・密接部、10・・・・・・ヒレ、11・・・・・・
中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下枠Aと、下枠Aのレール2上を走行する障子Bの下框
    3との間を閉塞してなるサツシ下枠部の防音、気密、水
    密構造であって、下枠Aには前記下框3の側壁4に向っ
    て突出する当接片5を形成すると共に、下框3の側壁4
    には、前記下枠Aの当接片5に密接する密接部9と、該
    密接部9の端部より延在し、当接片5の上に下端を覆う
    ヒレ10.10を有する断面中空状の気密材Cを取付け
    、障子Bの引寄せに、前記気密材Cの密接部9が下枠A
    の当接片5に密接し、かつヒレ10,10が当接片5の
    上、下端を覆ってなることを特徴としたサツシ下枠部の
    防音、気密、水密構造。
JP10858179U 1979-08-07 1979-08-07 サツシ下枠部の防音,気密,水密構造 Expired JPS6019912Y2 (ja)

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JPS5627289U JPS5627289U (ja) 1981-03-13
JPS6019912Y2 true JPS6019912Y2 (ja) 1985-06-14

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