JPS60199087A - 合成皮革用接着剤 - Google Patents

合成皮革用接着剤

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Publication number
JPS60199087A
JPS60199087A JP5587084A JP5587084A JPS60199087A JP S60199087 A JPS60199087 A JP S60199087A JP 5587084 A JP5587084 A JP 5587084A JP 5587084 A JP5587084 A JP 5587084A JP S60199087 A JPS60199087 A JP S60199087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
synthetic leather
solvent
crosslinking agent
urethane prepolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5587084A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Enomoto
榎本 雅穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO KASEI KK
Original Assignee
SEIKO KASEI KK
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Publication date
Application filed by SEIKO KASEI KK filed Critical SEIKO KASEI KK
Priority to JP5587084A priority Critical patent/JPS60199087A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は合成皮革製造時に熟成工程を必要とすること
なく、短時間の加熱のみで直ちに離型基材の剥離が可能
で、しかも仕上り表面状態が特にすぐれた合成皮革を提
供することのできる接着剤に関し、詳しくのべると、末
端イソシアナート基をマスキングしたウレタンプレポリ
マーとポリアミン系架橋剤および溶剤とよりなる合成皮
革用接着剤に関するものである。
従来、乾式合成皮革の製造法として一般的に大量生産を
行なう場合にはキャスティング法が採用されている。
ロロisハリ志169/7)自Uバリ1家ネノメシ古幻
整&、し1!表支持体上に表皮層となるウレタン樹脂溶
液を塗工し、加熱乾燥慢その表皮層上に接着層としての
2液型ウレタン樹脂溶液を塗工してから基布を貼合わせ
るという方法である。
そして上記の如きキャスティング法による合成皮革製造
時に用いる接着剤としては、従来から末端にヒドロキシ
ル基を有するポリウレタン樹脂溶液とポリイソシアナー
ト化合物からなる2液型接着剤が広く知られるいるが、
このタイプの接着剤は、その架橋反応において20〜4
0℃で数10時間の長い熟成工程を必要とするため、実
際の生産時に離型紙等の支持体と合成皮革の即納処譚が
とれず、また表皮層が架橋剤により膨詞したり、浸され
たり、あるいは仕上った合成皮革の架橋反応不定のため
に残留溶剤の影響による表面光沢〈エナメル加工時)あ
るいは表面の較流れ、さらには着色剤の分散不良、色違
いなど不良品となる要素を早期に発見できないという問
題が欠点として指摘されている。
また、ポリイソシアナート架橋剤を配合した接着剤のポ
ットライフが短いために、液の粘度変化があり、作業性
が悪いだけでなく接着剤残液の再使用も困難で経済的に
も大きな問題点とされている。
これに対し、この発明の接着剤は、これら2液・タイプ
接着剤の持つ欠点を大幅に改良したものである。
以下この発明の詳細な説明する。
即ち、この発明は末端イソシアナート基をマスキングし
たウレタンプレポリマーとポリアミン系の架橋剤および
溶剤とからなる合成皮革用接着剤であって、この接着剤
を用いるならば、表面フラットな光沢を有する、あるい
は表面に特有の絞(シボ)を有する離型紙などの支持体
上に塗工した表皮層の上にこの接着剤を塗って基布を貼
合せたのら、短時間の乾燥のみで直ちに剥離紙を剥離で
き、しかも得られた合成皮革表面が剥離した剥離紙の表
面状態と同じようにフラットな鏡面光沢や特有の絞を有
し、絞流れや光沢消失などが全くみられないのである。
この発明に用いるポリウレタン樹脂は、末端イソシアナ
ート基がマスキング剤でマスクされているため、溶液と
しての安定性が高く、このためポットライフが存在する
従来の2液タイプ接着剤のような管理上または作業上の
問題点は全く有しないのである。
さらには架橋剤としてポリアミンを用いるため、加熱に
よるマスキング剤の解離と同時に架橋反応を生じ、数秒
内で架橋反応が完結するため、藺型紙と合成皮革の即剥
離が可能で、合成皮革表面の光沢や絞流れなどもなく、
かつ耐熱性、耐溶剤性のよい製品が得られるのである。
このような末端イソシアナート基を有するウレタンプレ
ポリマーは、ポリオールとして平均分子量1000〜3
000、望ましくは1000〜2000の飽和ジカルボ
ン酸とアルキレングリコールとからなるポリエステルポ
リオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールなどのポリエ
ーテルグリコールあるいはポリラクトンジオール、ポリ
カーボネートジオールなどが使用でき、これらのポリオ
ールは夫々単独あるいは混合物として用いることができ
る。
また有機ジイソシアナート類としては、従来公知のもの
を使用すればよい。
ポリオールと有機ジイソシアナートとウレタン化反応に
対して不活性の溶剤を用いた末端イソシアナート基を有
するウレタンプレポリマーの製造は、従来公知の方法に
よって行なえばよく、必要に応じて反応制御および促進
添加剤、抗酸化剤を加えて反応を行なってもよい。
こうして得られたイソシアナート基を末端に有するプレ
ポリマーは従来公知のマスキング剤、例えばアセトオキ
シム類、活性メチレン類、アルコール類などを用いてマ
スキングし、マスキング化イソシアナートとする。
このマスキング化イソシアナートは加熱下に解離し、イ
ソシアナート基を生ずるものである。
このイソシアナート基と反応する活性水素を有する化合
物としては、ポリアルキレンポリアミンを使用すればよ
く、望ましくはイミノピスプOピルアミン、ジエチレン
トリアミンのようなアミノ基を3個以上有するものがよ
い。さらには必要に応じて従来公知の触媒を用いてもよ
い。
なおこの発明で表皮層としては、1液型の熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂を用いればよい。
上記この発明の接着剤を使用して得られる合成皮革は、
袋物、囲動、衣料用、家具用などの広い範囲の製品とし
て使用することができる。
次に実施例をあげてこの発明の詳細な説明する。
なお部数は全て11部である。
実施例 両末端にヒドロキシル基を有する平均分子d12000
のポリブチレンジエチレンアジペート3600部、ジメ
チルホルムアミド800部を窒素気流下において溶解し
、これにトリレンジイソシアナート(2,4−,2,6
−異性体混合比が80+20のもの)348部、を加え
て100℃で1時間保持し、イソシアナート末端プレポ
リマーを得た。
その後メチルエチルケトン800部、トルエン2376
部を加え、このプレポリマーを60℃まで冷却し、メチ
ルエチルケトンオキシム28部を徐々に添加した。
このようにして得られたマスキング化ウレタンプレポリ
マーは、固形分濃度が50%で粘度は10000cps
/ 25℃であった。
次にこの末端イソシアナート基をマスキングしたウレタ
ンプレポリマー溶液100部に架橋剤としてイミノビス
プロピルアミン1部を加え、よくかきまぜてポリウレタ
ン接着剤樹脂溶液を得た。
一方、別に鏡面離型紙D N −T P −N M −
L(大日本印刷社製)および絞付き離型紙DN−TP−
AP−M (大日本印刷社製)の夫々に表皮層として1
液型ポリウレタン樹脂(セイコー化成社製、商品名u−
2216)の30%溶液100部、着色トナー30部、
メチルエチルケトン50部の調合液を10074塗布し
、120℃で2分間乾燥したのち、この上にさきに得た
ポリウレタン接着剤樹If溶液を10141nIL、、
その上に基布としてスフを張り合わせ、140℃で2分
間加熱した。この加熱終了後直ちに夫々から離型紙を剥
離したところ第1表のような合成皮革を得ることができ
た。
比較例 末端にヒドロキシル基を有するポリウレタン樹脂溶液と
して市販されている、固形分濃度50%で粘度が100
000118/ 25℃のポリウレタン樹脂液(人日本
インキ化学工業社製、商品名N−184>を100部、
ポリイソシアナート化合物としてコロネートL(日本ポ
リウレタン社製)7部、触媒としてトリエチレンジアミ
ン0.01部を混合してよく攪拌し、ポリウレタン接着
剤樹脂溶液を得た。
次いで実施例1と同様に鏡面離型紙と較付き離型紙に表
皮層を塗工し、120℃で2分間乾燥したものに、上記
で得たポリウレタン接着剤樹脂液を100t4塗り、そ
の、Fに基布としてスフを貼合わせ、140℃で2分間
加熱した。
そしてこの加熱終了後直に離型紙を剥離して合成皮革製
品Aを得た。
また、この140℃×2分の加熱後させら40℃で48
時間熟成したのち離型紙を剥離して合成皮革製品Bを得
た。そして製品A、Bとも実施例のこの発明の製品とと
もにテストを行ない、第1表の結果を得た。
第 1 表 し化 (注)(1)・・・20℃で48時間放置後、島津オー
トグラフ3−100で測定した。全て材料破壊で測定不
能であった。
(2)・・・離型紙に形成されている絞が製品の合成皮
革表面に完全な形で転写されてい るかどうかを判定した。
(3)・・・20℃の保存温度でのポットライフをみた
上表の結果、この発明のポリウレタン接着剤を用いたも
のは、乾燥直後に熟成なしで離型紙を剥離しても比較例
8と同じ性質を得ることがわかった。
また接着剤樹IIIは20℃で1週間放置しても粘度上
昇は全く見られずポットライフは良好であった。
特許出願人 セイコー化成株式会社 代 理 人 弁理士 和 1) 昭 手続?Fn正書(自発) 昭和59年5月88 3、補正をプる者 事件との関係 特許出願人 住 所 神戸市西区伊用谷町潤和字有久1109番地名
称 セイコー化成株式会社 4、代理人 住 所 大阪市大淀区中津1丁目18番18号若杉ビル 6、補正の内容 1、明細権第2頁13行目 「架橋剤により」を[接着剤中の溶剤により」と訂正し
ます。
ロクリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 末端イソシアナート基をマスキングしたウレタンプレポ
    リマーとポリアミン系架橋剤および溶剤とよりなる合成
    皮革用接着剤。
JP5587084A 1984-03-22 1984-03-22 合成皮革用接着剤 Pending JPS60199087A (ja)

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JP5587084A JPS60199087A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 合成皮革用接着剤

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JP5587084A JPS60199087A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 合成皮革用接着剤

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JP5587084A Pending JPS60199087A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 合成皮革用接着剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4735984A (en) * 1984-12-25 1988-04-05 Nippon Paint Co., Ltd. Composition containing dispersed pigment and preparation method thereof
JPH0681275A (ja) * 1992-09-03 1994-03-22 Sanyo Chem Ind Ltd 合成皮革用接着剤組成物
JPWO2014192283A1 (ja) * 2013-05-27 2017-02-23 アキレス株式会社 合成皮革

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4735984A (en) * 1984-12-25 1988-04-05 Nippon Paint Co., Ltd. Composition containing dispersed pigment and preparation method thereof
JPH0681275A (ja) * 1992-09-03 1994-03-22 Sanyo Chem Ind Ltd 合成皮革用接着剤組成物
JPWO2014192283A1 (ja) * 2013-05-27 2017-02-23 アキレス株式会社 合成皮革

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