JPS60199011A - 分岐状ブロツク共重合体およびその製法 - Google Patents

分岐状ブロツク共重合体およびその製法

Info

Publication number
JPS60199011A
JPS60199011A JP5436784A JP5436784A JPS60199011A JP S60199011 A JPS60199011 A JP S60199011A JP 5436784 A JP5436784 A JP 5436784A JP 5436784 A JP5436784 A JP 5436784A JP S60199011 A JPS60199011 A JP S60199011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl aromatic
weight
compound
aromatic compound
conjugated diene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5436784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615596B2 (ja
Inventor
Kunihiko Muramori
村守 邦彦
Kazuo Yamamoto
和生 山本
Kunio Gojima
伍嶋 邦夫
Mikio Takeuchi
幹雄 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd, Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5436784A priority Critical patent/JPH0615596B2/ja
Publication of JPS60199011A publication Critical patent/JPS60199011A/ja
Publication of JPH0615596B2 publication Critical patent/JPH0615596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な分岐状ビニル芳香族化合物−共役ジエン
ブロック共重合体(以下単に分岐状ブロック共重合体と
称す。)とその製法に関し。
さらに詳しくは柔軟性と耐摩耗性と耐屈曲亀裂成長性が
改良された、ビニル芳香族化合物重合体部分と少量のビ
ニル芳香族化合物と大量の共役ジエンとの繰り返えされ
たテーノ(−ブロック共重合体部分から成る分岐状ブロ
ック共重合体とその製法に関するものである。
最近感触と実用性の両面から履物分野では柔軟性にとみ
、耐摩耗性が優れ、しかも耐屈曲亀裂成長性に優れた熱
可塑性エラストマーの要求が高まっている。
ポリスチレン部分とポリブタジェン部分からなる分岐状
のブロック共重合体はアニオン重合の技術の分野では公
知のものであし、例えば特開昭54−94597に開示
されている。
しかしこの方法ではω)。−Xまたは(A−B)Xで表
わされる(8)ブロック(ポリ共役ジエン)中のスチレ
ンのテーパーブロック性に関する記載なく、またその効
果として履物用としての柔軟性と耐摩耗性、耐屈曲亀裂
成長性のバランスの点で未だ十分満足出来るものではな
い。
本発明の目的は柔軟性にとみ、耐摩耗性と耐屈曲亀裂成
長性に優れた分岐状ブロック共重合体を提供することに
ある。
本発明の分岐状ブロック共重合体は、炭化水素溶媒中で
有機リチウム化合物を開始剤として微量のエーテルまた
は第3級アミンの存在下でビニル芳香族化合物を重合し
、更にビニル芳香族化合物と共役ジエンを繰り返えし共
重合したのち、ハロゲン化ケイ素化合物でカップリング
して得られる− 一般式 (A −B +FV−X (式中、A:ビニル芳香族化合物重合体ブロック、B:
共役ジエンを主体とするビニル芳香族化合物との共重合
体であって、(alビニル芳香族化合物が漸増するテー
パーブロックを2〜10個有し、tb+ビニル芳香族化
合物/共役ジエンの重量比が2〜85798〜15であ
る。X:カップリング剤残基、n:2〜6の整数)で表
わされ、かつ該共重合体の全結合ビニル芳香族化合物が
20〜55重f1%であって、モノマー単位で1〜4個
連らなったビニル芳香族化合物の連鎖の量が全ビニル芳
香族化合物含量の5〜30重量%であることを特徴とす
る分岐状ブロック共重合体である。
本発明の分岐状ブロック共重合体の最も大きな特徴は、
一般式(A−BiXで表わされる分岐状ブロック共重合
体にセいてB部分が特定範囲の結合ビニル芳香族化合物
含量の繰り返えされたテーパーブロック共重合体である
ことにある。すなわちB部分はビニル芳香族化合物が漸
増するテーパーブロックからなり、そのテーパーブロッ
クの数は2〜10個、好ましくは3〜7個が良い。テー
パーブロックの数が2未満セは耐屈曲亀裂成長性が劣り
、10を超えると引張強度が劣る。B部分の結合ビニル
芳香族化合物はB部分を構成するモノマーの2〜85重
量%、好ましくは3〜55重量%、特に好ましくは3〜
20重量%である。2重量%未満では機械的強度が劣り
、85重量%を超えると耐摩耗性、伸びが劣る。またB
部分の共役ジエンのビニル結合は30係以下、好ましく
は20チ以下であることが好ましい。ビニル結合が30
チを超えると耐摩耗性が劣る。ビニル結合量はエーテル
、第3級アミン、またはアルカリ金属アルコキシドの添
加量により調整できる。
本発明の分岐状ブロック共重合体は全結合ビニル芳香族
化合物が10〜90重量%、好ましくは20〜70重量
%である。全結合ビニル芳香族化合物量が10重量%未
満では機械的強度が劣り、90重量%を超えると硬度が
高すぎて柔軟性の点で好ましくない。
分岐状ブロック共重合体のビニル芳香族化合物の連鎖分
布はモノマー単位で1〜4個連らなったビニル芳香族化
合物の連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5〜30
重量%、好ましくは15〜30重量%である。4以下の
連鎖が5重量%未満では耐摩耗性が劣り、30重量%を
超えると耐屈曲亀裂成長性が劣る。
本発明のブロック共重合体は次の様な方法で製造するこ
とが出来る。
すなわち、炭化水素溶媒中にエーテルまたは第3級アミ
ンを添加し、有機リチウム化合物を開始剤として用い、 (1)まずビニル芳香族化合物を全ビニル芳香族化合物
の60〜97重量%、好ましくは80〜95重量%を重
合し、重合反応が実質的に終了した後 (2)共役ジエン98〜15重量%とビニル芳香族化合
物2〜85重量%の混合物を2回〜10回に分けて重合
し、 (3)好ましくはその後共役ジエンを添加して重合する
(4)最後にカップリング剤でカップリング反応を実施
する。
上記の共役ジエンとビニル芳香族化合物の混合物を2回
〜10回に分けて重合する(2)の工程において各回の
単量体使用量は同程度の方が好ましく、まだ各回におい
て重合転化率が、はぼ100%に達するまで重合を行な
うことが望ましい。壕だ2〜1o回に分けてモノマーを
添加する方法としてモノマー混合物を添加する方法、ま
たは共役ジエンとビニル芳香族化合物を同時に添加する
方法等が用いられる。
好ましいビニル芳香族化合物の連鎖分布を有するビニル
芳香族化合物と共役ジエンの共重合体は、炭化水素溶媒
中にエーテル、第3級アミンおよびアルカリ金属アルコ
キシドから選ばれた少なくとも1種、好ましくはエーテ
ルまたは第3級アミンを添加して重合することによって
得うレる。エーテル、第3級アミン、アルカリ金属アル
コキシド等を添加するとビニル芳香族化合物の1〜4の
連鎖量が増加するが、この連鎖量はビニル芳香族化合物
含量の5〜30重量%が好ましく、更に好ましくは15
〜30重量%である。5重量%未満では耐摩耗性が劣ね
、30重量%を超えると耐屈曲亀裂成長性が劣る。
ビニル芳香族化合物の連鎖分布を調節する観点カラ、エ
ーテル、第3級アミンおよびアルカリ金属アルコキシド
から選ばれた少なくとも1種の使用量は七ツマー100
重量部当り0.005〜0.05重量部が好ましい。
本発明に使用するビニル芳香族化合物としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メ
チルスチレン、0−メチルスチレン、 p−1ert−
メチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルナフタレン
などが使用できる。このうちスチレンが好ましい。また
共役ジエンとしてはブタジェン、イソプレン、ピペリレ
ンなどが使用できる。このうちブタジェンが好ましい。
本発明の分岐状ブロック共重合体の重量平均分子量は1
0,000〜1,000,000、好ましくは30.0
00〜soo 、oooである。この中A部分の重量平
均分子量は3,000〜80,000であり、B部分の
重量平均分子量は4,500〜120,000である。
本発明の分岐状ブロック共重合体は等温重合法でも断熱
重合法でも得られるが、特に断熱重合法が好ましい。ま
た好ましい重合温度範囲は0℃〜120℃である。
本発明の分岐状ブロック共重合体の製造に用いられる炭
化水素溶媒として、例えばシクロペンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼン、エチルベンゼン、キシレ/及びこれら
とペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ブタンなどの混合物
が用いられる。
有機リチウム化合物としては例えば、n−ブチルリチウ
ム、5ee−ブチルリチウム、terl −ブチルリチ
ウム、n−ヘキシルリチウム、イングロビルリチウム、
フェニルリチウム、ナフチルリチウム等があり、モノマ
ー100重量部当り0.04〜1.0重量部で用いられ
る。
エーテル及び第3級アミンとしては、例えばジエチルエ
ーテル、ジブチルエーテル、アニソール、テトラヒドロ
フラン、ジメトキシベンゼン、エチレングリコールジメ
チルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、
トリエチルアミン、N−ジメチルアニリン、ピリジン、
NNN’N’−fトラメチルエチレンジアミンなどのエ
ーテル化合物及び第3級アミン化合物が用いられる。
まだアルカリ金属アルコキシドとしては一般式:R’O
M、式中R′は好ましくは20までの炭素原子を含有す
る脂肪族、脂環族、芳香族又は組合せ炭化水素基であり
、そしてMはリチウム以外のアルカリ金属であり、更に
特にナトリウム、カリウム、ルビジウム、又はセシウム
である。その具体例としては、例えばメチルアルコール
、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イング
ロビルアルコール、三級−ブチルアルコール、三級−ア
ミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、シクロヘキ
シルアルコール、エイコノルアルコール、2−ブテニル
アルコール、4−メチルシクロヘキシルアルコール、3
−へキセニルアルコール、 2.5−fカシェニルアル
コール、3−シクロペンテニルアルコール、4.6−ジ
ーn−ブチルデシルアルコール、4.8−ドデカジェニ
ルアルコール、アリルアルコール、ベンジルアルコール
、3(4−)リル)フロビルアルコールなどがあげられ
る。
カップリング剤の例としてはポリアルデハイド、ポリイ
ソシアネート、ポリイミン、ポリアルデハイド、ポリケ
トン、ボリアンノヘイドライド、ポリエステル、ボリノ
・ライド等があげられる。
ポリエポキサイドとしてはエボオキシ化植物性油、トリ
エボオキシデカンのごときエボオキシ化合物等が用いら
れ得る。
ポリイソシアネートは、好ましくけ式几(NCO)m(
但し、式中Rは、脂肪族、環状脂肪族あるいは芳香族で
あり、2乃至30炭素原子を含む多価有機基であり、m
は3あるいは4以上の整数、好ましくけ3あるいは4の
整数である)によって表わされる化合物である。これら
の化合物の具体例には、ベンゼン−1,2,4−トリイ
ソシアネート、ナフタレン−1,2,5,7−チトライ
ソシアネート、トリノエニルメタントリイソシアネート
、ナフタレン−1、3、7−1−リイソシアネート等が
ある。
ポリアジリジニル化合物としても知られるポリイミンの
具体例には、トリ(1−アジリジニル)ホスフィンオキ
サイド、トリ(2−メチル−1−アジリジニル)ホスフ
ィンオキサイド、トリ(2−エチル−3−デシル−1−
アジリジニル)ホスフィンサルファイド、トリ(2゜−
フェニル−1−アジリジニル)ホスフィンオキサイド、
ト!J(2−メチル−3−シクロへキシル−1−アジリ
ジニル)ホスフィンサルファイド等がある。3,4.5
あるいは6個のアジリジニル置換環を含むトリアジリジ
ニル置換トリアジンおよびトリホストリアジンも適当で
ある。これらの化合物の具体例には、2,4.6−トリ
(アジリジニル)I 、3.5−トリアジン、2,4.
6−トリ(2−メチル−1−アジリジニル)L3+5−
トリアジン、2,4.6−トリ(1−アジリジニル)2
,4.6− トリホスファ−1,3,5−トリアジン、
2,4.6−トリ(2−メチル−n−ブチル−アジリジ
ニル)2,4.6−ドリホスフアー1,3.5−)リア
ジン等がある。
ポリアルデヒドは、1,4.7−ナフオントリカルボキ
シルアルデヒド、1,7.9−アンスラセントリカルボ
キシアルデヒド、1,1.5−ペンタントリカルボキシ
アルデヒドおよび類イυのポリアルデヒド含有脂肪族お
よび芳香族化合物のごとき化合物によって表わされる。
ポリケトンは、1,3.6−ヘキサントリオン、1,4
,9゜10−アンスラセンテトロン、2,3−ジアセト
ニルシクロヘキサノン等のごとき化合物によって表わさ
れ得る。ポリアンハイドライドの具体例には、ピロメリ
チン酸ジアンハイドライド、スチレンマレイン酸無水物
共重合体等がある。ポリエステルの具体例には、グリセ
ロールトリステアレート、グリセロールトリオレエート
および類似の化合物がある。
ポリハライドでは、シリコンテトラクロライド、シリコ
ンテトラブロマイド、およびシリコンテトラアイオダイ
ドのごときシリコンテトラハライドとトリフルオロシラ
ン、トリクロロシラン、トリクロロエチルシラン、トリ
ブロモベンジルシラン等のごときトリノ・ロシラ/、ま
た、1.3.5−トリ(ブロモメチル)ベンゼン、2゜
5,6.9−テトラクロロ−3,7−デカジエン等のご
ときポリハロゲン置換炭化水素があげられる。また、機
能団を2個以上の型を含む化合物の具体例には、1,3
−ジクロロ−2−プロパノン、2,2−ジブロモ−3−
デカノン、3,5.5=トリフルオロ−4−オクタノン
、2,4−ジブロモ−3−ペンタノン、1,2,4.5
−ジエボオキシー3−ペンタノン、1,2,4.5−ジ
エポオキシー3−ヘキサノン、1 、2 、11 、1
2−ジエポオキシー8−ペンタデカノン、13 、18
 、19−ジエボオキシー7.14−アイコサンジオン
等がある。
その他ジビニルベンゼン、−酸化炭素、二酸化炭素など
があげられる。
これらの中ではポリハライドが好捷しく、特にハロゲン
化ケイ素化合物が好ましい。ノ・ロゲン化ケイ素化合物
としてはトリブロムシラン、テトラクロロ7ラン、ビス
トリクロロスタニルエタン等が好適に用いられる。
カップリング剤の使用量はブロック重合体末端リチウム
原子1当量に対し0.1〜5当量、好ましくは0.5〜
2当量、更に好ましくは0.8〜1.2当量の割合で使
用できる。
本発明のブロック共重合体は単体で、捷たは必要に応じ
てポリスチレン、1,2−ポリブタジェン等とブレンド
して食品容器類、玩具、日常雑貨品類、履物、自動車部
品、電気器具部品に用いられる。
そのほか本発明のブロック共重合体の用途は広範囲な領
域にわたるが、その例を示すならば履物、容器などの射
出成形品、玩具、家庭用品ナトのフロー成形品、バッキ
ング、シー ト、プレートなどの圧搾成型品等に好適に
使用することができる。また炭化水素溶剤に溶解するの
で接着剤としても有効に用いられる。更に本発明のブロ
ック共重合体はSBRやNBRなどの他のゴム、ポリス
チレンなどのプラスチック等に混合しその物性を改変さ
れるのにも用いられる。
また発泡させて各種用途に用いることもできる。
以下に本発明の実施例をあげて詳細に祝明するが、本発
明の主旨を越えない限り、本発明が限定されるものでは
ない。
なお各種測定は下記の方法によった。
柔軟性の指標として硬度(Hs)を用い、JISK63
01に従ってめた。
耐摩耗性はDIN摩耗試験機で測定した。
機械的強度は引張強度(TB)を用い、JISK630
1に従ってめた。
耐屈曲亀裂成長性はRoss屈曲試験機で測定した。
スチレン連鎖は農工大田中教授等によって開発された方
法(高分子学会予稿集、第29巻7号2055負)に準
拠した。
全スチレン含量は赤外法によりめた。
実施例1 洗滌、乾燥した攪拌機、ジャケット付きのオートクレー
ブに窒素雰囲気下でシクロヘキサン4+500r、テト
ラハイドロフラン0.359を仕込んだ後、内温を70
℃にした。
次にn−ブチルリチウム1.02を含むヘキサン溶液を
添加後スチレンを3702添加し、60分重合した。ス
チレンの重合転化率は100係であった。次いでスチレ
ン102、ブタジェン1502の混合物を添加して60
分重合した。
スチレン、ブタジェンの重合転化率は100チであった
。更にこの操作を2回繰返した。次いでブタジェンを1
502添加して重合転化率100%まで重合させた。
次いでテトラクロロシランを0,66?含むヘキサン溶
液を添加し、20分間カップリング反応を行った。
なお重合中は温度を常に70℃になる様コントロールし
た。
重合体溶液に2,6−ジtert−ブチル−p−クレゾ
ールを添加し、更に伸展油(ナフテン系N0NALIC
(富士興産■製))を50 PIIH,添加後、シクロ
ヘキサンを加熱除去してプロ、ツク共重合体を得た。
実施例2〜8.比較例1〜9 表−1に示した所定量の/クロヘキサン、n−ブチルリ
チウム、テトラハイドロフラン、スチレン、ブタジェン
、テトラクロロシランを用いて実施例1と同様に重合し
た。
(以下余白) 実施例2,3:全結合スチレンをそれぞれ50係と30
優にしだ例 〃 4 :末端ブタジェンを添加しなかった例 5 :B部分のモノマー添加回数を7回にした例 〃 6,7:B部分の結合スチレンをそれぞれ8係と3
俤にした例 8 :スチレンの代りにパラメチルスチレンを使用した
例 〃 9 :スチレン含量を多くしだ例 比較例112:全結合スチレンをそれぞれ15チと50
%にした例 〃 3,4:B部分の結合スチレンをそれぞれ1チと1
7チにしだ例 〃 5,6:B部分のモノマー添加回数をそれぞれ1回
と20回にしだ例 〃7,8:テトラハイドロフランの添加なしと大過剰(
2f/100 fモノマー)にしだ例 比較例9 :テトラクロロシランの代りに四塩化スズを
用いた例 ブロック共重合体の性質を表−2に示す。
(以下余白) 表 −3 実施例1〜9は比較例1〜9に比べ、柔軟性と耐摩耗性
と耐屈曲亀裂成長性のバランスの点ですぐれている。
また図に実施例1、比較例7および比較例8の共重合体
について日中等の方法によるオゾン使用の酸化分解法に
よるスチレン連鎖分布曲線を示す。
この結果は表−4のとおりであった。
(以下余白) 表 −4
【図面の簡単な説明】 図はスチレン連鎖分布曲線である。 特許出願人 日本合成ゴム株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機リチウム化合物を開始剤として得られる分岐
    状ビニル芳香族化合物−共役ジエン共重合体において、
    該共重合体ρ; 一般式 (A−BヤX (式中、Aはビニル芳香族化合物重合体ブロック、Bは
    共役ジエンとビニル芳香族化合物との共重合体であって
    、B部分が tal ビニル芳香族化合物が漸増するテーパーブロッ
    クを2〜10個有し、 (bl ビニル芳香族化合物/共役ジエンの重量比が2
    〜85/98〜15であり、 Xはカンプリング剤残基、nは2〜6の整数)で表わさ
    れ、かつ該共重合体の全結合ビニル芳香族化合物が10
    〜90重量%であり、かつビニル芳香族化合物が、モノ
    マー単位で1個もしくは2〜4個連らなったビニル芳香
    族化合物の連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5〜
    30重量%であることを特徴とする分岐状ブロック共重
    合体。
  2. (2)ビニル芳香族化合物の含量が10〜90重量%の
    分岐状ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体を製
    造する方法において、 有機リチウム化合物を開始剤として用い、エーテルまた
    は第3級アミン化合物の存在下で、(alまずビニル芳
    香族化合物のCO〜97重量%を重合し、重合が実質的
    に終了した後、tbt共役ジエン98〜15重量係とビ
    ニル芳香族化合物2〜85’ntff1%からなる混合
    物を2〜10回に分けて添加し、重合し、 fc)最後にカンプリフグ剤でカップリングすることを
    特徴とする分岐状ブロック共重合体の製法
JP5436784A 1984-03-23 1984-03-23 分岐状ブロツク共重合体およびその製法 Expired - Fee Related JPH0615596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5436784A JPH0615596B2 (ja) 1984-03-23 1984-03-23 分岐状ブロツク共重合体およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5436784A JPH0615596B2 (ja) 1984-03-23 1984-03-23 分岐状ブロツク共重合体およびその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60199011A true JPS60199011A (ja) 1985-10-08
JPH0615596B2 JPH0615596B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=12968681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5436784A Expired - Fee Related JPH0615596B2 (ja) 1984-03-23 1984-03-23 分岐状ブロツク共重合体およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615596B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508317A (ja) * 1996-04-19 1999-07-21 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 熱可塑性成形材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508317A (ja) * 1996-04-19 1999-07-21 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 熱可塑性成形材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0615596B2 (ja) 1994-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3637554A (en) Polystyrene compositions
US4603155A (en) Alkenyl aromatic compound-conjugated diene block copolymer and process for the production thereof
CN101501090B (zh) 嵌段共聚物的制造方法及嵌段共聚物或其氢化物
JPH0340727B2 (ja)
JP5831461B2 (ja) 共役ジエン系ゴム、ゴム組成物、ゴム架橋物、およびタイヤ
EP2799454B1 (en) Method for producing modified conjugated diene rubber
JPS6392629A (ja) 優れた光学特性及び抵抗性を示すバイモダルスタ−ブロツク共重合体並びにそれらの製造法
KR101688504B1 (ko) 개질 아스팔트용 첨가제 조성물, 이를 포함하는 개질 아스팔트 조성물, 및 그 제조 방법
JPS63118343A (ja) 共役ジエン系ゴム組成物
JPH01229017A (ja) ブタジエン、イソプレンおよびスチレンを基礎とするabc‐ブロック共重合体、その製造方法およびその用途
US5147939A (en) Unsaturated, elastomeric, asymmetrically coupled block copolymer, a single batch process for its manufacture and its use for the production of tire components
CN113474413A (zh) 交联物及轮胎
JPH0342281B2 (ja)
JP6354493B2 (ja) 変性共役ジエン系重合体の製造方法
CN107207632B (zh) 改性共轭二烯系橡胶的制造方法
CN114402021A (zh) 共轭二烯系接枝聚合物及其制造方法
US4960831A (en) Block copolymer grafting process
WO1989010378A1 (en) Process for the preparation of block copolymers
JPS60199011A (ja) 分岐状ブロツク共重合体およびその製法
JPH04277537A (ja) 空気入りタイヤ
JPH06298881A (ja) ブロツクコポリマー類の製造方法
US5053459A (en) Ab block copolymers based on butadiene, isoprene and styrene
US3513056A (en) Structural bonding using branched block copolymers
JPH02142812A (ja) 非対称的に連結した不飽和のエラストマー‐ブロック共重合体、その2‐ポット製造法およびその用途
US3551522A (en) Method for forming high impact polymers

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees