JPS6019873Y2 - 自動車のボンネツトロツク取付構造 - Google Patents
自動車のボンネツトロツク取付構造Info
- Publication number
- JPS6019873Y2 JPS6019873Y2 JP1979173791U JP17379179U JPS6019873Y2 JP S6019873 Y2 JPS6019873 Y2 JP S6019873Y2 JP 1979173791 U JP1979173791 U JP 1979173791U JP 17379179 U JP17379179 U JP 17379179U JP S6019873 Y2 JPS6019873 Y2 JP S6019873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- radiator
- vehicle body
- bonnet lock
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はりャヒンジタイプのボンネットを有する自動
車のボンネットロック取付構造に関するものである。
車のボンネットロック取付構造に関するものである。
従来、リヤヒンジタイプのボンネットの場合、ボンネッ
トロック装置はラジェータシュラウドに取付けているが
、外部から手を挿入することによの容易にロック装置を
外すことができ、エンジンにいたずらされたり、またエ
ンジンルームで細工をしてエンジンを始動させ、車を盗
まれたりする可能性があった。
トロック装置はラジェータシュラウドに取付けているが
、外部から手を挿入することによの容易にロック装置を
外すことができ、エンジンにいたずらされたり、またエ
ンジンルームで細工をしてエンジンを始動させ、車を盗
まれたりする可能性があった。
そのため従来はボンネットロック装置に盗難防止のため
のカバーを取付けたりしていた。
のカバーを取付けたりしていた。
一方、最近スタイルの向上、あるいは空気抵抗の低減等
の観点から車体前部のフロントノーズを低くした車が増
えつつあり、このような車ではバンパー下部から冷却風
を取り入れる構造にしている。
の観点から車体前部のフロントノーズを低くした車が増
えつつあり、このような車ではバンパー下部から冷却風
を取り入れる構造にしている。
しかるにこのような構造では冷却性が悪く、そのためノ
ーズフィンやスポイラ−で冷却風をすくいあげるととも
に、導風板により該冷却風をラジェータ上方に導いて冷
却効率の向上を図ろうとしている。
ーズフィンやスポイラ−で冷却風をすくいあげるととも
に、導風板により該冷却風をラジェータ上方に導いて冷
却効率の向上を図ろうとしている。
この考案は以上のような状況に鑑みてなされたもので、
導風板と導風板上方の車体外板とで囲まれ冷却風を導く
空間とは区画された空間内にボンネットロック装置を配
設することにより、盗難防止用カバーを設けることなく
、外部からのロック解除を不可能にした自動車のボンネ
ットロック取付構造を提供することを目的としている。
導風板と導風板上方の車体外板とで囲まれ冷却風を導く
空間とは区画された空間内にボンネットロック装置を配
設することにより、盗難防止用カバーを設けることなく
、外部からのロック解除を不可能にした自動車のボンネ
ットロック取付構造を提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を図に用いて説明する。
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示し、図に
おいて1は自動車のボンネットで、このボンネット1は
図示していないが、その後部が車体に対しヒンジ支承さ
れている。
おいて1は自動車のボンネットで、このボンネット1は
図示していないが、その後部が車体に対しヒンジ支承さ
れている。
このボンネット1の前部には車体のノーズパネル2が設
けられ、さらにこのノーズパネル2の前部にはバンパー
3が設けられている。
けられ、さらにこのノーズパネル2の前部にはバンパー
3が設けられている。
また上記ボンネット1の下部にはエンジン4が配置され
、このエンジン4の前方にはラジェータ5が配置されて
いる。
、このエンジン4の前方にはラジェータ5が配置されて
いる。
そしてこのラジェータ5の前方で上記バンパー3の後方
下部の冷却風導入部Aには、冷却風を導入するためのノ
ーズフィン6および空気をすくい上げるためのフロント
スポイラ−7が設けられ、さらに上記ラジェータ5の前
方の車体空間には、前端がバンパー3の後端近傍に、後
端がラジェータ5の上部前方近傍にそれぞれ位置してい
て上記ノーズフィン6からの冷却風をラジェータ5に導
くための導風板8が設けられている。
下部の冷却風導入部Aには、冷却風を導入するためのノ
ーズフィン6および空気をすくい上げるためのフロント
スポイラ−7が設けられ、さらに上記ラジェータ5の前
方の車体空間には、前端がバンパー3の後端近傍に、後
端がラジェータ5の上部前方近傍にそれぞれ位置してい
て上記ノーズフィン6からの冷却風をラジェータ5に導
くための導風板8が設けられている。
そしてこの導風板8と導風板8上方の車体外板(ノーズ
パネル2)とで形成される空間内にボンネットロック装
置9が配設されている。
パネル2)とで形成される空間内にボンネットロック装
置9が配設されている。
即ち、ボンネット1の先端下面には補強板であるステフ
イナ10が取付けられ、このステフイナ10に設けられ
た透孔11の両側に補強ブラケット12が該ステフイナ
10にボルトアップまたは溶接により固着され、この両
側の補強ブラケット12に溶接してストライカ13が上
記透孔11をまたぐように設けられている。
イナ10が取付けられ、このステフイナ10に設けられ
た透孔11の両側に補強ブラケット12が該ステフイナ
10にボルトアップまたは溶接により固着され、この両
側の補強ブラケット12に溶接してストライカ13が上
記透孔11をまたぐように設けられている。
またラジェータ5の前方に設けられたラジェータシュラ
ウド14にはその上端の中央にロック装置本体15が固
着され、一方導風板8の上端中央には上記ラジェータシ
ュラウド14の補強メンバー16を挿入するための切欠
き17と、ロック装置本体15を収納するための凹部1
8とが設けられている。
ウド14にはその上端の中央にロック装置本体15が固
着され、一方導風板8の上端中央には上記ラジェータシ
ュラウド14の補強メンバー16を挿入するための切欠
き17と、ロック装置本体15を収納するための凹部1
8とが設けられている。
そして本ボンネットロック装置9は上記ロック装置本体
15とストライカ13とからなり、ボンネット1が閉じ
ている状態ではロック装置本体15の凹部15aとスト
ライカ13とが係合するとともにロック装置本体15の
係止部材(図示せず)が、ストライカ13が上記凹部1
5aから抜は出るのを阻止している。
15とストライカ13とからなり、ボンネット1が閉じ
ている状態ではロック装置本体15の凹部15aとスト
ライカ13とが係合するとともにロック装置本体15の
係止部材(図示せず)が、ストライカ13が上記凹部1
5aから抜は出るのを阻止している。
そして自動車の車室内でボンネットロック装置のレリー
ズワイヤを引<と、ロック装置本体15とストライカ1
3とのロックが解除され、ばね(図示せず)の力により
ボンネット1が若干上方に回動せられてボンネット1が
若干開くようになっている。
ズワイヤを引<と、ロック装置本体15とストライカ1
3とのロックが解除され、ばね(図示せず)の力により
ボンネット1が若干上方に回動せられてボンネット1が
若干開くようになっている。
従ってそののちボンネット1を手でもって大きく開けば
よい。
よい。
なお図中19は導風板8の上端に形成されたクランプ2
0とラジェータシュラウド14の下面との間に挿入固着
されたワイヤーハーネス、21はラジェータシュラウド
14の下端切欠き22を通る車体のサイドフレームであ
る。
0とラジェータシュラウド14の下面との間に挿入固着
されたワイヤーハーネス、21はラジェータシュラウド
14の下端切欠き22を通る車体のサイドフレームであ
る。
次に作用効果について説明する。
このボンネット1はリヤヒンジタイプであり、ボンネッ
ト後部が車体に対しヒンジ支承されている。
ト後部が車体に対しヒンジ支承されている。
そして車体前部のノーズパネル2はスタイル性あるいは
空気抵抗の低減の見地から非常に低くなっており、冷却
風は車体下部のノーズフィン6さらにはフロントスポイ
ラ−7ですくい上げられ、導風板8に沿ってラジェータ
5近傍に導かれるようになっている。
空気抵抗の低減の見地から非常に低くなっており、冷却
風は車体下部のノーズフィン6さらにはフロントスポイ
ラ−7ですくい上げられ、導風板8に沿ってラジェータ
5近傍に導かれるようになっている。
モして導風板8の上端に設けられた凹部18にラジェー
タシュラウド14に固定したロック装置本体15がはま
り込むようになっており、本ロック装置9は車体のノー
ズパネル2と導風板8とに囲まれているので、外部から
手を入れてこのロック装置9を解除することはできず、
盗難事故は防止される。
タシュラウド14に固定したロック装置本体15がはま
り込むようになっており、本ロック装置9は車体のノー
ズパネル2と導風板8とに囲まれているので、外部から
手を入れてこのロック装置9を解除することはできず、
盗難事故は防止される。
なお、ロック装置のレリーズワイヤが切れる等の故障が
発生した時にも、ロック装置を解除できるようにするた
めに、導風板等に少さな孔をあけ、特殊形状の専用工具
を挿入してロックを解除できるようにしてもよい。
発生した時にも、ロック装置を解除できるようにするた
めに、導風板等に少さな孔をあけ、特殊形状の専用工具
を挿入してロックを解除できるようにしてもよい。
以上のように、この考案によれば、導風板と導風板上方
の車体外板とで囲まれ冷却風を導く空間とは区画された
空間内にボンネットロック装置を配設するようにしたの
で、外部から容易にロック解除をすることができず、自
動車の盗難防止が図られる効果がある。
の車体外板とで囲まれ冷却風を導く空間とは区画された
空間内にボンネットロック装置を配設するようにしたの
で、外部から容易にロック解除をすることができず、自
動車の盗難防止が図られる効果がある。
さらに、本考案の構造によればボンネットロック装置を
上記の如く空間内に配設する構造のためボンネットロッ
ク装置に泥等が付着することがなく、耐久性が向上する
とともにロック時の衝撃音が車体外板や導風板によりさ
えぎられ、音が静かになるという効果も有するものであ
る。
上記の如く空間内に配設する構造のためボンネットロッ
ク装置に泥等が付着することがなく、耐久性が向上する
とともにロック時の衝撃音が車体外板や導風板によりさ
えぎられ、音が静かになるという効果も有するものであ
る。
第1図はこの考案の一実施例による自動車のボンネット
ロック取付構造を示す断面図、第2図は上記実施例の要
部拡大断面図、第3図は上記実施例の要部の分解斜視図
、第4図は上記実施例の要部斜視図である。 1・・・・・・ボンネット、2・・・・・・車体外板(
ノーズパネル)、5・・・・・・ラジェータ、A・・・
・・・冷却風導入部、訃・・・・・導風板、9・・・・
・・ロック装置、15・・・・・・ロック装置本体。
ロック取付構造を示す断面図、第2図は上記実施例の要
部拡大断面図、第3図は上記実施例の要部の分解斜視図
、第4図は上記実施例の要部斜視図である。 1・・・・・・ボンネット、2・・・・・・車体外板(
ノーズパネル)、5・・・・・・ラジェータ、A・・・
・・・冷却風導入部、訃・・・・・導風板、9・・・・
・・ロック装置、15・・・・・・ロック装置本体。
Claims (1)
- ボンネット後部を車体に対しヒンジ支承するとともにボ
ンネット前部を車体に対しロックする構造としてなる自
動車において、ラジェータ前方の車体空間に、前端がラ
ジェータより車体前方に設けた冷却風導入部に、後端が
上記ラジェータ上部前方近傍にそれぞれ位置していて冷
却風を導く導風板が配設されるとともに、該導風板と該
導風板上方の車体外板とで形成され該導風板により冷却
風を導く空間とは区画された空間内にボンネットロック
装置を配設するようにしたことを特徴とする自動車のボ
ンネットロック取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979173791U JPS6019873Y2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 自動車のボンネツトロツク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979173791U JPS6019873Y2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 自動車のボンネツトロツク取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5689781U JPS5689781U (ja) | 1981-07-17 |
JPS6019873Y2 true JPS6019873Y2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=29684559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979173791U Expired JPS6019873Y2 (ja) | 1979-12-15 | 1979-12-15 | 自動車のボンネツトロツク取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019873Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-15 JP JP1979173791U patent/JPS6019873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5689781U (ja) | 1981-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3873566B2 (ja) | 自動車用ドア及び自動車用ドアの組立方法 | |
JP3873565B2 (ja) | 自動車用ドア | |
JPS6019873Y2 (ja) | 自動車のボンネツトロツク取付構造 | |
JP4289157B2 (ja) | 車両用ドアの内部構造 | |
JPH08150958A (ja) | 車体前部構造 | |
JPH0422668Y2 (ja) | ||
JPH0631011B2 (ja) | 自動車のリツド構造 | |
JP3272452B2 (ja) | 自動二輪車の車体後部構造 | |
KR100461953B1 (ko) | 자동차용 후드 릴리스 케이블의 취부구조 | |
JPS60259576A (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPH0673272U (ja) | 自動車のボンネットロック装置 | |
CN118148445A (zh) | 一种商用车前围盖板的隐藏式应急解锁装置 | |
JP3015180B2 (ja) | フードロック装置 | |
JP3007070B2 (ja) | 自動車天井部のサイドレール衝撃吸収体 | |
JP3959700B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
CN216805132U (zh) | 前格栅充电口盖总成 | |
JPH042292Y2 (ja) | ||
KR100529187B1 (ko) | 자동차의 테일 게이트 개방구조 | |
JPS6037861Y2 (ja) | フロントグリル構造 | |
JPH0711254Y2 (ja) | 自動車用トランクリツド | |
JPH0316741Y2 (ja) | ||
JP2605622Y2 (ja) | 車両のドア構造 | |
KR20020047948A (ko) | 자동차의 후드힌지 | |
JP3131261B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP2522555Y2 (ja) | 車体後部のキーシリンダ周縁部構造 |