JPS60198702A - 感湿材料 - Google Patents

感湿材料

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Publication number
JPS60198702A
JPS60198702A JP59054305A JP5430584A JPS60198702A JP S60198702 A JPS60198702 A JP S60198702A JP 59054305 A JP59054305 A JP 59054305A JP 5430584 A JP5430584 A JP 5430584A JP S60198702 A JPS60198702 A JP S60198702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
sensitive material
cobalt chloride
humidity
silica gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59054305A
Other languages
English (en)
Inventor
弘子 樋熊
英興 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP59054305A priority Critical patent/JPS60198702A/ja
Publication of JPS60198702A publication Critical patent/JPS60198702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電気抵抗値の変化により湿度を検知する方式
の湿度センサの特に感湿材料に関するものである。
〔従来技術〕
従来、例えば特開昭3.2−Al7gg号、特開昭j弘
−7θg9j号、特開昭55−ざ79ψ/号および特開
昭36−2!’72号公報などで示されているセラミッ
クを用いた加熱型湿度センサの感湿材料は、感湿皮膜上
に経時的に水が化学吸着し、このため表面水酸基の増大
によりしだいに電気抵抗値が増大することは免れなかっ
た。また、このような従来の感湿材料は感湿材料の表面
における水の化学吸着状態を検知して表示できるような
機能がなかった。したがって、電気抵抗値の測定前には
、必ず付属の加熱装置による加熱により水を脱着して初
期状態に復帰しなければならず、省エネルギー性に即し
ていないという欠点があった。
〔発明の概要〕
本発明は、かかる欠点を改善する目的でなされたもので
、感湿材料に塩化コバルトを添加したシリカゲルを含有
させたことにより、塩化コバルトの水吸着による変色の
効果で感湿皮膜上の水の化学吸着状態を色により検知し
て表示し、経時劣化に応じて加熱装置により加熱を行な
い、省エネルギー化を計ることが中米る感湿材料を提供
するものである。
すなわち本発明は、塩化コバルトを添加したシリカゲル
が多孔質皮膜に含有結合されてなることをt¥j徴とす
る感湿材料に存する。
無水塩化コバルトは、水を吸着すると青色から淡赤色に
変化して水和塩化コバルトとなる。塩化コバルトを添加
した感湿材料において、塩化コバルトが淡赤色を示した
時、感湿皮膜も水を化学吸着、し、このため電気抵抗値
が増大して感湿特性が経時劣化していることが発明者ら
の実験により判明した。さらに、塩化コバルトの存在に
より、感湿材料のイオン伝導性が高まって、電気抵抗値
が低減化し、また経時変化も比較的少なくなることが明
らかとなった。
〔発明の実施例〕
以下に実施例に基づき本発明を説明する。
実施例 l 第1図に示すようにアルミナ絶縁基板l上にPt−Pd
合金系ペーストでくし形電極コをスクリーン印刷した。
この上に下記組成例1の組成物を攪拌機にて混線後、混
線物をディッピングにより約弘θμmの厚さに塗布した
。このものをざθ℃、コθ分間および一〇θ℃、λθ分
間の予備焼成後、500℃、2時間焼成して皮膜を硬化
させて感湿部3を造った。次いで、ハンダによりCu1
J−ド線ダを取付けて第1図の構成例に示す本発明の感
湿材料を用いた湿度センサを製作した。
(組成例 /) 結合剤:メチルフェニルシリコーン初期重合物30重量
% シリカゲル: 30重1に% 添加剤:タルク 73重量% TiOコ S重量% 溶 剤:キシレン 20重量% なお1組成例1におけるシリカゲルは、日本工業規格A
型の性能を有する塩化コバルトを含浸した青色透明な粒
状の青色シリカゲルを使用した。
また、組成例1におけるタルクおよびTi’Oxは皮膜
補強材として加えられるものである。
次に比較例として、日本工業規格A型の塩化コバルトを
添加しない無色透明または半透明のシリカゲルの大粒子
(粒径Imのものをバルク状に加工)に電極をとり付け
たものを従来の代表的な湿度センサとして用意した。
このようにして製作したこれらの湿度センサについて、
交流lボルトを印加して相対湿度変化による電気抵抗値
変化(感湿特性)の経時変化を調べた8この結果を第2
図に示す。第2図において。
曲線(A)2曲線(B)および曲線fc)はそれぞれ、
塩化コバルトを添加した本発明の感湿材料を用いた湿度
センサの室内放置初期、室内放置3ケ月後および室内放
置6ケ月後の感湿特性を示すものである。
また、曲線(D)1曲線(p:)および曲線(F)はそ
れぞれ塩化コバルトを添加しない従来の感湿材料を用い
た湿度センサの初期、室内放置3ケ月後および室内放置
6ケ月後の感湿特性を示すものである。これより室内放
置初期において塩化コバルトを添加した本発明の感湿材
料を用いた湿度センサの電気抵抗値は、従来のセンサに
比べてやや低くなることが判る。また、感湿特性の経時
変化は、塩化コバルトを添加した本発明の方が小さいこ
とが判る。
ところで、塩化コバルトを添加した本発明の感湿材料の
色は、室内放置初期において青味がかつており、3ケ月
後にはやや青紫色になり、さらに6ケ月後には赤紫色を
呈した。結合剤であるシリコーン樹脂を熱分解したもの
は、発明者らがすでに見い出しているように、比較的撥
水性が高く経時劣化しにくいものである。したがって、
実施例/における本発明の感湿材料の感湿特性は、シリ
コーン樹脂を用いたこと、塩化コバルト添加によりイオ
ン性が高められたことにより、経時的に比較的安定して
いることが明らかである。一方、塩化コバルトの変色は
室内放置後3ケ月ではあまり著しくないため、感湿特性
との相関性が得られた。
さらに、本発明の感湿材料について、室内放置後6ケ月
にて赤紫になったものをq o o ℃で加熱したとこ
ろ約50秒で感湿材料は青色となり、感湿特性は初期に
復帰していた。
実施例 コ 組成例コの原料を用いて、実施例1と同様に湿度センサ
を製作した。ただし、焼成は% o O’Cにおいてコ
時間行なった。また、比較例として従来の代表的なセラ
ミック湿度センサであるMfO−Cr、20y湿度セン
サを製作して用いた。
(組成例 2) 結合剤:ケイ酸ナトリウム j Oli 敞%シリカゲ
ル: 30重量% 溶 媒:水 コθ−重量% なお、知成物ユにおけるシリカゲルは実施例/と同様に
、日本工業規格A型の性能を有する青色透明な粒状の青
色シリカゲルを使用し、比較例。
しては日本工業規格A型の塩化コ”バルトを添加しない
無色透明または半透明のシリカゲルを使用した。
これらの湿度センサについて、交流/ボルトを印加I−
て相対湿度変化による電気抵抗値変化(感湿特性)の経
時変化を調べた。この結果を第3図に示す。第3図にお
いて5曲線(G)9曲線(H)、曲線(I)、および曲
線(J+は、塩化コバルトを添加した本発明の感湿材料
を用いたセンサにおける室内放置初期、室内放tfi:
 /週間後、室内放in、/ケ力抜、および室内放置コ
ケ力抜の感湿特性を示すものである。また1曲線(K)
および曲線(■、)は塩化コバルトを添加しない従来の
感湿材料を用いたセンサの室内放置初期および室内放置
/夕月後の感湿特性を示すものである。この結果より、
塩化コバルトを添加した本発明によるセンサの電気抵抗
値は従来のセンサより低く、また経時変化が比較的小さ
いことが明らかである。また、この時感湿材料の色は、
室内放置初期において青色、室内放置/週間後において
青紫色、室内放置l夕月後において赤紫色、室内放置コ
ケ力抜において淡赤色を呈した。これより、実施例コの
本発明の感湿材、料は色の経時変化が著しいことから、
実施例/の本発明による感湿材料より水を吸着しやすい
ことが明らかであり、色の変化に対応して感湿特性も経
時変化している。
すなわち1本発明の感湿材料は、水の吸着状態および感
湿特性の経時変化を色により検知することが出来ること
が明らかである。
ところで塩化コバルトは、これを含浸した一般に市販さ
れている青色シリカゲルを用いて、添加すれば、特性に
バラツキを生じることもなく製造が簡単になる。また、
感湿材料における塩化コバルト添加シリカゲルの含有量
は、多(1はど電力を明瞭となる。しかし、皮膜強度を
考慮すると多孔質皮膜および添加剤の種類によって異な
るカー、約40重蓋%以下であることが好ましい。
ただし、この含有量は本発明において規定するものでは
ない。
次に、シリカゲルの結合剤としての多孔質皮膜は、シリ
コーン樹脂、有機けい素化合物重合体、アルカリケイ酸
塩、リン酸塩などの焼成物である時、良好な結果が得ら
れた。これらの多孔質皮膜を用いれば、有効感湿表面積
が大となり、相対湿度による電気抵抗値変化の感度が良
好になる+fカ・りでなく、塩化コバルトの色が明瞭に
見分けることができるものである。
ただし、本発明に用いた塩化コバルトの色の変化は、常
温雰囲気において相対湿度が?θ%を越えなければ、感
湿材料の色の変化と非常によく対応し゛(いることを発
明者らは実験により確認した。
〔発明の効果〕
本発明の感湿材料は、以上説明したとかり塩化コバルト
を添加したシリカゲルを多孔質皮膜に31:り結合して
なり、シリカゲル上の水の化学吸着状態を色により検知
し表示する機能を有するため。
感湿特性の経時変化に応じて加熱による水の脱着を行な
うことができるので省エネルギー性にυ口していること
が明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感湿材料を感湿部に用(・た湿度セン
サの斜視図、第2図および第3図&言本発明による感湿
材料を用いた湿度センサの相対湿度−抵抗値の経時変化
を示す図である。 /・・絶縁基板、ユ・・電極、3・・感湿部、ダ ・ 
・ リ − ド 糸喫 。 児1図 %2図 相対湿度(%) χ3図 相対湿度c%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化コバルトを添加したシリカゲルが多孔質皮膜に含有
    結合されて成ることを特徴とする感湿材料。
JP59054305A 1984-03-23 1984-03-23 感湿材料 Pending JPS60198702A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59054305A JPS60198702A (ja) 1984-03-23 1984-03-23 感湿材料

Applications Claiming Priority (1)

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JP59054305A JPS60198702A (ja) 1984-03-23 1984-03-23 感湿材料

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Publication Number Publication Date
JPS60198702A true JPS60198702A (ja) 1985-10-08

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ID=12966856

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JP59054305A Pending JPS60198702A (ja) 1984-03-23 1984-03-23 感湿材料

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JP (1) JPS60198702A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01231939A (ja) * 1988-03-14 1989-09-18 Manatsuku Kk 脱水用モレキュラーシーブおよびその製造方法
EP0351503A1 (en) * 1988-05-23 1990-01-24 LA TECNOCHIMICA S.A.S. DI UGO MESTRALLET & C. Silicone-based preparation for the non-toxic bleaching of corks
JPH0474230U (ja) * 1990-11-09 1992-06-29

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01231939A (ja) * 1988-03-14 1989-09-18 Manatsuku Kk 脱水用モレキュラーシーブおよびその製造方法
EP0351503A1 (en) * 1988-05-23 1990-01-24 LA TECNOCHIMICA S.A.S. DI UGO MESTRALLET & C. Silicone-based preparation for the non-toxic bleaching of corks
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