JPS60198296A - マウント付きフイルムの収納ポケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一マウント付きフィルムラ整理保存するため
に用いて好適な収納ポケットに関するものである０ マウント付きのたとえばスライドフィルムを整理保存す
るために広く使用されている既知の収納ポケットとして
は、たとえば第５図に示すものがゴｋ　人　− このマウント付きフィルムの収納ポケットは１透明もし
くは半透明の合成樹脂シートからなる矩形形状の裏面板
ｌに、透明の合成樹脂シートからなり、はぼ短冊状をな
す５枚の表面板２を図の左右方向へ向けて相互に平行に
配置し、そしてこれらの裏面板ｌと各表面板２とを、図
に斜線部分で示すようにまたとえば熱溶着によってそれ
ぞれ同一方向へ向けて三方シールすることにより複数構
成されており、図示例では縦横に整列する各収納ポケッ
ト８は、マウント付きのスライドフィルム４を、その開
Ｏ部分から内部へ図示のように完全に押し込むことによ
って、スライドフィルム４の有効なる整理保存機能を発
揮する〇 なお第５図中５は、複数の収納ポケット８を縦横に整列
させて配置したマウント付きフィルム収納装置の綴じ穴
を示す。

ところが、このような従来技術にあっては、ポケット８
内へ押し込んだスライドフィルム４のポケット８からの
脱落を確実に防止し・併せて・ポケット８内でのスライ
ドフィルム委の傾きを阻止してフィルム画像の予視点検
を容易ならしめる目的の下で、ポケット８のとくに幅方
向の寸法を、マウント付きスライドフィルム４の幅より
もわずかに大きくなる程度に構成してお９、しかも各収
納ポケット８は、裏面板１と表面板２とを・コ字状に連
続する完全なる三方シールで接合することによシ構成さ
れているため、プラスチック酸、紙製などの比較的厚い
マウントを取り付けたスライドフィルム４を、その収納
ポケット３内の所定位置まで確実に押し込むに際し、と
くにマウント周縁部とポケット周縁部との摩擦力が相当
大きくなシ、この故に、かｆｔＪ大きな押込力が必要に
なるという問題があった。そしてこのことは冬期などに
おいて表裏面板が硬化した場合には一層重大であった〇 加えて、この従来技術ではポケット８の三辺がその全体
にわ念ってシールされていたため、マウント付きスライ
ドフィルム４をそこへ押し込むことによシ、表裏面板部
分のいずれか一方にひきつれが生じ、ポケット８ひいて
はフィルム収納装置全体が・いずれかの方向へ彎曲する
問題があったＯこの発明は１マウント付きフィルムのポ
ケット内への押し込み操作に際するマウント周縁部とポ
ケット周縁部との摩擦力を含吟竹低減することにより、
マウント付きフィルムの所定位置への押し込みを容易な
らしめるマウント付きフィルムの収納ポケットを提供す
るものである０ この発明のマウント付きフィルムの収納ポケットは１裏
面板と表面板とをシールすることにより構成されるポケ
ットの、側部および底部の少なくとも一方に、表裏面板
を接合しない領域を設けてなｌこの収納ポケットによれ
は、表裏面板が接合されない部分において、とくに、マ
ウント付きフィルムのマウントとポケット周縁部との摩
擦力を有効に低減することができるので、フィルムのポ
ケット内への完全なる押し込みが極めて容易になる０ 以下にこの発明を図面に基づいて説明する０第１図はこ
の発明の一実施例を示し、第１図（ａ）に示すものは、
透明もしくは半透明の合成樹脂シートからなる裏面板１
に、透明の合成樹脂シートからなる表面板２を、図に斜
線部分で示すように、熱溶着、接着などによってシール
してほぼ矩形形状をなすマウント付きフィルムの収納ポ
ケット８ヲ構成するに際し、収納ポケツ）Ｂの底部の中
央部分に表裏面板２．１の非接合域１１を設けたもので
あり、また第１図中）に示すものは、その非接合域１１
において表面板２に、スライドフィルム４の抜き出し用
指穴を兼ねる切除部分１２を設けたものである〇 この例によれば、ポケット８内の所定位置までマウント
付きスライドフィルム４を押し込むに際し、とくにポケ
ット８の底部近傍部分において、非接合域１１が、スラ
イドフィルム４の押込抵抗を有効に低減すべく機能する
ので、それの所定位置への押し込みは極めて容易になる
。

また、第１図（ｂ）に示す例では、非接合域１１に設け
た切除部分１２が、その部分におけるスライドフィルム
４の押込抵抗をほぼ完全になくするよらｌＩ：田−ｆ−
ムの〒−スライドフィルム４のよリ一層の押込容易性が
もたらされる。なお、この例の切除部分１２はまた、指
穴としても作用するので、ポケット８０所定位置に押し
込んだスライドフィルム４のそこからの抜き出しをも容
易ならしめる。

第２図はこの発明の他の実施例を示す平面図であり、第
２図（ａ）はポケット８０両側部の深さ方向の中央部に
、表裏面板２．１の非接合域１８ｉ設けたもので必る０
また第２図（ｂｌは、ポケット８の両側端部で１表面板
２および裏面板ｌの少なくとも一方に、その深さ方向へ
延在する切裂線１４を設けたものであり、これらの切裂
線１４は、両面板１．２の少なくとも一方全ポケット両
側端のシール部分から分離するので、それらはあたかも
表裏面板２．１の非接合域のように作用し、切裂線１４
．１４間に位置する表裏面板部分の相互に陥反する方向
への変形を容易ならしめる０従って、この明細書でいう
非接合域には、かかる切裂線をも含むものとする。

この第２図に示す実施例によれば、非接合域１Ｂまたは
切裂線１４が、たとえば表面板２の変形を容易ならしめ
てスライドフィルム４の両側部におけるポケットＢ内へ
の押込抵抗を低減するので、スライドフィルム４のポケ
ットＢ内への完全押込が容易になる〇 第８．４図はそれぞれ、ポケット８の両側部および底部
に表裏面板２．ｌの非接着域を設けることによって、ス
ライドフィルム４の押込抵抗のさらなる低減をもたらす
ものでちゃ、第８図では、ポケット８の両側部のほぼ中
央部分および下端部に非接合域１５．１６全それぞれ設
けるとともに、その底部の中央部分および両端部分にも
非接合域１７．１８をそれぞれ設け、さらに、非接合域
１７に表面板２の切除部分１９を設けることによって収
納ポケット８を構成しておｐｌまた、第４図では、ポケ
ット側部の下端部分からその底部の両端部分に至る部分
に表裏面板２．１の非接合域２０を設ける他、ポケット
底部の中央部分にも非接合域２１’に設け、さらに、こ
れらのそれぞれの非接合域２０．２１にて表面板２に、
はぼ三角形および矩形の切除部分２２，２８ｖｉｌ−設
けることによって収納ポケット８を構成している。

なおここで、これらの例における切除部分を、表面板の
他に裏面板にも設けること、または裏面板だけに設ける
ことも可能である０ これらの例によれば、ポケット８の側部および底部の両
方に非接合域が存在するので、スライドフィルム４と表
裏面板２．１との摩擦力によってもたらされるスライド
フィルム４の押込抵抗は著しく低減されることになる０ 以上この発明を図示例に基づいて説明したが、収納ポケ
ットの本質的な機能が損われない限りにおいて、非接合
域の位置、数、形状などは所要に応じて適宜に変更する
ことができる。

従ってこの発明によれば、表裏面板全相互にシールして
なるポケットの、少なくとも側部および底部の一方に、
表裏面板を接合しない部分を設けることにより、ポケッ
ト内の所定位置までマウント付きフィルムを押し込むに
際するその押込抵抗音大きく低減して作業性を著しく高
めることができる０ °４、図面の簡単な説明 第１−４図はこの発明の実施例を示す平面図、第５図は
従来例を示す平面図でおるＯ ｌ・・・裏面板　２・・・表面板 ８・・・収納ポケット ４・・・マウント付きスライドフィルム１１、１Ｂ、　
１５．１６．１？、　１８．２０．２１・・・非接合域
１４・・・切裂線 １２、１９．２２．２８・・・切除部分Ｏ特許出願人　
スライデツクス株式会社 第１図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　透明もしくは半透明シートからなる裏面板に、透明
   シートからなる表面板をシールしてなシ、はぼ矩形形状
   をなすマウント伺きフィルムの収納ポケットにおいて、 前記ポケットの側部および底部の少なくとも一方に、前
   記表裏面板を接合しない領域を設けてなることを特徴と
   するマウント付きフィルムの収納ポケット。