JPH08187984A - マウント付フィルムスライドのファイルシート - Google Patents

マウント付フィルムスライドのファイルシート

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JPH08187984A
JPH08187984A JP285795A JP285795A JPH08187984A JP H08187984 A JPH08187984 A JP H08187984A JP 285795 A JP285795 A JP 285795A JP 285795 A JP285795 A JP 285795A JP H08187984 A JPH08187984 A JP H08187984A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
film slide
recess
slide
file sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP285795A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Ozeki
二郎 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SURAIDETSUKUSU KK
Slidex Corp
Original Assignee
SURAIDETSUKUSU KK
Slidex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SURAIDETSUKUSU KK, Slidex Corp filed Critical SURAIDETSUKUSU KK
Priority to JP285795A priority Critical patent/JPH08187984A/ja
Publication of JPH08187984A publication Critical patent/JPH08187984A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 裏面からの光を十分に拡散して、収納したス
ライドの全体を一様の明るさで透視観察することができ
るマウント付フィルムスライド収納用ファイルシートを
提供する。 【構成】 ファイルシート1は、比較的剛性のあるプラ
スチックにより方形に形成されたシート本体からなる。
該シート本体には、複数本の縦桟3及び複数本の横桟2
により区画されたマウント付フィルムスライド収納用凹
部4が形成される。相互に対向する横桟2の側壁から対
をなすように凹部内に向かって一対の耳板6が突出形成
される。この耳板6 は、該凹部4に収納されるフィルム
スライド8のマウント縁部に係合し該フィルムスライド
8を凹部4内に保持する。シート本体の凹部4の底部に
相当する領域が、両面マット仕上げにより拡散面とされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、マウント付フィルム
スライドを透視可能に収納するプラスチック製のファイ
ルシートに関する。
【0002】
【従来技術】 比較的剛性のあるプラスチックシートに
縦横に延びる桟によって区画された複数のスライド収納
用凹部を形成したマウント付フィルムスライド収納用フ
ァイルシートは、例えば実公昭48-36836号公報に記載さ
れているように公知である。このファイルシートは、複
数本の縦桟及び複数本の横桟により区画されたマウント
付フィルムスライド収納用凹部がシート本体に形成され
る。さらに、相互に対向する桟の側壁から対をなすよう
に、一対の耳板が該凹部内に向かって突出形成される。
この耳板は、該凹部に収納されるフィルムスライドのマ
ウント縁部に係合し該フィルムスライドを凹部内に保持
するように作用する。また、マウント付フィルムスライ
ドを収納する他の形式のファイルシートとして、特開昭
60-198296 号公報に記載された構造が知られている。こ
のファイルシートは、軟質プラスチックシートにより形
成された裏面板と表面板とを重ねて接着した構造を有す
る。該裏面板と表面板との間の接合パターンを適宜定め
ることにより、両板間に複数のマウント付フィルムスラ
イド収納用ポケットが形成される。特開昭60-198296 号
公報には、裏面板を透明又は半透明シートにより形成す
ることが記載されている。
【0003】これら従来公知のファイルシートは、マウ
ント付フィルムスライドを収納した状態でライトボック
スの拡散板の上に載せることにより、収納した多数のス
ライドの画面を一覧することができる。しかし、ライト
ボックスを使用しないでファイルシートを単独で明かり
に透かして見ようとする場合には、明かりの方向などの
影響により、全体を一様な明るさで観察することができ
ない。また、複数のファイルシートをブック状に綴じた
状態で、1枚づつ捲りながら見る場合には、背後からの
明かりが十分に一様でなく、スライドの画面の観察が困
難になる。特開昭60-198296 号公報は、裏面板を半透明
にすることを記載している。このように、裏面板を半透
明にすることにより、光の拡散が得られ、裏面からの一
様な照明を達成できる可能性がある。しかし、この公開
特許公報では、どのようにして半透明状態を得るか、に
ついては何も記載していない。プラスチック材料におい
て半透明状態を得るための最も一般的な方法は、プラス
チック材料に顔料を混入することである。しかし、顔料
の混入により半透明状態を得る場合には、顔料により光
の拡散効果を或る程度達成できるであろうが、光の透過
量が減少し、全体として画面が暗くなり、透視が困難に
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、従来のマ
ウント付フィルムスライド収納用ファイルシートにおけ
る上述の問題を解決し、裏面からの光を十分に拡散し
て、収納したスライドの全体を一様の明るさで透視観察
することができるマウント付フィルムスライド収納用フ
ァイルシートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の一態様におい
ては、ファイルシートは、比較的剛性のあるプラスチッ
クにより方形に形成されたシート本体からなる。該シー
ト本体には、複数本の縦桟及び複数本の横桟により区画
されたマウント付フィルムスライド収納用凹部が形成さ
れる。相互に対向する縦桟又は横桟の側壁から対をなす
ように凹部内に向かって一対の耳板が突出形成される。
この耳板は、該凹部に収納されるフィルムスライドのマ
ウント縁部に係合し該フィルムスライドを凹部内に保持
する。本発明の特徴として、シート本体の少なくとも前
記凹部の底部に相当する領域が両面マット仕上げにより
拡散面とされる。本発明の他の態様においては、ファイ
ルシートは、軟質プラスチックシートにより形成された
裏面板と表面板とを重ねて接着することにより形成され
る。これら裏面板と表面板との間の接着パターンを適宜
定めることにより、一方向に列状に、または縦横方向に
行列状に並んだ複数のマウント付フィルムスライド収納
用ポケットが形成される。本発明の特徴として、表面板
は透明プラスチックにより形成し、裏面板は透明プラス
チックシートを両面マット仕上げにより拡散面とする。
【0006】
【作用】 本発明においては、ファイルシートにフィル
ムスライドを収納して光に透かして観察するとき、マッ
ト仕上げの拡散面により光が一様に拡散するので、フィ
ルムシートの全体がほぼ一様な明るさで観察できる。ま
た、拡散面が両面マット仕上げであるので、光量の損失
が比較的少なく、顔料により半透明にしたものより画面
を明るくすることができる。
【0007】
【実施例】 以下、本発明の実施例を図に付いて説明す
る。図1を参照すると、この図には、比較的剛性のある
プラスチックシートを成形することにより形成される矩
形のマウント付フィルムスライド収納用ファイルシート
1が示されている。このファイルシート1は、4周に隆
起して形成される縁部1a、1b、1c、1dと縦方向
の縁部1c、1d間に横方向に渡して平行に形成される
複数の横桟2、及び横方向の縁部1a、1b間にわたし
て平行の形成される縦桟3を備えるシート本体からな
る。図から明らかなように、各縦桟3は断続的に形成さ
れる。各横桟2と縦桟3、及び縁部1a、1b、1c、
1dにより、縦横に行列状に並んだ複数のマウント付フ
ィルムスライド収納用凹部4が形成される。上縁部1a
とその下方の横桟2には、互いに対向する位置に、凹部
4に向けて突出する一対の耳板5、6が形成されてい
る。これら耳板5、6は、シート本体から打ち抜きによ
り形成される。下縁部1bとその上方の横桟2にも、互
いに対向する位置に、凹部4に向けて突出する一対の耳
板5、6が同様に形成されている。相対向する2つの横
桟2にも、同様に対をなす耳板6が形成されている。一
方の縦方向縁部1cには、該ファイルシート1をバイン
ダー等に綴じるための綴じ孔7が形成されている。
【0008】マウントフィルムスライド8は、その縁か
ら凹部4内に滑り込ませることにより、凹部に挿入され
る。この状態で、耳板5、6がスライド8のマウントの
縁を抑えて凹部4内に保持する。本発明の特徴として、
このファイルシート1は、凹部4の底部に相当する領域
で、両面マット仕上げにより拡散面にされている。図2
は、図1に示すファイルシート1にフィルムスライド8
を収納して蛍光灯9からの明かりで透視する状態を示す
ものである。ファイルシート1は、収納用凹部4の底部
領域が両面マット仕上げにより拡散面となっているの
で、蛍光灯9からの光が拡散され、ファイルシート1に
収納されたスライドは全体をほぼ一様の明るさで透視す
ることができる。図3は、複数枚のファイルシート1を
バインダー10にブック状に綴じて、1枚ずつめくりな
がらフィルムスライド8を透視する状態を示すものであ
る。この場合も、室内照明灯11により一様な明るさで
全体のフィルムスライドを透視することができる。図4
は本発明の別の実施例を示すもので、この図に示すファ
イルシート20は裏面板21と表面板22とから構成さ
れる。図4(b) に示すように、裏面板21は平坦な形状
で、両面マット仕上げにより拡散面が形成される。表面
板22は透明プラスチックにより形成され、図4(a) に
影線を付して示すパターンで裏面板21に接合される。
さらに、表面板22は、上下方向に間隔をもった複数の
横方向切り込み線23により切り裂かれており、この切
り込み線23の位置に挿入口22aを有する複数のポケ
ット24が形成される。このポケット24に、切り込み
線23により形成される挿入口からフィルムスライド8
が挿入される。このファイルシート20においても、縦
方向の縁の一方に沿って、該ファイルシート20をバイ
ンダー等に綴じるための孔25が形成されている。
【0009】この実施例でも、裏面板21が両面マット
仕上げにより拡散面とされているので、裏側からの光が
拡散してファイルシート20を透過する。したがって、
該ファイルシート20に収納したフィルムスライド8を
一様な明るさで透視することが可能である。
【0010】
【効果】 本発明によれば、ファイルシートのファイル
スライド収納部の底部領域又は裏面板に両面マット仕上
げが施されて拡散面とされているので、ファイルシート
に収納したフィルムスライド8を一様な明るさで透視す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるマウント付フィルムス
ライド収納用ファイルシートの平面図である。
【図2】図1に示すファイルシートにフィルムスライド
を収納して蛍光灯により透視する状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1に示すファイルシートにフィルムスライド
を収納してブック状にバインダーに綴じ、1枚ずつめく
りながら室内照明灯により透視する状態を示す正面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示すもので、(a) は平面
図、(b) は(a) の線B−Bにおける断面図である。
【符号の説明】
1・・・・ファイルシート、 2・・・・横桟、 3・・・・縦桟、 4・・・・凹部、 5、6・・・・耳板、 8・・・・マウント付フィルムスライド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的剛性のあるプラスチックにより方
    形に形成されたシート本体と、 前記シート本体に形成され、複数本の縦桟及び複数本の
    横桟により区画されたマウント付フィルムスライド収納
    用凹部と、 相互に対向する前記桟の側壁から対をなすように前記凹
    部内に向かって突出して、該凹部に収納されるフィルム
    スライドのマウント縁部に係合し該フィルムスライドを
    凹部内に保持する一対の耳板と、を備えるマウント付フ
    ィルムスライドのファイルシートであって、 前記シート本体の少なくとも前記凹部の底部に相当する
    領域が両面マット仕上げにより拡散面とされたことを特
    徴とするマウント付フィルムスライドのファイルシー
    ト。
  2. 【請求項2】 軟質プラスチックシートにより形成され
    た裏面板と表面板とを重ねて接着して、少なくとも一方
    向に並んだ複数のマウント付フィルムスライド収納用ポ
    ケットをその間に形成したマウント付フィルムスライド
    のファイルシートであって、 前記表面板は透明プラスチックにより形成し、前記裏面
    板は透明プラスチックシートを両面マット仕上げにより
    拡散面としたことを特徴とするマウント付フィルムスラ
    イドのファイルシート。
JP285795A 1995-01-11 1995-01-11 マウント付フィルムスライドのファイルシート Pending JPH08187984A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155426A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsumoto Shika Univ フィルム搭載ボード

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