JPH08240721A - 照明輝度調節可能な液晶バックライト - Google Patents
照明輝度調節可能な液晶バックライトInfo
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- JPH08240721A JPH08240721A JP7068580A JP6858095A JPH08240721A JP H08240721 A JPH08240721 A JP H08240721A JP 7068580 A JP7068580 A JP 7068580A JP 6858095 A JP6858095 A JP 6858095A JP H08240721 A JPH08240721 A JP H08240721A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 照度環境に応じて液晶バックライトの照明輝
度を調節できるようにする。 【構成】 それぞれ楔形状にした上下位一対の導光パネ
ル１，２を，その傾斜面６を対面するように重ねて平板
状に配置し，各入射端面３の蛍光管光源９，１０を同時
に点灯させて照度環境が明るいときに照明輝度を高く
し，またその一方１０のみを点灯させて照度環境が暗い
ときに照度輝度を低くするように液晶バックライトＡを
構成する。これにより液晶バックライトＡの照明輝度を
２段階に調節して，その省電力化を実現できる。
度を調節できるようにする。 【構成】 それぞれ楔形状にした上下位一対の導光パネ
ル１，２を，その傾斜面６を対面するように重ねて平板
状に配置し，各入射端面３の蛍光管光源９，１０を同時
に点灯させて照度環境が明るいときに照明輝度を高く
し，またその一方１０のみを点灯させて照度環境が暗い
ときに照度輝度を低くするように液晶バックライトＡを
構成する。これにより液晶バックライトＡの照明輝度を
２段階に調節して，その省電力化を実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶バックライトに関
し，特に照明輝度の調節を可能とした照明輝度調節可能
な液晶バックライトに関する。
し，特に照明輝度の調節を可能とした照明輝度調節可能
な液晶バックライトに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種液晶バックライトは，一般に比較
的薄肉にして平板状の透明基板の裏面水平面に，例えば
白色系インクによってスクリーン印刷した網点パターン
による導光手段を具備した導光パネルと，その裏面側の
裏面反射シートと，その表面側の表面拡散シートと，導
光パネルの一側端又は対向側端の入射端面に臨設した蛍
光管光源を備えて構成され，例えば液晶バックライト搭
載機器のバッテリー電源を用い，インバータによって交
流として蛍光管光源を点灯して，入射端面から導光パネ
ルに入射光を供給し，導光手段による乱反射によって導
光を行って液晶表示面に対する高い輝度の背面照明を行
うものとされ，またこの導光を均一に行って背面照明を
均一にするために導光手段は，一般に蛍光管光源からの
距離に反比例する如くに入射光の乱反射量を増加するよ
うに構成するものとされている。
的薄肉にして平板状の透明基板の裏面水平面に，例えば
白色系インクによってスクリーン印刷した網点パターン
による導光手段を具備した導光パネルと，その裏面側の
裏面反射シートと，その表面側の表面拡散シートと，導
光パネルの一側端又は対向側端の入射端面に臨設した蛍
光管光源を備えて構成され，例えば液晶バックライト搭
載機器のバッテリー電源を用い，インバータによって交
流として蛍光管光源を点灯して，入射端面から導光パネ
ルに入射光を供給し，導光手段による乱反射によって導
光を行って液晶表示面に対する高い輝度の背面照明を行
うものとされ，またこの導光を均一に行って背面照明を
均一にするために導光手段は，一般に蛍光管光源からの
距離に反比例する如くに入射光の乱反射量を増加するよ
うに構成するものとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】液晶バックライトは，
薄く構成でき，高輝度にして均一な背面照明を行い得る
ため，各種液晶表示面を有する電子機器に多用されてい
るが，一方でこれら電子機器は，そのポータブルタイプ
のものに見られるように電源を，これに内蔵したバッテ
リー電源とするから，消費電力を可及的に小さく，省電
力のものとすることがその使用時間の確保と延長を図る
上で好ましいが，上記のとおり液晶バックライトの蛍光
管光源にはこのバッテリー電源を用いる上，その消費電
力は比較的大きいから，特に電子機器に搭載される液晶
バックライトにおける省電力化が望まれる。
薄く構成でき，高輝度にして均一な背面照明を行い得る
ため，各種液晶表示面を有する電子機器に多用されてい
るが，一方でこれら電子機器は，そのポータブルタイプ
のものに見られるように電源を，これに内蔵したバッテ
リー電源とするから，消費電力を可及的に小さく，省電
力のものとすることがその使用時間の確保と延長を図る
上で好ましいが，上記のとおり液晶バックライトの蛍光
管光源にはこのバッテリー電源を用いる上，その消費電
力は比較的大きいから，特に電子機器に搭載される液晶
バックライトにおける省電力化が望まれる。
【０００４】然るに上記液晶バックライトは，高輝度の
背面照明を行い得るも，その輝度は一定であるから，例
えば電子機器を用いる場所の照度環境に必ずしも対応す
るものではなく，照度が高い場合は，上記の高輝度を必
要とするも，照度が低い場合には，相対的に背面照明の
輝度を低下させることが可能であり，従って電子機器使
用環境下の照度環境に対して液晶バックライトの相対輝
度を調節すれば，輝度と相関関係にある蛍光管光源の省
電力化を図ることが可能となる。
背面照明を行い得るも，その輝度は一定であるから，例
えば電子機器を用いる場所の照度環境に必ずしも対応す
るものではなく，照度が高い場合は，上記の高輝度を必
要とするも，照度が低い場合には，相対的に背面照明の
輝度を低下させることが可能であり，従って電子機器使
用環境下の照度環境に対して液晶バックライトの相対輝
度を調節すれば，輝度と相関関係にある蛍光管光源の省
電力化を図ることが可能となる。
【０００５】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で，その解決課題とする処は，照度環境に応じて相対輝
度を得られるように照明輝度を調節可能として，省電力
化を簡易に実現し得る照明輝度調節可能な液晶バックラ
イトを提供するにある。
で，その解決課題とする処は，照度環境に応じて相対輝
度を得られるように照明輝度を調節可能として，省電力
化を簡易に実現し得る照明輝度調節可能な液晶バックラ
イトを提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題に添い本発明
は，一対の蛍光管光源を用いて高輝度を確保するも，そ
の一方を点灯し，他方を消灯して照度環境に対応した相
対輝度を確保し得るように，それぞれ独立して背面照明
が可能なように構成した楔形状一対の上下位導光パネル
と，そのそれぞれに専用の蛍光管光源とを備えるように
し，楔形状一対の上下位導光パネルを重合して平板状の
ものとするとともに上記各導光パネルに専用一対の蛍光
管光源を同時点灯自在にして一方選択点灯自在としたも
のであって，即ち本発明請求項１は，一側端を入射端面
とし導光手段を水平面に具備して他面を傾斜面とした楔
形状一方の下位導光パネルと，一側端を入射端面とし導
光手段を傾斜面に具備して他面を水平面とした楔形状他
方の上位導光パネルと，これら入射端面にそれぞれ臨設
して入射光を供給する上下位導光パネル毎に専用の蛍光
管光源とを備えてなるとともに上記上下位導光パネルを
その傾斜面同士が対面するように重合して平板状に配置
し且つ上記上下位導光パネル毎に専用の蛍光管光源を同
時点灯自在にして一方選択点灯自在としてなることを特
徴とする照明輝度調節可能な液晶バックライトに係るも
のとし，請求項２は，更に専用一対の蛍光管光源の一方
を選択点灯した場合に生じることある，例えばスクリー
ン印刷の網点パターンの影が照明面に出現して，違和感
を与えたりすることのないようにする目的に添うもので
あって，即ち，請求項１の楔形状他方の上位導光パネル
を成型パネルとし且つその導光手段を微小多数にして規
則配列のコーン孔によって構成してなることを特徴とす
る照明輝度調節可能な液晶バックライトに係るものと
し，請求項３は，更に専用一対の蛍光管光源の一方選択
点灯時に可及的好ましい背面照明を行う目的に添うもの
であって，即ち，請求項１又は２の上下位導光パネル毎
に専用の蛍光管光源における一方選択点灯を楔形状他方
の上位導光パネルの蛍光管光源において自在としてなる
ことを特徴とする照明輝度調節可能な液晶バックライト
に係るものとし，それぞれこれらを本発明における各請
求項による発明の要旨として，上記課題解決の手段とし
たものである。
は，一対の蛍光管光源を用いて高輝度を確保するも，そ
の一方を点灯し，他方を消灯して照度環境に対応した相
対輝度を確保し得るように，それぞれ独立して背面照明
が可能なように構成した楔形状一対の上下位導光パネル
と，そのそれぞれに専用の蛍光管光源とを備えるように
し，楔形状一対の上下位導光パネルを重合して平板状の
ものとするとともに上記各導光パネルに専用一対の蛍光
管光源を同時点灯自在にして一方選択点灯自在としたも
のであって，即ち本発明請求項１は，一側端を入射端面
とし導光手段を水平面に具備して他面を傾斜面とした楔
形状一方の下位導光パネルと，一側端を入射端面とし導
光手段を傾斜面に具備して他面を水平面とした楔形状他
方の上位導光パネルと，これら入射端面にそれぞれ臨設
して入射光を供給する上下位導光パネル毎に専用の蛍光
管光源とを備えてなるとともに上記上下位導光パネルを
その傾斜面同士が対面するように重合して平板状に配置
し且つ上記上下位導光パネル毎に専用の蛍光管光源を同
時点灯自在にして一方選択点灯自在としてなることを特
徴とする照明輝度調節可能な液晶バックライトに係るも
のとし，請求項２は，更に専用一対の蛍光管光源の一方
を選択点灯した場合に生じることある，例えばスクリー
ン印刷の網点パターンの影が照明面に出現して，違和感
を与えたりすることのないようにする目的に添うもので
あって，即ち，請求項１の楔形状他方の上位導光パネル
を成型パネルとし且つその導光手段を微小多数にして規
則配列のコーン孔によって構成してなることを特徴とす
る照明輝度調節可能な液晶バックライトに係るものと
し，請求項３は，更に専用一対の蛍光管光源の一方選択
点灯時に可及的好ましい背面照明を行う目的に添うもの
であって，即ち，請求項１又は２の上下位導光パネル毎
に専用の蛍光管光源における一方選択点灯を楔形状他方
の上位導光パネルの蛍光管光源において自在としてなる
ことを特徴とする照明輝度調節可能な液晶バックライト
に係るものとし，それぞれこれらを本発明における各請
求項による発明の要旨として，上記課題解決の手段とし
たものである。
【０００７】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば，Ａは液晶バックライト，１及び２
はその一対の導光パネル，７はその裏面反射シート，８
はその表面拡散シート，９及び１０はそれぞれ蛍光管光
源を示す。
具体的に説明すれば，Ａは液晶バックライト，１及び２
はその一対の導光パネル，７はその裏面反射シート，８
はその表面拡散シート，９及び１０はそれぞれ蛍光管光
源を示す。
【０００８】一対の導光パネルのうち一方の導光パネル
１は，一側端を入射端面３とし，導光手段４を水平面５
に具備して他面を傾斜面６とした楔形状の下位導光パネ
ルとしてあり，また他方の導光パネル２は，一側端を入
射端面３とし，導光手段４を傾斜面６に具備して他面を
水平面５とした楔形状の上位導光パネルとしてある。
１は，一側端を入射端面３とし，導光手段４を水平面５
に具備して他面を傾斜面６とした楔形状の下位導光パネ
ルとしてあり，また他方の導光パネル２は，一側端を入
射端面３とし，導光手段４を傾斜面６に具備して他面を
水平面５とした楔形状の上位導光パネルとしてある。
【０００９】本例において上記楔形状一方の下位導光パ
ネル１は，アクリル透明樹脂による楔形状の透明基板を
用い，その下面水平面５に導光手段４として，微小多数
にして規則配列して等間隔の網点による網点パターンを
白色系のインクによってスクリーン印刷したものとして
あり，このとき導光手段４たる網点パターンは，入射端
面３からこれに対向する非入射端面に対して，規則配列
にして等間隔の網点位置関係を不変に維持して網点面積
を無段階漸増するものとし，これにより後述の蛍光管光
源９からの距離に反比例する如くに入射光の乱反射量を
増加して，該下位導光パネル１の輝度とその均一性を確
保するようにしてある。
ネル１は，アクリル透明樹脂による楔形状の透明基板を
用い，その下面水平面５に導光手段４として，微小多数
にして規則配列して等間隔の網点による網点パターンを
白色系のインクによってスクリーン印刷したものとして
あり，このとき導光手段４たる網点パターンは，入射端
面３からこれに対向する非入射端面に対して，規則配列
にして等間隔の網点位置関係を不変に維持して網点面積
を無段階漸増するものとし，これにより後述の蛍光管光
源９からの距離に反比例する如くに入射光の乱反射量を
増加して，該下位導光パネル１の輝度とその均一性を確
保するようにしてある。
【００１０】また上記楔形状他方の上位導光パネル２
は，これを成型パネルとし且つその導光手段４を微小多
数にして規則配列のコーン孔４１によって構成したもの
としてあり，本例においてこの上位導光パネル２は，同
じくアクリル透明樹脂を用いて透明基板を射出成型する
ことによって成型パネルとしてあり，またこの成型パネ
ルの成型時に上記コーン孔４１による導光手段４を透明
基板に一体成型したものとしてあり，このとき導光手段
４は，コーン孔４１によって上記網点パターンにおける
と同様なパターンを平面的に呈するものとしてあり，即
ちコーン孔４１は，網点パターンにおけると同様に微小
多数に規則配列して透明基板に円錐形の穿孔状に配置し
たものとしてあり，このとき導光手段４のパターンとし
てのコーン孔４１は，入射端面３からこれに対向する非
入射端面に対して，コーン孔４１の径を拡大し，その深
さを深くするように，相対的な位置関係を不変に維持す
る無段階変化を行うようにし，或いは上記径の拡大，深
さの深化とともにコーン孔４１の数を無段階増加する無
段化密度変化を更に行うようにして，上記と同様蛍光管
光源１０からの距離に反比例する如くに入射光の乱反射
量を増加して，該上位導光パネル２の輝度と均一性を確
保するようにしてある。
は，これを成型パネルとし且つその導光手段４を微小多
数にして規則配列のコーン孔４１によって構成したもの
としてあり，本例においてこの上位導光パネル２は，同
じくアクリル透明樹脂を用いて透明基板を射出成型する
ことによって成型パネルとしてあり，またこの成型パネ
ルの成型時に上記コーン孔４１による導光手段４を透明
基板に一体成型したものとしてあり，このとき導光手段
４は，コーン孔４１によって上記網点パターンにおける
と同様なパターンを平面的に呈するものとしてあり，即
ちコーン孔４１は，網点パターンにおけると同様に微小
多数に規則配列して透明基板に円錐形の穿孔状に配置し
たものとしてあり，このとき導光手段４のパターンとし
てのコーン孔４１は，入射端面３からこれに対向する非
入射端面に対して，コーン孔４１の径を拡大し，その深
さを深くするように，相対的な位置関係を不変に維持す
る無段階変化を行うようにし，或いは上記径の拡大，深
さの深化とともにコーン孔４１の数を無段階増加する無
段化密度変化を更に行うようにして，上記と同様蛍光管
光源１０からの距離に反比例する如くに入射光の乱反射
量を増加して，該上位導光パネル２の輝度と均一性を確
保するようにしてある。
【００１１】裏面反射シート７は，本例において低発泡
白色ポリエステルフィルムを用いてあり，また表面拡散
シート８は，本例において半透明の同じく白色ポリエス
テルフィルムを用いてある。
白色ポリエステルフィルムを用いてあり，また表面拡散
シート８は，本例において半透明の同じく白色ポリエス
テルフィルムを用いてある。
【００１２】また蛍光管光源９，１０は，上記楔形状一
対の上下位導光パネル１，２の入射端面３にそれぞれ臨
設して入射光を供給する上下位導光パネル１，２毎に専
用のものとしてあり，本例にあってこれら蛍光管光源
９，１０は，いずれも同一ワット数の冷陰極蛍光管を用
いることによって各入射端面３の高さに対応する細径に
して，これらに近接して充分な入射光を供給し得るよう
にしてある。
対の上下位導光パネル１，２の入射端面３にそれぞれ臨
設して入射光を供給する上下位導光パネル１，２毎に専
用のものとしてあり，本例にあってこれら蛍光管光源
９，１０は，いずれも同一ワット数の冷陰極蛍光管を用
いることによって各入射端面３の高さに対応する細径に
して，これらに近接して充分な入射光を供給し得るよう
にしてある。
【００１３】これらを備えた液晶バックライトＡにあっ
て，上記上下位導光パネル１，２は，これを傾斜面６同
士が対面するように重合して平板状に配置し且つ上記上
下位導光パネル１，２毎に専用の蛍光管光源９，１０を
同時点灯自在にして一方選択点灯自在としてあり，また
本例にあって上下位導光パネル１，２毎に専用の蛍光管
光源９，１０における一方選択点灯を楔形状他方の上位
導光パネル２の蛍光管光源１０において自在としたもの
としてある。
て，上記上下位導光パネル１，２は，これを傾斜面６同
士が対面するように重合して平板状に配置し且つ上記上
下位導光パネル１，２毎に専用の蛍光管光源９，１０を
同時点灯自在にして一方選択点灯自在としてあり，また
本例にあって上下位導光パネル１，２毎に専用の蛍光管
光源９，１０における一方選択点灯を楔形状他方の上位
導光パネル２の蛍光管光源１０において自在としたもの
としてある。
【００１４】即ち上下位導光パネル１，２は，いずれも
導光手段４が下面に位置して入射光の乱反射による導光
をそれぞれ下面側において行うように傾斜面６同士が対
面するようにして，本例において傾斜面６面接の直接の
重合を行って，全体として比較的薄肉の平板状となるよ
うに配置するものとしてある。
導光手段４が下面に位置して入射光の乱反射による導光
をそれぞれ下面側において行うように傾斜面６同士が対
面するようにして，本例において傾斜面６面接の直接の
重合を行って，全体として比較的薄肉の平板状となるよ
うに配置するものとしてある。
【００１５】一方蛍光管光源９，１０は，図示省略の液
晶バックライトＡ搭載電子機器の表面，例えばキーボー
ド面近傍に同時点灯用及び選択点灯用の各スイッチを設
け，又はそのための２段階操作用単一のスイッチを設け
て，スイッチ操作によって行うものとしてあり，これに
より蛍光管光源９，１０を同時点灯させ，昼間等の照度
の高い環境下で上下位双方の導光パネル１，２を面発光
させて液晶表示面を背面照明し，また蛍光管光源１０を
選択点灯夜間等の照度の低い環境下で上位一方の導光パ
ネル２を面発光させて同様に液晶表示面を背面照明し，
それぞれ電子機器使用の照度環境に応じて２段階調節し
得て且つ充分な相対輝度を確保するようにしてある。
晶バックライトＡ搭載電子機器の表面，例えばキーボー
ド面近傍に同時点灯用及び選択点灯用の各スイッチを設
け，又はそのための２段階操作用単一のスイッチを設け
て，スイッチ操作によって行うものとしてあり，これに
より蛍光管光源９，１０を同時点灯させ，昼間等の照度
の高い環境下で上下位双方の導光パネル１，２を面発光
させて液晶表示面を背面照明し，また蛍光管光源１０を
選択点灯夜間等の照度の低い環境下で上位一方の導光パ
ネル２を面発光させて同様に液晶表示面を背面照明し，
それぞれ電子機器使用の照度環境に応じて２段階調節し
得て且つ充分な相対輝度を確保するようにしてある。
【００１６】本例の液晶バックライトＡにあっては，こ
のように照度環境に応じて相対輝度を得られるように照
明輝度を調節可能とし，省電力化を簡易に実現するもの
となるが，更に上位導光パネル２の導光手段４を上記コ
ーン孔４１によるものとしたから，コーン孔４１が異常
発光したりすることなく入射光を理想的に乱反射すると
ともに印刷によったときや突起によったときに時として
みられる如き，照明面に導光手段４の影が生じたりする
可能性のないものとすることができ，また一方選択点灯
を上位導光パネル２の蛍光管光源１０において自在とし
たから，照明面に近い側の上位導光パネル２を発光させ
て可及的に好ましい背面照明を行うものとすることがで
きる。
のように照度環境に応じて相対輝度を得られるように照
明輝度を調節可能とし，省電力化を簡易に実現するもの
となるが，更に上位導光パネル２の導光手段４を上記コ
ーン孔４１によるものとしたから，コーン孔４１が異常
発光したりすることなく入射光を理想的に乱反射すると
ともに印刷によったときや突起によったときに時として
みられる如き，照明面に導光手段４の影が生じたりする
可能性のないものとすることができ，また一方選択点灯
を上位導光パネル２の蛍光管光源１０において自在とし
たから，照明面に近い側の上位導光パネル２を発光させ
て可及的に好ましい背面照明を行うものとすることがで
きる。
【００１７】なお図中１１は蛍光管光源９，１０の反射
性ランプハウスである。
性ランプハウスである。
【００１８】図示した例は以上のとおりとしたが，本発
明の実施に当っては，上記上位導光パネルと共に下位導
光パネルを同様に成型パネルとしてその導光手段を一体
成型したものとすること，導光手段を一体成型した成型
パネルを用いるとき，これを上記円錐形のコーン孔の
他，多角錐形の孔によるものとし又は円錐形乃至多角錐
形の突起によるものとすること，上記下位導光パネルと
共に上位導光パネルを同様に透明基板に導光手段として
網点パターンをスクリーン印刷するものとすること，こ
の場合必要に応じて表面拡散シートの拡散性を向上して
導光手段の影の発生を可及的に防止するようにするこ
と，導光手段一体成型の成型のもの，導光手段スクリー
ン印刷のものを問わず，導光パネルの導光手段をヘアラ
インリブ，ヘアラインパターン等他のものとすること，
上下位導光パネルの重合による平板状の配置に際して傾
斜面間に透明又は光拡散性を有するフィルム乃至シート
を介設して傾斜面の直接の面接を避け又は導光手段面の
保護を行って傾斜面の対面を行うようにすること，蛍光
管光源の一方選択点灯を下位導光パネルの蛍光管光源に
おいて自在とすること，蛍光管光源の同時点灯と一方選
択点灯を，照度センサーを用いて自動化すること，全体
をケースに入れたユニットのものとして構成すること等
が可能であり，これらを含めて上下位導光パネル，導光
手段，蛍光管光源等の各具体的材質，形状，構造，寸
法，数，密度，これらの関係，これらに対する付加等
は，上記発明の要旨に反しない限りそれぞれ変更可能で
あり，以上に図示し又は説明したものに限らない。
明の実施に当っては，上記上位導光パネルと共に下位導
光パネルを同様に成型パネルとしてその導光手段を一体
成型したものとすること，導光手段を一体成型した成型
パネルを用いるとき，これを上記円錐形のコーン孔の
他，多角錐形の孔によるものとし又は円錐形乃至多角錐
形の突起によるものとすること，上記下位導光パネルと
共に上位導光パネルを同様に透明基板に導光手段として
網点パターンをスクリーン印刷するものとすること，こ
の場合必要に応じて表面拡散シートの拡散性を向上して
導光手段の影の発生を可及的に防止するようにするこ
と，導光手段一体成型の成型のもの，導光手段スクリー
ン印刷のものを問わず，導光パネルの導光手段をヘアラ
インリブ，ヘアラインパターン等他のものとすること，
上下位導光パネルの重合による平板状の配置に際して傾
斜面間に透明又は光拡散性を有するフィルム乃至シート
を介設して傾斜面の直接の面接を避け又は導光手段面の
保護を行って傾斜面の対面を行うようにすること，蛍光
管光源の一方選択点灯を下位導光パネルの蛍光管光源に
おいて自在とすること，蛍光管光源の同時点灯と一方選
択点灯を，照度センサーを用いて自動化すること，全体
をケースに入れたユニットのものとして構成すること等
が可能であり，これらを含めて上下位導光パネル，導光
手段，蛍光管光源等の各具体的材質，形状，構造，寸
法，数，密度，これらの関係，これらに対する付加等
は，上記発明の要旨に反しない限りそれぞれ変更可能で
あり，以上に図示し又は説明したものに限らない。
【００１９】
【発明の効果】以上のとおり本発明請求項１は，一側端
を入射端面とし導光手段を水平面に具備して他面を傾斜
面とした楔形状一方の下位導光パネルと，一側端を入射
端面とし導光手段を傾斜面に具備して他面を水平面とし
た楔形状他方の上位導光パネルと，これら入射端面にそ
れぞれ臨設して入射光を供給する上下位導光パネル毎に
専用の蛍光管光源とを備えてなるとともに上記上下位導
光パネルをその傾斜面同士が対面するように重合して平
板状に配置し且つ上記上下位導光パネル毎に専用の蛍光
管光源を同時点灯自在にして一方選択点灯自在としてな
ることを特徴とするから，照度環境に応じて２段階の相
対輝度を得られるように照明輝度を調節可能とし，シン
プルな構造によって省電力化を簡易に実現し得る照明輝
度調節可能な液晶バックライトを提供することができ
る。
を入射端面とし導光手段を水平面に具備して他面を傾斜
面とした楔形状一方の下位導光パネルと，一側端を入射
端面とし導光手段を傾斜面に具備して他面を水平面とし
た楔形状他方の上位導光パネルと，これら入射端面にそ
れぞれ臨設して入射光を供給する上下位導光パネル毎に
専用の蛍光管光源とを備えてなるとともに上記上下位導
光パネルをその傾斜面同士が対面するように重合して平
板状に配置し且つ上記上下位導光パネル毎に専用の蛍光
管光源を同時点灯自在にして一方選択点灯自在としてな
ることを特徴とするから，照度環境に応じて２段階の相
対輝度を得られるように照明輝度を調節可能とし，シン
プルな構造によって省電力化を簡易に実現し得る照明輝
度調節可能な液晶バックライトを提供することができ
る。
【００２０】請求項２は，請求項１の楔形状他方の上位
導光パネルを成型パネルとし且つその導光手段を微小多
数にして規則配列のコーン孔によって構成してなること
を特徴とするから，上記に加えて，入射光を理想的に乱
反射するとともに照明面に導光手段の影が出現したりす
る可能性のないものとすることができる。
導光パネルを成型パネルとし且つその導光手段を微小多
数にして規則配列のコーン孔によって構成してなること
を特徴とするから，上記に加えて，入射光を理想的に乱
反射するとともに照明面に導光手段の影が出現したりす
る可能性のないものとすることができる。
【００２１】請求項３は，請求項１又は２の上下位導光
パネル毎に専用の蛍光管光源における一方選択点灯を楔
形状他方の上位導光パネルの蛍光管光源において自在と
してなることを特徴とするから，同じく上記に加えて，
照明面に近い側の上位導光パネルを発光させて可及的に
好ましい背面照明を行うものとすることができる。
パネル毎に専用の蛍光管光源における一方選択点灯を楔
形状他方の上位導光パネルの蛍光管光源において自在と
してなることを特徴とするから，同じく上記に加えて，
照明面に近い側の上位導光パネルを発光させて可及的に
好ましい背面照明を行うものとすることができる。
【図１】液晶バックライトの分解斜視図
【図２】液晶バックライトの縦断面図
【図３】コーン孔の変化状態を示す一部拡大縦断面図
Ａ 液晶バックライト １ 下位導光パネル ２ 上位導光パネル ３ 入射端面 ４ 導光手段 ５ 水平面 ６ 傾斜面 ９ 蛍光管光源 １０ 蛍光管光源 ４１ コーン孔
Claims (3)
- 【請求項１】 一側端を入射端面とし導光手段を水平面
に具備して他面を傾斜面とした楔形状一方の下位導光パ
ネルと，一側端を入射端面とし導光手段を傾斜面に具備
して他面を水平面とした楔形状他方の上位導光パネル
と，これら入射端面にそれぞれ臨設して入射光を供給す
る上下位導光パネル毎に専用の蛍光管光源とを備えてな
るとともに上記上下位導光パネルをその傾斜面同士が対
面するように重合して平板状に配置し且つ上記上下位導
光パネル毎に専用の蛍光管光源を同時点灯自在にして一
方選択点灯自在としてなることを特徴とする照明輝度調
節可能な液晶バックライト。 - 【請求項２】 請求項１の楔形状他方の上位導光パネル
を成型パネルとし且つその導光手段を微小多数にして規
則配列のコーン孔によって構成してなることを特徴とす
る照明輝度調節可能な液晶バックライト。 - 【請求項３】 請求項１又は２の上下位導光パネル毎に
専用の蛍光管光源における一方選択点灯を楔形状他方の
上位導光パネルの蛍光管光源において自在としてなるこ
とを特徴とする照明輝度調節可能な液晶バックライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068580A JPH08240721A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 照明輝度調節可能な液晶バックライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068580A JPH08240721A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 照明輝度調節可能な液晶バックライト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08240721A true JPH08240721A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13377868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7068580A Pending JPH08240721A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 照明輝度調節可能な液晶バックライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08240721A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11212092A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 液晶表示装置 |
| JP2000011722A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Nippon Denyo | 平面照明装置 |
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| WO2007086456A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Enplas Corporation | 面光源装置及び表示装置 |
| JP2008268982A (ja) * | 2008-07-30 | 2008-11-06 | Nippon Leiz Co Ltd | 導光板および平面照明装置 |
| US7656398B2 (en) | 2004-07-28 | 2010-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Surface light source device and liquid crystal display device |
| US8419258B2 (en) | 2010-03-26 | 2013-04-16 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light guide plate, and backlight unit |
| CN104142533A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-11-12 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 导光板的加工堆叠结构及导光板的加工方式 |
| US20160054524A1 (en) * | 2014-08-20 | 2016-02-25 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co. Ltd. | Stack of Light Guide Plates and Method for Processing the Same |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP7068580A patent/JPH08240721A/ja active Pending
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