JPS6019816Y2 - 周面を溶接する溶接装置 - Google Patents

周面を溶接する溶接装置

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JPS6019816Y2
JPS6019816Y2 JP5072680U JP5072680U JPS6019816Y2 JP S6019816 Y2 JPS6019816 Y2 JP S6019816Y2 JP 5072680 U JP5072680 U JP 5072680U JP 5072680 U JP5072680 U JP 5072680U JP S6019816 Y2 JPS6019816 Y2 JP S6019816Y2
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JP
Japan
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guide rail
frame
bogie
teeth
attached
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Expired
Application number
JP5072680U
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JPS56152192U (ja
Inventor
隆男 中谷
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は被溶接物の局面を溶接する溶接装置に関する
ものである。
一般に、この種の被溶接物、特にこの被溶接物の外径が
大きい厚肉管や、現地据付けを行なう円管にあっては、
上記被溶接物の外周にガードレールを取付け、このガー
ドレールに案内されて移動旋回する走行台車を設け、こ
の走行台車に溶接トーチを配設することによって上記溶
接トーチを円筒状被溶接物の溶接線に沿って旋回させ所
望の溶接を行なう手段がとられている。
ところで上記走行台車はガイドレールに確実かつ容易に
装着される必要がある。
この考案は上記の点に着目してなされたもので、走行台
車を確実かつ容易に装着することかで・きる溶接装置を
提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を第1図〜第5図について説
明する。
なお、第1図はガイドレールに副台車が取付けられた状
態を示す斜視図、第2図は第1図の正面図、第3図はガ
イドレールの斜視図、第4図はガイドレールに走行台車
を停止固定するための構成を示す部分断面図、第5図は
走行台車が装着された状態を示す斜視図である。
これらの図において、10は円筒管などの被溶接物、1
1はこの被溶接物10の溶接部、20は2分割されたリ
ング状のガイドレールで、外周中央部21にラック状の
歯22が形成されている(第4図参照)。
23はこのガイドレール20の内周部に設けられ、被溶
接物10の外周面と当接する複数の脚、24は上記2分
割されたガイドレール20を結合する結合部材である。
30は上記ガイドレール20に取付けられる副台車(以
下下部台車)で、ガイドレール20に停止状態で固定す
るための固定手段を有するとともに後述する台車本体が
装着されて、台車本体とにより走行台車を構成する。
この下部台車30は上記ガイドレール20の周方向に平
方なサイドフレーム31およびこのサイドフレーム31
と直交スるエンドフレーム32からなるほぼ口字状のフ
レーム33と、上記サイドフレーム31に回転自在に設
けられ、ガイドレール20の内周面と接する加圧輪34
と、上記エンドフレーム32に設けられ、台車本体を装
着固定するための装着手段である一対の装着ねじ35と
、上記エンドフレーム32からそれぞれ外方に延設され
たエンドフレーム32の一部分であるリブ部36とから
構成され、さらにこのリブ部36には第4図に示すよう
に上記ガイドレール20に対して進退自在の固定手段で
あるつまみねじ37が設けられ、このつまみねじ37の
先端部に上記ガイドレール20の歯22と噛合する噛合
部材38がねじ部材などによって転勤自在に取付けられ
ている。
なお、この噛合部材38には回り止め39が設けられ、
ガイドレール20の歯22への噛合を容易にしている。
40は内部に駆動源を有する台車本体(第5図参照)で
、溶接トーチ41が腕42を介して取付けられている。
また、この台車本体40には上記下部台車30の装着ね
じ35と遊嵌する穴が穿設された固着部43がその両端
部に設けられており、この固着部43の穴に装着ねじ3
5が挿通された後、つまみねじ44を締付けることによ
って下部台車30と台車本体40とが一体的に固定され
る。
45は台車本体40に設けられた車輪で、台車本体40
が下部台車30に装着された状態においてガイドレール
20の外周面に接触する。
なお、この車輪45は上記下部台車30の加圧輪34と
ガイドレール20を介して対向位置に設けられている。
また、台車本体40には図示していないピニオン歯車が
上記ガイドレール20の歯22と噛合するよう設けられ
ており、このピニオン歯車が駆動源に連結されて走行台
車がガイドレール20に案内され、被溶接物10の外周
面を旋回するよう構成されている。
次に動作について説明する。
まず、2分割されたガイドレール20の一方に下部台車
30を取付ける。
次いで、この下部台車30のっまみねじ37を回転させ
噛合部材38を前進させるとこの噛合部材38とガイド
レール20の歯22とカ噛合し、下部台車30のガイド
レール20の周方向への移動が規制される。
この状態では下部台車30の加圧輪34はガイドレール
20の内周面と接触しない状態か、接触していても上記
内周面に加圧力を与えるまでに到っていないので、さら
にっまみねじ37を回転させて噛合部材38を前進させ
ることにより、相対的に下部台車30を被溶接物10か
ら遠ざかる方向(第2図中上方)に移動させ、加圧輪3
4とガイドレール20との間ニ所定加圧力を与える。
次に、ガイドレール20の一方と他方とを結合部材24
により結合して被溶接物10の周面にガイドレール20
を取付ける。
第2図はこの状態を示したものである。
次いで、ガイドレール20に固定された下部台車30に
台車本体40を装着する。
この操作は、台車本体40の固着部43に設けられた穴
に下部台車30の装着ねじ35を貴挿させ、この装着ね
じ35につまみねじ44を締付けるだけで容易に装着す
ることができる。
なお、この装着状態において台車本体40は下部台車3
0を介してガイドレール20と固定されているので、溶
接トーチ41を被溶接物10の溶接部11に対して位置
調整するなど溶接準備作業をやりやすくすることができ
る。
また、ガイドレール26の歯22と噛合して下部台車3
0をガイドレール20に固定する噛合部材38の噛合部
に、つまみねじ37の回転中心から同心円状の噛合歯を
形威し、この噛合歯が上記歯22と噛合するよう構成す
れば、噛合部材38は任意の回転位置において、上記噛
合歯がガイドレール20の歯22と噛合するので、上記
実施例で必要とした回り止め39が不要となる。
溶接準備作業が終ると下部台車30のっまみねじ37を
逆回転させ、噛合部材38を後退させて、この噛合部材
38とガイドレール20の歯22との噛合を解除し、台
車本体40を旋回運動可能状態とする。
この後、台車本体40はピニオン歯車が駆動され、下部
台車30と一体となってガイドレール20に案内されて
被溶接物10の周囲を旋回しながら溶接部11の溶接を
行なう。
なお、ガイドレール20に固定された下部台車30に、
台車本体40を装着する際、上記下部台車30の加圧輪
34とガイドレール20との間には下部台車30固定の
ための予圧が加えられているので、台車本体40のつま
みねじ44によってさらに強く締付ける必要がなく、シ
たがって装着作業を短時間で確実に行なうことができる
また、上記実施例においては、台車本体40のピニオン
駆動歯車が噛合するガイドレール20の歯22をそのま
ま走行台車の停止固定手段として利用することができる
ので、それだけ固定手段の構造、およびその製作の複雑
化を防止することができ、かつ走行台車の重量も増加す
ることがない。
以上のようにこの考案は、ガイドレールに取付けられる
走行台車の副台車に固定手段を設け、この副台車が動か
ない状態のもとて台車本体の装着や調整が行なえるよう
にしたので、走行台車のガイドレールへの装着操作及び
溶接トーチを溶接部に対して位置調整するなど溶接準備
作業を容易かつ確実にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はそれぞれこの考案の一実施例を示した
もので、第1図はガイドレールに下部台車が取付けられ
た状態を示す斜視図、第2図は第1図の正面図、第3図
はガイドレールの斜視図、第4図はガイドレールに走行
台車を停止固定するための機構を示す部分断面図、第5
図は走行台車が装着された状態を示す斜視図である。 図において同一符号はそれぞれ同一部分を示し、10は
被溶接物、20はガイドレール、22は歯、30は下部
台車、33はフレーム、34は加圧輪、35は装着ねじ
、36はつまみねじ、38は噛合部材、40は台車本体
、41は溶接トーチ、44はつまみねじである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2分割されたものを結合部材で結合して被溶接物の周面
    に取付けられ、かつ外周中央部に歯が形成されているガ
    イドレールと、副台車とこの副台車に着脱自在に装着固
    定され溶接トーチを有する台車本体とからなり、上記ガ
    イドレールに装着されて上記ガイドレールに沿って移動
    する走行台車とを備え、上記副台車は上記ガイドレール
    の周方向に平行なサイドフレームとこのサイドフレーム
    と直交するエンドフレームとからなるほぼ口字状のフレ
    ームと、上記サイドフレームに回転自在に設けられ、か
    つ上記ガイドフレームの内周面に接する加圧輪と、上記
    フレームに上記台車本体を装着固定するための装着手段
    と、上記エンドフレームに設けられて上記副台車を上記
    ガイドフレームに停止状態で固定するための固定手段で
    あって、上記ガイドレールに対して進退自在に設けられ
    かつ先端部に上記ガイドレールの歯と噛合する噛合部材
    が設けられている固定手段とからなり、台車本体は上記
    副台車に装着固定されたとき上記ガイドレールを介して
    上記加圧輪と対向する位置に設けられた車輪と、上記ガ
    イドレールの外周中央部の歯と噛合する歯車と、この歯
    車を駆動する駆動装置とを有することを特徴とする周面
    を溶接する溶接装置。
JP5072680U 1980-04-15 1980-04-15 周面を溶接する溶接装置 Expired JPS6019816Y2 (ja)

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JPS56152192U JPS56152192U (ja) 1981-11-14
JPS6019816Y2 true JPS6019816Y2 (ja) 1985-06-14

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