JPH0315275Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315275Y2 JPH0315275Y2 JP13694886U JP13694886U JPH0315275Y2 JP H0315275 Y2 JPH0315275 Y2 JP H0315275Y2 JP 13694886 U JP13694886 U JP 13694886U JP 13694886 U JP13694886 U JP 13694886U JP H0315275 Y2 JPH0315275 Y2 JP H0315275Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- bearing
- rotating disk
- shaft
- drive shaft
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 35
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 35
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 16
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は鋼材柱と鋼材梁との連結箇所に用いら
れる鋼材ブロツクの溶接受台に関するものであ
る。
れる鋼材ブロツクの溶接受台に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術及び本考案が解決しようとする問
題点 従来、上下両面に鍔縁を設けた四角筒状のコラ
ムの外側面にH型鋼を突設した鋼材ブロツクを製
造する場合にはコラムの外側面に直角になる様に
H型鋼を仮止め溶接した後、コラムとH型鋼との
接合箇所が下向き作業面となる様チエーンホイス
ト等を使用して鋼材ブロツクを動かしながら完全
に溶接を行つたものであるが、斯かる方法は作業
能率が悪いばかりでなく安全性の点に於て兎角の
問題を有するものであつた。
題点 従来、上下両面に鍔縁を設けた四角筒状のコラ
ムの外側面にH型鋼を突設した鋼材ブロツクを製
造する場合にはコラムの外側面に直角になる様に
H型鋼を仮止め溶接した後、コラムとH型鋼との
接合箇所が下向き作業面となる様チエーンホイス
ト等を使用して鋼材ブロツクを動かしながら完全
に溶接を行つたものであるが、斯かる方法は作業
能率が悪いばかりでなく安全性の点に於て兎角の
問題を有するものであつた。
(ハ) 問題点を解決する為の手段
本考案は上記の様な従来の問題に鑑み、コラム
とH型鋼との接合箇所の溶接を安定した姿勢所謂
下向姿勢で容易に行うことが出来る様にするこ
と、熟練作業員でなくても溶接不良を生ずること
なく確実に溶接を施すことが出来ること、溶接作
業を安全に行うことが出来る様にすること及び能
率良く溶接を行うことが出来る様にすることを目
的として考案された鋼材ブロツクの溶接受台に係
り、その要旨とするところはベースの上面一側に
軸受台を設け、この軸受台の前面に設けた後記す
る振れ止め円盤を貫通させてモーターにより回転
する駆動軸を設け、この駆動軸の突出端に回転円
盤を固定し、回転円盤の前面にはモーターにより
回転する送り螺杆により回転円盤の前面に固定し
たガイドレールに案内されて回転円盤の直径線上
を互いに中心方向又は円周方向へ向つて対向的に
進行する一対の挾持アームを設け、之等一対の挾
持アームの端部内側には駆動受軸と遊転受軸とを
夫々突設し、之等受軸の先端には鋼材ブロツクに
於けるコラムの上下両面の中心に溶着した角筒に
嵌合させる角駒を夫々設けたものである。
とH型鋼との接合箇所の溶接を安定した姿勢所謂
下向姿勢で容易に行うことが出来る様にするこ
と、熟練作業員でなくても溶接不良を生ずること
なく確実に溶接を施すことが出来ること、溶接作
業を安全に行うことが出来る様にすること及び能
率良く溶接を行うことが出来る様にすることを目
的として考案された鋼材ブロツクの溶接受台に係
り、その要旨とするところはベースの上面一側に
軸受台を設け、この軸受台の前面に設けた後記す
る振れ止め円盤を貫通させてモーターにより回転
する駆動軸を設け、この駆動軸の突出端に回転円
盤を固定し、回転円盤の前面にはモーターにより
回転する送り螺杆により回転円盤の前面に固定し
たガイドレールに案内されて回転円盤の直径線上
を互いに中心方向又は円周方向へ向つて対向的に
進行する一対の挾持アームを設け、之等一対の挾
持アームの端部内側には駆動受軸と遊転受軸とを
夫々突設し、之等受軸の先端には鋼材ブロツクに
於けるコラムの上下両面の中心に溶着した角筒に
嵌合させる角駒を夫々設けたものである。
(ニ) 実施例及び作用
今、本考案の実施例を図面に付き説明すれば下
記の通りである。
記の通りである。
図中1はベース2の上面一側に設けた空洞状の
軸受台、3は空洞状の軸受台1の内部に設けたモ
ーターで、このモーターの回転軸に取付けたウオ
ーム4に軸受台1の内側面に取付けた軸受5,5
に支持させて、軸受台1の前面中心を貫通させた
駆動軸6に取付けたウオームホイール7を噛合せ
てある。
軸受台、3は空洞状の軸受台1の内部に設けたモ
ーターで、このモーターの回転軸に取付けたウオ
ーム4に軸受台1の内側面に取付けた軸受5,5
に支持させて、軸受台1の前面中心を貫通させた
駆動軸6に取付けたウオームホイール7を噛合せ
てある。
8は駆動軸6の突出端に固定した回転円盤、
9,9は回転円盤8の前面に設けた一対の空洞状
の挾持アームで、之等一対の挾持アームはモータ
ー10により回転する上下の送り螺杆11,11
の回転により回転円盤8の前面に固定したガイド
レール12,12に案内されて回転円盤8の直径
線上を互いに中心方向又は円周方向へ向つて対向
的に移動するものである。
9,9は回転円盤8の前面に設けた一対の空洞状
の挾持アームで、之等一対の挾持アームはモータ
ー10により回転する上下の送り螺杆11,11
の回転により回転円盤8の前面に固定したガイド
レール12,12に案内されて回転円盤8の直径
線上を互いに中心方向又は円周方向へ向つて対向
的に移動するものである。
即ち、一対の挾持アーム9,9の後端部を回転
円盤8の前面に固定したガイドレール12,12
に摺動自在に嵌合し、又挾持アーム9,9の後端
に設けた固定駒13を回転円盤8の前面に固定し
た軸受14に支持させた上下の送り螺杆11,1
1に螺合させ、上下の送り螺杆11,11の内端
には夫々従動かさ歯車15,15を設け、之等従
動かさ歯車15,15に回転円盤8の前面に取付
けたモーター10の回転軸の先端に設けた伝動か
さ歯車16を噛合せてあり、モーター10が作動
するとこのモーターの回転軸の回転は伝動かさ歯
車16を介して従動かさ歯車15,15に伝達さ
れて上下の送り螺杆11,11が回転し、之に伴
つて一対の挾持アーム9,9はガイドレール1
2,12に案内されて回転円盤8の直径線上を互
いに中心方向又は円周方向へ向つて対向的に移動
するものである。
円盤8の前面に固定したガイドレール12,12
に摺動自在に嵌合し、又挾持アーム9,9の後端
に設けた固定駒13を回転円盤8の前面に固定し
た軸受14に支持させた上下の送り螺杆11,1
1に螺合させ、上下の送り螺杆11,11の内端
には夫々従動かさ歯車15,15を設け、之等従
動かさ歯車15,15に回転円盤8の前面に取付
けたモーター10の回転軸の先端に設けた伝動か
さ歯車16を噛合せてあり、モーター10が作動
するとこのモーターの回転軸の回転は伝動かさ歯
車16を介して従動かさ歯車15,15に伝達さ
れて上下の送り螺杆11,11が回転し、之に伴
つて一対の挾持アーム9,9はガイドレール1
2,12に案内されて回転円盤8の直径線上を互
いに中心方向又は円周方向へ向つて対向的に移動
するものである。
尚、上記の様にかさ歯車15,15,16を使
用しないで、上下の送り螺杆を一体の一本の送り
螺杆に変えると共にこの送り螺杆にモーターを直
結する場合も考えられるが、この場合には一対の
挾持アーム9,9に於ける一方の挾持アーム9の
後端に設けた固定駒13を螺合する送り螺杆の該
当表面には逆螺糸を刻設するものである。
用しないで、上下の送り螺杆を一体の一本の送り
螺杆に変えると共にこの送り螺杆にモーターを直
結する場合も考えられるが、この場合には一対の
挾持アーム9,9に於ける一方の挾持アーム9の
後端に設けた固定駒13を螺合する送り螺杆の該
当表面には逆螺糸を刻設するものである。
17は軸受18に支持させて図面上、上部の挾
持アーム9の端部内側に突設した駆動受軸で、こ
の駆動受軸の上部にはスプロケツト19を取付
け、このスプロケツト19と挾持アーム9内の左
側に軸受20により設けた軸21に取付けたスプ
ロケツト22とチエーン23を張設し、又、軸2
1に取付けたウオームホイール24にモーター2
5の回転軸に設けたウオーム26を噛合せてあ
り、上記モーター25が作動するとこのモーター
の回転はウオーム26及びウオームホイール24
により減速され且つ、チエーン23の伝動により
駆動受軸17に伝達され該駆動受軸17は低速で
回転するものである。
持アーム9の端部内側に突設した駆動受軸で、こ
の駆動受軸の上部にはスプロケツト19を取付
け、このスプロケツト19と挾持アーム9内の左
側に軸受20により設けた軸21に取付けたスプ
ロケツト22とチエーン23を張設し、又、軸2
1に取付けたウオームホイール24にモーター2
5の回転軸に設けたウオーム26を噛合せてあ
り、上記モーター25が作動するとこのモーター
の回転はウオーム26及びウオームホイール24
により減速され且つ、チエーン23の伝動により
駆動受軸17に伝達され該駆動受軸17は低速で
回転するものである。
27は軸受28に支持させて下側の挾持アーム
9の端部内側に突設した遊転受軸、29,29は
鋼材ブロツクAに於けるコラムaの上下両面の中
心に溶着した角筒30,30に対応させて駆動受
軸17と遊転受軸27との先端に設けた角駒であ
る。
9の端部内側に突設した遊転受軸、29,29は
鋼材ブロツクAに於けるコラムaの上下両面の中
心に溶着した角筒30,30に対応させて駆動受
軸17と遊転受軸27との先端に設けた角駒であ
る。
尚、軸受台1の前面に振れ止め円盤31を固定
すると共に回転円盤8の外周に設けた取付板32
の内側に該振れ止め円盤31の外周縁を挾んでガ
イドローラー33を設ける場合がある。
すると共に回転円盤8の外周に設けた取付板32
の内側に該振れ止め円盤31の外周縁を挾んでガ
イドローラー33を設ける場合がある。
又、装置の操作性を向上させる為、一方の受
軸、例えば遊転受軸27の中心に中心孔を設け、
この中心孔内にスプリング34に弾圧させて角駒
29の上面から常時は突出させて出没自在にスイ
ツチピン35を嵌挿し且つ、このスイツチピン3
5の下端をモーター10の停止用リミツトスイツ
チ36に係合させて置くことによりモーター10
の停止を自動的に行わせることも可能である。
軸、例えば遊転受軸27の中心に中心孔を設け、
この中心孔内にスプリング34に弾圧させて角駒
29の上面から常時は突出させて出没自在にスイ
ツチピン35を嵌挿し且つ、このスイツチピン3
5の下端をモーター10の停止用リミツトスイツ
チ36に係合させて置くことによりモーター10
の停止を自動的に行わせることも可能である。
又、ガイドレール12の側縁に上下係合ピン3
7,37を突設し、之等上下係合ピン37,37
に対応させて一方の挾持アーム9の後端部の上下
両側に挾持アーム9,9の進行範囲を規制するモ
ーター10の停止用リミツトスイツチ38,38
を設けて置けば装置を安全に使用出来るものであ
る。
7,37を突設し、之等上下係合ピン37,37
に対応させて一方の挾持アーム9の後端部の上下
両側に挾持アーム9,9の進行範囲を規制するモ
ーター10の停止用リミツトスイツチ38,38
を設けて置けば装置を安全に使用出来るものであ
る。
又、上記の様に駆動受軸17はモーター25に
より回転する構成となつているが、この様なモー
ター駆動機構を使用することなく、駆動受軸17
に減速機構を介して手動ハンドルを連結し、手動
により駆動受軸17を回転する様にしても使用出
来ないことはない。
より回転する構成となつているが、この様なモー
ター駆動機構を使用することなく、駆動受軸17
に減速機構を介して手動ハンドルを連結し、手動
により駆動受軸17を回転する様にしても使用出
来ないことはない。
本考案に係る溶接受台は上記の様に構成されて
いるから今、之を使用してコラムaの外側面にH
型鋼bを仮止め溶接した鋼材ブロツクAに於ける
コラムaと各H型鋼bとの接合部分の溶接を行う
場合には先ず、鋼材ブロツクAに於けるコラムa
の上下両面の中心に長尺のパイプを短く切断した
角筒30,30を夫々溶着して置くと共にモータ
ー3を作動させて駆動軸6を回転させることによ
り回転円盤8を図面に示す状態から90度回転させ
た状態にして置いた後、図面上左右のH型鋼b,
bが上下の位置になる様に鋼材ブロツクAをチエ
ーンホイストにより吊り上げ、之を一対の挾持ア
ーム9,9の内側に挿入すると共にモーター10
を作動させることにより、一対の挾持アーム9,
9を互いに回転円盤8の中心方向へ向つて移動さ
せ、之等一対の挾持アーム9,9の端部内側に突
設した駆動受軸17と遊転受軸27との先端に設
けた角駒29,29を夫々上記コラムaの上下両
面に溶着した角筒30,30に嵌め込めば、鋼材
ブロツクAは駆動受軸17と遊転受軸27とによ
り支持されるので、この状態で表側の水平面状の
コラムaとH型鋼bとの接合部分を溶接し、之が
完了したらモーター25を作動させて駆動受軸1
7を回転させることにより鋼材ブロツクAを所望
の角度だけ順次回転させ、その都度、表側の水平
面状のコラムaとH型鋼bとの接合部分を溶接
し、次にモーター3を作動させて駆動軸6を回転
させることにより回転円盤8を90度回転させて図
面に示す様な状態にした後、モーター25を作動
させて駆動受軸17を回転させることにより鋼材
ブロツクAを所望の角度だけ順次回転させながら
その都度、表側の水平面状のコラムaとH型鋼b
との接合部分を溶接し、之が完了したら引き続き
モーター3を作動させて駆動軸6を回転させるこ
とにより回転円盤8を180度回転させて鋼材ブロ
ツクAを反転させた後、上記同様、モーター25
を作動させて駆動受軸17を回転させることによ
り鋼材ブロツクAを所望の角度だけ順次回転させ
ながらその都度、表側の水平面状のコラムaとH
型鋼bとの接合部分を溶接すれば、コラムaとH
型鋼bとの全ての接合部分を下向作業面に位置さ
せた状態で溶接することが出来るので、ピンホー
ル、ブローホール等の溶接不良を生じることなく
確実に優良な溶接を施すことが出来るものであ
る。
いるから今、之を使用してコラムaの外側面にH
型鋼bを仮止め溶接した鋼材ブロツクAに於ける
コラムaと各H型鋼bとの接合部分の溶接を行う
場合には先ず、鋼材ブロツクAに於けるコラムa
の上下両面の中心に長尺のパイプを短く切断した
角筒30,30を夫々溶着して置くと共にモータ
ー3を作動させて駆動軸6を回転させることによ
り回転円盤8を図面に示す状態から90度回転させ
た状態にして置いた後、図面上左右のH型鋼b,
bが上下の位置になる様に鋼材ブロツクAをチエ
ーンホイストにより吊り上げ、之を一対の挾持ア
ーム9,9の内側に挿入すると共にモーター10
を作動させることにより、一対の挾持アーム9,
9を互いに回転円盤8の中心方向へ向つて移動さ
せ、之等一対の挾持アーム9,9の端部内側に突
設した駆動受軸17と遊転受軸27との先端に設
けた角駒29,29を夫々上記コラムaの上下両
面に溶着した角筒30,30に嵌め込めば、鋼材
ブロツクAは駆動受軸17と遊転受軸27とによ
り支持されるので、この状態で表側の水平面状の
コラムaとH型鋼bとの接合部分を溶接し、之が
完了したらモーター25を作動させて駆動受軸1
7を回転させることにより鋼材ブロツクAを所望
の角度だけ順次回転させ、その都度、表側の水平
面状のコラムaとH型鋼bとの接合部分を溶接
し、次にモーター3を作動させて駆動軸6を回転
させることにより回転円盤8を90度回転させて図
面に示す様な状態にした後、モーター25を作動
させて駆動受軸17を回転させることにより鋼材
ブロツクAを所望の角度だけ順次回転させながら
その都度、表側の水平面状のコラムaとH型鋼b
との接合部分を溶接し、之が完了したら引き続き
モーター3を作動させて駆動軸6を回転させるこ
とにより回転円盤8を180度回転させて鋼材ブロ
ツクAを反転させた後、上記同様、モーター25
を作動させて駆動受軸17を回転させることによ
り鋼材ブロツクAを所望の角度だけ順次回転させ
ながらその都度、表側の水平面状のコラムaとH
型鋼bとの接合部分を溶接すれば、コラムaとH
型鋼bとの全ての接合部分を下向作業面に位置さ
せた状態で溶接することが出来るので、ピンホー
ル、ブローホール等の溶接不良を生じることなく
確実に優良な溶接を施すことが出来るものであ
る。
又、実施例に示す様に軸受台1の前面に振れ止
め円盤31を固定すると共に回転円盤8の外周に
設けた取付板32の内側に該振れ止め円盤31の
外周縁を挾んでガイドローラー33を設けた場合
には回転円盤8の安定性は格別に向上するもので
ある。
め円盤31を固定すると共に回転円盤8の外周に
設けた取付板32の内側に該振れ止め円盤31の
外周縁を挾んでガイドローラー33を設けた場合
には回転円盤8の安定性は格別に向上するもので
ある。
尚、コラムaの外側面の中心に溶着した角筒3
0,30は建築構造上、何等障害にならないので
最終的に除去する必要はない。
0,30は建築構造上、何等障害にならないので
最終的に除去する必要はない。
(ホ) 考案の効果
本考案は上記の様に鋼材ブロツクに於けるコラ
ムの上下両面の中心に夫々角筒を溶着し、之等角
筒に駆動受軸の先端に設けた角駒と遊転受軸の先
端に設けた角駒とを夫々嵌め込むことにより、鋼
材ブロツクを駆動受軸と遊転受軸とに支持させて
からモーター駆動により回転円盤の回転位置を変
化させると共に駆動受軸を回転させることによ
り、鋼材ブロツクを所望の角度だけ順次回転させ
ながらその都度、表側の水平面状のコラムとH型
鋼との接合部分を溶接する様にしたものであるか
ら、コラムとH型鋼との全ての接合部分を下向作
業面に位置させた状態で溶接することが出来るか
ら、垂直面状の接合部分とは裏側の水平面状の接
合部分を溶接する場合に発生し易いピンホール、
ブローホール等の溶接不良を生ずることはなく確
実に優良な溶接を施すことが出来ると共に安定し
た姿勢で容易に溶接作業を行うことが出来るもの
である。然も、従来の様にチエーホイスト等を使
用して鋼材ブロツクを動かしながら溶接を行う場
合と比較すると作業能率及び安全性は格段に向上
するから、鋼材ブロツクの溶接受台として大きな
実用的効果を発揮するものである。
ムの上下両面の中心に夫々角筒を溶着し、之等角
筒に駆動受軸の先端に設けた角駒と遊転受軸の先
端に設けた角駒とを夫々嵌め込むことにより、鋼
材ブロツクを駆動受軸と遊転受軸とに支持させて
からモーター駆動により回転円盤の回転位置を変
化させると共に駆動受軸を回転させることによ
り、鋼材ブロツクを所望の角度だけ順次回転させ
ながらその都度、表側の水平面状のコラムとH型
鋼との接合部分を溶接する様にしたものであるか
ら、コラムとH型鋼との全ての接合部分を下向作
業面に位置させた状態で溶接することが出来るか
ら、垂直面状の接合部分とは裏側の水平面状の接
合部分を溶接する場合に発生し易いピンホール、
ブローホール等の溶接不良を生ずることはなく確
実に優良な溶接を施すことが出来ると共に安定し
た姿勢で容易に溶接作業を行うことが出来るもの
である。然も、従来の様にチエーホイスト等を使
用して鋼材ブロツクを動かしながら溶接を行う場
合と比較すると作業能率及び安全性は格段に向上
するから、鋼材ブロツクの溶接受台として大きな
実用的効果を発揮するものである。
第1図は本考案の一部切欠き側面図。第2図は
同上正面図である。 図中、1……軸受台、2……ベース、3……モ
ーター、6……駆動軸、8……回転円盤、9……
挾持アーム、10……モーター、11……送り螺
杆、12……ガイドレール、17……駆動受軸、
27……遊転受軸、29……角駒、30……角
筒、31……振れ止め円盤、32……取付板、3
3……ガイドローラー。
同上正面図である。 図中、1……軸受台、2……ベース、3……モ
ーター、6……駆動軸、8……回転円盤、9……
挾持アーム、10……モーター、11……送り螺
杆、12……ガイドレール、17……駆動受軸、
27……遊転受軸、29……角駒、30……角
筒、31……振れ止め円盤、32……取付板、3
3……ガイドローラー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベースの上面一側に軸受台を設け、この軸受
台を貫通させてモーターにより回転する駆動軸
を設け、この駆動軸の突出端に回転円盤を固定
し、回転円盤の前面にはモーターにより回転す
る送り螺杆により回転円盤の前面に固定したガ
イドレールに案内されて回転円盤の直径線上を
互いに中心方向又は円周方向へ向つて対向的に
移動する一対の挾持アームを設け、之等一対の
挾持アームの先端部内側には駆動受軸と遊動受
軸とを夫々突設し、之等受軸の先端には鋼材ブ
ロツクに於けるコラムの上下両面の中心に溶着
した角筒に嵌合させる角駒を夫々設けてなる鋼
材ブロツクの溶接受台。 (2) 軸受台の前面に振れ止め円盤を固定すると共
に回転円盤の外周に設けた取付板の内側に該振
れ止め円盤の外周縁を挾んでガイドローラーを
設けてなる、実用新案登録請求の範囲第1項記
載の鋼材ブロツクの溶接受台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13694886U JPH0315275Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13694886U JPH0315275Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347092U JPS6347092U (ja) | 1988-03-30 |
JPH0315275Y2 true JPH0315275Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=31040542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13694886U Expired JPH0315275Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315275Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0591014A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Aruinko Kk | 車載用無線装置 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP13694886U patent/JPH0315275Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6347092U (ja) | 1988-03-30 |
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