JPH0890289A - 自動走行切断方法および切断装置 - Google Patents

自動走行切断方法および切断装置

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JPH0890289A
JPH0890289A JP137795A JP137795A JPH0890289A JP H0890289 A JPH0890289 A JP H0890289A JP 137795 A JP137795 A JP 137795A JP 137795 A JP137795 A JP 137795A JP H0890289 A JPH0890289 A JP H0890289A
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metal plate
cutting
wheel
self
carriage
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JP137795A
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Mitsuhiko Moriya
光彦 守谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レールの敷設を必要とせず、金属板の表面が
波打つように湾曲していてもそれに影響されることがな
い状態で金属板の切断および開先加工処理を確実に行う
ことができるようにする。 【構成】 自走台車2の一側部から突設された一対の位
置決め腕3と、自走台車2に取り付けられた切断手段5
とからなり、各位置決め腕3の先端部には縦軸回りに回
転自在のガイド円盤4が設けられ、各ガイド円盤4は外
周面の一部が金属板Mの側端面M1に当接するように位
置設定され、自走台車2の位置決め腕3側の側部に駆動
輪の第一輪22aと従動輪の第二輪22bとが設けら
れ、反対側の側部に従動輪の第三輪が設けられてなる自
動切断装置およびこの装置を用いて行う切断方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等の金属板上で自
走させながら金属板の切断または開先加工を行う自動走
行切断方法および切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶あるいは大型機械設備の主要構成材
料として、通常、厚板鋼材等の金属板が用いられる。こ
のような金属板は予め所定形状に切断され、その後、切
断された金属板同士の溶接を確実に行うために相互の当
接部の先鋭部分を縁取りするいわゆる開先加工が施され
るのが一般的である。このような造船用あるいは大型機
械設備用の厚板鋼材等は、通常、縦横寸法が数m〜10
数m×数m〜10数mと非常に大きく、作業者が切断治
具を把持して切断や開先加工を行うのは非常に困難であ
る。
【0003】そこで、従来、大寸法の金属板に切断や開
先加工を施すときは、まず金属板上にレールを敷設し、
このレールの上に切断手段を固定した台車を走行させる
ようにし、台車を走行させながら切断手段を稼働させる
ことによって金属板を切断したりその縁部に開先加工を
施したりするいわゆるレール敷設方式が採用されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レール敷設方式においては、まず、金属板の上にレール
を敷設しなければならず、また、切断等が終了してから
一旦敷設したレールを取り除く必要があるが、このよう
な金属板1枚毎のレールの敷設および撤去作業は面倒で
あり、多くの人手と時間を要するという問題点を有して
いた。
【0005】また、厚板鋼材等からなる金属板は、その
平面寸法が非常に大きく、従って、製造時やハンドリン
グ時に全体的に波打つように湾曲し、金属板の表面は均
一な平面にはなっていないのが普通である。このような
金属板の表面にレールを敷設したとしても、レールを完
全に湾曲に沿うように敷設することができないため、切
断手段と、金属板の表面との間の距離がレール上を走行
する台車の位置によって変動し、その結果、金属板を予
め設定された形状に高精度で切断することができなくな
るという問題点を有していた。
【0006】そして、特に金属板の縁部に開先加工を施
す場合には、レールと金属板との間の間隔がレールの延
びる方向で変動していると、それによって開先が側面視
で波打ったような形状になり、それを修正するために
は、一旦形成された開先面に切削加工を施さなければな
らず、そのために開先加工コストが嵩むという問題点を
有していた。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、レールの敷設を必要とせ
ず、金属板の表面に波打つように湾曲が形成されていて
もそれに影響されることがなく、縁部に平行な金属板の
切断および縁部に沿った金属板の開先加工を安価にかつ
確実に行うことが可能な自動走行切断方法および切断装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動走行切断方法は、自走可能な台車に、ガイド手段と
角度調整可能な切断手段とがそれぞれ保持手段によって
取付けられてなる切断装置によって金属板の切断または
開先加工を行なう方法であって、上記ガイド手段を金属
板の側端面に沿って転動させながら台車を走行させ、か
つ上記切断手段によって金属板の側端面を切断または開
先加工することを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項2記載の自動走行切断装置
は、金属板上を走行しながらこの金属板を切断し、また
は金属板の側端面に開先加工を施す自動走行切断装置で
あって、金属板上を自走する台車と、この台車に保持手
段を介して取付けられたガイド手段と、この台車に保持
手段を介して取付けられた切断角度調整可能な切断手段
とを備え、上記ガイド手段は、金属板の側端面に沿って
移動することにより、台車をガイドするように構成され
ていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項3記載の自動走行切断装置
は、請求項2記載の自動走行切断装置において、上記ガ
イド手段は、台車の進行方向に配置された一対の回転可
能なガイド円盤により構成されていることを特徴とする
ものである。
【0011】本発明の請求項4記載の自動走行切断装置
は、請求項2または3記載の自動走行切断装置におい
て、上記台車の前輪は側端面側が駆動輪、反対側の前輪
が従動輪、後輪が従動輪であることを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】上記請求項1および2記載の自動走行切断方法
および切断装置によれば、台車は上記各ガイド手段の金
属板側面に対する当接が維持された状態で走行するよう
になっているため、ガイド手段はその外周面が金属板の
側端面に押圧された状態で、台車が金属板の側端面の延
びる方向に移動する。従って、台車を自走させつつ台車
に設けられた切断手段をその切断角度を調節して稼働さ
せることにより、金属板をその側面の延びる方向に切断
したり、金属板の側端面に開先加工を施すことが可能に
なる。
【0013】上記請求項3記載の自動走行切断装置によ
れば、ガイド手段は、台車の進行方向に配置された一対
の回転可能なガイド円盤により構成されているため、台
車の走行に応じて金属板の側端面に当接しているガイド
円盤は回転して進行し、台車は円滑に案内される。
【0014】上記請求項4記載の自動走行切断装置によ
れば、台車の前輪は側端面側が駆動輪、反対側の前輪が
従動輪、後輪が従動輪であるため、金属板の上に載置さ
れた台車の、前後一対の位置決め腕に設けられた各ガイ
ド手段の外周面を金属板の側端面に当接させた状態で第
一輪を回転駆動して台車を自走させると、第一輪が駆動
軸回りに駆動回転して前進するのに対し、第三輪は従動
輪であるため回転駆動せず、その結果第一輪は第三輪の
方向に旋回しようとするため、台車は金属板の側端面に
案内されながら、同側面の延びる方向に進行することに
なる。
【0015】従って、各ガイド手段を金属板の側端面に
当接させた状態で、切断手段を稼働させて台車を自走さ
せることにより、台車は金属板の側端面の延びる方向に
移動し、この移動によって切断手段の金属板に対する対
向姿勢の設定に応じて金属板が切断されたり、金属板の
側端面に開先が形成される。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係る自動走行切断装置の一
例を示す斜視図であり、図2は同平面図、図3は同側面
図、図4は同正面図である。これらの図に示すように、
本発明に係る自動走行切断装置1は、自走台車2と、こ
の自走台車2の一側部から横方向に向けて突設された一
対の位置決め腕(保持手段)3と、これら一対の位置決
め腕3に取り付けられた一対のガイド円盤(ガイド手
段)4と、上記一対の位置決め腕3の一方に取り付けら
れ切断手段5とから基本構成されている。上記一対の位
置決め腕3は、自走台車2の前方(図1〜図3の左方)
に設けられた前方位置決め腕3aと、同後方に設けられ
た後方位置決め腕3bとから構成されている。
【0017】上記自走台車2は、箱型の台車本体21
と、この台車本体21の下部に設けられた車輪22と、
自走台車2の上面部2aに立設された前後一対の支柱2
3とを備えている。これら一対の支柱23は、自走台車
2の前方(図1〜図3の左方)に設けられた前方支柱2
3aと、同後方に設けられた後方支柱23bとから構成
されている。
【0018】上記車輪22としては、第一輪22a、第
二輪22bおよび第三輪22cの三輪が上記自走台車2
に設けられている。上記第一輪22aは、自走台車2の
前方に車幅方向に設けられた駆動軸24aに軸心回りに
共回りするように設けられ、上記第二輪22bは第一輪
22a側の台車本体21に車幅方向に設けられた従動軸
24b回りに回転自在に設けられている。また、上記第
三輪22c(図2)は、台車本体21の反対側に駆動軸
24a回りに回転自在に軸支されている。なお、本実施
例においては、第三輪22cの径は第一輪22aの径よ
りも若干小さく寸法設定され、第二輪22bの径は第三
輪22cの径よりもさらに小さく寸法設定されている。
【0019】そして、自走台車2の内部には図略の電動
モータ等からなる駆動手段が設けられ、この駆動手段の
駆動によって、駆動軸24aが図1および図3において
自軸心回りに反時計方向に回転し、この回転によって第
一輪22aが駆動軸24a回りに共回りし、この第一輪
22aの回転によって自走台車2が金属板M上を図1お
よび図2の矢印方向に自動走行するようにしている。す
なわち上記第一輪22aは自走台車2を自走させる駆動
輪の役割を果たし、第二輪22bおよび第三輪22cは
自走台車2の移動に追随して回転する従動輪として機能
するようになっている。
【0020】従って、自走台車2にいかなる制約も加え
ない状態で自由に金属板M上を自走させると、駆動輪は
第一輪22aだけであるため、第三輪22c側に旋回す
るようになっている。
【0021】本実施例においては、上記第一輪22aの
外周面と金属板Mとの間の摩擦係数が他の車輪22b,
22cと金属板Mとの間の摩擦係数よりも大きくなるよ
うに第一輪22aの外周面にゴム輪22dが外嵌されて
いる。なお、ゴム輪22dを第一輪22aに外嵌する代
わりに合成樹脂製の輪を外嵌してもよいし、滑り止めの
機能を有する塗料や合成樹脂で第一輪22aの外周面を
コーティングしてもよい。
【0022】上記台車本体21の上面部2aに立設され
た一対の支柱23には、位置決め腕3を支持する支持部
材25が固定されている。この支持部材25には、台車
本体21の車幅方向に延びる装着孔25aが穿設されて
おり、この装着孔25aに位置決め腕3が嵌入され、溶
接あるいはネジ止め等で固定されている。
【0023】上記位置決め腕3にはその上面部に長手方
向に亘ってラック31が形成されている。そして、この
位置決め腕3に摺動可能に可動継手41が取り付けられ
ている。この可動継手41は、位置決め腕3に外嵌させ
るための円孔42aを備えた円筒状の外嵌部42と、こ
の外嵌部42から水平方向に突設された支持腕43とか
ら構成されている。
【0024】上記外嵌部42の上面には、縦軸42b回
りに共回り可能な操作ハンドル44が設けられていると
ともに、縦軸42bの下部は、外嵌部42に内装され、
かつ、上記位置決め腕3のラック31に噛合する図略の
ピニオンに連結されている。従って、操作ハンドル44
を縦軸42b回りに回転操作することによって、この回
転が上記ラック31に噛合しているピニオンの回転に伝
達され、このピニオンの回転によって可動継手41が位
置決め腕3の長手方向に移動するようになっている。ま
た、可動継手41の適所には図略のストッパが設けら
れ、このストッパを操作することにより可動継手41の
移動が阻止され、可動継手41の設定位置が維持される
ようになっている。
【0025】また、上記可動継手41の支持腕43に穿
設された縦孔に支持ロッド45が嵌入されている。この
支持ロッド45の一側面にはラック45a(図3)が形
成されているとともに、支持腕43の内部にはこのラッ
ク45aに噛合し、かつ、横軸45b回りに共回りする
図略のピニオンが設けられている。
【0026】そして、上記横軸45bの支持腕43から
外部に突出した部分には円形のハンドル46が固定され
ており、このハンドル46を横軸45bの軸心回りに回
転操作することによってラック45aに噛合しているピ
ニオンが共回りし、このピニオンの回転によって支持ロ
ッド45が上下動するようになっている。また、支持腕
43の適所には図略のストッパが設けられ、このストッ
パを操作することによって支持ロッド45の上下動が規
制されるようになっている。
【0027】そして、前後一対の位置決め腕3のうちの
前方位置決め腕3aには一つの可動継手41が取り付け
られ、この可動継手41の支持腕43に設けられた支持
ロッド45の先端部には先端ロッド45cが接続されて
いる。この先端ロッド45cの下端部には前方ガイド円
盤4aが先端ロッド45cの軸心回りに回転自在に軸支
されている。上記先端ロッド45cは、自走台車2の進
行方向と同方向に延びる接続ボルト45dによって同ボ
ルト45d回りに回動自在に支持ロッド45に接続さ
れ、接続ボルト45dを締め付けることによって先端ロ
ッド45cの支持ロッド45に対する曲折角度が固定さ
れるようになっている。
【0028】また、後方位置決め腕3bは、上記前方位
置決め腕3aよりも長く寸法設定され、この長い後方位
置決め腕3bには三つの可動継手41が装着されてい
る。これら三つの可動継手41のうち、台車本体21側
の支持ロッド45の下端部には、取付金具51を介して
切断手段5としての第1切断用トーチ5aが設けられ、
中間部分の支持ロッド45の下部には上記同様の先端ロ
ッド45cを介して後方ガイド円盤4bが先端ロッド4
5cの軸心回りに回転自在に取り付けられ、さらに、最
外方の可動継手41の支持ロッド45の下端部には、上
記同様の取付金具51を介して第2切断用トーチ5bが
取り付けられている。
【0029】上記各切断用トーチ5a,5bは、筒状の
トーチ固定金具52に嵌入固定されている。このトーチ
固定金具52の外周面には水平軸53が突設され、この
水平軸53が、取付金具51に穿設された円形の支持孔
51aに内嵌されている。そして上記支持孔51aは自
走台車2の進行方向に穿設されているため、各切断用ト
ーチ5a,5bは、自走台車2の進行方向に対して直交
する平面上において水平軸53の軸心回りに回動可能に
なっている。
【0030】上記取付金具51には図略のストッパが設
けられており、このストッパを操作することによって各
切断用トーチ5a,5bの水平軸53回りの回動を規制
することができるようになっており、この回動規制によ
って任意に設定された切断用トーチ5a,5bの垂直姿
勢または傾斜姿勢が維持されるようになっている。図1
〜図4に示す例では、第1切断用トーチ5aが垂直姿勢
から水平軸53の軸心回りに所定角度回動され、第2切
断用トーチ5bが水平軸53の軸心回りに時計方向に所
定角度回動され、これらの傾斜姿勢がストッパによって
固定されている。
【0031】また、上記第1切断用トーチ5aおよび第
2切断用トーチ5bの双方は、本実施例においては、先
端部に溶断ノズル52aを備えたプラズマ式切断機が採
用されている。この溶断ノズル52aには、図外の電源
装置から電力が供給され、この電力によって気体放電に
よるプラズマジェットが生成されるようになっている。
生成されたプラズマジェットは溶断ノズル52aの先端
のノズル孔から切断用トーチ5a,5bの延びる方向に
金属板Mに向かって噴出され、このプラズマジェットの
噴出によって金属板Mが切断されたり、金属板Mの側端
面に開先が形成されたりするようになっている。
【0032】なお、切断手段5としては上記プラズマ式
切断機の代わりにアセチレンガス等を用いたガス式切断
機を採用してもよい。
【0033】上記各ガイド円盤4a,4bが装着された
支持ロッド45の、支持腕43から下方への突出量は、
各先端ロッド45cに設けられたガイド円盤4の外周面
が金属板Mの側端面の上部に位置する長さに寸法設定さ
れている。また、本実施例においては、図4に示すよう
に、先端ロッド45cが支持ロッド45d回りに若干反
時計方向に折り曲げられ、ガイド円盤4の外周面が金属
板Mの上縁部に当接するように位置設定されている。ガ
イド円盤4がこのように位置設定される理由は、金属板
Mの上縁部が高精度で直線状になっており、この部分が
ガイド円盤4を案内する基準位置として好適に利用し得
るからである。
【0034】そして、本実施例においては、切断手段5
は、後方ガイド円盤4bよりも後方に位置するように可
動継手41を介して後方位置決め腕3bに取り付けら
れ、溶断ノズル52aから噴射されるプラズマジェット
と後方ガイド円盤4bとが互いに干渉し合わないように
位置設定されている(図1〜図4)。
【0035】上記台車本体21の上面部には、自走台車
2の前進、後退および停止を操作する操作桿26と、自
走台車2の走行速度を調節する速度調節ダイヤル27
と、電源ケーブルを接続するためのコネクタ29が設け
られている。
【0036】図5は、本発明に係る自動走行切断装置が
金属板の側端面に沿って進行することを説明するための
説明図であり、自動走行切断装置が金属板上にセッティ
ングされた状態を示している。なお、この図において
は、簡略化のため切断手段の図を省略している。
【0037】本実施例においては、図5に示すように、
前方ガイド円盤4aの自走台車2からの距離と、後方ガ
イド円盤4bの自走台車2からの距離とが等しくなるよ
うに可動継手41の位置決め腕3上での位置設定が行わ
れ、その後、各ガイド円盤4が金属板Mの側端面M1に
当接するように設定された状態で自走台車2が金属板M
上に載置される。この状態では、第一輪22aの接地点
(金属板Mに接する点)と第二輪22bの接地点とを結
ぶ直線が、金属板Mの側端面M1の延びる方向に略平行
になっている。
【0038】この状態で、自動走行切断装置1を白抜き
矢印で示す方向に自走させると、自走台車2に設けられ
た3輪のうち駆動輪は第一輪22aのみであるため、こ
の第一輪22aの回転駆動によって自走台車2は第三輪
22cの方向に向かって旋回しようとし、それによって
各ガイド円盤4が、矢印で示すように、金属板Mの側端
面M1を押圧した状態になり、その結果、自動走行切断
装置1は金属板Mの側端面M1に案内された状態で側端
面M1に平行に自走することになる。
【0039】なお、前方ガイド円盤4aの自走台車2か
らの距離と、後方ガイド円盤4bの自走台車2からの距
離とが等しくなるように寸法設定する代わりに、前方ガ
イド円盤4aの自走台車2からの距離を、後方ガイド円
盤4bの自走台車2からの距離よりも若干長めに寸法設
定してもよい。そうすると自走台車2は、二点鎖線で示
すように、自走台車2の前方が後方よりも大きく金属板
の側端面M1から離間した状態になる。この状態で自動
走行切断装置1を前進させると、自走台車2が金属板M
の側端面M1から漸次離間する方向に移動しようとする
ため、その分それぞれのガイド円盤4の金属板Mの側端
面に対する押圧力が増大し、ガイド円盤4の金属板Mか
らの離間が有効に阻止される。
【0040】また、第二輪22bを、その前部の金属板
Mの側端面との間の距離が後部の同距離よりも大きくな
るように平面視で斜めに設定してもよい。こうすること
により、第二輪22bは自走台車2の前進によって金属
板Mの内側に進行しようとするため、これによって特に
後方ガイド円盤4bの金属板Mの側端面からの離間が有
効に阻止される。
【0041】図6は、本発明に係る自動走行切断装置の
駆動によって金属板の一側部に開先を形成しつつある状
態を示す斜視図である。この図に示す例では、第1切断
用トーチ5aおよび第2切断用トーチ5bによって一挙
に金属板Mの側端面の上下に開先加工が施される運転が
実施されている。
【0042】この図に示すように、開先加工を施す金属
板Mは、まず井桁等からなる作業枠8上に載置される。
そして作業枠8に載置された金属板Mの左端部には、台
車本体21を金属板Mの端部からさらに先まで走行させ
る補助架台9が取り付けられている。このような補助架
台9が取り付けられるのは、台車本体21に補助架台9
上にまでオーバーランさせることにより、後方ガイド円
盤4bのさらに後方に付設されている切断手段5によっ
て金属板Mの端部にまで確実に開先を形成させたり、金
属板Mを余すところなく切断することができるようにす
るためである。
【0043】上記補助架台9は、正方形状の板体からな
る架台本体91と、この架台本体91の一側部に突出量
を調節することができるように設けられたガイド板92
と、架台本体91を金属板Mの端部に固定する固定手段
93とから構成されている。
【0044】ガイド板92には長手方向の両側部に一対
の連結金具92aがボルト止めされているとともに、こ
の連結金具92aには長手方向に亘って長孔92bが穿
設されている。そして、この長孔92bを上方から貫通
した締結ボルト92cが架台本体91に螺設されたネジ
孔に螺合されており、締結ボルト92cを締結すること
によって締結ボルト92cの頭部が長孔92bの縁部を
押圧し、この押圧によってガイド板92が架台本体91
に固定され得るようになっている。
【0045】そして、ガイド板92の架台本体91から
の突出量を調節するに際しては、一対の締結ボルト92
cを弛緩して連結金具92aの架台本体91への固定状
態を一旦解除し、長孔92bの長手方向にガイド板92
を動かしてガイド板92の外側面が金属板Mの側端面に
連続するようにその突出量を設定し、その後、締結ボル
ト92cを締結すればよい。
【0046】また、上記固定手段93は、架台本体91
の金属板Mに当接する端部表面に固定された幅方向一対
の挟持板93aと、これらの挟持板93aに架台本体9
1の裏面において対向したシーソ部材93bと、シーソ
部材93bを押圧する押圧ボルト93cとか構成されて
いる。この押圧ボルト93cは、架台本体91に貫通さ
れたネジ孔に螺着されており、その下端部がシーソ部材
93bの左端部表面にに当止するように位置設定されて
いる。
【0047】上記シーソ部材93bは、架台本体91の
下部に固定されたブラケット93dに水平軸93e回り
に回動自在に軸支されており、水平軸93e回りに反時
計方向に回動させることによって、その先端部と挟持板
93aとで金属板Mの端部を挟持するようになってい
る。
【0048】従って、挟持板93aとシーソ部材93b
の先端部とで金属板Mの端部を挟んだ状態で押圧ボルト
93cをねじ込んで押圧ボルト93cの下端部でシーソ
部材93bの基端側を押圧すれば、この押圧によってシ
ーソ部材93bは水平軸93e回りに反時計方向に回動
し、金属板Mは挟持板93aとシーソ部材93bの先端
部とによって押圧挟持され、架台本体91は金属板Mの
端部に確実に固定された状態になる。
【0049】以下本発明の作用について説明する。自動
走行切断装置1によって金属板Mを切断(開先加工を含
む)するに際しては、前方ガイド円盤4aの外周面と、
後方ガイド円盤4bの外周面とが金属板Mの側端面に当
接するようにして自走台車2を金属板M上に載置する。
その後、図2に示す電源スイッチ28をONにし、操作
桿26を操作して自走台車2を矢印の方向に前進させる
と、駆動輪は第一輪22aのみであり、自走台車2は第
三輪22cの方向に旋回しようとするため、前方ガイド
円盤4aおよび後方ガイド円盤4bの外周面が金属板M
の側端面に押圧当接された状態で自走台車2は側端面の
延びる方向に前進する。
【0050】そして、金属板Mの前端部には上記補助架
台9が設けられているので、前進してきた台車本体21
は架台本体91上に乗り移り、その結果ガイド円盤4の
外周面がガイド板92の側面に押圧当接して誘導される
ため、台車本体21はそのまま直進し、後方ガイド円盤
4bのさらに後方に設けられた切断手段5は金属板Mの
側端面の左端部にまで到達することが可能になり、金属
板Mの側端面全体に亘って確実に開先が形成される。
【0051】そして、金属板Mが波打つように湾曲して
いたとしても、自走台車2は上記湾曲に沿うように走行
し、しかも、ガイド円盤4および切断手段5は自走台車
2に一体に設けられているため、自走台車2の走行によ
って上記湾曲に応じて上下動し、その結果、金属板Mを
適正に切断したり、金属板Mの側端面に適正に開先が形
成される。
【0052】従って、従来のように金属板Mの表面にレ
ールを敷設し、このレールに案内された状態で切断装置
を走行させることなく、ただ単に自走台車2を金属板M
上に載置し、ガイド円盤4を金属板Mの側面に当接させ
た状態で自走台車2を自走させることによって確実に金
属板Mの切断や開先加工を行うことが可能になり、金属
板Mの加工コストを低減させる上で極めて有効である。
【0053】図7は、切断手段によって金属板を処理し
ている状態を示す説明図であり、(イ)は金属板が切断
されている状態、(ロ)は金属板の上側縁部に開先加工
が施されている状態、(ハ)は金属板の下側縁部に開先
加工が施されている状態をそれぞれ示している。まず、
金属板Mを切断するときは、図7の(イ)に示すよう
に、第1切断用トーチ5aを金属板M上で垂直姿勢に設
定し、溶断ノズル52aのノズル孔を金属板Mの表面に
対向させる。その後、台車本体21を移動させつつノズ
ル孔からプラズマジェット6を噴射させると、この高温
のプラズマジェット6が衝突した金属板Mの表面は溶融
して切断される。
【0054】つぎに、金属板Mの側端面の上側縁部に開
先加工を施す場合は、図7の(ロ)に示すように、第1
切断用トーチ5aを所定角度の傾斜姿勢に設定し、溶断
ノズル52aのノズル孔を金属板Mの上側縁部に対向さ
せる。その後台車本体21を移動させつつノズル孔から
プラズマジェット6を噴射させることにより開先が形成
する。この場合、第1トーチ5aはガイド円盤4の後方
に設けられているため、ガイド円盤4は開先加工が施さ
れていない金属板Mの上側縁部(二点鎖線で表示)に当
接した状態になっている。
【0055】また、金属板Mの側端面の下側縁部に開先
加工を施す場合は、垂直姿勢の第2切断用トーチ5bを
上記とは逆の所定角度の傾斜姿勢に設定し、上記と同様
の開先加工を施すとよい。
【0056】そして、金属板Mの側端面の上下の側縁部
に開先加工を施す場合には、図7の(ロ)に示すよう
に、第1切断用トーチ5aを傾斜姿勢に設定してから台
車本体21を走行させてまず上部に開先加工を施し、つ
ぎに台車本体21を元の出発地点に戻して第2切断用ト
ーチ5bを図7の(ハ)に示す傾斜姿勢に設定し、再度
台車本体21を走行させて下部に開先加工を施すように
すればよい。
【0057】また、所定の傾斜姿勢にされた第1切断用
トーチ5aおよび第2切断用トーチ5bが、自走台車2
の進行方向に位置ずれした位置に設けられている場合に
は、両者のプラズマジェット6が相互に干渉し合わない
ため、図6に示すように、第1切断用トーチ5aおよび
第2切断用トーチ5bを同時に稼働させながら台車本体
21を移動させることが可能になる。こうすることによ
って、台車本体21の一度の走行で金属板Mの側端面の
上下側縁部に一挙に上下一対の開先が形成される。
【0058】本発明の自動走行切断装置1は以上詳述し
たように、自走台車2の一側部から突設された一対の位
置決め腕3と、自走台車2に取り付けられた切断手段5
とからなり、各位置決め腕3の先端部には縦軸回りに回
転自在のガイド円盤4が設けられ、各ガイド円盤4は外
周面の一部が金属板Mの側端面に当接するように位置設
定され、自走台車2の位置決め腕3側の側部に駆動輪の
第一輪22aと従動輪の第二輪22bとが設けられ、反
対側の側部に従動輪の第三輪22cが設けられてなるも
のである。
【0059】従って、各ガイド円盤4を金属板Mの所定
の側端面に当接した状態で、第1切断用トーチ5aおよ
び第2切断用トーチ5bの内のいずれか一方または双方
を稼働して自走台車2を自走させることにより、自走台
車2は金属板Mの側端面の延びる方向に移動し、この移
動によって切断手段5の金属板Mに対する対向姿勢の設
定に応じて金属板Mが切断されたり、金属板Mの側端面
に開先が形成される。
【0060】また、従来のレール敷設方式にあっては、
金属板Mが湾曲している場合には、レールと金属板Mの
表面との間の距離がレールの長手方向に亘って変化する
ため、例えば形成された開先が側面視で波打つようにな
るという不都合が存在したが、本発明においては、自走
台車2が金属板Mの表面の凹凸に追随して走行するた
め、形成された開先が波打つような不都合は発生せず、
常に正常な開先が形成され、その結果不良品の発生が確
実に減少する。
【0061】以上の実施例においては、切断手段5はプ
ラズマ式切断機が採用されているが、プラズマ式切断機
の代わりに、ガス式切断機を用いてもよいし、また、切
削刃が装着された機械的な切断治具を用いるようにして
もよい。さらに切断手段5に代えてこの部分にグライン
ダ等の研磨手段を設ければ、形成された開先面の研磨を
行うことができる。
【0062】また、以上の実施例においては、第三輪2
2cは従動輪とされているが、第三輪22cを駆動軸2
4aと軸心回りに共回りする駆動輪にしてもよい。ただ
しこの場合、第三輪22cの径は第一輪22aの径より
も小さく寸法設定することが必須になる。そうすれば、
第三輪22cが駆動輪であっても、ガイド円盤4の金属
板側端面に対する押圧当接状態は確実に確保され、自走
台車2は側端面に平行に自走する。ただし、第三輪22
cの回転数は駆動軸24aの回転数、すなわち第一輪2
2aの回転数になるように規制されているため、同一回
転数では第三輪22cの進む距離は、第一輪22aの進
む距離よりも短くなり、結局第三輪22cは金属板M上
をスリップしながら直進することになる。
【0063】また、上記の実施例においては、従動輪で
ある第三輪22cの径は、駆動輪である第一輪22aの
径よりも小さく寸法設定されているが、第三輪22cが
従動輪である限り第三輪22cの径が第一輪22aの径
よりも小さく寸法設定する必要はなく、第一輪22aと
同じ径にしてもよいし、第一輪22aの径よりも大きな
径に設定してもよい。
【0064】また、上記の実施例においては、第三輪2
2cは駆動軸24a回りに回転自在に軸支されている
が、第三輪22cを駆動軸24aに軸支させる代わり
に、駆動軸24aとは別に自走台車2の側部に設けられ
た車幅方向に延びる水平軸回りに回転自在に軸支するよ
うにしてもよい。
【0065】また、第二輪22bの代わりに、車輪の金
属板M上の転動方向が全方位(360°)に亘って変更
可能ないわゆるキャスターを設けるようにしてもよい。
【0066】さらに、開先加工によって削り去られない
部分にガイド円盤4を当接させるようにすれば、切断手
段5は、特に後方ガイド円盤4bの後方に設ける必要は
なく、後方ガイド円盤4bよりも前方に設けてもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動走行切断装
置によれば、台車は上記各ガイド手段の金属板の側端面
に対する当接が維持された状態で走行するようになって
いるため、ガイド手段はその外周面が金属板の側端面に
押圧された状態で、台車が金属板の側端面の延びる方向
に移動する。従って、台車を自走させつつ台車に設けら
れた切断手段をその切断角度を調節して稼働させること
により、金属板をその側面の延びる方向に切断したり、
金属板の側端面に開先加工を施すことが可能になる。
【0068】従って、従来のように金属板の表面にレー
ルを敷設し、このレールに案内された状態で切断装置を
走行させることなく、ただ単に台車を金属板上に載置
し、ガイド円盤を金属板の側端面に当接させた状態で台
車を自走させることによって確実に金属板の切断や開先
加工を行うことが可能になり、金属板の加工コストを低
減させる上で極めて有効である。
【0069】また、従来のレール敷設方式にあっては、
金属板上に凹凸や湾曲が形成されていた場合には、レー
ルと金属板の表面との間の距離がレールの長手方向に亘
って変化するため、例えば形成された開先が側面視で波
打つようになるという不都合が存在したが、本発明にお
いては、台車が金属板の表面の凹凸に追随して走行する
ため、形成された開先が波打つような不都合は発生せ
ず、常に正常な開先が形成され、その結果不良品の発生
が確実に減少する。
【0070】本発明の請求項3記載の自動走行切断装置
によれば、ガイド手段は、台車の進行方向に配置された
一対の回転可能なガイド円盤により構成されているた
め、台車の走行に応じて金属板の側端面に当接している
ガイド円盤は回転して進行し、台車は円滑に案内され、
台車をスムーズに走行させる上で好都合である。
【0071】本発明の請求項4記載の自動走行切断装置
によれば、台車の前輪は側端面側が駆動輪、反対側の前
輪が従動輪、後輪が従動輪であるため、金属板の上に載
置された台車の、前後一対の位置決め腕に設けられた各
ガイド手段の外周面を金属板の側端面に当接させた状態
で第一輪を回転駆動して台車を自走させると、第一輪が
駆動軸回りに駆動回転して前進するのに対し、第三輪は
従動輪であるため回転駆動せず、その結果第一輪は第三
輪の方向に旋回しようとするため、台車は金属板の側端
面に案内されながら、同側面の延びる方向に進行するこ
とになる。
【0072】従って、各ガイド手段を金属板の側端面に
当接させた状態で、切断手段を稼働させて台車を自走さ
せることにより、台車は金属板の側端面の延びる方向に
移動し、この移動によって切断手段の金属板に対する対
向姿勢の設定に応じて金属板が切断されたり、金属板の
側端面に開先が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動走行切断装置の一例を示す斜
視図である。
【図2】図1の自動走行切断装置の平面図である。
【図3】図1の自動走行切断装置の側面図である。
【図4】図1の自動走行切断装置の正面図である。
【図5】本発明に係る自動走行切断装置の平面視の説明
図である。
【図6】本発明に係る自動走行切断装置の駆動によって
金属板の一側部に開先が形成されつつある状態の一例を
示す斜視図である。
【図7】切断手段によって金属板を処理している状態を
示す説明図であり、(イ)は金属板の切断状態、(ロ)
は金属板の上側縁部の開先加工状態、(ハ)は金属板の
下側縁部の開先加工状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 自動走行切断装置 2 自走台車 2a 上面部 21 台車本体 22 車輪 22a 第一輪 22b 第二輪 22c 第三輪 23 支柱 23a 前方支柱 23b 後方支柱 24a 駆動軸 24b 従動軸 25 支持部材 25a 装着孔 26 操作桿 27 ダイヤル 28 電源スイッチ 29 コネクタ 3 位置決め腕(保持手段) 3a 前方位置決め腕 3b 後方位置決め腕 31 ラック 4 ガイド円盤(ガイド手段) 4a 前方ガイド円盤 4b 後方ガイド円盤 41 可動継手 42 外嵌部 42a 円孔 42b 縦軸 43 支持腕 43a 縦孔 44 操作ハンドル 45 支持ロッド 45a ラック 45b 横軸 46 ハンドル 5 切断手段 5a 第1切断用トーチ 5b 第2切断用トーチ 51 取付金具 51a 支持孔 52 トーチ固定金具 52a 溶断ノズル M 金属板 M1 側端面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な台車に、ガイド手段と角度調
    整可能な切断手段とがそれぞれ保持手段によって取付け
    られてなる切断装置によって金属板の切断または開先加
    工を行なう方法であって、上記ガイド手段を金属板の側
    端面に沿って転動させながら台車を走行させ、かつ上記
    切断手段によって金属板の側端面を切断または開先加工
    することを特徴とする自動走行切断方法。
  2. 【請求項2】 金属板上を走行しながらこの金属板を切
    断し、または金属板の側端面に開先加工を施す自動走行
    切断装置であって、金属板上を自走する台車と、この台
    車に保持手段を介して取付けられたガイド手段と、この
    台車に保持手段を介して取付けられた切断角度調整可能
    な切断手段とを備え、上記ガイド手段は、金属板の側端
    面に沿って移動することにより、台車をガイドするよう
    に構成されていることを特徴とする自動走行切断装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド手段は、台車の進行方向に配
    置された一対の回転可能なガイド円盤により構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の自動走行切断装
    置。
  4. 【請求項4】 上記台車の前輪は側端面側が駆動輪、反
    対側の前輪が従動輪、後輪が従動輪であることを特徴と
    する請求項2または3記載の自動走行切断装置。
JP137795A 1994-07-14 1995-01-09 自動走行切断方法および切断装置 Pending JPH0890289A (ja)

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