JPS60197658A - チオケテン誘導体及びその製法 - Google Patents

チオケテン誘導体及びその製法

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JPS60197658A
JPS60197658A JP390685A JP390685A JPS60197658A JP S60197658 A JPS60197658 A JP S60197658A JP 390685 A JP390685 A JP 390685A JP 390685 A JP390685 A JP 390685A JP S60197658 A JPS60197658 A JP S60197658A
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JP
Japan
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group
general formula
lower alkyl
compound
alkyl group
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Application number
JP390685A
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English (en)
Inventor
Ikuo Iijima
飯島 郁夫
Koichi Honma
光一 本間
Yutaka Saiga
雑賀 豊
Yuzo Matsuoka
松岡 雄三
Mamoru Matsumoto
守 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医薬化合物として有用な新規チオケテン誘導
体、カルバモイル酢酸誘導体及びそれらの製法に関する
(従来技術) 肝臓は解毒作用、糖質代謝、脂質代謝、タンパク質代謝
、胆汁の生成分泌、血液凝固因子の生成、ホルモン調節
作用、脂肪、グリコーゲン、タンパク質、ビタミン等の
各種生体構成要素の貯蔵など1種々の機能を有している
。しかし、これらの機能もウィルス、薬物、毒物、アル
コール、栄養不良、肝循環系障害、胆管閉塞等の原因に
より急性的あるいは慢性的に障害を受け、ウィルス肝炎
、薬物中毒性肝炎、アルコール性肝炎、うつ血性肝炎、
胆汁うつ滞による肝障害、脂肪肝、黄痘。
あるいは最終的には肝硬変などの病気として現われる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は種々の肝障害に対し優れた治療・軽減作用ある
いは保護作用を有するチオケテン誘導体及びカルバモイ
ル酢酸誘導体を提供するものである。
(発明の構成及び効果) 本発明に係る新規チオケテン誘導体は次の一般式(I)
で示される。
1 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
基、フェニル基または基ニーB−Yを表わし。
Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
いフェニル基を表わし、Bは直鎖−または分枝鎖低級ア
ルキレン基を表わし、R2及びR3は共に低級アルキル
基を表わすか或いは互いに結合して基: CH2CH2
−または−CH= CH−を形成し。
R4は水素原子、低級アルキル基または(低級アルコキ
シ)カルボニル基を表わし、Aは基ニー (CH2)n
−または−CH(COOR’)−を表わし、nは整数0
゜1または2を表わし+ R5は低級アルキル基を表わ
す。) 一方9本発明に係るカルバモイル酢酸誘導体は次の一般
式(II)で示される。
(但し+ R’は低級アルキル基を表わし、R7は水素
原子または基: −A’−CH2COOR’を表わしH
A’は基ニーCH2−または−CH(COOR’)−を
表わし。
R5及びR8はそれぞれ低級アルキル基を表わし。
R1、R2及びR3は前記と同一意味を有する。)当該
チオケテン誘導体(1)、カルバモイル酢酸誘導体+I
I)あるいはそれら化合物の薬理的に許容しうる塩は肝
障害の軽減または治療あるいは肝障害に対する優れた保
護作用を有し、肝臓疾患の治療・予防剤として有用な化
合物である。
本発明のチオケテン誘導体(I)の例としては9例えば
一般式(I)においてR1が水素原子、メチル、エチル
、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル。
ヘプチル、オクチル、ノニルまたはデシルの如きアルキ
ル基、ビニル、アリルまたはブテニルの如き低級アルケ
ニル基、フェニル基または基ニーB−Yであり、Yがピ
リジルまたはピロリルの如き含窒素複素単環式基または
置換基を有していてもよいフェニル基(例えばフェニル
またはフッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原
子の如きハロゲン原子、メチル、エチル、プロピルまた
はブチルの如き低級アルキル基、メトキシ、エトキシ、
プロポキシまたはブトキシの如き低級アルコキシ、ニト
ロ基、アミノ基及びベンジルオキシカルボニルアミノの
如きアシルアミノ基から成る群から選ばれる1〜2個の
基で置換されたフェニル)であり、Bがメチレン、エチ
レン、トリメチレンまたはプロピレンの如き直鎖または
分枝鎖低級アルキレン基であり+ R”及びR3がメチ
ル、エチル。
プロピルまたはブチルの如き低級アルキル基であるか或
いは互いに結合して基ニーCH2CH2−または−CH
= CH−を形成しており R4が水素原子、メチル、
エチル、プロピルまたはブチルの如き低級アルキル基ま
たはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニルまたはブトキシカルボニルの如き(低級
アルコキシ)カルボニル基であり、Aが基: −(CH
2)n=または−CH(COOR’)−であり、nが整
数0,1または2でありl R’がメチル、エチル、プ
ロピルまたはブチルの如き低級アルキル基である化合物
を挙げることができる。
これらの内好ましい化合物としては、一般式(I)にお
いてR1が水素原子、アルキル基、低級アルケニル基、
フェニル基または基ニーB−Yであり。
Yが含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
いフェニル基であり、Bが直鎖または分枝鎖低級アルキ
レン基であり R2及びR3が低級アルキル基であるか
或いは互いに結合して基ニーCH2CH2−または−C
H= CH−を形成しており R4が水素原子、低級ア
ルキル基または(低級アルコキシ)カルボニル基であり
、Aが基ニー(CH2)n−または−CH(COOR5
) −テあり、nが整数1でありI R5カ゛抵アルキ
ル基である化合物を挙げることができる。
より好ましい化合物としては、一般式(I)においてR
1がアルキル基または基ニーB−Yであり、Yがフェニ
ル基或いはハロゲン原子または低級アルコキシ基から選
ばれる基で置換されたフェニル基であり、Bが直鎖低、
級アルキレン基であり R2及びR3が互いに結合して
基ニーCH2CH2−または−CH= CH−を形成し
ておリ R4が水素原子、低級アルキル基または(低級
アルコキシ)カルボニル基であり、Aが基: −(CH
2)n−または−CH(COOR’)−であり、nが整
数1であり R5が低級アルキル基である化合物を挙げ
ることができる。
更に好ましい化合物としては、一般式(IlにおいてR
1が水素原子、メチル、エチル、n−ブチル。
n−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル、アリル、フ
ェニル、3−ピリジルメチル、ベンジル。
フェネチル、4−クロロベンジル、3,4−ジクロロベ
ンジル、4−メチルベンジル、4−メトキシベンジル、
3.4−ジメトキシベンジル、4−ニトロベンジル、4
−アミノベンジルtたは4−(N−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ)ベンジルであり R2及びR3がメチル
であるか或いは互いに結合して基ニーCH2CH2−ま
たは−CH= CH−を形成しており R4が水素原子
、メチル、エチルまたはエトキシカルボニルであり、A
が基: −(C)(2)n−またバーCH(GOOR’
)−cあり、nが整数0. 1または2であり+ R5
がエチルである化合物を挙げることができる。
とり分は好ましい化合物としては、一般式(I)におい
てR1がメチル、エチル、n−ブチル、n−ヘキシル、
アリル、フェニル、3−ピリジルメチル。
ヘンシル、フェネチル、4−クロロベンシル、4メチル
ベンジル、4−メトキシベンジルまたは3゜4−ジメト
キシベンジルであり+ R”及びR3が互いに結合して
基: −CH2CH2−まりj;! −CH= CH−
を形成しており、R4が水素原子、メチル、エチルまた
はエトキシカルボニルであり、Aが基ニー(CH2)n
−または−CH(COOR’)−であり、nが整数1で
あり R5がエチルである化合物を挙げることができる
最も好ましい化合物としては、一般式+I)においテR
′カメチル、エチル、ベンジル、4−クロロベンジルま
たは4−メトキシベンジルであJl)、R2及びR3が
互いに結合して基ニーCH2CH2−または−CH= 
CH−を形成しており R4が水素原子、メチル、エチ
ルまたはエトキシカルボニルであり、Aが基: −(C
H2)n−または−CH(COOR’)−であり。
nが整数1であり+ R6がエチルである化合物を挙げ
ることができる。
本発明化合物(1)及び(II)のうち+ R’が基ニ
ーB−Yであり、Yが含窒素複素単環式基またはアミノ
 □置換フェニルである化合物は塩の形でも医薬用途に
供することができる。これら化合物の塩として □は1
例えば塩酸塩、臭素酸塩または硫酸塩の如き無機酸の付
加塩或いは芳香族スルホン酸春(例えばベンゼンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸)マたはアルキルスルホン酸
(例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸)の如き
有機酸の付加塩等を挙げることができる。これらの塩は
上記化合物(I)または(II)と無機酸あるいは有機
酸とを反応させることにより容易に得ることができる。
尚2本発明のチオケテン誘導体(IIのうち+ R’が
低級アルキル基または(低級アルコキシ)カルボニル基
であるか或いはAが基: −CH(COOR’) −で
ある化合物には2つの光学異性体及びそれらの混合物で
あるラセミ体が存在する。更に、一般式TI)において
R4が低級アルキル基または(低級アルコキシ)カルボ
ニル基であり、Aが基ニーCH(COOR5)−である
化合物には2つの立体異性体(即ち、シス及びトランス
−異性体)が存在し、更にそれらの各異性体には2つの
光学異性体及びそれらの混合物であるラセミ体が存在す
る。本発明はこれらの立体異性体、光学異性体及びその
混合物のいずれをも含むものである。
本発明によれば、チオケテン誘導体+I)は以下に示す
方法により製することができる。
A法 一般式 (但し+ R’+ R2+ R3,R’及びAは前記と
同一意味を有する。) で示される化合物は一般式 (但し+ R’ + R’及びAは前記と同一意味を有
する。) で示される化合物と二股式 (但し+ X’はハロゲン原子を表わす。)で示される
化合物とを反応させるか、或いは一般式(8)で示され
る化合物と二硫化炭素及び低級アルキルハライド、1.
2−ジハロゲノエタンまたは1゜2−ジハロゲノエチレ
ンから選ばれる化合物とを反応させることをこより製す
ることができる。
B法 一般式 (但し、R11はアルキル基、低級アルケニル基。
フェニル基または基: −B−Yを表わしr R2+ 
R3tR’、A、Y及びBは前記と同一意味を有する。
)で示される化合物は一般式 (但しl R2t R31R’及びAは前記と同一意味
を有する。) で示される化合物と一般式 %式%() (但しt X2はハロゲン原子を表わし、R11は前記
と同一意味を有する。) で示される化合物とを反応させることにより製すること
ができる。
C法 一般式 (但し、R41は水素原子または(低級アルコキシ)カ
ルボニル基を表わしe A’ + R’ + R2及び
R3は前記と同一意味を有する。) で示される化合物は一般式 (但しl R’l R2t R3及びR6は前記と同一
意味を有する。) で示される化合物と一般式 %式%() (但し、R9は水素原子または基: −COOR’を表
わし R6及びR8は前記と同一意味を有する。)で示
される化合物とを反応させて一般式R1 (但し+ R1+ R2HR3HR8及びA′は前記と
同一意味を有する。) で示される化合物を製するか、或いは一般式(但し* 
R’ + R2+ R3+ R’ t R8及びA′は
前記と同一意味を有する。) で示される化合物を分子内閉環させて一般式(ニーd)
で示される化合物を製し、要すれば、更に該化合物(I
−d)と酸またはアルカリとを反応させて一般式 (但しl R11R21R3及びA′は前記と同一意味
を有する。) で示される化合物を製することにより得ることができる
旦監 一般式 (但し、R42は低級アルキル基を表わし R11,R
2゜R3及びA′は前記と同一意味を有する。)で示さ
れる化合物は一般式 (但し+ R”* R2t R3+ R’及びA′は前
記と同一意味を有する。) で示される化合物と低級アルキルハライドとを反応させ
て一般式 (但しl R”l R2t R31R”I R8及びA
′は前記と同一意味を有する。) で示される化合物を製し9次いで該化合物から基ニーG
OOR8を除去することにより製することかできる。
E法 一般式 (但し、R12は基ニーB−Yを表わし、Yはアミノ置
換フェニル基を表わし+ Br R2+ R3+ R’
 +及びAは前記と同一意味を有する。) で示される化合物は一般式 (但し、R13は基ニーB−Yを表わし、Yはニトロ置
換フェニル基を表わし、 B、 R2,R3,R’及び
Aは前記と同一意味を有する。) で示される化合物を還元するか、或いは一般式(但し、
R14は基ニーB−Yを表わし、Yはアシルアミノ置換
フェニル基を表わし+ B + R2+ R” +R4
及びAは前記と同一意味を有する。)で示される化合物
からアシル基を脱離させることにより製することができ
る。
以下にこれらの製法を更に詳しく説明する。
(A及びB法) 化合物(2)と(IV)との反応、低級アルキルハライ
ド。
1.2−ジハロゲノエタンおよび1,2−ジハロゲノエ
チレンから選ばれる化合物と化合物(8)と二硫化炭素
との反応及び化合物(ニーb)と化合物(■)との反応
はいずれも溶媒中塩基の存在下で実施することができる
。化合物(5)及びff)としてはXlまたはX2が塩
素原子、臭素原子またはヨウ素原子である化合物が好適
に使用できる。低級アルキルハライドとしては例えば臭
化メチル、臭化エチル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル等
を好適に使用することができる。1,2−ジハロゲノエ
タンとしては例えば1.2−ジクロロエタン、1.2−
ジブロモエタン等を挙げることができ、1,2−ジハロ
ゲノエチレンとしては例えば1.2−ジクロロエチレン
、1.2−ジブロモエチレン等を挙げることができる。
塩基としては無機あるいは有機塩基を使用することがで
きるが、化合物(ニーb)とTV)との反応においては
無機塩基を用いるのが好ましい。無機塩基としては例え
ば水素化ナトリウム、水素化カリウムの如き水素化アル
カリ金属、水酸化ナトリウム。
水酸化カリウムの如き水酸化アルカリ金属あるいは炭酸
ナトリウム、炭酸カリウムの如き炭酸アルカリ金属を挙
げることができ、また有機塩基としては例えばナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエ5−ジアザビシクロ(5,
4,0)−ウンデカ−5−エン等を挙げることができる
。溶媒としてはエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルスルホキシド、ジメトキシエタン等を好適に使
用することができる。反応は0〜80″Cで好適に実施
することができる。
(C法) 化合物(II−a)と(資)との反応は溶媒中塩基の存
在下で実施することができる。塩基としては前記A及び
B法において挙げた水素化アルカリ金属。
水酸化アルカリ金属、炭酸アルカリ金属及びアルカリ金
属アルコキシドあるいはn−ブチルリチウム、リチウム
ジイソプロピルアミドの如き無機あるいは有機塩基を好
適に使用することができる。
溶媒としてはA及びB法で使用できる溶媒あるいはベン
ゼンを好適に挙げることができる。反応は0〜80°C
で好適に実施することができる。
化合物(m−b)の分子内閉環は溶媒中塩基の存在下で
実施できる。塩基としてはA及びB法において挙げた如
きアルカリ金属アルコキシド等の有機塩基を好適に使用
することができる。溶媒としてはベンゼン、メタノール
、エタノール、テトラヒドロフラン等を好適に挙げるこ
とができる。
反応は0〜80°Cで好適に実施することができる。
尚、上記反応において使用する原料化合物(■−a)、
(II−b)、(資)及び(I−d)としては。
R5、R6またはR8で示される基がメチル、エチル。
プロピルまたはブチルの如き炭素数1〜4の低級アルキ
ル基である化合物を好適に使用することができる。
上記の如(して得られる化合物(I−d)と酸またはア
ルカリとの反応は溶媒中で好適に実施す名ことができる
。酸としては例えば塩酸、硫酸の如き鉱酸を挙げること
ができる。塩基としてはA。
B法で挙げた如き水酸化アルカリ金属、炭酸アルカリ金
属、あるいは炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムの
如き炭酸水素アルカリ金属、アンモニア等を挙げること
ができる。溶媒としては水。
メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン。
ジオキサンあるいはそれらの混合物を好適に使用するこ
とができる。反応は30〜100°Cで好適に実施する
ことができる。
(D法) 化合物(ニーd’)と低級アルキルハライドとの反応は
A法における低級アルキルハライドと化合物(2)と二
硫化炭素との反応と同様の反応条件下で好適に実施でき
る。すなわち、水素化アルカリ金属、水酸化アルカリ金
属、炭酸アルカリ金属、アルカリ金属アルコキシド等の
無機あるいは有機塩基の存゛布下、A法で挙げた溶媒中
で0〜80°Cで好適に実施することができる。
上記の如くして得られる化合物(I −f’ )からの
基: −COOR8ノJ[I[、該化合物(ニー f’
 ) ヲ溶媒中アルカリで処理し9次いで生成物を加熱
することにより実施することができる。アルカリとして
は例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの如き水酸
化アルカリ金属を挙げることができる。
アルカリ処理における溶媒としては例えばメタノール、
エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、水ある
いはそれらの混合物を好適に使用することができる。
アルカリ処理の後、生成物を40〜100’Cで加熱す
ることにより基: −COOR8は容易に脱離すること
ができる。
(E法) 化合物の(I−h)の還元は溶媒中触媒の存在下で容易
に実施することができる。触媒としてはPd−C,白金
、ラネーニッケル等を好適に使用することができる。溶
媒としては例えばメタノール。
エタノール、酢酸エチル等を好適に挙げることができる
。反応は20〜80°Cで好適に実施することができる
一方、化合物(ニーi)からのアシル基の脱離は例えば
該化合物(I−i)を臭化水素酸、塩酸あるいは硫酸の
如き鉱酸で処理するか、または触媒(例えばPd−C,
白金、ラネーニッケル等)の存在下接触還元するなどア
シル基の種類に応じて通常の方法により容易に実施する
ことができる。
尚1本発明の出発原料のうち、化合物(II−a)及び
(II−b)は新規化合物であり1例えば下記反応式で
示される方法により製することができる。
(■) (■)(■) C82及び (I[) 低級アルキルハライド。
1.2−ジハロゲノエタンまたは 1.2−ジハロゲノエチレン (但し、上記反応式においてXlはハロゲン原子を表わ
し+ R’ + R2t R3t R’ + R7及び
Xlは前記と同一意味を有する。) 上記方法によれば、化合物(IX)は化合物(■)と(
■)とを溶媒(例えば塩化メチレン、ベンゼン。
酢酸エチル、クロロホルム、エーテル等)中脱酸剤(例
えばベンジルアミン、トリエチルアミン。
ピリジン、水酸化アルカリ金属等)の存在下、0〜50
°Cで反応させることにより製することができる。化合
物(■)を過剰量用いる場合は、該化合物が脱酸剤とし
ても役立つため他の脱酸剤を必ずしも使用する必要はな
い。又、化合物(■)としては Xlが塩素原子である
化合物を好適に使用することができる。次いでルートF
によれば、化合物(I[)は化合物(IX)と(JV’
)とを溶媒(例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホ
ルムアミド、1.2−ジメトキシエタン、テトラヒドロ
フラン、ベンゼン、エーテル等)中塩基(例えば水素化
アルカリ金属、水酸化アルカリ金属、炭酸アルカリ金属
アルカリ金属アルコキシド等)の存在下、10−80°
Cで反応させることにより製することができる。化合物
(IV)としてはxlが塩素原子、臭素原子あ・るいは
ヨウ素原子である化合物を好適に使用することができる
。一方、ルートGによれば、化合 □物(II)は化合
物(IX)と二硫化炭素及び低級アルカリハライド、1
.2−ジハロゲノエタンまたは1.2′−ジハロゲノエ
チレンから選ばれる化合物とを反 □応させることによ
り製することができる。本ルートGの反応は前記A法に
おける化合物(N)と二硫化炭素及び低級アルキルハラ
イド、1.2−ジハロゲノエタンまたは1.2−ジハロ
ゲノエチレンから ・選ばれる化合物との反応と同様の
条件下で実施す □ることができるが1本反応において
は溶媒として例えばジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ジメトキシエタン、メタノール、エタノー
ル、ベンゼン、水あるいはこれらの混合物を用いるのが
好ましい。
出発原料(■)においてR7が基: −A’ −CH2
−C00R8(R8及びA′は前記と同一意味を有する
。)である化合物は一般式R’NH(R1は前記と同一
意味を有する。)で示される化合物と化合物(Vl)と
を反応させるか、或いは一般式R15CHO(R15は
水素原子、アルキル基、低級アルケニル基、置換基を有
していてもよいフェニル基または基ニーB−Yを表わし
、B及びYは前記と同一意味を有する。)テ示’:5 
tL ル化合物(!: 一般式H2N A’ CH2C
00R8(A’及びR8は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物とを反応させ得られる生成物を還元す
ることにより製することができる。
また、A法で使用する出発原料化合物(M)のうち、一
般式(N)においてAが基: −(CH2)n−であり
、nが整数0または1である化合物は公知方法。
例えばCo11ection Czeckoslov、
 chem、 commun、、 35゜3280 (
1970) r J、ofAntibiotics、 
33゜173 (1980)あるいはTetrahed
ron 1etters。
369 (1979)に記載の方法に準じて製すること
ができる。更に、化合物(M)は下記反応式にしたかつ
て製することもできる。
1 (M) (X[II) ♀ 1 (但し、上記反応スキーム中n′は整数0または1を表
わしt R”e R’t R’l R’及びA′は前記
と同一意味を有する。) スキームHの方法によれば、化合物(II−a)は、化
合物(X)とジケテンとを溶媒(例えばメタノール、エ
タノール、ベンゼン)中0〜50℃で反応させ次いで1
0〜80°Cでアルカリ金属アルコキシド(例えばナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド)で処理し、
得られる化合物(X[)を酸(例えば塩酸、臭化水素酸
、酢酸)の存在下溶媒(例えばエタノール、水、テトラ
ヒドロフラン)中加熱することにより製することができ
る。原料化合物(X)においてn′が整数1である化合
物はアミン化合物: R’−NH2(但し+ R’は前
記と同一意味を有する。)とアクリル酸メチル誘導体と
を反応させることにより製することができる。
スキーム■の方法によれば、化合物(N−b)は、化合
物(X[[)を分子内閉環し、得られる化合物(X[)
を溶媒(例えば含水アセトニ)IJル、含水テトラヒド
ロフラン、あるいは水等)中加熱すると下で実施するこ
とができる。
更に原料化合物(8)においてnが整数1または2であ
る化合物は下記反応スキームJに示す方法により製する
こともできる。
11 (但し、上記式中fは整数1または2を表わし。
R11,R4及びx2は前記と同一意味を有する。)反
応スキームJの方法によれば、化合物(m−C)は化合
物(XIV)と(V)とを塩基(例えば水酸化アルカリ
金属、水素化アルカリ金属、炭酸アルカリ金属、アルカ
リ金属アルコキシド等)の存在下で反応させ、得られる
化合物(XV)を30〜8゜Cで酸(例えば塩酸、臭化
水素酸、酢酸等)処理することにより製することができ
る。尚、原料化合物(XIV)のうちn′が整数2であ
る化合物は例えば3−メトキシ−2−シクロヘキセン−
1−オンオキシム(Chem、 Pharm、 Bul
l、、 19.523 (1971)に記載化合物〕を
ベック≠マン転位反応に付すことにより製することがで
きる。
中毒性肝障害、肝炎あるいは脂肪肝は種々の原因により
発病するが、主な病変は肝細胞壊死及び脂質の貯留であ
る。壊死の特徴はその原因により異なるが、小葉中心性
壊死、小葉周辺性壊死及び小葉散在性壊死に分けること
ができる。実験的には、四塩化炭素投与により小葉中心
性壊死及び脂質の貯留を伴なう肝障害を作成することが
でき。
その肝障害の程度は計重量の測定及び肝臓の肉眼的観察
によって知ることができる。一方、小葉周辺性壊死及び
間葉系反応を伴なう小葉散在性壊死はそれぞれアリルア
ルコール及びD−ガラクトサミン投与により引き起こす
ことができ、それらの肝障害の程度は血漿中のグルタミ
ツクーピルビック−トランスアミナーゼ(GPT)活性
及びグルタミツクーオキザロアセチック−トランスアミ
ナーゼ(GOT)活性を測定することにより知ることが
できる。
本発明の化合物(I)及び(II)は種々の肝障害9例
えば小葉中心性壊死を伴なう肝障害、小葉周辺性壊死を
伴なう肝障害、小葉散在性壊死゛及び間葉系反応を伴な
う肝障害、脂肪肝、薬物中毒性肝障害。
うっ血肝などの治療、軽減あるいはこれら障害からの肝
臓の保護に優れた効果を発揮する。従って本発明化合物
(I)及び(I[)は、ヒトを含む動物の肝障害の治療
・予防薬として有用であり2例えばウィルス性肝炎、薬
物中毒性肝障害、アルコール性肝炎、脂肪肝、黄痘、更
にはそれらの終末像である肝硬変の治療あるいは予防に
使用することができる。又2本発明化合物(I)及び(
II)は肝機能の改善作用をも有し、しかも毒性が低い
ため、医薬として使用する場合安全性が高い。例えば9
本発明化合物である1−ベンジル−3−(1,3−ジチ
オール−2−イリデン’)−2,4−ジオキソピペリジ
ンをマウスに経口投与(投与量:1,500ダ/Kg)
 した場合、投与7日後も死亡例が見られなかった。
本発明化合物(I)、 (n)あるいはその塩を医薬と
して使用する場合、経口的にも非経口的(例えば静脈・
筋肉あるいは皮下注射等)にも投与することができる。
化合物(1)、 (II)又はその塩の投与量は患者の
年齢2体重、状態あるいは疾患の程度などにより異なる
が9通常1日当りの投与量は0.01〜250q/Kg
、好ましくはo、 i〜50ダ/Kgである。
更に本発明化合物(Il、 (I[)又はその塩は9通
常の経口又は非経口投与に適した賦形剤との混合物の形
で用いることもできる。この様な賦形剤としては例えば
、ゲラチン、ラクトース、グルコース。
塩化ナトリウム、デンプン、ステアリン酸マグネシウム
、タルク、植物油などを挙げることができる。又、剤型
としては錠剤、糖衣錠、丸剤、カプセル剤等の固形製剤
あるいは溶液、ケン濁液、乳濁液剤等の液剤であっても
よい。これらの製剤は殺菌し、及び/又は安定化剤、湿
潤化剤、乳化剤等の補助剤を含むものであってもよい。
Iff T in ! M″& U * * 4YjG
 $ d 7 N K * R”21詳しく説明する。
尚9本明細書中、「低級アルキル」、「低級アルケニル
」、「低級アルキレン」及び「低級アルコキシ」はそれ
ぞれ炭素数1〜4のアルキル、炭素数2〜4のアルケニ
ル、炭素数1〜4のアルキレン及び炭素数1〜4のアル
コキシを意味し、または「アルキル」とは炭素数1〜1
0のアルキルを意味するものである。また、rl、3−
ジチオール」なる用語は[4,5−ジデヒドロ−1,3
−ジチアシクロペンタン」を意味するものである。
実験例1 (四塩化炭素肝障害に対する作用) (実験方法) 0、5 %カルボキシメチルセルロース溶液にケン濁し
た検体(投与量: 100Wg/ 10x//Kg)を
ddy系雄性マウス(5〜6週令9体重25〜30f、
一群3匹)に経口投与し、マウスは絶食させる。3時間
後にオリーブ油に溶解した四塩化炭素(50μll15
at−オリーブ油/Kg)を経口投与する。更にその3
時間後再び前記と同量の検体を経口投与する。四塩化炭
素投与24時間後マウスの体重を測定した後直ちに肝臓
を摘出し、計重量を測定すると共に肝臓の色調及び小葉
像を肉眼観察する。正常対照群には、一検体ケン濁液及
び四塩化炭素溶液の代わりに0.596カルボキシメチ
ルセルロース溶液及びオリーブ油を経口投与し、一方円
塩化炭素対照群には、0.5%カルボキシメチルセルロ
ース溶液及び四塩化炭素溶液を経口投与した。
肝障害に対する検体の保護効果は、下式で算出される相
対計重量(=体重1001当りの肝重量肝重量増加抑制
率においては、該抑制率が“20%以上”、“−20%
以上2096未満”及び”−20%未満”の3群に、ま
た肝色調及び小葉像の肉眼的観察においては、”正常対
照群とほぼ同様”、“四塩化炭素対照群に比し改善が見
られる”及び”四塩化炭素対照群とほぼ同様”の3群に
分けて判定基準とした。
(結果) 下記第1〜2表に示す化合物はいずれも上記判定基準に
おいて、正常対照群とほぼ同様の肝色調及び小葉像の肉
眼的観察結果を示し、また2096以上の相対計重量増
加抑制率を示した。
第 1 表 第 2 表 (II) 実験例2 (四塩化炭素亜急性肝障害に対する作用)(実験方法) 四塩化炭素とオリーブ油の等容量混液1m//#(四塩
化炭素投与量:0.5j+//&e)をSD系雌雄性・
ソト(6退会9体重170〜21(1,一群5匹)に1
日1回4日間連続して皮下投与する。一方上記と併行し
て0.5%カルボキシメチルセルロース溶液ニケン濁し
た検体(10o*/ 10wl/#>を1日1回4日間
連続して経口投与する。検体最終投与後絶食し、24時
間後に、腹部工大静脈から採血して致死させ直ちに肝臓
を摘出した。採取血液(ヘパリン処理)から血漿を分離
し、血漿中のGPT及びGOT活性を測定した。また同
時に許撫中のトリグリセリド(TG)量を測定した。
尚、正常対照群には、検体ケン濁液及び四塩化炭素溶液
の代りに0.5 %カルボキシメチルセルロース溶液及
びオリーブ油を投与し、一方、四塩化炭素対照群には、
0.5%男ルボキシメチルセルロース溶液及び四塩化炭
素溶液を投与した。
(結果) 結果は第3表に示す通りである。
第 3 表 物を意味する。
実施例1 1−エチル−2,4−ジオキシピペリジン1.061を
ジメチルホルムアミド50yslに溶解し、該溶液を6
0%水素化ナトリウム332岬のジメチルホルムアミド
50gtケン濁液に水冷下で滴下する。
混合物を20分間かく拌し2次いでヨウ化2−メチルチ
オ−1,3−ジチオリウム1.89y*加える。
室温で一夜かく拌後9反応液を水に注ぎ9次いで酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去する
。装置をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒;酢
酸エチル)で精製後、酢酸エチル−イソプロピルエーテ
ル混液から再結晶することにより、1−エチル−3−(
1,3−ジチオール−2−イリデン)−2,4−ジオキ
ソピペリジン1、101を淡黄色針状晶として得る。
m、p、114.5−117’C IRシm:x (011−1): 1585* 162
ONMR(CDC#3)δ: 1.21 (t、 J=
7.2Hz、 3H)。
3.58 (Q、 J=7.2Hz、 2H) 、 7
.28 (s、2H) 実施例2−12 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
下記化合物を得る。
(A) ※:z;ベンジルオキシカルボニル基燈意味する。
注=1)再結晶溶媒;実施例魚2〜6,9及び10では
酢酸エチル−〇−へキサン混 液を、実施例Nl18,11及び12では酢酸エチルを
、実施例Nα7ではイソプロパツールを使用。
2) KBr錠またはnujol中で測定実施例13 6096水素化ナトリウム80qをテトラヒドロフラン
10g/にけん濁し、該ケン濁液に1−ベンジル−2,
4−ジオキシピペリジン200q及びヨウ化2−メチル
チオ−1,3−ジチオリウム273ダを加える。混合物
を室温で30分間かく拌し。
反応液を水に注ぐ。得られる水溶液をクロロホルムで抽
出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去す
る。装置をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒、
酢酸エチル:n−へキサン=1 : 1)で精製後イソ
プロピルアルコールかう再結晶することにより、1−ベ
ンジル−3−(1,3−ジチオール−2−イリデン)−
2,4−ジオキソピペリジン262jlj’を淡黄色針
状晶として得る。
収率87.896 m4)、122−124℃ IRν’!x’3 (3’):1590. 163ON
MR(CDC#3)δ: 4.75 (S、 2H) 
7.29 (S、 8H) 実施例14〜15 対応原料化合物を実施例13と同様に処理することによ
り下記化合物を得る。
(B) 実施例16 60e46水素化ナトリウム83Ivをジメトキシエタ
ン10ゴにケン濁し、該ケン濁液に2.4−ジオキソピ
ペリジン20011fIを加える。混合物を室温で10
分間かく拌した後、ヨウ化2−メチルチオ−1,3−ジ
チオリウム489Ivを加える。混合物を50℃で2.
5時間かく拌し、更にヨウ化2−メチルチオ−1,3−
ジチオリウム49qを加える。
混合物を50′Cで2.5時間か(拌する。減圧下溶媒
を留去し、残香に水を加える。水溶液をクロロホルム抽
出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去す
る。残香をメタノールから再結晶することにより、3−
(1,3−ジチオール−2−イリデン)−2,4−ジオ
キソピペリジン284qを淡黄色針状晶として得る。収
率75%m、I)、277−279’C I Ry !g1s (CIIF−リ :1600. 
164ON M R(CD C11a )δ: 7.3
1 (S、 2H)ムアミド10g/にケン濁する。該
ケン濁液に3−(1,3−ジチオール−2−イリデン)
−2,4−ジオキソピペリジン1.0gのジメチルホル
ムアミド100g/溶液を0〜5 ’Cで滴下する。冷
却下混合物を10分間かく拌する。混合物にヨウ化メチ
ル861qを滴下し、0〜2℃で1.5時間かく拌する
。減圧下溶媒を留去し、残香をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ(溶媒、n−へキサン:酢酸エチル=1:1
)で精製後、酢酸エチル−イソプロピルエーテル混液か
ら再結晶することにより。
1−メチル−3−(1,3−ジチオール−2−イリデン
)−2,4−ジオキソピペリジン634IIgを淡黄色
針状晶として得る。収率59,5%m、p、148.5
−153℃ IRνgacl、(c)―−’) :1595. 16
3ONMR(CDC/3)δ: 3.11 (S、 3
H) 。
7.28 (S、 2H) 実施例18〜20 対応原料化合物を実施例17と同様に処理することによ
り下記化合物を得る。
(C) 実施例21 1−ベンジル−2,4−ジオキソピペリジン2.03f
及び二硫化炭素760qをジメチルスルホキシド20g
/に溶解する。該溶液に水酸化カリウム1.11の水3
 ml溶液を室温で滴下する。混合物を30分間かく拌
した後、1.2−ジブロモエタン1.87fのジメチル
スルホキシド3 yil溶液を滴下する。
混合物を室温で2時間9次いで60’Cで1時間かく拌
する。反応液を水に注ぎ、ベンゼン−酢酸エチル混液で
抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。残香
をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒、ベンゼン
:酢酸エチル=8 : 2)で精製後、エタノールから
再結晶することにより。
1−ベンジル−3−(1,3−ジチオラン−2−イリデ
ン)−2,4−ジオキソピペリジン1.08Fを淡黄色
針状晶どして得る。
m、l)、148−150’C IRν:′:’ (””) : 160 L i 64
9HMR(CDご、)δ: 3.33 (S、 4H)
 、 4.73 (S。
2H) 、 7.30 (S、 5H)実施例22−2
4 対応原料化合物を実施例21と同様に処理することによ
り下記化合物を得る。
(D) 実施例25 (1) (N−ベンジルカルバモイル)酢酸エチルエス
テル39.Of及び二硫化炭素14.03Fを一、1メ
チルスルホキシド390 mlに溶解する。該溶液に水
酸化カリウム21.52Fの水39gt溶液を20〜4
0℃で滴下する。混合物を同温度で30分間かく拌後、
シスー1.2−ジクロ四エチレン17.84fを滴下す
る。混合物を50℃で3時間かく拌後。
シス−1,2−ジクロロエチ°レン3.24 f 10
.を更に同温度で2時間かく拌する。混合物を冷却後。
水に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗。
乾燥後溶媒を留去する。残香をシリカゲルクロマトグラ
フィ(溶媒、n−へキサン:酢酸エチル=2:1)で精
製後、n−ヘキサン−酢酸エチル混液から再結晶するこ
とにより、2−(1,3−ジチオール−2−イリデン)
−2−(N−ベンジルカルバモイル)酢酸エチルエステ
ル33.’1711を淡黄色プリズム晶として得る。収
率62.896m、 p、 78.5−80.5°C IRj’二雪; ([”):1665. 1600NM
R(CDC/3)δ: 7.07 (S、 2H)Ma
ss (m/e) : 321 (M”)(2)60%
水素化ナトリウム1.50fをジメチルホルムアミド1
0(1+lにケン濁する。該ケン濁液に2−(1,3−
ジチオール−2−イリデン)−2−(N−ベンジルカル
バモイル)酢酸エチルエステル10.Ofのジメチルホ
ルムアミド250 ml溶液を4−5 ’Cで滴下する
。混合物を同温度で30分間か(拌後、アクリル酸エチ
ルエステル4.1 mlのジメチルホルムアミド100
g?溶液を滴下する。
混合物を同温度で1時間2次いで室温で5時間かく拌す
る。混合物を氷−水に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。抽
出液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。
残香をn−ヘキサン−酢酸エチル混液から再結晶するこ
とにより、1−ベンジル−5−(1,3−ジチオール−
2−イリデン)−4,6−シオキソピペリジンー3−カ
ルボン酸エチルエステル8.76Nを淡黄色針状晶とし
て得る。収率7596m、I)、127−129’C IRν4g’3 (cn’) : 1730.1630
.1595FMR(CDCI!、 )δ:4.83 (
d、J=15Hz、IH)。
4.63 (d、J=15Hz、IH)、7.32 (
s、2H)Mass (m/e) : 375 (M”
)実施例26 60%水素化ナトリウム1891vを1.2−ジメトキ
シエタン20m+/にケン濁し、氷−水で冷却する。該
ケン濁液に(N−ベンジルカルバモイル)酢酸エチルエ
ステル1.002Fの1.2−ジメトキシエタン23g
+/溶液を滴下する。混合物を30分間かく拌後、ヨウ
化2−メチルチオ−1,3−ジチオリウム1.309F
を加える。混合物を室温で2時間1次いで40−50℃
で1時間かく拌する。
混合物を冷却後、氷−水に注ぎ酢酸エチルで抽出する。
抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。以後実施例25
−(11と同様に処理することにより。
2−(1,3−ジチオール−2−イリデン)−2=(N
−ベンジルカルバモイル)酢酸エチルエステル595M
gを得る。
m、p、79−81℃ IR,NMR及びMaSSスベクトルハ実施例25−(
1)で得られた化合物のそれらと一致。
上記で得た化合物を実施例25−(2)と同様に処理す
ることにより、1−ベンジル−5−(1,3−ジチオー
ル−2−イリデン)−4,6−シオキソピペリジンー3
−カルボン酸エチルエステルを得る。
実施例27 1−ベンジル−5−(1,3−ジチオール−2−イリデ
ン)−4,6−シオキソピペリジンー3−カルボン酸エ
チルエステル2.Ofをエタノール160ゴに溶解し、
該溶液に1096水酸化ナトリウム水溶液8.0 ml
を加える。混合物を2時間還流後9反応液を冷却する。
混合物を1096塩酸で中和した後、減圧下で溶媒を留
去する。残香を酢酸エチルに溶解し、得られる溶液を水
洗、乾燥後溶媒を留去する。残香をイソプロパツールか
ら再結晶することにより、1−ベンジル−3−(1,3
−ジチオール−2−イリデン)−2,4−ジオキソピペ
リジン1.269を淡黄色針状晶として得る。収率78
% 本品の物性値は実施例13で得られた化合物のそれと一
致。
実施例28 1−(3−ピリジルメチル)−5−(1,3−ジチオー
ル−2−イリデン)−4,6−シオキソビペリジンー3
−カルボン酸メチルエステルを実施例27と同様に処理
することにより、1−(3−ピリジルメチル)−3−(
1,3−ジチオール−2−イリデン)−2,4−ジオキ
ソピペリジンを得る。
収率66.1% 本品の物性値は実施例10で得られた化合物のそれと一
致。
本品の塩酸塩: 淡黄色針状晶 m、1)、 243.5℃(分解、メタノールから再結
晶) 実施例29 1−ベンジル−5−(1,3−ジチオール−2−イリデ
ン)−3−メチル−4,6−シオキソビペリジンー3−
カルボン酸エチルエステル245Ivをエタノール5 
mlに溶解し、該溶液に1096水酸化ナトリウム水溶
液2.5 yslを加える。混合物を室温で一夜かく拌
する。混合物を1096塩酸で酸性に調整した抜水に注
ぎ、酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄
、乾燥後溶媒を留去する。
残金をエタノール20g/に溶解し、該溶液を1時間還
流する。反応液から溶媒を留去し、残金をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ(溶媒、酢酸エチル:n−ヘキサ
ン=1:1)で精製後、酢酸エチル−n−ヘキサン混液
から再結晶することにより、1−ベンジル−3−(1,
3−ジチオール−2イリデン)−5−メチル−2,4−
ジオキソピペリジン138qを淡黄色針状晶として得る
。収率69、196 m、I)、168−170℃ IRν鳳L(α−’):1625.1585NMR(C
DC#3)δ: 1.18 (d、 J=6.4Hz、
 3H)。
4.76 (d、 J=15Hz、 IH) 、 4.
81 (d、 J=15Hz、 IH) 、 7.35
 (s、 7H)実施例30 対応原料化合物を実施例29と同様に処理することによ
り下記化合物を得る。
(E) 第 8 表 実施例31 (1) (N−(3−ピリジルメチル)−N−(メトキ
シカルボニルエチル)カルバモイル〕酢酸エチルエステ
ル1.Of及び二硫化炭素0.2 mlをジメ ゛拌ス
ル。シス−1,2−ジクロロエチレン0.245dのジ
メチルスルホキシド2 ml溶液を滴下し、50−55
 ’Cで6時間か(拌する。冷却後、混合物を水に注ぎ
、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗。
乾燥後溶媒を留去する。残金をシリカゲルクロマトグラ
フィ(溶媒、酢酸エチル)で精製することにより、2−
(1,3−ジチオール−2−イリデン)−2−(N−(
3−ピリジルメチル)−N−(メトキシカルボニルエチ
ル)カルバモイル〕酢酸エチルエステル429’ILl
を油状物として得る。
IRI/五’、、””(m’):1730,1655.
1620Mass (m/e) : 408 (M+)
(2) ナトリウムメトキシド〔ナトリウム156〜及
びメタノール511tから調製〕に2−(1,3−ジチ
オール−2−イリデン)−2−(N−(3−ピリジルメ
チル)−N−(メトキシカルボニルエチル)カルバモイ
ル〕酢酸エチルエステル2.211のベンゼン35m1
溶液を加える。混合物を3時間かく拌後、溶媒を留去す
る。残金を酢酸エチルに溶解し、該溶液を水洗、乾燥後
溶媒を留去する。
残金を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶するこ
とにより、1−(3−ピリジルメチル)−5−(1,3
−ジチオール−2−イリデン)−4,6−シオキソピペ
リジンー3−カルボン酸メチルエステル1.Ofを淡黄
色針状晶として得る。収率196 m、p、111−114℃ I R’ m”axヅ (3’):1740. 162
0. 1585NMR(CDC13)δ: 3.69 
(S、 3H) 。
4.76 (S、 2H) 。
7.39 (8,2H) 本島の塩酸塩: 黄色針状晶 m、p、204−205.5℃(メタノールから再結晶
) 実施例32 1−フェニル−3−アセチル−2,4−ジオキソピペリ
ジン2.Ofをエタノール60m1に溶解し。
該溶液に1096塩酸30xiを加える。混合物を7時
間還流後、溶媒を留去する。残金を酢酸エチルに溶解し
、該溶液を飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去するこ
とにより、1−フェニル−2,4−ジオキソピペリジン
1.12Fを粗生成物として得る。該粗生成物1.12
Fをジメトキシエタン30m1に溶解する。該溶液を6
096水素化ナトリウム524qのジメトキシエタン3
0ゴケン濁液に氷冷下で滴下する。混合物を同温度で4
0分間か(拌する。ヨウ化2−メチルチオ−1,3−ジ
チオリウム1.64Fを加え更に室温で3時間かく拌す
る。
混合物を水に注ぎ酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥後溶媒を留去し、残金をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ(溶媒、酢酸エチル:n−ヘキサン=1 :
 1)で精製後、酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再
結晶することにより、1−フェニル−3−(1,3−ジ
チオール−2−イリデン)−2,4−ジオキソピペリジ
ン354qを黄色針状晶として得る。
m、p、150.5−152’C IRv配I (画一り :1630. 160ONMR
(CDC13)δ: 7.3−7.6 (m、 7H)
 。
2.91 (t、J=6.5Hz、2II) 。
3.92 (t、J=6.5Hz、2H)Mass (
mle) : 289 (M+)実施例33 2−(1,3−ジチオール−2−イリデン)−2−(N
−ベンジルカルバモイル)酢酸エチルエステル1.Of
及びジメチルホルムアミド25m1の混合物に6396
水素化ナトリウム14411vのジメチルホルムアミド
11)g/ケン濁液を氷冷下で滴下する。混合物を同温
度で30分間かく拌する。マレイン酸ジエチルエステル
0.6コのジメチルホルムアミド10g/溶液を滴下し
、混合物を室温で一夜かく拌する。混合物を水に注ぎ酢
酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥
後溶媒を留去する。残金をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ(溶媒、n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で
精製することにより、1−ベンジル−5−(J。
3−ジチオール−2−イリデン’) −4,6−シオキ
ソビペリジンー2.3−ジカルボン酸ジエチルエステル
、、196 qを黄色油状物として得る。
IRp’i4’i’B (cllF−1) : 173
5.1630.160ONMR(CD C11s )δ
: 1.17 (tt J= 7H2,3H)。
1.07 (t、 J= 7Hz、 3H)。
5.41 (d、J=15Hz、IH)。
4.17 (d、J=15Hz、IH)。
7.40 (d、 J=6.5Hz、−IH) 。
7.36 (d、 J=6.5Hz、 IH)Mass
 (mle) : 447 (M”)実施例34 1−(4−ニトロベンジル)−3−(1,3−ジチオー
ル−2−イリデン)−2,4−ジオキソピペリジン10
0〜をエタノール2C)atに溶解し、該溶液に10%
Pd/C100qを加える。混合物を常圧触媒還元する
。反応液を口過し触媒を除去する。
口取から溶媒を留去することにより、1−(4−アミー
ノベンジル)−3−(1,3−ジチオール−2−イリデ
ン)−2,4−ジオキソピペリジン92wIgを結晶と
して得る。収率:定量的 m、I)、156.5−158.5℃(エタノールから
再結晶) I Rj’ 二r’ (n−リ : 3440. 33
55. 1625゜585 NMR(CDCA3)δ:4.64 (S、 2H) 
7.26 (d、 J=6Hz、 IH)。
7.32 (d、 J=6Hz、 IH)Mass (
mle) : 318 (Mづ本島の塩酸塩: 淡黄色針状晶 m、I)、 212’C(分解、メタノール−エーテル
混液から再結晶) 実施例35 1−(4−(N−ベンジルオキシカルボニルアミノ)ベ
ンジル)−3−(1,3−ジチオール−2−イリデン)
−2:4−ジオキソピペリジン100ダを酢酸21に溶
解し、該溶液に25%HBr−酢酸溶液0.5 mlを
加える。混合物を室温で40分間9次いで40−50℃
で1時間かく拌する。冷却後エーテルを加え、析出結晶
を口取する。メタノール−エーテル混液から再結晶する
ことにより。
1−(4−アミノベンジル)−3−(1,3−ジチオー
ル−2−イリデン)−2,4−ジオキソピペリジン・臭
化水素酸塩7011vを淡黄色針状晶として得る。収率
79.396 m、I)、210−214°C(分解)IRv =r’
(n−’):1620,158ONMR(DMSO−d
s)δ: 4.68 (S、 2H) 。
7.68 (d、 J=6H2,IH)。
7.74 (d、 J=6H2,IH)Mass (m
/e) : 318 (M’)参考例1 (1) 2.4−ジオキソピペリジン15.1F、オル
トギ酸メチルエステル30m1及びP−トルエンスルホ
ン酸3.oyの混合物をメタノール91時間還流する。
溶媒を留去し、残金をベンゼンに溶解し。
5時間還流する。炭酸ナトリウム9.0gを加え。
混合物を室温で一夜かく拌する。混合物を口過し。
口演から溶媒を留去する。残金を酢酸エチル−イソプロ
パツールから再結晶することにより、4−メトキシ−5
,6−シヒドロー2(IH)−ピリドン12.39を無
色プリズム晶として得る。 収率72.596 m、I)、115−117’C 2,4−ジオキソヘキサヒドロアゼピンを上記と同様に
処理することにより、4−メトキシ−2,5゜6.7−
テトラヒドロアゼピン−2−オンを無色プリズム晶とし
て得る。収率63.85%m、 p、70−73 ’C (2160%水素化ナトリウム447TIgをジメチル
ホルムアミド10gtにケン濁し、該ケン濁液に滴下す
る。混合物を水冷下30分間かく拌する。
ヨウ化エチル0.97 mlを混合物に滴下し、水冷下
30分間9次いで室温で2,5時間かく拌する。混合物
を水に注ぎクロロホルムで抽出する。抽出液を飽和食塩
水で洗浄、乾燥後溶媒を留去する。残金をエタノール1
20dに溶解し、該溶液に10%塩酸60m1を加える
。混合物を25″Cで5時間放置後、減圧上溶媒を留去
する。残金をクロロホルムに溶解し、該溶液を596炭
酸水素す)9ウム水溶液、水で洗浄、乾燥後溶媒を留去
することにより、1−エチル−2,4−ジオキソピペリ
ジン1゜1211を得る。収率7896 本島は粗製物
であるが、精製することなく、そのまま実施例1の原料
として用いた。
参考例2−10 対応原料化合物を参考例1−(2)と同様に処理するこ
とにより、下記化合物を得る。尚、下記化合物はいずれ
も粗製物であるが、精製することなくそのまま実施例2
〜9及び15の原料として用いた。
(F) 第 9 表 参考例11 (1) N−ベンジルグリシンメチルエステル・塩酸塩
23. Ofをエタノール180 mlに溶解し、該溶
液にトリエチルアミン11.1F及びジケテン9゜2g
を水冷下で滴下する。混合物を室温で1時間かく拌後溶
媒を留去する。残金をクロロホルムに溶解し、得られる
溶液を水、1096塩酸次いで水で洗浄、乾燥後溶媒を
留去する。残金をキシレン360g/に溶解し、該溶液
をナトリウムメトキシド溶液〔ナトリウム2.6y及び
メタノール180ゴから調製〕に滴下する。混合物から
メタノールを留去しなから80’Cで2時間か(拌する
。冷却後混合物を水で抽出し、抽出液を1096塩酸で
酸性に調整後酢酸エチルで再び抽出する。有機層を水洗
、乾燥後溶媒を留去する。残金をn−ヘキサン−イソプ
ロピルエーテル−ジエチルエーテル混液から再結晶する
ことにより、1−ベンジル−3−アセチル−2,4−ジ
オキソピロリジン20.331を得る。収率B7.79
/; m、p、74−75’C (2)1−ベンジル−3−アセチル−2,4−ジオキソ
ピロリジン6.94y、596塩酸6C)tl及びエタ
ノール40m1の混合物を6.5時間還流する。溶媒を
減圧留去し、残金を氷−水に加え得られる水溶液を塩化
ナトリウムで飽和して酢酸エチル抽出する。抽出液を飽
和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去することにより、1
−ベンジル−2,4−ジオキソピロリジン4.571を
油状物として得る。収率80.596 IRν+4;d(cm−”): 1685+ 1765
参考例12 ベンジルアミン43.24F及び塩化メチレン300g
+/の混合物にエトキシカルボニル酢酸クロリド29.
63Fの塩化メチレン150gt溶液を氷−水冷却下で
滴下する。混合物を同温度で2時間かく拌する。混合物
を口過し析出物(ベンジルアミン・塩酸塩)を除去する
。口演を296塩酸、飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を
留去する。残金をエーテル−n−ヘキサン混液から再結
晶することにヨJl)、(N−ベンジルカルバモイル)
酢酸エチルエステル42.151を無色針状晶として得
る。収率M、8% m、I)、 50−52’C IRν醪二(cI11’):1735.165ONMR
(CD C13’)δ: 3.34 (S、 2H) 
4.47 (d、 J=5.7Hz、 2H)Mass
 (m/e) : 221 (M+)参考例13 6096水素ナトリウム175’fのジメチルホルムア
ミド10g/ケン濁液に1−ベンジル−5−(1゜3−
ジチオール−2−イリデン)−4,6−シオキソピペリ
ジンー3−カルボン酸エチルエステル1.31のジメチ
ルホルムアミド3C)xl溶液を氷冷下で滴下する。混
合物を同温度で20分間かく拌する。
混合物にヨウ化メチル0.27 xtを加え氷冷下で1
.5時間9次いで室温で1.5時間か(拌する。混合物
を水に注ぎ、得られる水溶液を酢酸エチル抽出する。抽
出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去する。残金
を酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶することにより
、1−ベンジル−5−(1,3−ジチオール−2−イリ
デン)−3−メチル−4゜6−シオキソピペリジンー3
−カルボン酸エチルエステル1.15Fを淡黄色針状晶
として得る。収率85.2% m、I)、111−113’C IRνm2x (i’) ” 1725 * 1625
 + 1595HMR(CDCl2)δ: 1.39 
(S、 3H)参考例14 1−ベンジル−5−(1,3−ジチオール−2−イリデ
ン)−4,6−シオキソピペリジンー3−カルボン酸エ
チルエステル及びヨウ化エチルを参考例13と同様に処
理することにより、1−ベンジル−5−(1,3−ジチ
オール−2−イリデン)−3−エチル−4,6−シオキ
ソピペリジンー3−カルボン酸エチルエステルを淡黄色
油状物として得る。収率79.396 IRν’!’3(ffi’):1725,1625.1
595HMR(CDC13)δ: 0.89 (t、 
J=7.3Hz、 3H)参考例15 (1)3−ピリジルメチルアミン10.81Fのメタ/
−ル50m1溶液にアクリル酸メチル8.60fを水冷
下で滴下する。混合物を室温で18時間かく押抜溶媒を
留去する。残金を減圧蒸留することにより、3−(3−
ピリジルメチルアミノ)プロピオン酸メチルエステル1
6.02Fを得る。収率82.596 b、p、119−120’C10,4−句+213−(
3−ピリジルメチルアミノ)プロピオン酸メチルエステ
ル28.72F、)!jエチルアミン22ysl及び塩
化メチレン240ゴの混合物を5−10 ’Cに冷却す
る。該溶液にエトキシカルボニル酢酸クロリド23.3
8fの塩化メチレン60゜ml溶液を滴下する。混合物
を室温で1時間かく押抜口過して析出物(トリエチルア
ミン・塩酸塩)を除去する。口演を水洗、乾燥後溶媒を
留去する。
残金をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒。
酢酸エチル)で精製することにより(N−(3−ピリジ
ルメチル’) −N−(メトキシカルボニルエチル)カ
ルバモイル〕酢酸エチルエステル35.22gを油状物
として得る。収率77.3%IRν五’a’x”d(f
f’):173011645Mass (mle) :
 308 (M+)参考例16 (1)金属ナトリウムo、r7yをメタノール30m1
に溶解し、該溶液に(N−(3−ピリジルメチル)−N
−(、メトキシカルボニルエチル)カルバモイル〕酢酸
エチルエステル1o、oyのベンゼン170+/溶液を
3〜8℃で滴下する。混合物を同温度で2時間かく押抜
溶媒を留去する。残金を水に溶解し、得られる水溶液を
ベンゼンで抽出する。
水層を1096塩酸で中和後クロロホルムで抽出する。
抽出液を乾燥後溶媒を留去することにより。
1−(3−ピリジル)−2,4−ジオキソピペリジン−
3−カルボン酸メチルエステル8.50gを油状物とし
て得る。収率:定量的 IRνIni、q、uld (cIII−リ :172
0. 1650. 159ONMR(CDC13)δ:
 3.90 (S、 3H) 。
4.61 (S、 2H) Mass (mle) : 262 (M+)(211
−(3−ピリジルメチル)−2,4−ジオキソピペリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステル8.5Of、アセト
ニトリル100g/及び水1.4 mlの混合物を1時
間加熱還流する。混合物から溶媒を留去することにより
、1−(3−ピリジルメチル)−2,4−ジオキソピペ
リジン6.669を結晶として得る。収率:定量的 m、1)、 55−60℃ I Rシ2c、+3(cIII−リ :1730. 1
66ONMR(CDC13)δ: 4.71 (S、 
2H)Mass (mle) : 204 (M+)参
考例17 (1)アニリン931のエタノール500 ml溶液に
アクリル酸エチル100fを氷冷下で滴下する。
混合物を50゛Cで3時間かく拌9次いで8時間加熱還
流後溶媒を留去する。残金を減圧蒸留することにより、
N−フェニル−β−アラニンエチルエステル26.6F
を得る。
b、p、119〜120 @C/ 2闘HgIRνma
x ((W ) :1725(2) N−フェニル−β
−アラニンエチルエステル24.45gのベン4260
g/溶液にジケテン12 wlを70′Cで滴下する。
混合物を一夜還流する。
混合物から溶媒を留去することにより、N−フェニル−
N−メトキシカルボニルメチルカルボニル−β−アラニ
ンエチルエステル37.23 fl ヲ粗生成物として
得る。該粗生成物のメタノール7CJxt溶液をナトリ
ウムメトキシドのメタノール溶液〔金属ナトリウム3.
90f及びメタノール70ゴから調製〕に50゛Cで滴
下する。混合物を50℃で2時間か(押抜溶媒を留去す
る。残金を水に溶解し酢酸エチル抽出する。水層を10
96塩酸で中和後酢酸エチルで再び抽出する。抽出液を
飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去する。残金をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒、酢酸エチル:n
−ヘキサン=1:2)で精製することにより。
1−フェニル−3−アセチル−2,4−ジオキソピペリ
ジン23.879を油状物として得る。 収率81.6
96 IRνmax (’l ) −1665NMR(CDC
#3)δ: 2.58 (8,3’H)Mass (m
le) : 231 (M+)参考例18 (1) 4−ニトロベンズアルデヒド1.51F、β−
アラニンメチルエステル・塩酸塩1.4Of、)リエチ
ルアミン1.6 wtl及びメタノール20yxlの混
合物を室温で25分間かく拌する。混合物に水素化ホウ
素ナトリウム807qを水冷下で加え、同温度で10分
間か(拌する。混合物を10%塩酸で酸性とし酢酸エチ
ルで抽出する。水層を1096NaOHで中和後酢酸エ
チルで再び抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥
後溶媒を留去する。
残金をエーテルに溶解し、塩酸−エーテル溶液を加える
。析出物を口取しメタノールから再結晶することにより
、N−(4−ニトロベンジル)−β−アラニンメチルエ
ステル・塩酸塩1.951を淡黄色板状晶として得る。
収率71.1%m、p、 219.5〜220”C(分
解)IRν罵r’ (CM’) : 173 ONMR
(DMSOds)δ:4.33 (S、 2H)(21
N−(4−ニトロベンジル)−β−アラニンメチルエス
テル・塩酸塩32.66N及びトリエチルアミン38+
++/を塩化メチレン200ゴに溶解する。該溶液にエ
トキシカルボニル酢酸クロリド2o、oyの塩化メチレ
ン100g/溶液を水冷下で滴下する。混合物を同温度
で1時間かく押漬析出物(トリエチルアミン・塩酸塩)
を口去する。口演を2%塩酸、水、24NaOH及び水
で洗浄、乾燥後溶媒を留去することにより、(N−(4
−二トロベンジル)−N−(メトキシカルボニルエチル
)カルバモイル〕酢酸エチルエステル40.4111e
黄色油状物として得る。収率96.496エRI/−g
Id(al):1735.165ONMR(CDC13
)δ: 4.72 (S、 2H)Mass (m/e
) : 352 (M+)(3)金属ナトリウム690
qをエタノール25ゴに溶解し、該溶液に(N−(4−
ニトロベンジル)−N−(メトキシカルボニルエチル)
カルバモイル〕酢酸エチルエステル10.Ofのベンゼ
ン160d溶液を室温で滴下する。混合物を同温度で1
.5時間かく拌する。混合物を水に注ぎ、水層を分取、
10%塩酸で中和後酢酸エチルで抽出する。抽出物を飽
和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去することにより、1
−(4−ニトロベンシル)−2,4−ジオキソピペリジ
ン−3−カルボン酸エチルエステル8.03Fを黄色油
状物として得る。
収率8 B、 496 I Rν gllz” (cIll ’) : 1 7
 2 0 + 1 6 4 5NMR(CDC13)δ
: 4.70 (S、 2H)Mass (m/e) 
: 320 (M′F)上記で得られた化合物を参考例
16−(21と同様に処理することにより1−(4−ニ
トロベンジル)−2,4−ジオキソピペリジンを粗生成
物として得る。収率:定量的 Mass (m/e) : 24 a (M”)尚9本
品は粗製物であるが精製することなく。
そのまま実施例11の原料として用いた。
参考例19 (1) (N−(4−ニトロベンジル’)−N−(メト
キシカルボニルエチル)カルバモイル〕酢酸エチルエス
テル1.01Fのエタノール10i1溶液に10 % 
I)d−C150mgを加える。混合物を常圧接触還元
する。混合物を口過して触媒を除去し9口液を濃縮する
ことにより、(N−(4−アミノベンジル”)−N−(
メトキシカルボニルエチル)カルバモイル〕酢酸エチル
エステル810ダを淡黄色油状物として得る。収率87
.5% IRν期”;’3 C3−1): 1735,1640
Mass (m/e) : 322 (M+)(2) 
(N−(4−アミノベンジル’)−N−(メトキシカル
ボニルエチル)カルバモイル)酢1エチルエステル81
0Iv、炭酸カリウム5951f/。
ベンゼン10Mj及び水10+m?の混合物にベンジル
オキシカルボニルクロリド539IIvのベンゼン1.
51溶液を8℃でかく拌下滴下する。混合物を同温度で
30分間かく押抜酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥後溶媒を留去する。残金をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ(溶媒、酢酸エチル:ベンゼン=3ニア)
で精製することにより。
(N−(4−(N−ベンジルオキシカルボニルアミノ)
ベンジル)−N−(メトキシカルボニルエチル)カルバ
モイル〕酢酸エチルエステル1.08fを無色油状物と
して得る。収率94.2%IR,4iyid (cII
I−1) : 172L 163ONMR(CDCA3
)δ: 5.17 (S、 2H)Mass (m/e
) : 456 (Mづ(3) ナトリウムエトキシド
溶液〔金属ナトリウム601v及びエタノール2 ml
から調整〕に[N−(4−(N−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ)ベンジル) −N−(メトキシカルボニル
エチル)カルバモイル〕酢酸エチルエステル9679の
ベン4フ15gt溶液を室温で滴下する。混合物を同温
度で30分間かく拌抜水に注ぐ。混合物を10%塩酸で
中和後酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後溶媒を留去することによJl)、1− (4
−(N−ベンジルオキシカルボニルアミノ)ベンジル)
−2,4−ジオキソピペリジン−3−カルボン酸エチル
エステル841Wを無色油状物として得る。収率93.
596エRy:’:’ (n’):1725,1640
.160ONMR(CDC13)δ: 4.56 (S
、 2H)Mass (m/e) : 424 (Mづ
+41 1−(4−(N−ベンジルオキシアミノ)ベン
ジル)−2,4−ジオキソピペリジン−3−カルボン酸
エチルエステル823Wを参考例16−(2)と同様に
処理することにより、1−(4−(N−ベンジルオキシ
カルボニルアミノ)ベンジル)−2,4−ジオキソピペ
リジン693gIIIを粗生成物として得る。
Mass (m/e) : 352 尚9本品は粗製物であるが精製することなく。
そのまま実施例12の原料として用いた。
参考例20 (1) フェネチルアミン121fをメタノール500
g/に溶解し、該溶液にアクリル酸メチル86fを室温
で滴下する。混合物を4時間か(拌した後溶媒を留去す
ることにより、N−−yエネチル−β−アラニンメチル
エステル157.8Fを得る。
収率7696 b、p、124〜127’C/1.2awHg+21 
N−フェネチル−β−アラニンメチルエステル80.2
fをメタノール150Htに溶解し、該溶液にジケテン
32m1を水冷下で滴下する。混合物を室温で1時間か
く押抜溶媒を留去する。残金をメタノール100m1に
溶解し得られる溶液をナトリウムメトキシド溶液〔金属
ナトリウム9.81及びメタノール150g/から調製
〕に滴下する。
混合物を室温で2時間かく拌する。溶媒を留去し残金を
氷−水に注ぐ。混合物を酢酸エチルで抽出し、水層を濃
塩酸で酸性にした後酢酸エチルで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥後溶媒を留去することにより、1−フェネチル
°−3−アセチルー2.4−ジオキソピペリジン95.
3Fを無色油状物として得る。収率95% (3)l−7エネチルー3−アセチル−2,4−ジオキ
ソピペリジン5.Of及び1096塩酸30g+/にエ
タノール50g/を加え、混合物を6時間還流する。溶
媒を留去し、残金をクロロホルムに溶解する。該溶液を
飽和食塩水で洗浄、乾燥後溶媒を留去することにより、
1−フェネチル−2,4−ジオキソピペリジン3.62
9を油状物として得る。収率86.4% 尚1本品は粗製物であるが精製することなく。
そのまま実施例14の原料として用いたJ第1頁の続き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
    基、フェニル基または基ニーB−Yを表わし。 Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アル
    キレン基を表わし’ R2及び′R3は共に低級アルキ
    ル基を表わすか或いは互いに結合して基: −CH2C
    H2−または−CH= CH−を形成し R4は水素原
    子、低級アルキル基または(低級アルコキシ)カルボニ
    ル基を表わし、Aは基: −(CH2)n−または−C
    H(COOR5)−を表わし、nは整数0゜1または2
    を表わしl R5は低級アルキル基を表わす。) で示されるチオケテン誘導体。 2、一般式(1)においてR1が基ニーB−Yであり。 Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フェニニル基
    である化合物の薬理的に許容しうる塩である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3、一般式 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
    基、フェニル基または基ニーB−Yを表わし。 Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アル
    キレン基を表わし R4は水素原子。 低級アルキル基または(低級アルコキシ)カルボニル基
    を表わし、Aは基: (CH2) n −* タハーC
    H(COOR’)−を表わし、nは整数0.1または2
    を表わし R5は低級アルキル基を表わす。)で示され
    る化合物と一般式 (但し XIはハロゲン原子を表わす。)で示される化
    合物とを反応させるか、或いは低級アルキルハライド、
    1.2−ジハロゲノエタンおよヒエ。2−ジハロゲノエ
    チレンから選ばれる化合物と一般式@)で示される化合
    物と二硫化炭素とを反応させることを特徴とする一般式 (但し、R”/LびR3は共に低級アルキル基を表わす
    か或いは互いに結合して基ニーCH2CH2−または−
    CH= CH−を形成し R1、R4及びAは前記と同
    一意味を有する。) で示されるチオケテン誘導体の製法。 4、一般式(I)においてR1が基ニーB−Yであり。 Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フェニル基で
    ある化合物を更にその薬理的に許容しうる塩に変換する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の製法。 5、一般式 (但し+ R2及びR3は共に低級アルキル基を表わす
    か或いは互いに結合して基: −CH2CH2−または
    −CH= CH−を形成し、R4は水素原子、低級アル
    キル基または(低級アルコキシ)カルボニル基を表わし
    、Aは基: −(CH2)n−または−CH(COOR
    5)−を表わし、nは整数0.1または2を表わし。 R5は低級アルキル基を表わす。) で示される化合物と一般式 %式%() (但し、R11はアルキル基、低級アルケニル基、フェ
    ニル基または基ニーB−Yを表わし、Yは含窒素複素単
    環式基または置換基を有していてもよいフェニル基を表
    わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アルキレン基を表わし
     X2は/Xロゲン原子を表わす。) で示される化合物とを反応させることを特徴とす11 (但し+ R” + R2+ R3g R’及びAは前
    記と同一意味を有する。) で示されるチオケテン誘導体の製法。 6、一般式(I−a)においてR11が基: −B−Y
    であり、Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フェ
    ニル基である化合物を更にその薬理的に許容しうる塩に
    変換することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    製法。 7、一般式 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
    基、フェニル基または基ニーB−Yを表わし。 Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アル
    キレン基を表わし R2及びR3は共に低級アルキル基
    を表わすか或いは互いに結合して基ニーCH2C見、−
    または−CH= CH−を形成しReは低級アルキル基
    を表わす。) で示される化合物と一般式 %式%() (但し、R8は低級アルキル基を表わし+ R9は水素
    原子または基: −COOR’を表わし+ R5は低級
    アルキル基を表わす。) で示される化合物とを反応させて一般式(但しHA’は
    基ニーCH2−または−CH(COOR’) −を表わ
    しt R11R2,R3,R8及びR5は前記と同一意
    味を有する。) で示される化合物を製するか、或いは一般式(但しt 
    R’ + R2+ R3HR’ + R’及びNは前記
    と同一意味を有する。) で示される化合物を分子内閉環させて一般式(ニーd)
    で示される化合物を製し、要すれば、更に該化合物(I
    −d)と酸またはアルカリとを反応させて一般式 (但しl R’l R21R3及びA′は前記と同一意
    味を有する。) で示される化合物を製することを特徴とする一般(但し
    、R41は水素原子または(低級アルコキシ)カルボニ
    ル基を表わしI R’+ R2+ R3及びNは前記と
    同一意味を有する。) で示されるチオケテン誘導体の製法。 8、一般式(I−c)において+ R’が基ニーB−Y
    であり、Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フェ
    ニル基である化合物を更にその薬理的に許容しうる塩に
    変換することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    製法。 9、一般式 (但し、R11はアルキル基、低級アルケニル基。 フェニル基または基ニーB−Yを表わし、Yは含窒素複
    素単環式基または置換基を有していてもよいフェニル基
    を表わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アルキレン基を表
    わし+ R2及びR3は共に低級アルキル基を表わすか
    或いは互いに結合して基ニーCH2CH2−または−C
    H= CM−を形成し+ R8は低級アルキル基を表わ
    し、Nは基−CH2−または−CH(COOR’)−を
    表わし+ R5は低級アルキル基を表わす。) で示される化合物と低級アルキルハライドとを反応させ
    て一般式 (但し、R42は低級アルキル基を表わしr 、R”+
     R2+R3、R8及びA′は前記と同一意味を有する
    。)で示される化合物を製し1次いで該化合物から基ニ
    ーC0OR”を除去することを特徴とする一般式(但し
     RI2 、 R2、R3、R42及びNは前記と同一
    意味を有する。) で示されるチオケテン誘導体の製法。 10、一般式(I−f)iこおいて、R11が基ニーB
    −Yであり、Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換
    フェニル基である化合物を更にその薬理的に許容しつる
    塩に変換することを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の製法。 11、一般式 (但し、R13は基ニーB−Yを表わし、Yはニトロ置
    換フェニル基を表わし、Bは直鎮または分枝鎖低級アル
    キレン基を表し+ R2及びR3は共に低級アルキル基
    を表わすか或いは互いに結合して基ニー CH2CH2
    −または−CH= CH−を形成し+ R’は水素原子
    、低級アルキノC基または(低級アルコキシ)カルボニ
    ル基を表わし、Aは基: −(CH2)n−または−C
    H(GOOR’)−を表わし、nは整数0.1または2
    を表わし+ R’は低級アルキル基を表わす。)で示さ
    れる化合物を還元するか、或いは一般式R14 (但し、R14は基ニーB−Yを表わし、Yはアシルア
    ミノ置換フェニル基を表わし、 B、 R2,R3,R
    ’及びAは前記と同一意味を有する。) で示される化合物からアシル基を脱離させ、要すれば生
    成物をその薬理的に許容しうる塩に変換することを特徴
    とする一般式 (但し、R12は基ニーB−Yを表わし、Yはアミノ置
    換フェニル基を表わしl BI R2s R31R’、
    及びAは前記と同一意味を有する。) で示される化合物またはその薬理的に許容しうる塩の製
    法。 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
    基、フェニル基または基: −B−Yを表わし。 Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わし、Bは直鎖または分枝鎖低級アル
    キレン基を表わし R2及びR3は共に低級アルキル基
    を表わすか或いは互いに結合して基: −CH2CH2
    −または−CH= CH−を形成し。 R6は低級アルキル基を表わし R7は水素原子または
    基ニーA’−CH2GOOR8を表わし、A′は基ニー
    CH2−または−CH(COOR’)−を表わし、R5
    及びR8はそれぞれ低級アルキル基を表わす。)で示さ
    れるカルバモイル酢酸誘導体。 13、一般式(II)において+ R’が基: −B−
    Yであり、Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フ
    ェニル基である化合物の塩である特許請求の範囲第12
    項記載の化合物。 (但し R1は水素原子、アルキル基、低級アルケニル
    基、フェニル基または基ニーB−Yを表わし。 Yは含窒素複素単環式基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わし、Bは直鎮または分枝鎖低級アル
    キレン基を表わし R6は低級アルキル基を表わし R
    7は水素原子または基ニーA’−CH2COOR8を表
    わしHA’は基ニーCH2−または−CH(COOR’
    )−を表わし R5及びR8はそれぞれ低級アルキル基
    を表わす。) で示される化合物と一般式 (但し、xlはハロゲン原子を表わす。)で示される化
    合物とを反応させるか、或いは低級アルキルハライド、
    1,2−ジハロゲノエタンおよび1.2−ジハロゲノエ
    チレンから選ばれる化合物と化合物(財)と二硫化炭素
    とを反応させることを特徴とする一般式 (但し+ R2及びR3は低級アルキル基を表わすか或
    いは互いに結合して基: −C)(2CH2−ま−たは
    −CH=CH−を表わし* R’ + R’及びR7は
    前記と同一意味を有する。) で示されるカルバモイル酢酸誘導体の製法。 15、一般式(II)各こおいてR1が基ニーB−Yで
    あり。 Yが含窒素複素単環式基またはアミノ置換フェニル基で
    ある化合物を更にその塩に変換することを特徴とする特
    許請求の範囲第14項記載の製法。
JP390685A 1984-01-14 1985-01-11 チオケテン誘導体及びその製法 Pending JPS60197658A (ja)

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GB8409431 1984-04-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104068A (ja) * 1987-07-01 1989-04-21 Yuhan Corp Ltd 1,3―ジチオール―2―イリデン誘導体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104068A (ja) * 1987-07-01 1989-04-21 Yuhan Corp Ltd 1,3―ジチオール―2―イリデン誘導体
JPH0587070B2 (ja) * 1987-07-01 1993-12-15 Yuuhan Corp Ltd

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