JPS6019756B2 - 蒸留残渣から無水マレイン酸を回収する方法 - Google Patents

蒸留残渣から無水マレイン酸を回収する方法

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JPS6019756B2
JPS6019756B2 JP53136850A JP13685078A JPS6019756B2 JP S6019756 B2 JPS6019756 B2 JP S6019756B2 JP 53136850 A JP53136850 A JP 53136850A JP 13685078 A JP13685078 A JP 13685078A JP S6019756 B2 JPS6019756 B2 JP S6019756B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/43Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
    • C07C51/44Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation by distillation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/54Preparation of carboxylic acid anhydrides
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  • Furan Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば工業的に粗製無水マレィン酸を処理し
て純粋な無水マレィン酸にする際得られるものの如き、
無水マレィン酸を含有している蒸留残澄から無水マレィ
ン酸を回収する方法に関するものである。
ベンゼン又はC4一炭化水素類の酸化により製造された
粗製水無水マレィン酸から純粋な無水マレィン酸を得る
方法は例えばドイツ公開明細書2061335及びドイ
ツ特許明細書2061336から公知である。
この方法では、純粋な無水マレィン酸を分離した後に、
依然として無水マレィン酸を含有している残澄が残存し
ており、そこから蒸留により無水マレィン酸を回収する
。ナフタリン又はo−キシレンの接触酸化による無水フ
タル酸の製造中に創生物として得られる無水マレイン酸
を、無水フタル酸オフ・ガス(Off−gas)洗浄水
から脱水及び蒸留により回収することも例えば米国特許
明細書250班73 2770紙0及び2斑9払5から
公知である。この方法においても、純粋な無水マレィン
酸の分離後に、無水マレィン酸を依然として含有してい
る残澄が同様にして得られる。しかしながら、蒸留銭澄
中に含まれている無水マレイン酸をこれらの方法により
ほぼ完全に回収することは不可能である。当業界の現状
方法に従って蒸留を実施した後に残存している残澄が依
然として約30〜50%の無水マレィン酸を含有してい
ることが、実験により示されている。
この依然として相当な量の無水マレィン酸は、残澄を蒸
留単位から排水又は排出可能にするのに充分な程度の流
動状態に保つには必要なものである。残澄をあまり蒸留
しすぎると、残簿を液体状態で蒸留単位から除去してそ
れを例えば液体状態での燃焼の如き特に有利な分解工程
に送ることができなくなる程度まで結晶性フマル酸の粘
度及び含有量が増大してしまう。液体状態の残澄の燃焼
は費用及び環境保護の両方の理由のために最も好適な廃
棄方法であり、その理由は他の考えられる方法、例えば
残澄を水中に溶解させそして流出物を生物学的処理工程
で処置する方法又は水溶液の燃焼により残笹を固化させ
そしてそれの粉砕後にそれを固体状態で廃棄するかもし
くは燃焼させる方法には、ある場合には相当な費用がか
かり、或いはこれらの方法を使用すると環境汚染が完全
には避けられないからである。
従って当業界の現状方法に従う工程では、無水マレィン
酸の生成量の相当割合(2〜8%)が蒸留強盗と共に廃
棄され、その結果収率が減少する。無水マレィン酸残湾
から無水マレィン酸を回収する方法を今見出した。
該方法は蒸留装置中で無水マレィン酸を無水マレィン酸
含有残簿から蒸留除去し、該蒸留除去段階の前もしくは
後に、無水フタル酸含有残澄を該蒸留残澄に、無水フタ
ル酸含有残澄対蒸留除去段階にかけられる無水マレィン
酸残燈の重量比が0.3〜1.5:1となるような量で
加え、そして生成した残澄混合物を次に蒸留単位の底部
から排出させることにより特徴づけられている。一般に
、無水マレイン酸は無水マレィン酸含有蒸留銭澄から、
15重量%以下の、好適には5重量%以下の、無水マレ
ィン酸の最終含有量となるまで蒸留除去される。
本発明に従い蒸留除去段階の前もしくは後に、無水マレ
ィン酸蒸留残澄に加えられる無水フタル酸は、第一留分
力ラム及び主力ラムから普通構成されている蒸留装置中
で粗製無水フタル酸を蒸留0して純粋な無水フタル酸を
与える際に得られる第一留分と主力ラムの底部から排出
された底部生成物との混合物である。無水フタル酸残漣
と称されている本発明に従って使用される混合物は、本
質的に約30〜80%の無水フタル酸、10〜40%の
安息タ客酸、3〜8%の無水マレィン酸及び10〜20
%の比較的高沸点の、ある場合には樹脂状の、物資から
なっており、そして約100〜130%の固化範囲を有
している。無水フタル酸残澄は130℃以上の温度にお
いては低い粘度を有しており、そして事実上固体成分を
含有していない。
それは無水マレィン酸蒸留残澄と全ての割合で混和可能
である。無水フタル酸磯澄は何の価値もない廃棄物であ
り、それは無水フタル酸の製造中に生成する。
それは普通液体廃棄物の燃焼用装置中で燃焼される。無
水マレィン酸残盗用の希釈剤として無水フタル酸残糟を
使用すると、一方では残澄の蒸留中に無水マレィン酸が
得られそれは容易に処理できて規準により要求されてい
る純度を有する最終生成物を与え、そして他方では本質
的に無水マレィン酸を含まない残澄混合物の粘度が非常
に低くなり混合物の取扱いが非常に容易となりその結果
それは蒸留単位から廃棄できそして燃焼装置に液体廃棄
物として困難を伴なわずに供給できる。
本発明に従う方法は例えば下記の如くして実施できる。
連続的もしくは不連続的に実施される、約60〜80%
の無水マレイン酸の他に約15〜40%の無水マレイン
酸水溶液の脱水中に使用される担持剤(entrain
jnga繋nt)、例えばoーキシレン並びに比較的少
量の樹脂状物質及び微溶性フマル酸を含有している粗製
無水マレィン酸溶液の蒸留中に、担持剤及びほとんどの
無水マレィン酸を蒸留除去した後に、蒸留除去された無
水マレィン酸に関して約5〜15%の残澄が残存し、そ
れは高沸点の、ある場合には樹脂状の、成分及び結晶性
フマル酸の他に約30〜90%の無水マレィン酸も含ん
でいる。この残溝は、適当なポンプを用いてもしくは減
圧化により放熱されたパイプライン中を通って、残澄蒸
留用の不連続的に操作されている装置中に運ばれる。こ
の蒸留装置は、凝梓器、加熱装置、蒸気管、冷水で冷却
される冷却器、受器及び真空系を備えた蒸留器からなっ
ている。この蒸留器中で、無水フタル酸残澄を無水マレ
ィン酸蒸留残盗に、無水フタル酸蒸留装置の残澄貯蔵タ
ンクから加熱管を用いて直接的に、或いは加熱可能な運
搬容器を用いて、無水フタル酸残澄対無水マレィン酸残
澄の比が約0.3〜1.2:1であるような量で加える
。ほとんどの場合、0.4〜0.7:1の比で充分であ
る。2種の残澄を混合した後に、混合物中に含有されて
いる無水マレィン酸を約150〜2肌Hgの、好適には
70〜1比吻Hgの、範囲内の圧力下でそして約100
〜180ooの好適には140〜170qoの、範囲内
のサンプ温度において蒸留除去する。
底部生成物を分析すると、無水マレィン酸残留含有量が
5%以下であることが示された。本質的に無水マレィン
酸を含んでおらずそして約130〜180℃の範囲内の
温度において低い粘度を有する残澄を蒸留器中の底部出
口を通して加熱可能な運搬容器中に排出させ、そして液
体廃棄物用の燃焼装置に供給する。蒸留除去された無水
マレィン酸を粗製無水マレィン酸用の中間生成物貯蔵容
器中にポンプで戻し、そして次のバッチ中で蒸留して純
粋な無水マレィン酸を与える。
無水マレィン酸の処理工程の収率は、本発明に従う上記
の方法によって約5〜8%ほど増大する。
本発明に従う方法の他の態様においては、粗製無水マレ
ィン酸の連続的又は不連続的蒸留中に得られそして依然
として約30〜90%の無水マレィン酸を含有している
残澄を、残澄を蒸留するための上記の装置中に運び、そ
して何も添加せずに上記ほ条件下でもはや無水マレィン
酸が蒸留されなくなるまで蒸留除去段階にかける。
それの固体フマル酸及び樹脂状物質の比較的高い含有量
の結果として、5%以下の無水マレィン酸を含有してい
る残留残澄は非常に劣悪な流動性を有している。無水フ
タル酸を上記のこの残簿に約160℃の温度において、
鮫水フタル酸浅薄対蒸留除去段階にかけられる無水マレ
ィン酸残澄の重量比が約0.5〜1.5:1であるよう
な量で加える。すると非常に良好な流動性を有するよう
になったこの混合物を約130〜180℃の範囲内の温
度において排出させ、次にそれを加熱可能な運搬容器を
用いて燃焼単位に供給する。蒸留除去された無水マレィ
ン酸を処理工程の粗製無水マレィン酸段階にポンプで送
る。
従って、本発明の方法の経済的利点は、一方では蒸留残
澄から回収される無水マレィン酸の量により示される無
水マレィン酸工程の収率増大により生じ、そして他方で
はやはり回収される無水マレイン酸の量により示される
灰化される残燈の量の減少により生じる。
加えられる無水フタル酸残澄の費用は無視できるもので
あり、その理由はそれが全ての場合いずれにしろ燃焼も
しくは他の方法でそれを分解させなければならずそれに
はある場合には余分な費用を必要とするような廃棄物で
あるためである。下記の実施例は本発明に従う方法をさ
らに詳しく説明するためのものである。
実施例中では、無水マレィン酸を「MA」と称する。無
水フタル酸夕を「PA」と称する。実施例 1 a 複数管反応器中に配置されている固定床触媒上でn
−ブテン含有C4−炭化水素混合物を大気酸素で酸化す
ることにより、Mハ含有反応気体0を生成した。
気体流中に含まれているMAの吸収及び水和により、気
体精製装置中で約40%のマレィン酸水溶液が得られた
。このマレィン酸溶液を脱水用力ラム中で担持剤として
o−キシレンを用いて脱水することにより、80%のM
A、約】8%のタoーキシレン及びある場合には樹脂状
である他の副生物の他に少量のフマル酸を含んでいる混
合物が、粗組MA溶液として得られた。この粗組MA溶
液を、本質的に蝿洋器、トレイカラム、冷却器、受器及
び真空系を備えている蒸ひ留装置からなるバッチ式に操
作されている蒸留装置中で分留すると、第一留分及び中
間留分の他に純粋なMAが主生成物として得られた。
蒸留残澄として、ある混合物が生成した純粋なMAに関
して12%の量で残存しており、それは分析に従うと例
えば下記の組成を有していた:52%のMA、30%の
樹脂及び18%のフマル酸。この残澄を155q0の温
度において加熱可能な運搬容器中に排出させた。
3トンのMA残総を残澄蒸留用装置中に供給した。
残澄蒸留用装置は、10ゞ−ル圧力蒸気の蒸気加熱用装
置、凝梓器、カラムなしの簡単な分留器、冷却器、生成
物受器及び真空系を備えた10あの蒸留器からなってい
た。PA蒸留装置の残燈容器からの2.5トンのPA残
澄を、加熱可能な運搬容器を用いてMA残溝に加えた。
PA残鷹は下記の組成を有していた:62%のPA、2
3%の低沸点不純物物、主として安息香酸、及び約15
%の比較的高沸点物質、これのあるものは樹脂状であっ
た。不純物(約4%)としてのほんの徴量の安息香酸及
びPAを含有している1.37トンのMAを30側Hg
の真空下で130〜16000のサンプ温度において燈
拝しながら蒸留除去した。残留した残澄は4.6%の残
留MA含有量を有していた。それを困難を伴なわずに蒸
留器中の底部出口を通して加熱可能な運搬容器中に排出
させた。この残澄を困難を伴なわずに液体廃棄物燃焼装
置中で灰化できた。蒸留除去されたMAを蒸留受器から
粗製MA用中間生成物貯蔵容器中へポンプで送った。全
工程のMA収率は5.5%ほど増大した。実施例 2 C,混合物からのMAの製造中に実施例la)に従って
得られた52%の含有量を有する5トンのMA蒸留残澄
を、残湾蒸留用の実施例lb)に記されている装置中で
20柳Hgの真空下でそして130〜17000の範囲
内のサンプ温度において、もはや八Mが蒸留されなくな
るまで蒸留除去段階にかけると、本質的に不純物を含ん
でいない2.5トンのMAが得られた。
2トンの実施例lb)に示されている組成のPA残壇を
16000の温度において、約4%の残留MA含有量を
有する残留蒸留残澄に加えた。
160COにひいて短時間混合した後に、残澄混合物を
困難を伴なわずに、加熱された運搬容器中に排出でき、
そして灰化器に供給できた。
蒸留除去されたMA(生成したMAの量の6%)を粗製
MA用中間生成物容器に再循環させた。実施例 3(比
較例) 52%のMA含有量を有する実施例la)に従って得ら
れた別の5トンのMA蒸留残澄を実施例lb)に記され
ている装置中に、浅漬を蒸留するために、供給した。
残澄を2仇舷Hgの真空下でそして130〜170qo
の範囲内のサンプ温度においても、もはやMAが蒸留さ
れなくなるまで、蒸留した。容器中に残留している銭澄
は依然として約5%のMAを含有していた。それは劣悪
な流動性を有しており、そして高濃度の結晶性フマル酸
を有していた。出口がつまりはじめるために、160〜
170q0の温度においてはほんの少量の残燈しか蒸留
器から排出できなかった。排出された部分を運搬容器及
び加熱管を用いて燃焼装置に供給することは、閉塞及び
流動可能性の欠落のために不可能であった。実施例 4 無水フタル酸製造装置中で大気酸素を用いるo−キシレ
ンの接触酸化により生成した反応気体を、該工程の主生
成物であるそこに含まれている無水フタル酸の脱昇華(
desublimation)後に、気体洗浄器中で気
体精製した。
気体流中に含まれているMAの水中吸収及び水和により
、約40%のマレィン酸溶液が得られた。MAはo−キ
シレン酸化反応の創生物として生成した。約80%のM
A、18%のo−キシレン及び、他のあるものは樹脂状
である創生物の他に、少量のフマル酸及びフタル酸を含
有している粗製MA溶液がこのマレィン酸溶液から、脱
水カラム中で担持剤としてo−キシレンを用いて得られ
た。この粗製MA溶液を、実施例la)に記されている
如くしてバッチ式蒸留して純粋なMAが得られた。
ある混合物が蒸留残燈として、生成した純粋なMAに関
して15%の量で残留しており、それはほぼ下記の組成
を有していた:61%のMA、25%の樹脂、12%の
フマル酸及び2%の無水フタル酸。この残澄を1600
0の温度において、加熱可能な運搬容器中に排出させた
5トンのこの残澄を実施例lb)に記されている装置の
蒸留除去段階に、残澄を蒸留するために25側Hgの真
空下でそして130〜180℃のサンプ温度においても
はやMAが蒸留されなくなるまで、かけた。
2.95トンのMAが得られた。
15トンの実施例lb)に示されている組成のPA残澄
を170ooの温度において、4.8%の残留MA含有
星を有する残留している蒸留残澄に加えた。
16000において短時間混合した後に、残総混合物を
加熱可能な運搬容器中に完全に排出でき、そして燃焼装
置に供給できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高沸点の、ある場合には樹脂状の、成分及び結晶性
    フマル酸の他に30〜90%の無水マレイン酸を含有し
    ている無水マレイン酸含有蒸留残渣から無水マレイン酸
    を回収する方法において、 蒸留装置で無水マレイン酸
    含有蒸留残渣から無水マレイン酸を蒸留除去し、該蒸留
    除去段階の前又は後に、無水フタル酸含有残渣を該蒸留
    残渣に、無水フタル酸含有残渣対蒸留除去段階にかけら
    れる無水マレイン酸残渣の重量比が0.3〜1.5:1
    となるような量で加え、ここにおいて、上記無水フタル
    酸含有残渣は、第一留分カラム及び主カラムから普通構
    成されている蒸留装置中で粗製無水フタル酸を蒸留して
    純粋な無水フタル酸を与える際に得られる第一留分と主
    カラムの底部から排出された底部生成物との混合物であ
    つて、本質的に30〜80%の無水フタル酸、10〜4
    0%の安息香酸、3〜8%の無水マレイン酸及び10〜
    20%の比較的高沸点の、ある場合には樹脂状の、物質
    からなつており、そして100〜130℃の固化温度を
    有しており、 次いで生成した残渣混合物を蒸留装置の
    底部から排出させる、ことを特徴とする方法。 2 無水マレイン酸含有蒸留残渣から無水マレイン酸を
    、15重量%以下の無水マレイン酸最終含有量に下がる
    まで、蒸留除去することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 蒸留を100〜180℃の温度範囲においてそして
    150〜2mmHgの圧力下で実施することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 残渣混合物を蒸留装置の底部から130〜180℃
    の温度において排出させることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP53136850A 1977-11-10 1978-11-08 蒸留残渣から無水マレイン酸を回収する方法 Expired JPS6019756B2 (ja)

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DE2750284.7 1977-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5476520A JPS5476520A (en) 1979-06-19
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US (1) US4219388A (ja)
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JP (1) JPS6019756B2 (ja)
DE (2) DE2750284A1 (ja)
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