JPH1185580A - ファイル管理システム及びファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理システム及びファイル管理方法

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JPH1185580A
JPH1185580A JP9247019A JP24701997A JPH1185580A JP H1185580 A JPH1185580 A JP H1185580A JP 9247019 A JP9247019 A JP 9247019A JP 24701997 A JP24701997 A JP 24701997A JP H1185580 A JPH1185580 A JP H1185580A
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JP
Japan
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JP9247019A
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Yasunori Kawakami
泰範 川上
Hiroshi Taniyama
浩 谷山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル管理システムにおけるブロック
管理の適正化を図るものである。 【解決手段】 データブロック割り当て手段30に特定
ファイルの現在の最終のファイルオフセットOnから1
ブロック以上離れたオフセットを新たなデータの書き始
め位置とする書き込み要求があったとき、実データの存
在しないダミーブロックの数を算出する機能を備えるよ
うにし、更に、上記未使用ブロック管理手段40に、未
使用データブロック数から上記ダミーブロック数を引い
た数を未使用ブロック数として管理する機能を備えるよ
うにする。更に、ダミーブロック管理手段110を設
け、上記データブロック割り当て手段30で算出された
数のダミーブロックのブロック番号を未使用ブロック管
理手段40より抽出して管理するようにし、ダミーブロ
ック割り当て手段120で、上記ダミーブロックが少な
くとも1つ存在するダミーブロック領域への書き込み要
求があったときに上記ダミーブロック管理手段110が
管理するダミーブロックを書き込み対照のデータに割り
当るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶装置を使用するフ
ァイル管理システム及びファイル管理システムのファイ
ル管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のファイル管理システムの
概要を示すブロック図である。図11において、記憶装
置900の記憶領域は所定サイズ(例えば8キロバイ
ト)のデータブロックに分割され、各データブロックに
はブロック番号が付されてその使用状態が未使用ブロッ
ク管理手段40で管理されている。また既に特定のファ
イルに使用されているブロックは記憶装置900に格納
されたブロックテーブルTbに登録されており、以下の
ようにデータの書き込み、読み出し処理に使用される。
【0003】図12は上記ファイル管理システムにおけ
るブロックテーブルTbの構造を示す概念図である。当
該ブロックテーブルTbには、データブロックB1,B2,
B3,B4,... Bn のブロック番号Bn (ここでは上記B
1,B2,B3,B4,... Bn をそのまま用いる)が対応する
ファイルオフセットOn の順番に登録されるようになっ
ている。
【0004】ここで、新たにファイルを作成する場合、
ファイル作成手段10がデータブロック割り当て手段3
0にブロック番号取得命令を出すとともに、そのファイ
ルオフセットOn を通知し、さらにデータ書き込み手段
20に書き込むべきデータを通知する。
【0005】データブロック割り当て手段30は、まず
記憶装置900上に格納された上記のブロックテーブル
Tbを読み出し、通知されたファイルオフセットOn に
対応する場所(ブロック)が既に書き込み対象のファイ
ルのために確保されているか否かを検索する。
【0006】ここで、通知されたファイルオフセットO
n に対応する位置に既にデータブロックが割り当てられ
ていた場合、すなわちブロック番号が登録されている場
合は、そのブロック番号Bn を取り出す。また、データ
ブロックがまだ割り当てられていない場合は、未使用ブ
ロック管理手段40に新たなデータブロックの検索命令
を出す。
【0007】上記未使用ブロック管理手段40は上記の
ように各データブロックの使用、未使用状態及びファイ
ル管理システム全体の現在の未使用ブロック数を管理す
るようになっており、上記未使用ブロック管理手段40
が検出した未使用ブロックのブロック番号Bn をデータ
ブロック割り当て手段30に通知する。
【0008】データブロック割り当て手段30は受け取
ったブロック番号Bn と、上記のようにファイル作成手
段10より得られたファイルオフセットOn を対応させ
てブロックテーブルTbに登録し、記憶装置900にこ
のブロックテーブルTbを格納する。また、データブロ
ック割り当て手段30は、獲得しているブロック番号B
n をデータ書き込み手段20に通知し、データ書き込み
手段20は記憶装置900に対して、受け取ったブロッ
ク番号Bn の位置にデータを書き込む。
【0009】この状態で、外部からの要求に基づいて特
定のファイルのデータを読み出す時には、ファイル読み
出し手段50は読み出したいファイルオフセットOn
(現実には先頭からの時間、子見出しがあるような場合
は該子見出しを指定するように外部より入力され、ファ
イル読み出し手段では、入力されたデータに基づいてオ
フセット番号On を得る)をブロック取り出し手段60
に通知し、ブロック取り出し手段60は記憶装置900
に格納されている上記ブロックテーブルTbを読み出
し、与えられたファイルオフセットOn に対応するブロ
ックテーブルTbのブロック番号Bn を取得して、デー
タ読み出し手段70に通知する。
【0010】ブロック番号Bn を受け取ったデータ読み
出し手段70は、このブロック番号Bn の示す記憶装置
900上の位置より目的とするデータを読み出して、フ
ァイル読み出し手段50に転送する。
【0011】ここで、データの書き込み時に、書き込み
開始ファイルオフセットとして現在のファイルの最後か
ら1データブロックのサイズよりも大きく離れた値を指
定すると、図3に示すように、ブロックテーブルTb上
に実データの存在しないブロック(以下ダミーブロック
という)領域が生じる。
【0012】ここで、通常のデータ書き込みはたとえデ
ータブロックが離れた位置に連続したデータが書き込ま
れたとしても、ブロックテーブルTb上では各ブロック
が相互に連続した状態で管理されるが、ここでいう実デ
ータの存在しないブロック領域とは、例えば後に別のデ
ータを書き込むことを意図して故意に実データの存在し
ないブロック領域を形成する場合をいう。
【0013】このように実データの存在しないブロック
領域を形成した場合の処理として、該ブロック領域に必
ずデータブロックを割り当てる方法と、該領域には、デ
ータブロックを割り当てない方法がある。
【0014】実データの存在しないブロック領域に必ず
データブロックを割り当てる従来のファイル管理システ
ムでは、割り当てられた実データの存在しないデータブ
ロックに対して、ダミーのデータ(例えば0クリアされ
たデータ)を書き込むことで、この実データの存在しな
いブロックからの読み出し時に不定なデータが読み出さ
れないようにしていた。
【0015】また、実データの存在しないブロック領域
に、データブロックを割り当てない従来のファイル管理
システムでは、実データの存在しないブロック領域から
の読み出し時に、ブロック取り出し手段60がブロック
テーブルTbの該当する位置を検索して、まだデータブ
ロックが割り当てられていないことを検出するので、デ
ータ読み出し手段70に対してデータブロックが存在し
ないことを通知することで、データ読み出し手段70が
ダミーのデータを用意して、ファイル読み出し手段50
に転送していた。そして、実データの存在しないブロッ
ク領域に対して、後から実データの書き込みが発生した
時に、あらためてデータブロックの割り当て動作を実行
していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ここで、実データの存
在しないブロック領域に対して必ずデータブロックを割
り当てる従来のファイル管理システムでは、上記のよう
に書き込み開始ファイルオフセットとして現在のファイ
ルの最後から離れた値を指定してデータを書き込むと、
実データの存在しないブロック領域へのブロック割り当
て及びダミーデータの書き込みが同時に発生する。
【0017】しかしながら、実データの存在しないブロ
ック領域に対しては、後から実データの書き込みが発生
する場合が多いので、ダミーデータを書き込む時間が結
果的に無駄になる。
【0018】また、実データの存在しないブロック領域
に、データブロックを割り当てない従来のファイル管理
システムでは、後から実データの存在しないブロック領
域に対する実データの書き込みが発生した場合に、この
実データの存在しないブロック領域にデータブロックを
割り当てなければならない。
【0019】ところが、実データが存在しないブロック
領域にデータブロックが割り当てられていないため、先
に書き込まれる他のファイルのデータによってその領域
が占有されることがあり、その後に書き込まれる同一フ
ァイルのデータに対する割り当てに必要な未使用ブロッ
クが存在していることを保証できないため、実データの
書き込みに失敗する恐れがある。
【0020】本発明は、従来のファイル管理システムの
このような課題を考慮し、データの書き込み時には、実
データの存在しないブロック領域へのダミーデータの書
き込みは行わず、しかしながら後から実データの存在し
ないブロック領域に対する実データの書き込みが発生し
た場合には、この実データの存在しないブロック領域に
必ず割り当てることのできるデータブロックが存在する
ことを保証するファイル管理システムとファイル管理方
法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、以下の手段を採用している。まず、本
発明は記憶装置900の記憶領域を所定のサイズのデー
タブロック単位に分割し、該データブロックの番号と該
データブロックに書き込まれたファイルのファイルオフ
セットOnとを対応させてブロックテーブルTbに登録
しておく一方、未使用ブロックを未使用ブロック管理手
段40で管理するようにし、書き込み指示があったとき
にデータブロック割り当て手段30が、上記ブロックテ
ーブルTbを参照して書き込み処理をするファイル管理
システムを選定とする。
【0022】上記ファイル管理システムにおいて、本発
明は、上記データブロック割り当て手段30に特定ファ
イルの現在の最終のファイルオフセットOnから1ブロ
ック以上離れたオフセットを新たなデータの書き始め位
置とする書き込み要求があったとき、実データの存在し
ないダミーブロックの数を算出する機能を備えるように
し、更に、上記未使用ブロック管理手段40に、未使用
データブロック数から上記ダミーブロック数を引いた数
を未使用ブロック数として管理する機能を備えるように
する。
【0023】これによって、未使用ブロック数は常に必
要なブロック数を除いた数になり、必要なブロックを以
下のようにして確保できることになる。すなわち、更
に、ダミーブロック管理手段110を設け、上記データ
ブロック割り当て手段30で算出された数のダミーブロ
ックのブロック番号を未使用ブロック管理手段40より
抽出して管理するようにし、ダミーブロック割り当て手
段120で、上記ダミーブロックが少なくとも1つ存在
するダミーブロック領域への書き込み要求があったとき
に上記ダミーブロック管理手段110が管理するダミー
ブロックを書き込み対象のデータに割り当てるようにす
る。
【0024】これによって、上記ダミーブロックを必要
に応じて使用できることになる。また、ダミーブロック
登録手段330を備えて、上記データブロック割り当て
手段30で算出された数のダミーブロックのブロック番
号を未使用ブロック管理手段40より抽出し、ブロック
テーブル上の上記ダミーブロックに対応するファイルオ
フセット位置に上記ダミーブロックのブロック番号を登
録するともに、該ブロックに実データが存在していない
ことを示すブロック識別子Ibを付加するようにするこ
とでも、上記と同様の効果をえることができる。
【0025】
【実施の形態】
(実施例1)図1は、本発明にかかる第1の実施例のフ
ァイル管理システムの構成図であり、図2は図1の実施
例におけるデータ書き込み手順を示すフロー図であり、
更に、図3は図1の実施例で使用されるブロックテーブ
ルの一例を示す概念図である。以下本実施例の構成につ
いて図面を用いて、その動作とともに説明する。
【0026】従来と同様、記憶装置900は所定サイズ
(例えば8キロバイト)毎のデータブロックに分割さ
れ、各データブロックにはブロック番号が付されてその
使用・未使用状態が例えば図示しないテーブルに登録さ
れて、未使用ブロック管理手段40で管理されている。
また、特定のファイルに対して以下の手順でデータブロ
ックが割り当てられると図3に示すブロックテーブルT
bが形成される。
【0027】ファイル作成手段10は外部(例えばユー
ザ端末)よりの書き込み要求を受けて、データ書き込み
手段20に書き込むべきファイルのデータを通知すると
ともに、データブロック割り当て手段30にファイルオ
フセットと記憶装置900上のデータブロックのブロッ
ク番号取得命令を出す(図2、ステップS101)。
【0028】上記ブロック番号取得命令を受けたデータ
ブロック割り当て手段30は、まず書き込み対象のデー
タのファイルオフセットOn が、現在のファイルサイズ
より大きいか否かを判別する(図2、ステップS10
2)。ここで、上記ファイルオフセットOn が現在のフ
ァイルサイズより小さいとき、記憶装置900上に格納
されたブロックテーブルTbを読み出し、通知されたフ
ァイルオフセットOn に対応する場所を検索する(図
2、ステップS113)。
【0029】そして、該当する位置に既にデータブロッ
クが割り当てられている場合は、そのブロック番号Bn
を取り出して、書き込み処理に移行する(図2、ステッ
プS114:Yes→S119)。また、データブロック
がまだ割り当てられていない場合は、以下のようにして
ダミーブロック割り当て手段120で管理されるダミー
ブロックを取得することになるが、この点は後述する。
【0030】上記ファイルサイズ判別処理(ステップS
102)で、書き込み対象のデータファイルオフセット
が現在のファイルサイズより大きいとき、上記データブ
ロック割り当て手段30は更に、上記書き込み対象のフ
ァイルオフセットが現在のファイルサイズより1データ
ブロックより大きく離れているか否かを判別する(図
2、ステップS103)。
【0031】ここで1データブロック以上離れていない
場合(1データブロック以上の空白ができないとき)に
は、上記データブロック割り当て手段30が記憶手段9
00よりブロックテーブルTbを読み出すとともに、未
使用ブロック管理手段40にデータブロック検索命令を
だす。このようにデータブロックの検索命令を受けた未
使用ブロック管理手段40は、記憶装置900上の未使
用データブロックを抽出し、該ブロック番号Bn をデー
タブロック割り当て手段30に通知する(図2、ステッ
プS108→S109)。
【0032】このブロック番号Bn の通知を受けたデー
タブロック割り当て手段30は、上記のようにファイル
作成手段10より受け取ったファイルオフセットOn に
対応する、記憶装置900から読み込んでいるブロック
テーブルTb上の位置にブロック番号Bn を登録し、ブ
ロックテーブルTbを記憶装置900に格納する(図
2、ステップS110)。
【0033】そして、データブロック割り当て手段30
は獲得したブロック番号Bn をデータ書き込み手段20
に通知し、データ書き込み手段20は記憶装置900に
対して、受け取ったブロック番号Bn の位置に、上記の
ようにファイル作成手段10から受け取ったファイルデ
ータを書き込む(図2、ステップS111→S11
2)。
【0034】ここで、上記1ブロックサイズ以上の空き
があるか否かの判定処理(図2、ステップS103)
で、ファイルオフセットOn の値として現在のファイル
の最後から1データブロックのサイズよりも大きく離れ
た値が指定されていると、図3のように、ブロックテー
ブルTb上に実データの存在しないブロック(以下単に
ダミーブロックという)領域が生じることになる(図
2、ステップS103:Yes)。
【0035】そこで、このダミーブロック領域の発生を
検出したデータブロック割り当て手段30は、現在のフ
ァイルの最後の値とファイルオフセットOn の値からこ
のダミーブロック領域を埋めるのに必要なだけのブロッ
ク数を算出し、このブロック数とともにブロック獲得命
令をダミーブロック管理手段110に通知する(図2、
ステップS104→S105)。
【0036】ブロック獲得命令を受けたダミーブロック
管理手段110は、未使用ブロック管理手段40に対し
て、受け取った上記ブロック数に対応する回数だけ、デ
ータブロックの検索命令を出し、必要な数のブロック番
号を受け取り、これらを管理する(図2、ステップS1
06→S107)。これにより未使用ブロック管理手段
40が管理しているファイル管理システム全体の未使用
ブロック数が、ダミーブロック管理手段110が受け取
ったブロック数だけ減少し、従って例えば他のファイル
へのデータ書き込み時に未使用ブロック管理手段40が
管理するファイル管理システム全体の未使用ブロック数
をすべて割り当ててしまっても、ダミーブロック管理手
段110が管理するダミーブロックが上記ダミーブロッ
ク領域を埋めるために必ず使用できる。
【0037】次に、ファイル作成手段10が外部より受
けた書き込み要求における、データを書き込むべきファ
イルオフセットOn が、ダミーブロック領域のブロック
に対応する場合、すなわち、上記のようにダミーブロッ
クとして確保されたダミーブロック領域のブロックに対
する実データの書き込みについて説明する。
【0038】この場合、ファイル作成手段10からデー
タブロック割り当て手段30にファイルオフセットOn
が通知され、データブロック割り当て手段30が記憶装
置900上に格納されたブロックテーブルTbを読み出
した時に、ブロックテーブルTb上のファイルオフセッ
トOn に対応する位置にデータブロックが割り当てられ
ていないことが判明し、さらにこの時のファイルの最後
の値とファイルオフセットOn の値からダミーブロック
領域への実データの書き込み、すなわち、データブロッ
クが未だ割り当てられていない場合であることがわかる
(図2、ステップS114:No )。
【0039】ここで、データブロック割り当て手段30
は、未使用ブロック管理手段40ではなく、ダミーブロ
ック割り当て手段120に対して、ファイルオフセット
Onとともにデータブロックの検索命令を出す。
【0040】データブロックの検索命令を受け取ったダ
ミーブロック割り当て手段120は、ダミーブロック管
理手段110に対して管理しているダミーブロックの抽
出命令を出し、抽出されたデータブロックのブロック番
号Bd を受け取って、このブロック番号Bd をデータブ
ロック割り当て手段30に通知する(図2、ステップS
115〜S118)。
【0041】ブロック番号Bd の通知を受けたデータブ
ロック割り当て手段30は、通常の書き込み動作と同様
に、ブロック番号Bd のブロックテーブルTbへの登
録、及びデータ書き込み手段20への通知を実行し、デ
ータ書き込み手段20がファイルデータを書き込む(図
2、ステップS110〜S118)。
【0042】以上、書き込み側の構成について説明した
が、以下に読み出し側の構成についてその動作とともに
説明する。ファイル読み出し手段50は外部(例えばユ
ーザ端末)より指定された読み出し対象となるデータの
ファイルオフセットOn をブロック取り出し手段60に
通知し、これによって、該ブロック取り出し手段60は
記憶装置900上に格納されたブロックテーブルTbを
読み出し、ブロックテーブルTbの与えられたファイル
オフセットOn に対応する位置を検索する。
【0043】その結果、ブロック番号Bn を取得し、こ
れをデータ読み出し手段70に通知する。ブロック番号
Bn を受け取ったデータ読み出し手段70は、このブロ
ック番号Bn の示す記憶装置900上の位置より目的と
するデータを読み出して、ファイル読み出し手段50に
転送する。ここで、ブロック取り出し手段60によるブ
ロックテーブルTbの検索の結果、ファイルオフセット
On に対応する位置にデータブロックが割り当てられて
いないことが判明する、すなわちダミーブロック領域へ
の読み出しであることが判明すると、ブロック取り出し
手段60はデータブロックが未割り当てであることをデ
ータ読み出し手段70に通知する。
【0044】読み出すべきデータブロックが存在しない
ことを通知されたデータ読み出し手段70は、所定のデ
ータパターンを持つダミーデータを用意し、あたかも記
憶装置900からデータを読み込んだかのように、この
ダミーデータをファイル読み出し手段50に転送する。
【0045】以上のように本実施例によれば、ファイル
へのデータ書き込み時に、ダミーブロック領域が発生し
た場合に、このブロック領域にデータブロックを割り当
てないので、ダミーデータを余分に書き込むことなく、
読み出し時にダミーデータを転送することができる上
に、このダミーブロック領域を埋めるためのデータブロ
ックはダミーブロック管理手段110が管理しているた
め、後からこのブロック領域を実データで埋めるときに
必ず割り当てるべきデータブロックの存在を保証するこ
とができる。
【0046】(実施例2)上記の実施例では、データの
書き込み時に、ダミーブロック管理手段110に対して
ダミーブロック領域を埋めるのに必要なだけのブロック
数のみを通知していたが、別の実施例として現在書き込
み対象となっているファイルを識別するためのファイル
識別子をファイル作成手段10からデータブロック割り
当て手段30を通してダミーブロック管理手段110に
通知することとし、図4に示すように、ダミーブロック
管理手段110は未使用ブロック管理手段40から受け
取ったブロック番号とこのファイル識別子を対応させ
て、ダミーブロックを管理することとする。
【0047】そして、ダミーブロック領域のブロックに
対する実データの書き込み時に、ファイル作成手段10
からデータブロック割り当て手段30を介してダミーブ
ロック割り当て手段120にこのファイルを識別するた
めのファイル識別子を通知し、ダミーブロック割り当て
手段120がダミーブロック管理手段110に対して管
理しているダミーブロックの抽出命令を出すと同時にこ
のファイル識別子も通知する。
【0048】さらに、ダミーブロック管理手段110
は、ダミーブロックの抽出時にこの受け取ったファイル
識別子と自分が管理するファイル識別子との一致を判断
して割り当てるべきデータブロックを決定する(図5、
ステップS115b参照)。
【0049】これにより、あるファイルへのデータ書き
込み時にダミーブロック管理手段110が獲得したダミ
ーブロックが必ずこのファイルに割り当てられることに
なり、例えばファイルへのデータ書き込み時の設定や条
件により割り当てられるべきデータブロックの特徴が決
まっている場合に、このダミーブロックが他のファイル
に割り当てられることを防止することができる。
【0050】(実施例3)図6は第3の実施例のファイ
ル管理システムの構成図であり、図7は当該第3の実施
例の動作手順を示すフロー図であり、更に、図8は図6
の実施例で使用されるブロックテーブルと識別子の一例
を示す概念図である。以下本実施例の構成についてその
動作とともに説明する。
【0051】上記の実施例1と同様に、ファイル作成手
段10は外部(例えばユーザ端末)よりの書き込み要求
を受けて、データ書き込み手段20に書き込むべきファ
イルのデータを通知するとともに、データブロック割り
当て手段30にファイルオフセットと記憶装置900上
のデータブロックのブロック番号取得命令を出す(図
7、ステップS201)。
【0052】上記ブロック番号取得命令を受けたデータ
ブロック割り当て手段30は、まず書き込み対象のデー
タのファイルオフセットOn が、現在のファイルサイズ
より大きいか否かを判別する(図7、ステップS20
2)。ここで、上記ファイルオフセットOn が現在のフ
ァイルサイズより小さいとき、記憶装置900上に格納
されたブロックテーブルTbを読み出し、通知されたフ
ァイルオフセットOn に対応する場所を検索する(図
7、ステップS213)。
【0053】この実施例では以下に説明するように、該
当する位置に既に実データの存在するデータブロックあ
るいはダミーブロックが既に割り当てられているので、
ダミーブロックへの書き込みであるか否かの判断をし
て、該当するブロック番号Bnを取り出して、書き込み
処理に移行する(図7、ステップS214→S219
a)。
【0054】上記ファイルサイズ判別処理(ステップS
202)で、書き込み対象のデータファイルオフセット
が現在のファイルサイズより大きいとき、上記データブ
ロック割り当て手段30は更に、上記書き込み対象のフ
ァイルオフセットが現在のファイルサイズより1データ
ブロック以上離れているか否かを判別する(図7、ステ
ップS203)。
【0055】ここで、1データブロック以上離れていな
い場合の処理は、図2に説明した手順と同様、ブロック
テーブルTbの読み出し(図7、ステップS208)、
未使用ブロック管理手段40よりのブロック番号取得
(図7、ステップS209)、ブロックテーブルTbの
該当位置への新しく取得したブロック番号の登録(図
7、ステップS210)、書き込み処理(図7、ステッ
プS211→S212)となる。
【0056】上記ファイルサイズの判別処理(図7、ス
テップS203)で書き込み対象のファイルオフセット
が現在のファイルサイズより1データブロック以上離れ
ている場合、すなわちダミーブロック領域が発生してい
る場合は以下の処理に移行する(図7、ステップS20
3:Yes)。
【0057】上記ダミーブロック領域の発生を検出した
データブロック割り当て手段30は、現在のファイルの
最後の値とファイルオフセットOn の値からこのダミー
ブロック領域を埋めるのに必要なだけのブロック数を算
出し、このブロック数とともにブロック獲得命令をダミ
ーブロック登録手段330に通知する(図7、ステップ
S204→S205)。
【0058】ブロック獲得命令を受けたダミーブロック
登録手段330は、未使用ブロック管理手段40に対し
て、受け取った上記ブロック数に対応する回数だけ、デ
ータブロックの検索命令を出し、必要な数のブロック番
号を受け取り、記憶装置900上のブロックテーブルT
bのスタートオフセットに対応する位置からブロック数
分だけのブロック番号を登録し、さらに、図8(b) に示
すようにこれらのブロックがダミーブロックであること
を示すブロック識別子Ibを登録する識別子フィールド
Fiを追加して登録し、上記ブロックテーブルTbとと
もに記憶装置900上に格納する(図7、ステップS2
06→S207)。この後の処理は、上記実施例と同じ
くデータの書き込み動作を続行する。
【0059】また、ダミーブロック領域のブロックに対
する実データの書き込みが発生した場合、ファイル作成
手段10からデータブロック割り当て手段30にファイ
ルオフセットOn が通知され、データブロック割り当て
手段30が記憶装置900上に格納されたブロックテー
ブルTbを読み出した時に、ブロックテーブルTb上の
ファイルオフセットOn に対応する位置の識別子を読み
出し、このブロックがダミーブロックであることが判明
することで、データブロック割り当て手段30は、この
書き込みがダミーブロック領域への実データの書き込み
であることがわかる(図7、ステップS214:N
o)。
【0060】ここで、ブロックテーブルTb上のファイ
ルオフセットOn に対応する位置には、データブロック
のブロック番号が(ダミーブロックとして)登録されて
いるため、データブロック割り当て手段30は、このブ
ロック番号を取得できる。そこで、データブロック割り
当て手段30はこのファイルオフセットOn に対応する
識別子に対してこれに対応するブロックがダミーブロッ
クから実データが存在する実ブロックになったことを示
すように変更を行い、記憶装置900上に格納する。後
は、通常の書き込み動作と同じくデータの書き込み動作
を続行する(図7、ステップS219b→S220)。
【0061】次に、読み出し側の構成についてその動作
とともに説明する。ファイル読み出し手段50は外部
(例えばユーザ端末)より指定された読み出し対象とな
るデータのファイルオフセットOn をブロック取り出し
手段60に通知し、これによって、該ブロック取り出し
手段60は記憶装置900上に格納されたブロックテー
ブルTbを読み出すとともに、図8(b) に示す識別子フ
ィールドFiのブロック識別子Ibを読み出して、ブロ
ックテーブルTbの与えられたファイルオフセットOn
に対応するブロックがダミーブロックであるか実ブロッ
クであるかの判断をする。
【0062】この識別子が対応するデータブロックが実
ブロックであることを示していた場合、ファイルオフセ
ットOn に対応するブロックテーブルTb上の位置から
ブロック番号Bn を取得し、これをデータ読み出し手段
70に通知する。ブロック番号Bn を受け取ったデータ
読み出し手段70は、このブロック番号Bn の示す記憶
装置900上の位置より目的とするデータを読み出し
て、ファイル読み出し手段50に転送する。
【0063】ここで、ブロックテーブルTbのブロック
識別子Ibが対応するデータブロックがダミーブロック
であることを示していた場合、この情報をデータ読み出
し手段70に通知する。このように読み出すべきデータ
ブロックが存在しないことを通知されたデータ読み出し
手段70は、所定のデータパターンを持つダミーデータ
を用意し、あたかも記憶装置900からデータを読み込
んだかのように、このダミーデータをファイル読み出し
手段50に転送する。
【0064】以上のように本実施例によれば、ファイル
へのデータ書き込み時に、ダミーブロック領域が発生し
た場合に、ダミーデータを余分に書き込むことなく、読
み出し時にダミーデータを転送することができる上に、
このダミーブロック領域には実際には既にデータブロッ
クが割り当てられているので、後からこのブロック領域
に実データを書き込むときにデータブロックの存在を保
証することができる。
【0065】(実施例4)ここで、上記3つの実施例に
おいて、ダミーブロック領域のブロックに対するデータ
読み出しが発生した場合に、データ読み出し手段70が
ダミーのデータを用意するが、この時どのようなデータ
パターンを用いるかの、図9(b) に示すような付加情報
Daを登録した付加情報フィールドFaをブロックテー
ブルTb(図9(a))に持たせることにより、任意のデー
タパターンを持つダミーデータを読み出すことが可能に
なる。
【0066】尚、この付加情報Daは各ファイル毎に持
つことも可能であり、これによりファイル毎に違うデー
タパターンのダミーデータを読み出すことが可能にな
る。また、この付加情報Daをダミーブロック領域のす
べてのブロック毎に持つことも可能であり、これにより
ブロック毎に違うデータパターンのダミーデータを読み
出すことが可能になる。更に、付加情報を入力する方法
は種々考えられるが、複数のデフォルト値をデータブロ
ック割り当て手段30に用意していおき、ダミーブロッ
ク毎あるいはファイル毎に自動的に付加情報フィールド
Faの所定位置に書き込む方法、オペレータが必要に応
じてブロックテーブルTbを読み出して、該ブロックテ
ーブルTbの上記付加情報フィールドFa位置に手動で
書き込む方法等が考えられる。
【0067】(実施例5)図10は本発明の別の実施例
に用いるブロックテーブルの概念図である。ブロックテ
ーブルTbは上記したように、図10(a) に示すブロッ
クテーブルTbに対応して、登録されるすべてのブロッ
クに対して該ブロックがダミーブロックであるかどうか
を示すブロック識別子Ibが登録された識別子フィール
ドFi(図10(b) )が用意され、さらにこのブロック
テーブルの各ブロック単位毎に該ブロックが実ブロック
の場合は、記憶装置900から実データを読み出すか、
あるいは実データを持ちながらダミーブロックとして読
み出すかを示す読み出し指定フラグFr を登録した図1
0(c) に示すフラグフィールドFfを備える構成とす
る。
【0068】これにより、ファイルへのデータ書き込み
時に、指定された書き込みオフセットアドレスに対応す
るデータブロックが初めて割り当てられた時、このブロ
ックのデータを読み出す時に実ブロックとして記憶装置
900から実データを読み出すか、あるいはダミーブロ
ックとしてダミーデータを読み出すかの情報を外部から
の指定により上記読み出し指定フラグに設定することが
可能となる。
【0069】つまり、ファイルのデータ読み出し時にお
いて、ファイル読み出し手段50は外部(例えばユーザ
端末)より指定された読み出し対象となるデータのファ
イルオフセットOn をブロック取り出し手段60に通知
し、これによって、該ブロック取り出し手段60は記憶
装置900上に格納されたブロックテーブルTbを読み
出し、ブロックテーブルTbの与えられたファイルオフ
セットOn に対応するブロック識別子Ibを識別子フィ
ールドFiより検索する。
【0070】このブロック識別子Ibが対応するデータ
ブロックが実ブロックであることを示していた場合、さ
らに対応する上記読み出し指定フラグをフラグフィール
ドFfより検索して、該ブロックを実データとして読み
出すのかダミーブロックとして読み出すのかを決定す
る。
【0071】該ブロックを実データとして読み出す場合
は、ブロック番号を、ダミーブロックとして読み出す場
合には、ダミーブロックとしての情報をブロック取り出
し手段60からデータ読み出し手段70に通知する。ま
たブロックテーブルの対応するブロック識別子Ibがダ
ミーブロックであることを示していた場合もこの情報を
データ読み出し手段70に通知する。
【0072】そして、読み出すべきデータブロックが存
在しないこと、あるいはダミーブロックとして扱うこと
を通知されたデータ読み出し手段70は、所定のデータ
パターンを持つダミーデータを用意し、あたかも記憶装
置900からデータを読み込んだかのように、このダミ
ーデータをファイル読み出し手段50に転送する。
【0073】これにより、各ブロック単位で実ブロック
上のデータを壊すことなく、所定のデータパターンを持
つデータを読み出すことが可能となり、従って、必要に
応じて実データを読み出すかダミーデータを読み出すか
を選択することができるようになる。
【0074】尚、データ読み出し手段がダミーのデータ
を用意する時に、どのようなデータパターンを用いるか
の付加情報Daを図7に示した付加情報フィールドFa
に持つことにより、任意のデータパターンを持つダミー
データを読み出すことが可能になり、またこの付加情報
Daは、各ファイル毎あるいは各ブロック毎に持つこと
も可能である。更に、読み出し指定フラグを入力する方
法は種々考えられるが、オペレータが必要に応じてブロ
ックテーブルTbを読み出して、該ブロックテーブルT
bの上記フラグフィールドFf に手動で書き込むことが
考えられる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データの
書き込み時にダミーブロック領域へのダミーデータの書
き込みは行わないので無駄な書き込み時間が発生しない
とともに、このブロック領域に割り当てられるべきデー
タブロックは必ず確保されているので、後から該ブロッ
ク領域に対して実データの書き込みが行われたときに、
必要な未使用ブロックの獲得を保証することができ、さ
らにダミーデータの読み出し時に各ファイル毎あるいは
ブロック毎に任意のデータパターンを読み出すことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施例のファイル管理シス
テムの構成図である。
【図2】本発明にかかる第1実施例のデータ書き込み時
の動作手順を示すフロー図である。
【図3】本発明にかかる第1実施例のブロックテーブル
の構成を示す概念図である。
【図4】本発明にかかる第2実施例のダミーブロック管
理手段のテーブルの概念図である。
【図5】本発明にかかる第2実施例のデータ書き込み時
の動作手順の一部を示すフロー図である。
【図6】本発明にかかる第3の実施例のファイル管理シ
ステムの構成図である。
【図7】本発明にかかる第3の実施例のデータ書き込み
時の動作手順を示すフロー図である。
【図8】本発明にかかる第3の実施例のブロック識別子
を持つブロックテーブルの概念図である。
【図9】本発明に使用する付加情報を持つブロックテー
ブルの概念図である。
【図10】本発明にかかる第5実施例のブロック識別子
と読み出し指定フラグを持つブロックテーブルの概念図
である。
【図11】従来のファイル管理システムの構成図であ
る。
【図12】従来例におけるブロックテーブルの構成を示
す概念図である。
【符号の説明】
10 ファイル作成手段 20 データ書き込み手段 30 データブロック割り当て手段 40 未使用ブロック管理手段 50 ファイル読み出し手段 60 ブロック取り出し手段 70 データ読み出し手段 110 ダミーブロック管理手段 120 ダミーブロック割り当て手段 330 ダミーブロック登録手段 900 記憶装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置の記憶領域を所定のサイズのデ
    ータブロック単位に分割し、該データブロックの番号と
    該データブロックに書き込まれたファイルのファイルオ
    フセットとを対応させてブロックテーブルに登録してお
    く一方、未使用ブロックを未使用ブロック管理手段で管
    理するようにし、書き込み指示があったときにデータブ
    ロック割り当て手段が、上記ブロックテーブルを参照し
    て書き込み処理をするファイル管理システムにおいて、 特定ファイルの現在の最終のファイルオフセットから1
    ブロック以上離れたオフセットを新たなデータの書き始
    め位置とする書き込み要求があったとき、実データの存
    在しないダミーブロックの数を算出する上記データブロ
    ック割り当て手段と、 未使用データブロック数から上記ダミーブロック数を引
    いた数を未使用ブロック数として管理する上記未使用ブ
    ロック管理手段とを備えたことを特徴とするファイル管
    理システム。
  2. 【請求項2】 更に、上記データブロック割り当て手段
    で算出された数のダミーブロックのブロック番号を未使
    用ブロック管理手段より抽出して管理するダミーブロッ
    ク管理手段と、上記ダミーブロックが少なくとも1つ存
    在するダミーブロック領域への書き込み要求があったと
    きに上記ダミーブロック管理手段が管理するダミーブロ
    ックを書き込み対象のデータに割り当てるダミーブロッ
    ク割り当て手段とを備えた請求項1に記載のファイル管
    理システム。
  3. 【請求項3】 上記ダミーブロック管理手段が上記ブロ
    ック番号とともに、対応するファイル識別子を管理し、
    上記ダミーブロック領域への書き込み要求があったとき
    には、ダミーブロック割り当て手段は上記ファイル識別
    子を参照してブロック割り当てを実行する請求項2に記
    載のファイル管理システム。
  4. 【請求項4】 更に、上記データブロック割り当て手段
    で算出された数のダミーブロックのブロック番号を未使
    用ブロック管理手段より抽出し、ブロックテーブル上の
    上記ダミーブロックに対応するファイルオフセット位置
    に上記ダミーブロックのブロック番号を登録するととも
    に、該ブロックに実データが存在していないことを示す
    ブロック識別子を付加するダミーブロック登録手段を備
    えた請求項1に記載のファイル管理システム。
  5. 【請求項5】 記憶装置の記憶領域を所定のサイズのデ
    ータブロック単位に分割し、該データブロックの番号と
    該データブロックに書き込まれたファイルのファイルオ
    フセットとを対応させてブロックテーブルに登録してお
    く一方、未使用ブロックを未使用ブロック管理手段で管
    理するようにし、書き込み指示があったときにデータブ
    ロック割り当て手段が、上記ブロックテーブルを参照し
    て書き込み処理をするファイル管理方法において、 特定ファイルの現在の最終のファイルオフセットから1
    ブロック以上離れたオフセットを新たなデータの書き始
    め位置とする書き込み要求があったとき、上記未使用ブ
    ロック管理手段で未使用データブロック数から上記実デ
    ータの存在しないダミーブロック数を引いた数を未使用
    ブロック数として管理することを特徴とするファイル管
    理方法。
  6. 【請求項6】 上記ダミーブロック番号をダミーブロッ
    ク管理手段で管理し、上記ダミーブロック領域への書き
    込み要求があったときにダミーブロック割り当て手段で
    上記ダミーブロック管理手段が管理するダミーブロック
    を書き込み対象のデータに割り当てる請求項5に記載の
    ファイル管理方法。
  7. 【請求項7】 上記ダミーブロック管理手段が上記ブロ
    ック番号とともに、対応するファイル識別子を管理し、
    上記ダミーブロック領域への書き込み要求があったとき
    には、ダミーブロック割り当て手段は上記ファイル識別
    子を参照してブロック割り当てを実行する請求項6に記
    載のファイル管理方法。
  8. 【請求項8】 上記ダミーブロック番号を上記ブロック
    テーブルの対応するファイルオフセットに書き込むとと
    もに、各データブロックにダミーブロックであることを
    示すデータ識別子を付加して管理する請求項5に記載の
    ファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 読み出し指示があったとき上記ブロック
    テーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処理
    をするファイル管理方法において、 上記データ読み出し手段が、ファイルの上記ダミーブロ
    ック領域の読み出し時に、ダミーのデータとして所定の
    データパターンを読み出すための付加情報を持つ請求項
    6、7または8のいずれかに記載のファイル管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 読み出し指示があったとき上記ブロッ
    クテーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処
    理をするファイル管理方法において、 上記データ読み出し手段が、上記ファイルの上記ダミー
    ブロック領域の読み出し時に、ダミーのデータとして所
    定のデータパターンを読み出すための付加情報を各ファ
    イル毎に持つ請求項6、7または8のいずれかに記載の
    ファイル管理システム。
  11. 【請求項11】 読み出し指示があったとき上記ブロッ
    クテーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処
    理をするファイル管理方法において、 上記ファイルの前記実データの存在しないブロック領域
    の読み出し時に、ダミーのデータとして所定のデータパ
    ターンを読み出すための付加情報を前記ブロックテーブ
    ル上の各ブロック毎に持つ請求項6、7または8のいず
    れかに記載のファイル管理システム。
  12. 【請求項12】 読み出し指示があったとき上記ブロッ
    クテーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処
    理をするファイル管理方法において、 上記ブロックテーブルに登録されている各ブロック単位
    毎に該ブロックが実データの存在する実ブロックの場合
    は、前記記憶装置から実データを読み出すか、あるいは
    ダミーブロックとして読み出すかを示す読み出し指定フ
    ラグを持ち、読み出し対象となるブロックがダミーブロ
    ックであることを示す上記ブロック識別子がある場合、
    または前記読み出し指定フラグにより実ブロックをダミ
    ーブロックとして読み出す場合に、ダミーのデータとし
    て所定のデータパターンを読み出すための付加情報を持
    つことを特徴とする請求項8に記載のファイル管理方
    法。
  13. 【請求項13】 読み出し指示があったとき上記ブロッ
    クテーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処
    理をするファイル管理方法において、 上記ブロックテーブルに登録されている各ブロック単位
    毎に該ブロックが実ブロックの場合は、前記記憶装置か
    ら実データを読み出すか、あるいはダミーブロックとし
    て読み出すかを示す読み出し指定フラグを持ち、読み出
    し対象となるブロックがダミーブロックであることを示
    す上記ブロック識別子がある場合、または前記読み出し
    指定フラグにより実ブロックをダミーブロックとして読
    み出す場合に、ダミーのデータとして所定のデータパタ
    ーンを読み出すための付加情報を各ファイル毎に持つ請
    求項8に記載のファイル管理方法。
  14. 【請求項14】 読み出し指示があったとき上記ブロッ
    クテーブルを参照してデータ読み出し手段が読み出し処
    理をするファイル管理方法において、 上記ブロックテーブルに登録されている各ブロック単位
    毎に該ブロックが実ブロックの場合は、前記記憶装置か
    ら実データを読み出すか、あるいはダミーブロックとし
    て読み出すかを示す読み出し指定フラグを持ち、読み出
    し対象となるブロックがダミーブロックであることを示
    す前記識別子がある場合、または前記読み出し指定フラ
    グにより実ブロックをダミーブロックとして読み出す場
    合に、ダミーのデータとして所定のデータパターンを読
    み出すための付加情報を各ブロック毎に持つ請求項8に
    記載のファイル管理方法。
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