JPS60196784A - 一成分系現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、−成分磁性トナーを使用する一成分系現像
装置に係り、特に、磁気ロール上の帯電履歴トナーをト
ナー剥離板で剥離するようにしたー成分系現像装置の改
良に関する。

〔従来技術〕

従来この種の一成分系現像装置は、例えば第１図に示す
ように、ハウジング（１）内において感光ドラム（２）
に近接して配設される磁気ロール（３）と、この磁気ロ
ール（３）に付着する一成分磁性トナーの厚さを規制す
るトナ一層規制板００）とを備えている。

このタイプにおいて、上記磁気ロール（３）は、非磁性
導電性の円筒状スリーブ（４）と、この円筒状スリーブ
（４）内に配設されるマグネット（５）とで構成され、
例えば上記円筒状スリーブ（４）を固定すると共に、上
記マグネット（５）をシャフト（６）で感光ドラム（２
）と同一方向に回転させるようにしている。尚、第１図
中、（７）は上記ハウジング（１）内に形成されたトナ
ー貯留用のホッパ部、（８）は上記ホッパ部（７）に配
設されるトナー攪拌用のアジテータ、（９）は上記ハウ
ジング（１）の上部に設けられ、上記ホッパ部（７）に
トナーを補給するトナー供給カートリッジである。

このような−成分系現像装置において、上記ホッパ部（
７）から供給されるトナーは、マグネツ目５）の磁気作
用により上記磁気ロール（３）周面に保持された後、マ
グネット（５）の回転作用により上記磁気ロール（３）
局面に沿って感光ドラム（２）の回転方向と逆方向へ振
込されていく。そして、上記磁気ロール（３）周１ｎｊ
に沿って搬送されてきたトナーは、上記トナ一層規制板
（１０）によって均一な所定厚に設定された後、感光ド
ラム（２）側へと搬送され、感光ドラム＋２１−Ｊ、：
の静′岨潜像に近接することになる。この状態において
、静電誘導により上記潜像と逆極性の′１１．荷がトナ
ーに銹起され、これが上記潜像に吸引されて現像が行な
われる。

ところで、現像されなかったトナーは、上記磁気ロール
（３）周面に沿って保持、搬送されることになるが、一
旦感光ドラム（２）と磁気ロール（３）との間の電場を
通過したトナーは、静電誘導によって帯電履歴を備えた
ものになってしまう。このような帯電履歴！・ナーが新
して供給したトナーと共に磁気ロール（３）周面に沿っ
て再び感光トラム（２）側−こ搬送′されると、」１記
帯電履歴トナーが現像段階において微妙に影響し、画像
濃度の低下や画像の乱れを引き起こす原因になってしま
い、その分画質の品位を損うという虞れがある。

このような事態を解決するために、従来にあっては、通
常上記磁気ロール（３）の近傍に帯電履歴トナーを剥離
するためのトナー剥離板（１１）を配設したものが知ら
れている。この種のトナー剥離板（１１）はステンレス
鋼やリン青銅等の金属で平板状に成形され、上記トナー
剥離板（１１）の基部が」１記磁気ロール（３）の周面
に対向し且つ上記ホッパ部（７）の近傍に位置するハウ
ジング（１）底壁に取付けられると共に、上記トナー剥
離板（］１）の先端が」１記磁気ロール（３）の周面に
接触配置され、上記トナー剥離板（１１）は上記磁気ロ
ール（３）の周方向に略沿う水平に近い姿勢で配設され
ている。そして、上記トナー剥離板（］ｌ）のうち磁気
ロール（３）とハウジンク（１）との間を塞ぐ部分には
トナー戻し開口０２）が開設されている。

従って、上記磁気ロール（３）周面に沿って保持、搬送
されてきた帯電履歴トナーは上記トナー剥離板（１１）
の先端て磁気ロール（３）周面から剥離され、該剥ｉ’
ｊｌＵされたトナーは、第１図中矢印ａで示すように、
上記トナー戻し開口０２）を通じて］１記ホッパ部（７
）へ戻る。そして、該ホッパ部（７）内に戻った帯電履
歴トナーはアソテーク（８）で攪拌されることにより時
間の経過に伴って除電され、新しいトナーと同様なり性
に回復し、再びホッパ部（７）から矢印ｄで示すように
磁気ロール（３）へと供給されるのである。

然しなから、このような従来の一成分系現像装置にあっ
ては、Ｊｌ　’Ａピトナー戻し開口（１２＋は上記磁気
ロール（３）の周面に而してｉ・ナー剥離板（１磨と開
設されているので、第１図中矢印すで示すように、トナ
ー剥離板（１１）で剥離された帯電履歴トナーがその磁
性により」１記磁気ロール（３）周面に再び付着してし
まう虞れか生ずる。このため、帯電履歴トナーが現隊段
階において影響することになり、その分、画質の品位を
損うという不具合を生じてしまう。

〔発明の目的〕

この発明は以上の観点に立って為されたものであって、
その目的とするところは、帯電履歴トナーが磁気ロール
に再付着する事態を回避し、もって、画質の品位を確保
するようにした一成分系現像装置を提供することにある
。

〔発明の構成〕 そして、この発明の基本的構成は、［・ナー剥離板に、
ホッパ部に対向して基部から立」−る対向壁部と、この
対向壁部の」二輪と磁気ロール周面との間を塞ぐ仕切壁
部とを形成し、上記対向壁部にトナー戻し開口を開設す
るようにしたものである。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。

第２図及び第８図に示す実施例において、−成分系現像
装置は磁気ロール（３）周面から帯電履歴ｌ・ナーを剥
離するトナー剥離板（２０）を備えている。こび）トナ
ー剥離板し０）は、ステンレス鋼等で一体成形されるも
ので、上記磁気ロール（３）周面に対向し且つホッパ部
（７）の近傍に位置するハウジンク（１）底壁にビス等
の止め具（ト）及びパッチ（３］）で取付けられる基部
Ｑυと、この基部ｅυの磁気ロール（３）測端より上方
に立−１−り且つ」記ホッパ部（７）に対向配置される
対向壁部Ｑと、この対向へγ部ｉ２つの一ト端から磁気
ロール（３）周面に向ってｇ」め下方に延ひ且つその先
端が上記磁気ロール（３）周面に接触する仕切壁部−と
で構成されている。この場合において、上記仕切壁部（
３）は帯１′（上履服トナーの剥βｊ１ｆ性能を確保す
るために１−記磁気ロール（３）の周方向に略沿う姿勢
に設定されている。

また、この実施例において、上記対向壁部（イ）には幅
方向全域に亘って多数の１〜ナー戻し開口（ＪＡ）が並
んで開設されている。

従って、この実施例によれば、帯電履歴トナーは、磁気
ロール（３）周面に保七；Ｉ’　＋　搬送された後、上
記トナー剥離板（２Ｕ）の先端、即ら仕ψノ壁部翰の先
端で磁気ロール（３）周面から剥踊される。この後、磁
気ロール（３）から剥離された帯電履歴トナーは、順次
」１記仕切壁部りに泊って上記対向壁部四へと送られ、
」二記トナー戻し開口（ハ）からホッパ部（７）へと搬
送される。このとき、上記剥離された帯′覗履歴トナー
の上方への移動は」二記仕り壁部（イ）によって阻ｄ二
されることから、剥離された帯電履歴（・ナーが１−ナ
ー剥煎板（２０）の上方に位置する磁気ロール（３）周
面に向かうこ吉はなく、帯電履歴トナーが磁気ロール（
３）周面に再付着するという事態は有効に解消される。

また、上記トナー戻し開ロシ◇は上記ホッパ部（７）に
対向しているので、上記＠電履歴１ヘナーは、第２図中
矢印Ｃて示すように、上記トナー戻し開口（ハ）を通じ
てホップ部（７）に向けて積極的に送り出される。この
ため、上記剥離された帯電履歴トナーは、磁気ロール（
３）周面に向かうことなく、必すホッパ部（７）へと戻
ることになり、該ホッパ部（７）において新しいトナー
と同様な特性に回存する。

また、この実施例において、」二記トナー戻し開口（財
）は対向壁部（ハ）の幅方向全域に亘って開設されてい
ることから、帯電履歴トナーは」１記ホッパ部（７）に
堝逅なく均一に戻ることになり、その分、ホッパ部（７
）でのトナーの回りが安定したものになるほか、」二記
トナー戻し開口（ハ）は多数に分割して設けられている
ため、トナー戻し開口（ハ）間には両者を仕切る仕す部
い９が存在することになり、該仕切部（イ）１こより」
二記対向避部（社）の曲げ剛性はある程度人きいものに
確保される。

それ故、磁気ロール（３）の回転振動等によって上記Ｉ
・ナー剥離＆　ｔ２Ｕ＋の先端か磁気ロール（３）局面
から不必要に浮き上ることはなく、上記トナー剥離板（
２０）は安定配置されることになり、その分、トナーの
剥離性能は有効に確保される。

尚、Ｌ記実施例にあっては、トナー戻し開口（ハ）は複
数に分割されているが、必すしもこれに限定されるもの
ではなく、υト」口面ｊｊ５を確保ずれば一つであって
も差支えない。また、１−ナー剥離板（２０）の具体的
形状についても、」１記実施例で示したものに限られる
ものではなく、仕すノ壁部（財）等については適宜膜用
変更してよい。更に、磁気ロール（３）、ホッパ部（７
）、Ｉ・ナ一層規制板（ｉｏ）等についても適宜設計斐
更てきることは勿論である。

〔発明の効果〕

見、」二説明してきたように、この発明に係る一成分系
現像装置によれば、１−ナー剥離板の形状を下人するこ
とにより、帯電履歴トナーが磁気ロールに再付着すると
いう事態を回避できるようになったので、帯電履歴トナ
ーが現像過程に影響するこさはなくなり、その分、画質
の品位を確保することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は促来における一成分系現像装置の一例を示す説
明図、第２図はこの発明に係る一成分系現像装ｆ４の一
実施例を示す説明図、第３図はトナー剥離板の具体的構
成を示す要部斜視図である。 符号説明 （１）・・・・・・ハウシンク　（２）・・・・・・感
光ドラム（３）・・・・・・磁気ロール　（４）・・・
・・・円筒状スリーブ（５）・・・・・・マグオ、ソｌ
−ｔ７１・・・・・・ホッパ部（■１）　１２ｔｌ）・
・・・・・トナー剥離板（１２）（ハ）・・・・・・ト
ナー戻し開口■η・・・・・・基部　０→・・・・・・
対向壁部＠・・・・・・仕切壁部 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハウジング内に配設され、ハウジング内のホッパ部から
   供給される一成分磁性トナーを保持、搬送する磁気ロー
   ルと、この磁気ロールの周面に対向し且つ上記ホッパ部
   の近傍に位置するハウジンク内壁に基部が取付けられ、
   先端が上記磁気ロールの局面に接して配設されるトナー
   剥離板とを備え、上記トナー剥離板にトナー戻し開口を
   開設し、上記トナー剥離板で剥離されたトナーを上記ホ
   ッパ部へ戻すようにした一成分系現像装置において、上
   記トナー剥離板は、上記ホッパ部に対向して基部から立
   上る対向壁部と、この対向壁部の上縁と」二記磁気ロー
   ルの周面との間を塞ぐ仕切壁部とを備え、」１記対向壁
   部にトナー戻し開口を開設したことを特徴とする一成分
   系現像装置。