JPS60196745A - 紙サイズ検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は複写機等の給紙装置に一枚ずつ繰シ出し可能に
セットされる用紙のサイズを検知する紙サイズ検知装置
に関するものである。

〈従来技術〉 給紙部分に一枚ずつ用紙を手で差し込み装置内に用紙を
送り込む複写機にあっては、手差し給紙される転写紙の
異なる紙サイズを検知するために、給紙方向に対して幅
方向と長手方向の２方向の寸法を検出する構成となって
いる。

従来の、ものは、上述の幅方向の検知はスライド式の仕
切板を設けることによシその仕切板の下方等の特定箇所
にマイクロスイッチを配備して該マイクロスイッチと相
対向するリードスイッチの開閉によって行なわれていた
。

しかるに、上述の長手方向の検知は用紙の載置される板
材にアクチュエーターを設けることによりそのアクチュ
エーターにマグネットを配備して該マグネットと相対向
するリードスイッチの開閉によって行なうか或いは光学
的手段（反射型、透過型の受光素子）を設けることによ
り達成されるのであるが、前者はスイッチの応答の差が
大きいので紙一枚での検知は困難であり、後者は外乱光
の影響が大きく検知が不正確となってしまっていた。

〈発明の目的〉 本発明は、上記の事項に鑑み、ホール素子を用いた磁気
近接スイッチを用いることにより紙一枚でも正確な紙サ
イズを検知可能とした紙サイズ検知装置を提供すること
を目的とする０ 〈実施例〉 以下、本発明の構成を述べる。

本発明の実施例に係る紙サイズ検知装置は、第１図の様
に、給紙台板１に備えられた１対のスライド仕切板２．
２′及び該台板１の所定位置に穿設された孔よシ突出し
たアクチュエーター３より成り立っている。

上記台板１の給紙方向を矢印Ａの方向とすれば、前記ス
ライド仕切板２，２′は矢印Ａの方向に垂直な方向（矢
印Ｂで示す方向）に摺動し給紙されるべき用紙の幅方向
の寸法を検知し、前記アクチュエーター３は矢印Ａの方
向に沿うた方向（矢印Ｃで示す方向）に作動（回動）し
、給紙されるべき用紙の長手方向の寸法を検知する。

そして、本実施例の紙サイズ検知装置の検知可能なサイ
ズを第２図にて説明する。

同図は前記給紙台板１を平面的に見た図であり、矢印Ａ
が給紙方向を表わしている。一点鎖線ｔ−ｔ′は該給紙
方向にて前記台板を２分割する直線であり載置される用
紙の中心線と一致する。

そして、一点鎖線ＬｓはＢ５サイズを表わし、以下同様
に一点鎖線Ｌ２はＡ４サイズを、一点鎖線Ｌ３はＢ４サ
イズを、一点鎖線Ｌ４はＡ３サイズを表わしている。前
記スライド仕切板２．２′は各一点鎖線Ｌ＋　、Ｂ２　
’、Ｌ３．Ｌ４の両側辺部分に移動する。

又、破線Ｌ５はＢ５サイズを前記一点鎖線Ｌ＋で示され
る方向に対して９０回転移動した方向に載置した場合の
外枠縁を表わし、破線Ｌ６はＡ４サイズを前記一点鎖線
Ｌ２で示される方向に対して９０回転移動した方向に載
置した場合の外枠縁を表わしている（破線Ｌｓ、Ｌ６共
、用紙の一方の辺縁は給紙台板の側端辺に合うべく整列
させられるものとする）０ そして１１図中、Ｄが前記アクチュエーター３の突出し
ている箇所であり、図で明らかになる通り、給紙方向に
各サイズの長手方向を合わせた場合Ｂ５サイズの用紙、
Ａ４サイズの用紙、Ｂ４サイズの用紙並びにＡ３サイズ
の用紙が当該箇所りにかぶさる様になっているが、給紙
方向に各サイズの幅方向を合わせた場合はＢ５サイズの
用紙及びＡ４サイズの用紙は当該箇所りより離間してい
ることになる。

と言うわけで本実施例では４種類のサイズ即ちＢ５サイ
ズ、Ａ４サイズ、Ｂ４サイズ及びＡ３サイズの他、Ａ４
サイズの用紙が異なる２つの方向のいずれの方向で載置
されたか及びＢ５サイズの用紙が異なる２つの方向のい
ずれの方向で載置されたかも検知可能となるのである。

ここで、前記スライド仕切板２，２′による用紙の幅方
向の検知構造につき解説する。

第３図において、１が前記給紙台板であり１、〜．２′
が前記スライド仕切板である。該スライド仕切板２．２
′は、夫々、矢印す、ｂ’力方向摺動し用紙Ｐの両側辺
を規制するのであるが、一方のスライド仕切板２にはそ
の底板部分より前記給紙台板１を貫通する棒２ａが固定
されその先端にマグネット２ｂが付着されている。即ち
、前記マグネ７　ト２　ｂは前記スライド仕切板２と共
に矢印す方向に沿うて摺動するわけである。そして、該
マグネット２ｂの移動方向に平行にリードスイッチ設置
板４が対峠している。この設置板４の前記マグネット２
ｂに相対向する側面上には所定間隔で設けられた４個の
リードスイッチ５ａ、５ｂ、５ｃ。

５ｄがあり、それらは、上記スライド仕切板２がＡ３サ
イズ位置、Ｂ４サイズ位置、Ａ４サイズ位置若しくはＢ
５サイズ位置（前掲第２図のＬ４１Ｌ３１Ｌ２１Ｌ＋で
示す位置）に固定された場合該スライド仕切板２のマグ
ネット２ｂと接近しＯＮとなる。−１ であるから、前記リードスイッ・チ５ａ＋　５ｂ。

５ｃ＋　５ｄのいずれかのＯＮ信号をとらえることによ
シ幅方向の長さの検知が行える。

もちろん、上記リードスイッチ５ａ＋　５ｂ＋　５ｃ＋
５ｄは常時ＯＮとなっており、マグネット２ｂと近接す
るとＯＦＦとなるものでも良い。このリードスイッチ５
ａ＋　５ｂ＋　５ｃ、５ｄの感度は±０．１閣程度が望
ましい。

次に、前記アクチュエーター３による用紙の長手方向の
検知構造につき解説する。

第４図において、１が前記給紙台板であシ、Ｈは前記第
２図にて示したＤ箇所に穿設された貫通孔であシ、絞孔
Ｈよシアクチユニーター３がその先端部分を給紙台板１
の用紙積載側に突き出している。このアクチュエーター
３の後端部分３ａはマグネットであり、該アクチュエー
ター３の中央部分よシやや後端部分３ａよりに設けられ
た軸Ｅを支点として回動自在である。そして、図では省
略したが左回りに弾性体で付勢されている。

ただし、前記アクチュエーター３の後端部分３ａはスト
ッパー６に係止しており、左回りの動きは所定位置（前
記アクチュエーター３の先端部分と前記台板１の平行間
隔がＸとなる位置）で停止させられている。

さて、前記アクチュエーター３の後端部分３ａは該アク
チュエーター３の先端部分に用紙が覆いかぶさることで
該用紙の重みで右回り方向に回転するのであるが、前記
台板１の前記アクチュエーター３の後端部分３ａが回動
によシ接近する領域には磁気近接型のホール素子７が形
成されている。

このホール素子７は前記アクチュエーター３のマグネッ
ト３ａの近接によシＯＮからＯＦＦとなる。

紙の自重により前記アクチュエーター３が回動した状態
を第５図に掲げた。各部品は前掲第４図と同じであり同
じ番号を付与している。

同図においては、アクチュエーター３の先端部分と台板
１の平行間隔はＹとなっている。

この様にホール素子７を用いると、応答の差（ストロー
ク差）即ち（ｘ−ｙ）は０．１閣以内にできる。つまり
、わずか０．１＋ｍ以下の動作にてＯＮ、ＯＦＦの検知
が可能となるのである。具体的にはＸ”　３．１　ｗｎ
、　Ｙ＝　３閣として紙の浮き等に対しても余裕をとれ
る。このホール素子７のＯＮ。

ＯＦＦに伴う電気抵抗の変化をとらえれば長手方向の長
さの検知が行える。

今、上記ホール素子７が第４図の状態（用紙のない状態
）でＯＮとなシ、第５図の状態（用紙の乗った状態）で
ＯＦＦとな・る構成とすれば、スライド仕切板２．２′
の位置との関連で下表の通り各用紙サイズが検知される
（Ｌ１＋　Ｌｚ　＋　Ｌｓ及びＬ４は前記第２図参照の
こと）０ 表 つまり、定型６サイズが判別可能となる。

上記実施例の如く、アクチュエーター３とホール素子７
を組み合わせると、アクチュエーター３の形状を工夫し
て起動トルク（用紙の自重で動き出すトルク）を任意に
設定でき、且つ又、ホール素子７の設定により応答の差
（ＯＮ、ＯＦＦのポイント）も自在に選択できるので、
検知精度は良好で紙一枚一枚の検出が正確となる。

なお、本発明の紙サイズ検知装置を複写機以外の自動原
稿搬送装置、ファクシミリ装置等の給紙装置の原稿サイ
ズ検知に適用することは当業者の設計可能事項である。

〈効　果〉 以上の様に本発明の紙サイズ検知装置は、ホール素子と
、複数の用紙を一枚ずつ繰シ出し可能に載置する板材に
設けられたところの紙サイズによって動作幅の異なるア
クチュエーターと、前記アクチュエーターに一体化した
マグネットを設け、前記ホール素子と前記マグネットの
間隔の変化によシ紙サイズを把握する様にしたので、一
枚の紙でもそのサイズを正確に検知でき安定した性能を
発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の紙サイズ検知装置の斜視図、第２図は
本発明の紙サイズ検知装置の検知サイズの説明図、第３
図は本発明の紙サイズ検知装置の用紙の一方向の長さを
検知する構造説明図、第４図及び第５図は本発明の紙サ
イズ検知装置の用紙の他方向の長さを検知する構造説明
図である。 １・・・給紙台板、２．２′・・・スライド仕切板、３
・・・アクチュエーター、３ａ・・・マグネット、６・
・・ストッパー、７・・・ホール素子、Ｈ・・孔、Ｅ・
・・軸。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ホール素子と、 複数の用紙を一枚ずつ繰り出し可能に載置する板材に設
   けられた紙サイズによって動作幅の異なるアクチュエー
   ターと、 上記アクチュエーターに一体化したマグネットと を有し、上記ホール素子と上記マグネットの間隔の変化
   により紙サイズを検知する様にしたことを特徴とする紙
   サイズ検知装置。 ２、上記紙サイズは用紙の長手方向の寸法であることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紙サイズ検知装
   置。