JPS583941B2 - シ−トサイズおよびシ−ト有無検出装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コピー紙等のシートをカセットに堆積して１
枚づつシート送りを行なうように構成された給紙装置に
おけるシートサイズおよびカセット内のシートの有無を
検出する装置に関する。

従来の給紙装置におけるシーｇ毎イズおよびシートの有
無を検出する装置としては、第１図に例示するようなも
のが実用化されている。

これを説明すると、１は多数枚のシ一ト２を堆積して、
給紙装置３内に着脱町能に装填され、かつ先端にアクチ
ュエータ１ａ，１ｂを有する所定のサイズのカセット、
４および５は前記アクチュエータ１ ａ：１ ｂによっ
て動作するように前記給紙装置３内に固定されたカセッ
トサイズ検出用マイクロスイッチ、６は前記力峯ット１
内のシ一ト２の有無を検出すべく、一部をカセット１内
のシ一ト２の最上部のものに当接させて給紙装置３に回
動自在に設けられたアクチュエーター、７はカセット１
内のシ一ト２が無くなった時に前記アクチュエータ−６
によって動作するように給紙装置３の側面に設けられた
シート有無検出用マイクロスイッチである。

なお、前記カセット１の先端のアクチュエータ−１一一
，１−ｂはシートのサイズに応じて前記カセットサイズ
検出用マイクロスイッチ４および５のどちらか一方のみ
、あるいは両方共動作させるように設けられている。

以上の様に構成された従来のシートサイズおよびシート
有無検出装置は、シートサイズ検出用のマイクロスイッ
チと、シート有無検出用のマイクロスイッチがそれぞれ
別々に、しかも離れて設けられている為、配線等の作業
が行ないにくく、また、配線のまとまりも悪いという欠
点があった。

本発明は、シートサイズ検出用の素子と、シート有無検
出用の素子を１枚のプリント基板上に設けるように構成
することにより、前記従来の欠点を解決し得るシートサ
イズおよびシート有無検出装置を提供するものである。

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第２図は本発明において使用されるカセットの例を示し
、図中の１０は、例えばＢ４サイズ用のカセットで、そ
の側面には２つのアクチュエーターａおよびｂが上下に
並設されている。

また、１１はＢ５サイズ用のカセットで、その側面には
上記カセット１０のアクチュエーターａと同様のアクチ
ュエーターａのみが設けられている。

また、１２はＡ４サイズ用のカセットで、その側面には
上記カセット１０のアクチュエーターｂと同様のアクチ
ュエーターｂのみが設けられている。

なお、上記各カセット１０，１１，１２の幅Ｗおよび高
さＨは、それぞれ等しくされている。

また、前記アクチュエーターａｔｂは本実施例では直方
体状の永久磁石を使用している。

もちろん、それらの各アクチュエータ−ａ，ｂは必ずし
も図示のように各カセット１０，１１，１２の側壁に突
設させる必要はなく、埋込んでも良い。

第３図および第４図は本発明のシートサイズおよびシー
ト有無検出装置の→りを具備した給紙装置の要部平面図
および要部側面図である。

それらの図面において、１３は給紙装置であり、ここで
は第２図において説明したＢ４サイズ用のカセット１０
が装填されている。

１４は給紙装置１３の側壁に垂直回動自在に設けられた
シート有無検出用のアクチュエーターであり、その一端
部は給紙装置１３に装填されたカセット１０内に収容さ
れたシートの最上部に当接し、かつ給紙装置１３の側壁
の外方へ導出された他端部には永久磁石１５が取付けら
れている。

１６は給紙装置１３に装填されたカセットのアクチュエ
ーターが設けられた側面と対向するごとく、給紙装置１
３の側面に配設されたプリント基板であり、これには前
記各カセット１０，１１，１２を給紙装置１３にそれぞ
れ装填した場合に、各アクチュエーターａのみと対向す
るシートサイズ検出用の素子１８、アクチュエーターｂ
のみと対向するシートサイズ検出用の素子１９が配設さ
れている。

また、そのプリント基板１６には、カセット内のシート
が無くなった場合に位置する永久磁石１５と対向するご
とくシート有無検出用の素子２０が設けられている。

なお、上記各素子１Ｂ，１９，２０は、本実施例ではａ
，ｂ，１５に永久磁石を使用しているので、リートスイ
ッチのごとき感磁性のものを使用している。

上記各々の素子１Ｂ，１９，２０は第５図に例示するよ
うにプリント基板１６上において各一端を共通端子とし
て端子２１に、また各但端はそれぞれ端子２２，２３，
２４に接続している。

従って第３図に示すようにＢ４サイズ用のカセット１０
が装填された場合にはアクチュエーターａｂによって素
子１９および２０の両方が動作（オン）して、それに対
応する信号を端子２２および端子２３から得ることがで
きる。

また、第２図に示すＢ５サイズ用のカセット１１が装填
された場合にはアクチュエーターａのみによって素子１
８のみが動作して、それに対応する信号を端子２２から
得ることができ、さらに、第２図に１２で示すＡ４サイ
ズ用のカセットが装填された場合にはアクチュエーター
ｂのみによって素子１９のみが動作して、それに対応す
る信号を端子２３から得ることができる。

以上によってカセットの種類、従ってシートサイズを判
別することができる。

なお、各カセツ｝１０，１１，１２の使用状態において
、シートが無くなった場合には永久磁石１５の接近によ
り素子２０が動作（オン）するため、それに対応する信
号を端子２４から得ることができる。

なお、前述の本発明の実施例では、アクチュエーターと
して永久磁石を用い、また検出用素子としてリードスイ
ッチを用いた場合でもって説明したが、リードスイッチ
を他の磁気感応素子、例えばホール素子に置換えても本
質的に同様であり、本発明に含まれることはいうまでも
ない。

さらに、検出用素子として、フォトカツプラーの如き光
感応素子を用い、アクチュエーターとして前記光感応素
子を動作可能な部材にて構成しても本質的に同様であり
、本発明に含まれることはいうまでもない。

以上の説明から明らかなように本発明は各カセットの側
面に設けたアクチュエーターによって動作する素子と、
カセット内のシートが無くなると動作する素子を１枚の
プリント基板上に設けるように構成したため、配線等の
作業を極めて簡単に行なうことが出来るというすぐれた
効果を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の給紙装置におけるシートサイズおよびシ
ート有無検出装置の側面図、第２図は本発明において使
用する各種カセットの例を示す外観図、第３図は本発明
の一実施例の要部平面図、第４図は同本発明の実施例の
要部側面図、第５図は同本発明の実施例の配線図である
。 １０，１１，１２・・・・カセット、ａ，ｂ・・・・シ
ートサイズ検出用のアクチュエーター、１３・・・・給
紙装置、１４・・・・・ツート有無検出用のアクチュエ
ーター、１５・・・・・永久磁石、１６・・・・プリン
ト基板、１８，１９・・・・シートサイズ検出用の素子
、２０・・・・・シート有無検出用の素子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 各カセットの側壁に、それに収容するシートのサイ
   ズに応じたシートサイズ検出用アクチュエーターを設け
   、給紙装置には前記カセットが所定の箇所に装填された
   状態において、前記カセットの側壁と対向するプリント
   基板および、装填されたカセット内のシートの有無を検
   出することのできるシート有無検出用アクチュエーター
   を設け、かつ前記プリント基板には、前記カセットの側
   壁に設けられたシートサイズ検出用アクチュエーターに
   よって作動せられるシートサイズ検出用素子および、前
   記給紙装置に設けられたシート有無検出用アクチュエー
   ターによって作動せられるシート有無検出用素子を設け
   たことを特徴とするシートサイズおよびシート有無検出
   装置。 ２ 特許請求の範囲第１項の記載において、前記シート
   サイズ検出用アクチュエーターおよび前記シート有無検
   出用アクチュエーターは永久磁石をもって構成され、前
   記シートサイズ検出用素子および前記シート有無検出用
   素子は磁気感応素子をもって構成されていることを特徴
   上ナるシ一トサイズおよびシート有無検出装置。