JP2501625Y2 - 用紙カセットの用紙サイズ検知装置 - Google Patents
用紙カセットの用紙サイズ検知装置Info
- Publication number
- JP2501625Y2 JP2501625Y2 JP2681090U JP2681090U JP2501625Y2 JP 2501625 Y2 JP2501625 Y2 JP 2501625Y2 JP 2681090 U JP2681090 U JP 2681090U JP 2681090 U JP2681090 U JP 2681090U JP 2501625 Y2 JP2501625 Y2 JP 2501625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- size
- paper cassette
- magnets
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、用紙カセットの用紙サイズ検知装置に関す
る。
る。
実開平1-174334号明細書に記載されているように、従
来の複写機のような画像形成装置には、サイズの異なる
複数種類の用紙を予め収容できる用紙カセット1が設け
られている。用紙カセットには、用紙サイズを選定して
表示するサイズ選定表示手段(上記実開平明細書ではサ
イズ検知部材4として記載されている)が設けられ、ま
た用紙カセットの近傍には、このサイズ選定表示手段が
表示する用紙サイズを検知するサイズ検知スイッチ5が
設置されている。用紙カセットを画像形成装置の本体へ
セットすると、上記サイズ検知スイッチが、サイズ選定
表示手段が表示する用紙サイズを検知して、サイズ検知
信号を本体の制御部へ送るようになっている。
来の複写機のような画像形成装置には、サイズの異なる
複数種類の用紙を予め収容できる用紙カセット1が設け
られている。用紙カセットには、用紙サイズを選定して
表示するサイズ選定表示手段(上記実開平明細書ではサ
イズ検知部材4として記載されている)が設けられ、ま
た用紙カセットの近傍には、このサイズ選定表示手段が
表示する用紙サイズを検知するサイズ検知スイッチ5が
設置されている。用紙カセットを画像形成装置の本体へ
セットすると、上記サイズ検知スイッチが、サイズ選定
表示手段が表示する用紙サイズを検知して、サイズ検知
信号を本体の制御部へ送るようになっている。
しかし同明細書に記載されているものは、サイズ選定
表示手段は、複数個の突起4bで構成され、その突起がサ
イズ検知スイッチ5の複数個の検知部5aを押圧するもの
であるため、用紙カセットに対する設置位置が、用紙カ
セット挿入方向奥側に制約されてしまう。そのため、サ
イズ変更の場合には、用紙カセット全体を引き出さなけ
ればならず、非常に面倒なものとなっていた。
表示手段は、複数個の突起4bで構成され、その突起がサ
イズ検知スイッチ5の複数個の検知部5aを押圧するもの
であるため、用紙カセットに対する設置位置が、用紙カ
セット挿入方向奥側に制約されてしまう。そのため、サ
イズ変更の場合には、用紙カセット全体を引き出さなけ
ればならず、非常に面倒なものとなっていた。
本考案の目的は、用紙カセットの用紙サイズ検知装置
において、上記不具合を解消して、用紙カセット全体を
引き出す必要もなく、簡単に用紙サイスの変更を行うこ
とができるようにすることである。
において、上記不具合を解消して、用紙カセット全体を
引き出す必要もなく、簡単に用紙サイスの変更を行うこ
とができるようにすることである。
本考案によれば、用紙カセットに設けられた移動自在
なサイズ選定表示手段の位置を検知する複数個のサイズ
検知スイッチにより、用紙カセットに収容された用紙の
サイズを検知する装置において、前記サイズ選定表示手
段は、上記用紙カセットの一側面に移動自在に設けたス
ライド部材に複数種類のピッチで配列された複数個の磁
石であり、前記サイズ検知スイッチは、上記磁石と対面
するように少なくとも1つのピッチで配列された複数個
のリードスイッチであり、さらに、前記複数個の磁石の
うち、リードスイッチの最小の配列ピッチよりも幅の広
い部分の両側に隣接する磁石の磁極を互いに逆向きにし
たことを特徴とする用紙サイズ検知装置が提供される。
なサイズ選定表示手段の位置を検知する複数個のサイズ
検知スイッチにより、用紙カセットに収容された用紙の
サイズを検知する装置において、前記サイズ選定表示手
段は、上記用紙カセットの一側面に移動自在に設けたス
ライド部材に複数種類のピッチで配列された複数個の磁
石であり、前記サイズ検知スイッチは、上記磁石と対面
するように少なくとも1つのピッチで配列された複数個
のリードスイッチであり、さらに、前記複数個の磁石の
うち、リードスイッチの最小の配列ピッチよりも幅の広
い部分の両側に隣接する磁石の磁極を互いに逆向きにし
たことを特徴とする用紙サイズ検知装置が提供される。
さらに本考案によれば、上記リードスイッチの間に磁
界遮蔽板を設けた用紙サイズ検知装置も提供される。
界遮蔽板を設けた用紙サイズ検知装置も提供される。
以下、本考案の用紙カセットについて図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図において、1は複写機等の画像形成装置の本体
内に着脱自在にセットされる用紙カセットであり、用紙
カセット1の一側面2にガイド溝3が設けられ、そこに
スライド部材4が移動自在に取りつけられている。この
スライド部材4の移動に伴って、数種類のサイズの用紙
を収容できるように、用紙の収容部分の大きさが変更さ
れる。
内に着脱自在にセットされる用紙カセットであり、用紙
カセット1の一側面2にガイド溝3が設けられ、そこに
スライド部材4が移動自在に取りつけられている。この
スライド部材4の移動に伴って、数種類のサイズの用紙
を収容できるように、用紙の収容部分の大きさが変更さ
れる。
さらに用紙カセット1には用紙サイズ表示部分6が設
けられ、これと対応するように、スライド部材4には、
用紙サイズ選択マーク7が設けられている。
けられ、これと対応するように、スライド部材4には、
用紙サイズ選択マーク7が設けられている。
スライド部材4には、5つの磁石4aが、後述する所定
の配列で取りつけられている。この磁石4aは、用紙カセ
ットのセット位置において画像形成装置の本体側に設け
られた固定部材5の4つのリードスイッチ5aと対面する
ように配置されている。このリードスイッチ5aも後述す
る所定の配列で固定部材5に取りつけられている。
の配列で取りつけられている。この磁石4aは、用紙カセ
ットのセット位置において画像形成装置の本体側に設け
られた固定部材5の4つのリードスイッチ5aと対面する
ように配置されている。このリードスイッチ5aも後述す
る所定の配列で固定部材5に取りつけられている。
用紙カセット1は、種々の用紙を収容するようになっ
ており、たとえば、A3サイズの用紙が収容された場合に
は、前記スライド部材4を用紙カセット1に沿って移動
し、スライド部材4に設けた用紙サイズ選択マーク7を
サイズ表示部分6の「A3」と表示された部分に合わせ
る。これにより磁石4aの配列は移動し、磁石4aが対面し
た部分のリードスイッチ5aが作動する。そして、像形成
装置の本体の制御部(図示せず)が、サイズ検知信号を
受けたリードスイッチ5aの位置の組み合わせにより用紙
のサイズを検知するようになっている。
ており、たとえば、A3サイズの用紙が収容された場合に
は、前記スライド部材4を用紙カセット1に沿って移動
し、スライド部材4に設けた用紙サイズ選択マーク7を
サイズ表示部分6の「A3」と表示された部分に合わせ
る。これにより磁石4aの配列は移動し、磁石4aが対面し
た部分のリードスイッチ5aが作動する。そして、像形成
装置の本体の制御部(図示せず)が、サイズ検知信号を
受けたリードスイッチ5aの位置の組み合わせにより用紙
のサイズを検知するようになっている。
4個のリードスイッチ5aは、第2A図及び第2B図に示す
ように、ピッチp及びその2倍のピッチ2pの2種類のピ
ッチで配列されている。これに対して、5個の磁石4a
も、リードスイッチ5aの配列ピッチと同じピッチp及び
その2倍のピッチ2p(図では4bで示す)で配列されてい
る。
ように、ピッチp及びその2倍のピッチ2pの2種類のピ
ッチで配列されている。これに対して、5個の磁石4a
も、リードスイッチ5aの配列ピッチと同じピッチp及び
その2倍のピッチ2p(図では4bで示す)で配列されてい
る。
このようにすると、スライド部材4の移動範囲内でリ
ードスイッチ5aがオンする組み合わせで同じものが生じ
ないので、少ない磁石4aと少ないリードスイッチ5aで多
くの種類の用紙サイズを検知できる。
ードスイッチ5aがオンする組み合わせで同じものが生じ
ないので、少ない磁石4aと少ないリードスイッチ5aで多
くの種類の用紙サイズを検知できる。
ところで、上述したように複数個の磁石を配列した場
合、磁極を第3図に示すようにすると、左側のリードス
イッチ5aは磁石4aがない部分と対面しているので、本来
は作動してはならないのであるが、これが作動して誤検
知となってしまうことがある。
合、磁極を第3図に示すようにすると、左側のリードス
イッチ5aは磁石4aがない部分と対面しているので、本来
は作動してはならないのであるが、これが作動して誤検
知となってしまうことがある。
この原因を調べてみたところ、磁石4aが存在していな
い部分に、その両側の磁石4aにより生ずる磁力線が集中
し、磁束密度が高い部分を形成してしまうことがわかっ
た。そこで、ピッチが大きい隣合う磁石4aの磁極を第2A
図に示すように上下逆にすることによりこのような磁力
線の集中を回避している。
い部分に、その両側の磁石4aにより生ずる磁力線が集中
し、磁束密度が高い部分を形成してしまうことがわかっ
た。そこで、ピッチが大きい隣合う磁石4aの磁極を第2A
図に示すように上下逆にすることによりこのような磁力
線の集中を回避している。
また、本考案の別の実施例では、第2B図に示すよう
に、リードスイッチ5aの間に磁性体で形成した磁界遮蔽
板を設けることにより、誤動作を避けている。
に、リードスイッチ5aの間に磁性体で形成した磁界遮蔽
板を設けることにより、誤動作を避けている。
なお、上記実施例では、磁石およびリードスイッチの
ピッチは、pと2pの2種類に限定されているが、それ以
上の種類のピッチを使用してもよい。また、上記実施例
では、磁極を上下逆にする場合は、磁石の複数のピッチ
のうち、リードスイッチの小さいピッチの2倍の部分に
限定されているが、必要なのは、磁石が存在しない場所
に誤検知されやすい強い磁界が形成されないようにする
ことであるから、これを避けるため、磁石が対面配置さ
れる可能性のあるピッチの広い部分ならば2倍以上の部
分にも適用してもよい。
ピッチは、pと2pの2種類に限定されているが、それ以
上の種類のピッチを使用してもよい。また、上記実施例
では、磁極を上下逆にする場合は、磁石の複数のピッチ
のうち、リードスイッチの小さいピッチの2倍の部分に
限定されているが、必要なのは、磁石が存在しない場所
に誤検知されやすい強い磁界が形成されないようにする
ことであるから、これを避けるため、磁石が対面配置さ
れる可能性のあるピッチの広い部分ならば2倍以上の部
分にも適用してもよい。
第4図には、用紙サイズ表示部分を用紙トレイ1に設
けた用紙カセットが示されているが、この用紙カセット
では、視認性向上のために、その表示面に角度をもたせ
てある。
けた用紙カセットが示されているが、この用紙カセット
では、視認性向上のために、その表示面に角度をもたせ
てある。
また、第5図には、用紙サイズ表示部分をスライド部
材6に設けた用紙カセットが示されているが、この用紙
カセットでも、第4図の場合と同様に、視認性向上のた
めに表示面に角度をもたせてある。
材6に設けた用紙カセットが示されているが、この用紙
カセットでも、第4図の場合と同様に、視認性向上のた
めに表示面に角度をもたせてある。
本考案によれば、用紙サイズ選定表示手段に磁石を使
用しているため、その設置位置に何ら制約がなく、した
がって、用紙カセット全体を引き出す必要もなく、簡単
に用紙サイズの変更を行うことができる。
用しているため、その設置位置に何ら制約がなく、した
がって、用紙カセット全体を引き出す必要もなく、簡単
に用紙サイズの変更を行うことができる。
第1図は、本考案の用紙カセットの一部を示す斜視図、 第2A図は、本考案の用紙カセットのスライド部材におけ
る磁石の配列を示す正面図、 第2B図は、本考案の用紙カセットのリードスイッチの一
実施例を示す平面図、 第3図は、従来のスライド部材における磁石の配列を示
す正面図、 第4図は、本考案の用紙カセットのトレイ側に設けられ
たサイズ表示部分を示す斜視図、及び 第5図は、本考案の用紙カセットのスライド部材側に設
けられたサイズ表示部分を示す斜視図である。 1……用紙カセット、2……用紙カセットの一側面、3
……ガイド溝、4……スライド部材、4a……磁石、5…
…固定部材、5a……リードスイッチ、6……用紙サイズ
表示部分、7……用紙サイズ選択マーク、8……磁界遮
蔽板。
る磁石の配列を示す正面図、 第2B図は、本考案の用紙カセットのリードスイッチの一
実施例を示す平面図、 第3図は、従来のスライド部材における磁石の配列を示
す正面図、 第4図は、本考案の用紙カセットのトレイ側に設けられ
たサイズ表示部分を示す斜視図、及び 第5図は、本考案の用紙カセットのスライド部材側に設
けられたサイズ表示部分を示す斜視図である。 1……用紙カセット、2……用紙カセットの一側面、3
……ガイド溝、4……スライド部材、4a……磁石、5…
…固定部材、5a……リードスイッチ、6……用紙サイズ
表示部分、7……用紙サイズ選択マーク、8……磁界遮
蔽板。
Claims (2)
- 【請求項1】用紙カセットに設けられた移動自在なサイ
ズ選定表示手段の位置を検知する複数個のサイズ検知ス
イッチにより、用紙カセットに収容された用紙のサイズ
を検知する装置において、 前記サイズ選定表示手段は、上記用紙カセットの一側面
に移動自在に設けたスライド部材に複数種類のピッチで
配列された複数個の磁石であり、前記サイズ検知スイッ
チは、上記磁石と対面するように少なくとも1つのピッ
チで配列された複数個のリードスイッチであり、さら
に、前記複数個の磁石のうち、リードスイッチの最小の
配列ピッチよりも幅の広い部分の両側に隣接する磁石の
磁極を互いに逆向きにしたことを特徴とする用紙サイズ
検知装置。 - 【請求項2】前記リードスイッチの間に磁界遮断板を設
けたことを特徴とする請求項1記載の用紙サイズ検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2681090U JP2501625Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 用紙カセットの用紙サイズ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2681090U JP2501625Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 用紙カセットの用紙サイズ検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118945U JPH03118945U (ja) | 1991-12-09 |
JP2501625Y2 true JP2501625Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31529690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2681090U Expired - Lifetime JP2501625Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 用紙カセットの用紙サイズ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501625Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024129623A (ja) * | 2023-03-13 | 2024-09-27 | オムロン株式会社 | スイッチ |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2681090U patent/JP2501625Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118945U (ja) | 1991-12-09 |
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