JPH033946Y2 - - Google Patents

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JPH033946Y2
JPH033946Y2 JP1984072309U JP7230984U JPH033946Y2 JP H033946 Y2 JPH033946 Y2 JP H033946Y2 JP 1984072309 U JP1984072309 U JP 1984072309U JP 7230984 U JP7230984 U JP 7230984U JP H033946 Y2 JPH033946 Y2 JP H033946Y2
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JP
Japan
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magnet
switch
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arm
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JP1984072309U
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JPS60184241U (ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野及び目的〕 本考案は、永久磁石の磁力と重量を利用して構
成されたアクチユエータスイツチに関するもの
で、被検出体からのより弱い作用力でスイツチ動
作を得ることができるようにすることを目的とす
るものである。
〔従来の技術〕
従来、複写機、フアクシミリ等において紙の検
知(紙の通過、紙の有無の検知等)用のセンサー
として、永久磁石とリードスイツチとを用い、永
久磁石のもつ重量と被検出体である紙からの当接
力を利用してスイツチ切換動作を行なうアクチユ
エータスイツチが使用されていた。
この従来のアクチユエータスイツチは、リード
スイツチを利用して構成されていて、リードスイ
ツチを内蔵した本体から延出設された支持腕に、
回動腕を、その中央部に突出設した回動軸片によ
り回動自在に組付け、この回動腕の一端の前記リ
ードスイツチに対向位置することのできる箇所に
磁石を固定すると共に、紙等の被検出物が当接す
る他端に、前記磁石との重量を釣合せるバランス
を取付けた構造となつており、バランスを取付け
た回動腕の他端に被検出物が当接して、この回動
腕を回動変位させ、もつて磁石がリードスイツチ
から遠く離れることによつてリードスイツチにス
イツチ動作を起こさせて被検出物の検知信号を発
生するものとなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、アクチユエータスイツチにおいて
は、被検出物からの作用力によりスイツチ動作を
行なうものとなつているので、極めて弱い被検出
物からの作用力によつて回動腕の回動動作が得ら
れることが望ましいのであるが、リードスイツチ
には強磁性体が用いられており、これがため磁石
との間に比較的大きな磁気吸引力が作用すること
になるので、スイツチ動作を行なうのに比較的大
きな力が被検出物から回動腕に作用させる必要が
あると云う不都合があつた。
また、リードスイツチは有接点スイツチである
ので、スイツチ体としての寿命が短かく、これが
ため極めて多数の紙等の枚数をカウントするのに
使用されるアクチユエータスイツチとしては、そ
の寿命の短かさに不満があつた。
さらに、リードスイツチの場合、その感度を高
感度化しようとしても限界があり、リードスイツ
チ表面でも最低で40〔G〕程度の磁力が必要であ
るので、磁石の小型化が制限され、またリードス
イツチ自体の小型化も限界があつて、現在のとこ
ろ、φ2.5×16程度が限界であることから、アクチ
ユエータスイツチ全体としての小型化が決して要
求を満たす程度に達成し得ない不満があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来例における欠点、不満
点を解消すべく考案されたもので、以下、本考案
の一実施例を図面に従つて説明する。
本考案によるアクチユエータスイツチは、ホー
ル素子、ホールIC、半導体磁気抵抗素子、半導
体磁気抵抗IC、強磁性体磁気抵抗素子等の磁電
変換素子3を組付け固定した本体1の一端から延
出設された支持腕2の先端に、一端に前記磁電変
換素子3に対向位置することのできるように磁石
6を取付け、紙等の被検出物8が突き当る他端に
前記磁石6との重量を釣合いを達成するバランス
7を取付けた回動腕4を、この回動腕4のほぼ中
央部分に一体に突設した回動軸片5により回動自
在に組付けた構成となつている。
本体1および回動腕4は非磁性材料により成形
されていることは云うまでもなく、磁石6が磁電
変換素子3の側近に対向位置した際に、磁石6の
磁力が磁電変換素子3に有効に作用するよう考慮
されている。
〔作用〕
この考案によるアクチユエータは、バランス7
を取付けた回動腕4の他端に、移動してきた被検
出物8が突き当ることによつて、磁石6が磁電変
換素子3から離反する方向に回動腕4が回動変位
するので、1枚の被検出物8の通過に対して、磁
電変換素子3は1回のスイツチ切換動作を行なう
ことになり、これによつて被検出物8の1回の通
過に対して1回の検出信号を出力する。
被検出物8の突き当りによつて回動変位した回
動腕4は、被検出体8の通過によつて、この被検
出体8との接触がなくなると、バランス7と磁石
6との重量関係により、第1図図示状態に回動復
帰して待期姿勢となる。
〔実施例〕
図示実施例の場合、バランス7を取付けた回動
腕4の他端を、被検出物8の移動通過中に突出位
置させ、もつて移動してくる被検出物8が回動腕
4の他端に突き当るようにしている。
すなわち、移動する紙等の被検出物8の通過し
た数をカウントするスイツチとして機能するもの
となつている。
支持腕2は一対設けられていて、この一対の支
持腕2の先端間に、回動腕4のほぼ中央部分から
両側方に一体に突出設された一対の回動軸片5が
それぞれ回動自在に支持される構成となつてい
る。
また、図示実施例のものは、下降移動する被検
出物8を検出し、かつこの被検出物8が通過した
後は、重力に従つて自動復帰する構成となつてい
るので、重力による回動軸片5を中心とした回動
腕4の両端に作用するモーメントは、磁石6側の
方がわずかに大きい値となるようにバランス7の
重量および回動軸片5の位置が設定されている。
〔考案の効果〕
本考案によるアクチユエータスイツチは、無接
点スイツチである磁電変換素子3を使用している
ので、従来のリードスイツチと比べて磁石6との
間に発生する磁気吸引力が極めて弱く、例えば表
面磁束密度600〔G〕の磁石6を使用した場合、リ
ードスイツチとの間に作用する磁気吸引力が1.8
〔g〕であつたのに対し、半導体磁気抵抗素子を
使用した磁電変換素子3との間に作用する磁気吸
引力は0.02〔g〕以下であり、また表面磁束密度
1400〔G〕の磁石6を使用した場合、リードスイ
ツチとの間に作用する磁気吸引力が5.5〔g〕であ
つたのに対し、半導体磁気抵抗素子を使用した磁
電変換素子3との間に作用する磁気吸引力は0.02
〔g〕以下であつた。
このため、被検出物8からの極めて弱い作用力
によつて充分にスイツチ動作を起こすことができ
ることになり、もつてより精度の高い得ることが
できることになる。
また、磁電変換素子3は無接点スイツチである
ので、ほぼ半永久的な寿命を得ることができ、こ
れによつて本体1内への埋設使用も可能となり、
また多量の被検出物8の検出動作を支障なく達成
することができることになる。
さらに、磁電変換素子3は、無接点スイツチで
あるので、動作感度を自由に設定することがで
き、これにより磁石6を小型化できると共に軽量
化でき、また磁電変換素子3に附属する電気回路
をモノリシツク化することにより2mm四方程度の
寸法に縮小できるので、全体を大幅に小型化する
ことができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案によるア
クチユエータスイツチは、充分に小さい力でスイ
ツチ動作を引き起こすことができるので正確でか
つ円滑な検出動作を発揮することになり、また長
寿命とすることができ、さらに充分に小型化およ
び軽量化することができるので、狭いスペースに
も余裕をもつて取付けることができる等多くの優
れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるアクチユエータスイツ
チの正面図である。第2図は、その平面図であ
る。 符号の説明、1;本体、2;支持腕、3;磁電
変換素子、4;回動腕、5;回動軸片、6;磁
石、7;バランス、8;被検出物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホール素子等の磁電変換素子3を組付け固定し
    た本体1の一端から延出設された支持腕2の先端
    に、一端に前記磁電変換素子3に対向位置するこ
    とができるよう磁石6を取付け、紙等の被検出物
    8が当接する他端に前記磁石6との重量の釣合い
    を達成するバランス7を取付けた回動腕4を、該
    回動腕4の中央部分に突設した回動軸片5により
    回動自在に組付けて成るアクチユエータスイツ
    チ。
JP7230984U 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タスイツチ Granted JPS60184241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7230984U JPS60184241U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7230984U JPS60184241U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60184241U JPS60184241U (ja) 1985-12-06
JPH033946Y2 true JPH033946Y2 (ja) 1991-01-31

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ID=30610602

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7230984U Granted JPS60184241U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タスイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233178A (ja) * 2000-02-18 2001-08-28 Tokai Rika Co Ltd バックル装置

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JPS60184241U (ja) 1985-12-06

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