JPS60196440A - 羽根車式緩降機 - Google Patents
羽根車式緩降機Info
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- JPS60196440A JPS60196440A JP59050227A JP5022784A JPS60196440A JP S60196440 A JPS60196440 A JP S60196440A JP 59050227 A JP59050227 A JP 59050227A JP 5022784 A JP5022784 A JP 5022784A JP S60196440 A JPS60196440 A JP S60196440A
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- Japan
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- impeller
- drive shaft
- rope
- rotation control
- gear
- Prior art date
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B1/00—Devices for lowering persons from buildings or the like
- A62B1/06—Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices
- A62B1/08—Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices with brake mechanisms for the winches or pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D57/00—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders
- F16D57/02—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders with blades or like members braked by the fluid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B1/00—Devices for lowering persons from buildings or the like
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- A62B1/08—Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices with brake mechanisms for the winches or pulleys
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- Emergency Management (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は羽根車式緩降機に関するものであり、更に詳し
くは一定の容積を有する閉された容器内に多数の組合せ
歯車群と羽根車と、回転制禦油とを内蔵し、該回転制禦
油により羽根車の回転が抑制されることにより入力駆動
軸に嵌着されている駆動輪に懸架されたロープに荷重が
加わった状態下で成る一定速度以下の緩降が達せられる
羽根車式緩降機において、該羽根車が4枚羽根であり、
且つ羽根車用歯車軸と入力駆動軸との回転比が40=1
以上である羽根車式緩降機であり、この場合、その容器
の内容積がほぼ700〜1000cfで、そのうち歯車
群、歯車軸1羽根車及びこれらの各軸を支承する支架金
具が占める体積が150〜250cm#であり、口つ羽
根車の一枚の羽根の片側平面部の面積が100mtl以
上3001以下であり、更に入力駆動軸に嵌着されてい
る駆動輪のロープ懸架溝にロープと当接ザる当接凸部と
非当接四部とを設り、この駆動軸及び振子プーリーと固
定プーリーとによるロープ緊縮作用どで荷重物の緩降を
確実たらしめる機構を有し、月つ振子プーリーを支承す
る振子ビンが駆動軸と固定プーリーの中心線上で駆動軸
と固定プーリーのほぼ中央部に設けたものである。
くは一定の容積を有する閉された容器内に多数の組合せ
歯車群と羽根車と、回転制禦油とを内蔵し、該回転制禦
油により羽根車の回転が抑制されることにより入力駆動
軸に嵌着されている駆動輪に懸架されたロープに荷重が
加わった状態下で成る一定速度以下の緩降が達せられる
羽根車式緩降機において、該羽根車が4枚羽根であり、
且つ羽根車用歯車軸と入力駆動軸との回転比が40=1
以上である羽根車式緩降機であり、この場合、その容器
の内容積がほぼ700〜1000cfで、そのうち歯車
群、歯車軸1羽根車及びこれらの各軸を支承する支架金
具が占める体積が150〜250cm#であり、口つ羽
根車の一枚の羽根の片側平面部の面積が100mtl以
上3001以下であり、更に入力駆動軸に嵌着されてい
る駆動輪のロープ懸架溝にロープと当接ザる当接凸部と
非当接四部とを設り、この駆動軸及び振子プーリーと固
定プーリーとによるロープ緊縮作用どで荷重物の緩降を
確実たらしめる機構を有し、月つ振子プーリーを支承す
る振子ビンが駆動軸と固定プーリーの中心線上で駆動軸
と固定プーリーのほぼ中央部に設けたものである。
従来、閉された容器内に多数の組合U歯車JAYと回転
制禦油とを内蔵せしめ、該回転制禦油の粘度特性により
羽根車の回転が抑制されることにより荷重物の緩降が可
能となる羽根車式緩降機に関しては、例えば特公昭52
−20483号公報、特公昭56−37836号公報、
特開昭55−103871号公報などが知られている。
制禦油とを内蔵せしめ、該回転制禦油の粘度特性により
羽根車の回転が抑制されることにより荷重物の緩降が可
能となる羽根車式緩降機に関しては、例えば特公昭52
−20483号公報、特公昭56−37836号公報、
特開昭55−103871号公報などが知られている。
特公昭52−20483号公報及び特公昭56−378
36U公報に記載されているものは主として回転制禦油
自体に関するものであるが、その使用目的は多数の歯車
により撹拌される減速装置に用いられるとしているのみ
で、羽根車の存在は必ずしも明らかではない。又、特開
昭5り−103871号公報のものは本発明とほぼ同様
の機構、即ち入力駆動軸及び羽根車の存在2回転制禦油
の使用、さらには振子プーリーの使用などが明記されて
いるが、実施に際3− して■羽根車と入力駆動軸との最適回転比、■容器容量
と、容器中に占める歯車群1羽根車。
36U公報に記載されているものは主として回転制禦油
自体に関するものであるが、その使用目的は多数の歯車
により撹拌される減速装置に用いられるとしているのみ
で、羽根車の存在は必ずしも明らかではない。又、特開
昭5り−103871号公報のものは本発明とほぼ同様
の機構、即ち入力駆動軸及び羽根車の存在2回転制禦油
の使用、さらには振子プーリーの使用などが明記されて
いるが、実施に際3− して■羽根車と入力駆動軸との最適回転比、■容器容量
と、容器中に占める歯車群1羽根車。
支架金具の容量、■羽根の形状と羽根面積、■荷重物を
降下させる際に夏・冬の温度差、並びに荷重の大小に関
わらず緩降を確実にするための補助機構などが明確では
なく、この■は入力駆動軸に嵌着されている駆動輪に懸
架したロープによって荷重物(例えば避難者など)が降
下する速度に密接な関係を有し、ある種の回転制禦浦が
内蔵された条件下では入力駆動軸から伝導された回転力
が羽根車を回転させる力として消費されるが、この際、
回転制禦油の粘性抵抗によって回転が減殺されることが
望ましいけれども、避難・降下という目的からは、過度
に減殺されることは好ましくない。したがって、成る速
度範囲内で緩降せしめ得て、且つ過度の加速、減速を避
けるには最適の速度比が存在しなければならず、■は実
用上の意味からも、更に連続使用条件下における回転制
禦油の異常昇温を防ぐ意味からも最適条件が存在しなけ
ればな4− らない。又■羽根の形状は2枚、3枚、4枚と3種類が
考えられるEプれども、どの様な形状のものが、この種
の用途に適するのか、また回転制禦油との関係において
最適羽根面積も重要な要因となる、■の条件は実用上重
要な要因で、夏と冬との温度差によって回転制禦油の粘
度が全く変化しないものが存在すれば解決は容易だが実
際にはかかる回転制禦油は存在せず、したがってこの粘
度変化、特に夏場の低粘度化に伴う降下速度の著しい増
大、冬場の高粘度化に伴う降下速度の激減を防ぐための
補助機構が必要となり、更に降下荷重が25kCI、6
0kG。
降下させる際に夏・冬の温度差、並びに荷重の大小に関
わらず緩降を確実にするための補助機構などが明確では
なく、この■は入力駆動軸に嵌着されている駆動輪に懸
架したロープによって荷重物(例えば避難者など)が降
下する速度に密接な関係を有し、ある種の回転制禦浦が
内蔵された条件下では入力駆動軸から伝導された回転力
が羽根車を回転させる力として消費されるが、この際、
回転制禦油の粘性抵抗によって回転が減殺されることが
望ましいけれども、避難・降下という目的からは、過度
に減殺されることは好ましくない。したがって、成る速
度範囲内で緩降せしめ得て、且つ過度の加速、減速を避
けるには最適の速度比が存在しなければならず、■は実
用上の意味からも、更に連続使用条件下における回転制
禦油の異常昇温を防ぐ意味からも最適条件が存在しなけ
ればな4− らない。又■羽根の形状は2枚、3枚、4枚と3種類が
考えられるEプれども、どの様な形状のものが、この種
の用途に適するのか、また回転制禦油との関係において
最適羽根面積も重要な要因となる、■の条件は実用上重
要な要因で、夏と冬との温度差によって回転制禦油の粘
度が全く変化しないものが存在すれば解決は容易だが実
際にはかかる回転制禦油は存在せず、したがってこの粘
度変化、特に夏場の低粘度化に伴う降下速度の著しい増
大、冬場の高粘度化に伴う降下速度の激減を防ぐための
補助機構が必要となり、更に降下荷重が25kCI、6
0kG。
100 kclと変化しても過大な速度変化を来たさぬ
ための補助機構も重要である。
ための補助機構も重要である。
しかしながら特開昭55−103871号公報にはこれ
らに関する記載又は条件設定はな〈実施上、多大の困難
をもたらしていた。
らに関する記載又は条件設定はな〈実施上、多大の困難
をもたらしていた。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたもので、以下図面
に従って実施の一例を説明すれば多数の組合せ歯車群及
び羽根車を収納する容器はケ−ス1どカバーハウジング
2とからなり、入力駆動軸3のみをケース1の外部に突
出せしめる。
に従って実施の一例を説明すれば多数の組合せ歯車群及
び羽根車を収納する容器はケ−ス1どカバーハウジング
2とからなり、入力駆動軸3のみをケース1の外部に突
出せしめる。
入力駆動軸3には第1歯車4を固定し、この第1歯車4
に第1ビニオ−ン歯車5を噛合させ該第1ピニオン歯車
5と共軸の第2爾車6を回転させる。第2歯車6は第2
ビニオン歯車7と噛合っており、該第2ビニAン歯車7
と共軸の第3歯車8を回転させる。第3歯車8は第3ビ
ニオン歯車9と噛合っており、該第3ビニオン歯車9と
共軸の羽根車10を回転させる。
に第1ビニオ−ン歯車5を噛合させ該第1ピニオン歯車
5と共軸の第2爾車6を回転させる。第2歯車6は第2
ビニオン歯車7と噛合っており、該第2ビニAン歯車7
と共軸の第3歯車8を回転させる。第3歯車8は第3ビ
ニオン歯車9と噛合っており、該第3ビニオン歯車9と
共軸の羽根車10を回転させる。
これらの多数の絹合せ歯車群及び羽根車10はボールベ
アリング11、オイルレスメタル12などの軸受及び支
架金具33に支承固定されケース1とカバーハウジング
2とで閉された容器内に収納され、該容器内にこれらの
占める容積以外に、空所13を形成する。ケース1の外
部に突出している入力駆動軸3部には駆動輪14が嵌合
・固定されている。
アリング11、オイルレスメタル12などの軸受及び支
架金具33に支承固定されケース1とカバーハウジング
2とで閉された容器内に収納され、該容器内にこれらの
占める容積以外に、空所13を形成する。ケース1の外
部に突出している入力駆動軸3部には駆動輪14が嵌合
・固定されている。
この駆動輪14のロープ懸架溝にはロープと当接する接
触凸部15と、非接触凹部16とを設けると共に先端に
ベアリングナツト17を脱落しないようにセットする。
触凸部15と、非接触凹部16とを設けると共に先端に
ベアリングナツト17を脱落しないようにセットする。
ケース1の外部のほぼ下端で入力駆動軸3の中心線上に
固定プーリー18が設け、この固定プーリーの左右にロ
ープ径とほぼ同じか、やや広い間隔で振子プーリー19
.19’を、はぼ三角形状の2枚の振子プレート20の
下辺両端部に固定し、振子プレート20の頂点部は振子
プレー1−ビン21によりケース1に回動自在に固定す
る。振子プレートビン21と固定プーリー18間には振
子プレート20のふらつきを防止する為のサイドプレー
ト22が振子プレー1〜20を押えるように設ける。ま
た振子プレート20には固定プーリー18の固定軸23
に対する長穴24を開穿し、振子プーリー19.19’
が固定プーリーに対し接離自在になる。
固定プーリー18が設け、この固定プーリーの左右にロ
ープ径とほぼ同じか、やや広い間隔で振子プーリー19
.19’を、はぼ三角形状の2枚の振子プレート20の
下辺両端部に固定し、振子プレート20の頂点部は振子
プレー1−ビン21によりケース1に回動自在に固定す
る。振子プレートビン21と固定プーリー18間には振
子プレート20のふらつきを防止する為のサイドプレー
ト22が振子プレー1〜20を押えるように設ける。ま
た振子プレート20には固定プーリー18の固定軸23
に対する長穴24を開穿し、振子プーリー19.19’
が固定プーリーに対し接離自在になる。
振子プレートビン21及び固定プーリー18の固定軸2
3には六角ポルi〜25でケース1に緊縮・固定する。
3には六角ポルi〜25でケース1に緊縮・固定する。
振子プレートビン21の固定位置は入力駆動軸3と固定
プーリー18とを結7− ぶ直線上J゛なわち両者の中心線上のほぼ中央位置どす
る。
プーリー18とを結7− ぶ直線上J゛なわち両者の中心線上のほぼ中央位置どす
る。
懸架用ロープ26は駆動軸14の懸架溝に捲回され1=
後、その両端は固定プーリー18と振子プーリー19.
19’ との間を通すように懸架する。
後、その両端は固定プーリー18と振子プーリー19.
19’ との間を通すように懸架する。
ケース1とカバーハウジング2とはバッキング27を挟
着して固定セットボルト28で合体される。
着して固定セットボルト28で合体される。
回転制禦油は容器内において前記の空所13へ注入孔2
つから充填する。
つから充填する。
この様に構成した緩時機は引掛孔30を有する引掛片3
1がネジ32で設けられ、任意の場所に引掛けて使用す
る。
1がネジ32で設けられ、任意の場所に引掛けて使用す
る。
この場合、羽根車用歯車(第3ビニオン)9と入力駆動
軸3の歯車4との関係は極めて重要で、実施例1〜2と
比較例との構成及び速度比を別紙第1表に示す。比較例
は特開昭55−103871号公報の第1図に示されて
いる構成に基づき設計されたものである。
軸3の歯車4との関係は極めて重要で、実施例1〜2と
比較例との構成及び速度比を別紙第1表に示す。比較例
は特開昭55−103871号公報の第1図に示されて
いる構成に基づき設計されたものである。
8−
以下、第1表に従って説明すると、比較例においても入
力駆動軸aには駆動軸が嵌着されロープが懸架され、荷
重物の降下に伴い該駆動輪が回転する。この入力駆動軸
aの回転は該駆動軸と共軸の第1犬歯車Aを回転さけ、
この第1大歯車Aと噛合っている第1ビニAン歯車Bに
伝達される。この第1ビニオン歯車Bの回転に伴い、第
2大歯車Cが回転し、羽根車用ピニオン歯車りが回転す
る。この際の羽根車用ピニオーン歯車りの回転数と第1
大歯車への回転数(即ち入力駆動軸の回転数)との比は
第1犬歯車Aと第2大歯車Cの歯数の積(即ち72X7
1)を、第1ビニオン歯車Bと羽根車用ピニオン歯車り
の積(即ち13X13)で割った商で得られる。比較例
の場合はこの値が30.2:1であり、実施例1及び実
施例2ではこの値が41:1並びに47,2:1であり
いずれも40:1以上の値となる。これらの数値は一児
任意に選11i!されるべき数値の様に見受けられるが
、−20℃における粘度が100〜500 cpsの回
転制禦油を使用する場合、この比率の設定は極めて重要
な意味を持ってくる。別紙第2表は実施例1及び2と比
較例における降下速度の関係を示したものである。
力駆動軸aには駆動軸が嵌着されロープが懸架され、荷
重物の降下に伴い該駆動輪が回転する。この入力駆動軸
aの回転は該駆動軸と共軸の第1犬歯車Aを回転さけ、
この第1大歯車Aと噛合っている第1ビニAン歯車Bに
伝達される。この第1ビニオン歯車Bの回転に伴い、第
2大歯車Cが回転し、羽根車用ピニオン歯車りが回転す
る。この際の羽根車用ピニオーン歯車りの回転数と第1
大歯車への回転数(即ち入力駆動軸の回転数)との比は
第1犬歯車Aと第2大歯車Cの歯数の積(即ち72X7
1)を、第1ビニオン歯車Bと羽根車用ピニオン歯車り
の積(即ち13X13)で割った商で得られる。比較例
の場合はこの値が30.2:1であり、実施例1及び実
施例2ではこの値が41:1並びに47,2:1であり
いずれも40:1以上の値となる。これらの数値は一児
任意に選11i!されるべき数値の様に見受けられるが
、−20℃における粘度が100〜500 cpsの回
転制禦油を使用する場合、この比率の設定は極めて重要
な意味を持ってくる。別紙第2表は実施例1及び2と比
較例における降下速度の関係を示したものである。
この様な機構の緩降式避難器は昭和40年1月12日制
定された自治省令第4号(昭和48年11月1日自治省
令第31@改正)の[緩降機の技術上の規格を定める省
令」によりその細目が定められており、第5条の降下速
度では[周囲温度が一20℃から+50℃の温度範囲で
25ka、 65ka、 100kc+の荷重をそれぞ
れ加えた場合に85いていずれも毎秒16C:m以上1
50ci未満であること」と規定されている。
定された自治省令第4号(昭和48年11月1日自治省
令第31@改正)の[緩降機の技術上の規格を定める省
令」によりその細目が定められており、第5条の降下速
度では[周囲温度が一20℃から+50℃の温度範囲で
25ka、 65ka、 100kc+の荷重をそれぞ
れ加えた場合に85いていずれも毎秒16C:m以上1
50ci未満であること」と規定されている。
別紙第2表において比較例の場合は50″Cの温度環境
において100 kg荷重時に前記規定の上限に近い1
40CTI+/秒の降下速度を示しているのに対して、
実施例1.2ではいずれも100CT11/秒以下の降
下速度である。比較例の場合、規定内にとどまっている
けれども100c1Tl/秒を超す降下速度は、いかに
緊急事の避難といえども避難者に恐怖心を与えるという
データーもありその点、比較例では実用上好ましくない
。これら羽根車用ピニオン歯車と入力駆動軸の大歯車と
の回転比が40:1の以上の場合は、前記−20’Cに
お【プる粘度が100〜500 cpsの範囲の回転制
禦油であれば50℃。
において100 kg荷重時に前記規定の上限に近い1
40CTI+/秒の降下速度を示しているのに対して、
実施例1.2ではいずれも100CT11/秒以下の降
下速度である。比較例の場合、規定内にとどまっている
けれども100c1Tl/秒を超す降下速度は、いかに
緊急事の避難といえども避難者に恐怖心を与えるという
データーもありその点、比較例では実用上好ましくない
。これら羽根車用ピニオン歯車と入力駆動軸の大歯車と
の回転比が40:1の以上の場合は、前記−20’Cに
お【プる粘度が100〜500 cpsの範囲の回転制
禦油であれば50℃。
100 kQという荷重条件下でも100cyn/秒を
超すことはなく、また−20℃、25kGという荷重条
件下でも25cyn/秒以上の降下速度が得られる。
超すことはなく、また−20℃、25kGという荷重条
件下でも25cyn/秒以上の降下速度が得られる。
この事は安全性を前提とするこの種の器具においては極
めて重要なことで本発明の目的もまたこの点に存する。
めて重要なことで本発明の目的もまたこの点に存する。
この種の緩降機においてその総重量及び総体積の点も実
用上から看過されるべきではなく、従来のこの種の器具
にお1)る発明あるいは提案は、これらの点につき全く
無視したものであった。この種の器具は重量的には軽量
である程よく、又総体積も小型のもの程使い易い。しか
し乍ら前記の回転比的制約並びに、回転制禦油の−11
− 内蔵という前提条件を満足するには、ただ単に軽く、小
型であれば良いという訳にはいかないことが本発明者ら
は種々の実験並びに試作を繰返した結果判明し、それは
内容積容量が、750〜1000cyn’であり、その
うち歯車群。
用上から看過されるべきではなく、従来のこの種の器具
にお1)る発明あるいは提案は、これらの点につき全く
無視したものであった。この種の器具は重量的には軽量
である程よく、又総体積も小型のもの程使い易い。しか
し乍ら前記の回転比的制約並びに、回転制禦油の−11
− 内蔵という前提条件を満足するには、ただ単に軽く、小
型であれば良いという訳にはいかないことが本発明者ら
は種々の実験並びに試作を繰返した結果判明し、それは
内容積容量が、750〜1000cyn’であり、その
うち歯車群。
歯車軸1羽根車及びこれらの各軸を支承する支架金具が
占める体積が150〜250dであること、換言すれば
閉された容器内において、回転制禦油量とこれらの歯車
群等の体積の比が500〜800cvl:200〜25
0dであること、即ち2:1〜4:1の比率であること
が必要であることが判明した。
占める体積が150〜250dであること、換言すれば
閉された容器内において、回転制禦油量とこれらの歯車
群等の体積の比が500〜800cvl:200〜25
0dであること、即ち2:1〜4:1の比率であること
が必要であることが判明した。
この比率条件を前提として、極めて重要な条件として回
転制禦油の充填量もしくは充填率の問題がある。この充
填率とは閉された容器中で歯車群、歯車軸1羽根車及び
これらを支承する支架金具が占める容量以外の空所に対
する回転制禦油量の比率で100%充填の場合は連続降
下にお【プる油温上昇に伴う油の膨張によってケース1
又はカバーハウジング2の固定セットボ12− ルl−28(=I近にクラックの発生があったり、人力
駆動軸周囲からの油漏れの原因となる。
転制禦油の充填量もしくは充填率の問題がある。この充
填率とは閉された容器中で歯車群、歯車軸1羽根車及び
これらを支承する支架金具が占める容量以外の空所に対
する回転制禦油量の比率で100%充填の場合は連続降
下にお【プる油温上昇に伴う油の膨張によってケース1
又はカバーハウジング2の固定セットボ12− ルl−28(=I近にクラックの発生があったり、人力
駆動軸周囲からの油漏れの原因となる。
発明者らの実験によれば、回転制禦油の充填率は90%
以下の場合は歯車群及び羽根車の回転に伴い、油中に気
泡の巻き込み量が多くなり、降下速度が異常に大きく変
化するようになる。
以下の場合は歯車群及び羽根車の回転に伴い、油中に気
泡の巻き込み量が多くなり、降下速度が異常に大きく変
化するようになる。
別紙第3表及び第5図はこの関係を示している。
この現象は回転制禦油の充@量不足に起因するが逆に1
00%充填の場合は、前記の如く油の膨張による支障が
発生するので、その最適量の決定は緩降機の安全性及び
繰返し使用時の一定した緩降速度の確保をいう点で極め
て重要である。この最適充填m(又は充填率)は90%
と100%の間に存在するとして発明者らが鋭意研究し
た結果、回転制禦油の油種により若干の差が生じるが概
ね90〜96%の範囲が適していることが判明した。こ
の関係を別紙第4表及び第6図に示す。
00%充填の場合は、前記の如く油の膨張による支障が
発生するので、その最適量の決定は緩降機の安全性及び
繰返し使用時の一定した緩降速度の確保をいう点で極め
て重要である。この最適充填m(又は充填率)は90%
と100%の間に存在するとして発明者らが鋭意研究し
た結果、回転制禦油の油種により若干の差が生じるが概
ね90〜96%の範囲が適していることが判明した。こ
の関係を別紙第4表及び第6図に示す。
第6図によれば回転制禦油の充填率が95〜96%まで
は殆ど変化しないが僅か1%増えた97%の充填率では
圧力上昇は著しく急激となる。
は殆ど変化しないが僅か1%増えた97%の充填率では
圧力上昇は著しく急激となる。
第4表の実験では、回転刺網油としてα−オレフィン系
オリゴマーを用いたが、この傾向はT CP / D
OSのようなエステル系及び鉱油系でも見られる。した
がって最適充填率は90〜96%、望ましくは94〜9
6%の範囲と言えよう。
オリゴマーを用いたが、この傾向はT CP / D
OSのようなエステル系及び鉱油系でも見られる。した
がって最適充填率は90〜96%、望ましくは94〜9
6%の範囲と言えよう。
本発明における羽根車のM4造も重要な要因である。羽
根車の役割は、入力駆動軸から入力される降下に伴う入
力を羽根の回転に対する回転刺網油による抑止力によっ
て減殺させ、この減殺にJ:って降下速度を成る一定の
範囲内になるよう刺網することにある。したがって、効
率の良い羽根車の設計が要求される。通常、この種の羽
根車においては2枚羽根、3枚羽根、4枚羽根の3種が
考えられるが、降下刺網効果は羽根車が1回転する場合
の羽根総面積が多いものほど良く(4枚羽根〉3枚羽根
〉2枚羽根の順)同一羽根総面積の場合は1枚当りの羽
根面積の大きい方が良いことが判った。しかし乍ら人命
を扱うこの種の器具の場合、万が−にも羽根が破損した
場合や回転抵抗による繰返し歪の発生等を考慮した場合
、上記の関係のみで選定することは危険であり、結局4
枚羽根の羽根車を採用することとした。
根車の役割は、入力駆動軸から入力される降下に伴う入
力を羽根の回転に対する回転刺網油による抑止力によっ
て減殺させ、この減殺にJ:って降下速度を成る一定の
範囲内になるよう刺網することにある。したがって、効
率の良い羽根車の設計が要求される。通常、この種の羽
根車においては2枚羽根、3枚羽根、4枚羽根の3種が
考えられるが、降下刺網効果は羽根車が1回転する場合
の羽根総面積が多いものほど良く(4枚羽根〉3枚羽根
〉2枚羽根の順)同一羽根総面積の場合は1枚当りの羽
根面積の大きい方が良いことが判った。しかし乍ら人命
を扱うこの種の器具の場合、万が−にも羽根が破損した
場合や回転抵抗による繰返し歪の発生等を考慮した場合
、上記の関係のみで選定することは危険であり、結局4
枚羽根の羽根車を採用することとした。
4枚羽根の羽根車の場合、各々の羽根の羽根面積が重要
となる。別紙第5表、第7図及び第8図は面積の異なる
4枚羽根の羽根車にお(Jる実験結果を示したものであ
る。
となる。別紙第5表、第7図及び第8図は面積の異なる
4枚羽根の羽根車にお(Jる実験結果を示したものであ
る。
第7図からみるとN096の羽根、即ち羽根面積が約1
00mTllの羽根は直線■(直線■は理論直線)上に
あるが、N097の羽根、即ち100−以下の羽根は直
線■から大ぎくそれることが判る。この関係を第8図で
見た場合N017の羽根は100 Ka荷重の降下の際
、自治省の規定する150cm/秒の速度を上まわって
しまうこととなり使用できない。
00mTllの羽根は直線■(直線■は理論直線)上に
あるが、N097の羽根、即ち100−以下の羽根は直
線■から大ぎくそれることが判る。この関係を第8図で
見た場合N017の羽根は100 Ka荷重の降下の際
、自治省の規定する150cm/秒の速度を上まわって
しまうこととなり使用できない。
また、第8図によれば羽根面積が300 mff1近辺
のものは次第に定速に収れんし羽根面積をそ=15− れ以上大きくしても降下速度が変化しないことか予測さ
れ、この種の羽根車の羽根は100m/以−L300−
以下の範囲のものが適していると言える。これらの条件
は、設計上の条件であって、実用上の寸法1重量及び形
状等を決定する上で重要な要因となるが、これらと同時
に駆動輪の形状並びに懸架するロープに対するブレーキ
機構をしての振子プーリーの要素も、安全な降下を確率
たらしめる一Fで極めて重要である。
のものは次第に定速に収れんし羽根面積をそ=15− れ以上大きくしても降下速度が変化しないことか予測さ
れ、この種の羽根車の羽根は100m/以−L300−
以下の範囲のものが適していると言える。これらの条件
は、設計上の条件であって、実用上の寸法1重量及び形
状等を決定する上で重要な要因となるが、これらと同時
に駆動輪の形状並びに懸架するロープに対するブレーキ
機構をしての振子プーリーの要素も、安全な降下を確率
たらしめる一Fで極めて重要である。
特開昭55−103871号公報の場合、入力駆動軸に
嵌着されている駆動輪(特開昭55−103871号公
報の第2図はロープとの当接部分が単なる円形状であっ
て、■溝に対するロープの噛い込みによる圧迫でロープ
と駆動輪の空滑りを防いでいるが、ロープが水分を含み
且つ寒冷な環境の場合や新しい剛直なロープを使用J−
る場合(例えば使い始め時など)はこのV溝のみによる
圧迫ではロープを充分捕捉することが出来ず、空滑りす
ることがある。本発明の場合、第3図に示した様に駆動
軸14のV溝=16一 部ずなわちローブ懸架溝はロープに対づる当接凸部15
とロープに対する当接凹部16とを設けているのでロー
プ26は懸架溝に、尚一層圧迫されると同時に当接凸部
によって強(捕捉されるをもって、空滑りは全くなくな
り、スムーズな降下が確実に得られるものとなる。また
更に該駆動輪14に懸架されたロープ26の両側は固定
プーリー18とその両側に位置する振子プーリー19.
19’ との間隙に通されて、降下に供されるが、令弟
1図の右側にロープ26Aの方向に荷重が加わってロー
プ26が降下すると、ロープは振子プーリ−19′を外
側に強く押し出すようにしながら降下する。したがって
反対側の振子プーリー19は、上方に引−にげられるロ
ープ26Bを固定プーリー18に対し強く緊縮するよう
に作用する。その結果、ロープ26は駆動輪の当接凸部
15への当接及びV溝への噛い込みがより強くなり、こ
の振子プーリー19.19’ と固定プーリー18との
緊縮作用と相俟って、安定した定速降下がより安全に、
より確実なものとなる。
嵌着されている駆動輪(特開昭55−103871号公
報の第2図はロープとの当接部分が単なる円形状であっ
て、■溝に対するロープの噛い込みによる圧迫でロープ
と駆動輪の空滑りを防いでいるが、ロープが水分を含み
且つ寒冷な環境の場合や新しい剛直なロープを使用J−
る場合(例えば使い始め時など)はこのV溝のみによる
圧迫ではロープを充分捕捉することが出来ず、空滑りす
ることがある。本発明の場合、第3図に示した様に駆動
軸14のV溝=16一 部ずなわちローブ懸架溝はロープに対づる当接凸部15
とロープに対する当接凹部16とを設けているのでロー
プ26は懸架溝に、尚一層圧迫されると同時に当接凸部
によって強(捕捉されるをもって、空滑りは全くなくな
り、スムーズな降下が確実に得られるものとなる。また
更に該駆動輪14に懸架されたロープ26の両側は固定
プーリー18とその両側に位置する振子プーリー19.
19’ との間隙に通されて、降下に供されるが、令弟
1図の右側にロープ26Aの方向に荷重が加わってロー
プ26が降下すると、ロープは振子プーリ−19′を外
側に強く押し出すようにしながら降下する。したがって
反対側の振子プーリー19は、上方に引−にげられるロ
ープ26Bを固定プーリー18に対し強く緊縮するよう
に作用する。その結果、ロープ26は駆動輪の当接凸部
15への当接及びV溝への噛い込みがより強くなり、こ
の振子プーリー19.19’ と固定プーリー18との
緊縮作用と相俟って、安定した定速降下がより安全に、
より確実なものとなる。
固定プーリー18に対する振子プーリー19゜19′の
緊縮作用はロープ26の昇降に伴って発生する作動機構
であるが、振子プーリー19゜19′は2枚のほぼ三角
形状の振子プレート20の下辺両端に滑動自在に固定し
、且つ振子プレートの頂点部は入力駆動軸3と固定プー
リー18の中心線のほぼ中央部のケース上に固定ビン2
1で回動自在に固定する。この振子プレー 1−20の
固定ビン21の位置は、固定プーリー18に対するロー
プ26の振子プーリー19゜19′による緊縮効果に対
する重要な要因となる。即ちこの固定ビン21の位置が
上方の場合、緊縮作用の作動が鈍く、固定プーリー18
に近いほど作動が鋭くなる。しかし乍ら極端な下方位置
は振子プレート20の固定ビン21に対する押上げ力を
大きくする結果、この部分での摩擦による作動不良の原
因となるので好ましくない。したがって鋭い作動を確実
にし、且つこの作動不良の発生のない位置として、入力
駆動軸と固定プーリーとを結ぶ線上すなわち両者の中心
線−トのほぼ中央部に固定ビン21を設置プ、かつ振子
プーリー19.19’ と固定プーリー18とが同一円
周状に位置するJ:うに設【プる。
緊縮作用はロープ26の昇降に伴って発生する作動機構
であるが、振子プーリー19゜19′は2枚のほぼ三角
形状の振子プレート20の下辺両端に滑動自在に固定し
、且つ振子プレートの頂点部は入力駆動軸3と固定プー
リー18の中心線のほぼ中央部のケース上に固定ビン2
1で回動自在に固定する。この振子プレー 1−20の
固定ビン21の位置は、固定プーリー18に対するロー
プ26の振子プーリー19゜19′による緊縮効果に対
する重要な要因となる。即ちこの固定ビン21の位置が
上方の場合、緊縮作用の作動が鈍く、固定プーリー18
に近いほど作動が鋭くなる。しかし乍ら極端な下方位置
は振子プレート20の固定ビン21に対する押上げ力を
大きくする結果、この部分での摩擦による作動不良の原
因となるので好ましくない。したがって鋭い作動を確実
にし、且つこの作動不良の発生のない位置として、入力
駆動軸と固定プーリーとを結ぶ線上すなわち両者の中心
線−トのほぼ中央部に固定ビン21を設置プ、かつ振子
プーリー19.19’ と固定プーリー18とが同一円
周状に位置するJ:うに設【プる。
本発明による羽根車式緩降機は−に記のような構成及び
描造を有J−るので長期間の不使用期間経過後における
使用時でもスムーズに且つ確実に作動するし、また連続
使用時及び−20℃の極但濡下あるいは50℃の高温条
件下でも安全に且つ確実に作動し、安心して使用できる
ものである。
描造を有J−るので長期間の不使用期間経過後における
使用時でもスムーズに且つ確実に作動するし、また連続
使用時及び−20℃の極但濡下あるいは50℃の高温条
件下でも安全に且つ確実に作動し、安心して使用できる
ものである。
図面は本発明羽根車式緩降機の実施の一例を示すもので
、第1図は正面図、第2図は(2)−(2)線に沿える
断面図、第3図は縦断正面図、第4図は羽根車の斜視図
、第5図は回転刺網油の充填率と降下速度との関係を示
すグラフ図、第6図は回転刺網油の充填率における器体
温度と器内圧力との関係を示すグラフ図、第7図は羽根
面積比と降下速度比との関係を示ずグ19− ラフ図、第8図は羽根面積と降下速度との関係を示すグ
ラフ図であり、図中3は入力駆動軸、<、5.6.7.
8.9は歯車、10は羽根車、13は空所、14は駆動
軸、15は当接凸部、16は非当接凹部、18は固定プ
ーリー、19゜19′は振子プーリー、20は振子プレ
ート、21は振子プーリー、26はロープ、33は支架
金具である。 特許出願人 新技術開発事業回 持 許 出 願 人 口ンシール工業株式会社=20= 特開昭60−196440 (10)
、第1図は正面図、第2図は(2)−(2)線に沿える
断面図、第3図は縦断正面図、第4図は羽根車の斜視図
、第5図は回転刺網油の充填率と降下速度との関係を示
すグラフ図、第6図は回転刺網油の充填率における器体
温度と器内圧力との関係を示すグラフ図、第7図は羽根
面積比と降下速度比との関係を示ずグ19− ラフ図、第8図は羽根面積と降下速度との関係を示すグ
ラフ図であり、図中3は入力駆動軸、<、5.6.7.
8.9は歯車、10は羽根車、13は空所、14は駆動
軸、15は当接凸部、16は非当接凹部、18は固定プ
ーリー、19゜19′は振子プーリー、20は振子プレ
ート、21は振子プーリー、26はロープ、33は支架
金具である。 特許出願人 新技術開発事業回 持 許 出 願 人 口ンシール工業株式会社=20= 特開昭60−196440 (10)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一定の容積を有する閉された容器内に、多数の組
合せ歯車群と羽根車と回転制禦油とを内蔵し、該回転制
禦油により羽根車の回転が抑制されることにより入力駆
動軸に嵌着されている駆動輪に懸架されたロープに荷重
が加わった状態下で成る一定速度以下の緩降が達せられ
る羽根車式緩降機において、該羽根車の羽根が4枚であ
り、且つ羽根車用歯車軸と入力駆動軸との回転比が40
:1以上であることを特徴とする羽根車式緩降機。 (2)回転制禦油の量が、容器内における歯車群。 歯車軸1羽根車及びこれらの各軸を支承する支架金具が
占める容積以外の空所の90〜96%であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の羽根車式緩降機。 (3)羽根車の1枚の羽根の片側平面部の面積が100
−以上300m!以下であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の羽根車式(4)一定の容積を有する
閉された容器内に多数の組合せ歯車群と羽根車と回転制
禦油とを内蔵し、入力駆動軸に嵌着されている駆動軸に
ロープを懸架し、該ロープに荷重物を吊下げて降下する
羽根車式緩降機において、駆動輪のロープ懸架溝に当接
凸部と非当接凹部とを設け、振子プーリーと固定プーリ
ー及び前記駆動輪とによるロープ緊縮作用とで荷重物の
緩降を確実たらしめることを特徴とする羽根車式緩降機
。 (5)振子プーリーを支承する振子ビンが駆動軸と固定
プーリーの中心線上にあり且つ駆動軸と固定プーリーの
ほぼ中央部に設けることを特徴とする特許請求の範囲第
4墳記載の羽根車式緩降機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050227A JPS60196440A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 羽根車式緩降機 |
KR1019840004882A KR920008549B1 (ko) | 1984-03-15 | 1984-08-14 | 날개차식 완강기 |
US06/666,764 US4655327A (en) | 1984-03-15 | 1984-10-31 | Impeller type descent slowing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050227A JPS60196440A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 羽根車式緩降機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60196440A true JPS60196440A (ja) | 1985-10-04 |
JPH0344790B2 JPH0344790B2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=12853144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59050227A Granted JPS60196440A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 羽根車式緩降機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4655327A (ja) |
JP (1) | JPS60196440A (ja) |
KR (1) | KR920008549B1 (ja) |
Cited By (2)
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JPH03184568A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-12 | Meizu Prod:Kk | 緊急時脱出装置 |
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FR2623788A1 (fr) * | 1987-12-01 | 1989-06-02 | Motta Roberto | Descendeur automatique a corde simple |
FR2647874B1 (fr) * | 1989-06-02 | 1991-09-20 | Galva Lorraine | Vanne electromagnetique pour controler l'ecoulement d'un metal ou alliage metallique en phase liquide dans une canalisation en charge |
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ATE388740T1 (de) * | 2000-07-06 | 2008-03-15 | Mine Safety Appliances Co | Gerät zum kontrollierten herablassen |
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-
1984
- 1984-03-15 JP JP59050227A patent/JPS60196440A/ja active Granted
- 1984-08-14 KR KR1019840004882A patent/KR920008549B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-10-31 US US06/666,764 patent/US4655327A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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JPH0344790B2 (ja) | 1991-07-09 |
KR920008549B1 (ko) | 1992-10-01 |
KR850006507A (ko) | 1985-10-14 |
US4655327A (en) | 1987-04-07 |
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