JPS60196151A - クリ−ム等を充填したスポンジ菓子の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板状ないしシート状にカッ ティングされたケーキスポンジ体を成形用型の成形凹部
内面に沿って挿入敷設する第一工程と、このようにして
形成されるケーキスポンジ体の凹部内面にカスタードク
リーム、チョコクリーム、抹茶クリーム等の内容物を充
填する第二工程と、上記のケーキスポンジ体の開口上端
にケーキスポンジ生地を充填しケーキスポンジ体の上端
開口部をケーキスポンジ生地にて閉塞する第三工程と、
このようにして合体したケーキスポンジ体とケーキスポ
ンジ生地全体を蒸成あるいは焼成する最終工程よりなる
ことを特徴とするクリーム等を充填したスポンジ菓子類
の製進法に関するものである。

従来よりこの種のスポンジ菓子は、常 法により製造された容器状のケーキスポンジ体の中にク
リーム等を充填した後、その上から他のケーキスポンジ
体を容器状のケーキスポンジ体に合体させただけである
から、外観と食したときの歯触りが共に悪いばかりでな
く、クリーム等に雑菌が含まれていた場合食中毒を引き
起すおそれがあった。

本発明は以上の欠点のないクリーム等 を充填したスポンジ菓子の製造法を提供せんとするもの
である。

以下図面に基づいて本発明の一実施例 を説明する。

第１図および第２図は本発明に係るス ポンジ菓子を成形する成形用型ｌを示すものであって、
各々に適宜型の成形凹部２が複数個形成されている。

そこでまず、常法にまり製造されたケ ーキスポンジ体を適宜厚みにカットして板状ないしシー
ト状のケーキスポンジ体３を成形し、これを上記成形用
型１の各成形凹部２の内面に沿って挿入敷設するこの際
成形凹部２の上端を図示のよう にケーキスポンジ体３の厚み幅程度余しておくのが良い
。

次いで、上記のようにして成形された ケーキスポンジ体３の凹部内面にほぼ一杯になるまでカ
スタードクリーム等の内容物４を内容物充填機のノズル
５から充填する。

この内容物４の種類は二次加熱による 溶解性のないものであればチ９コクリーム、抹茶クリー
ム、コーヒークリームあるいはようかん生地、その他で
も良い。

次いで、成形凹部２内のケーキスポン ジ体３の開口上端に、ケーキスポンジ体３とほぼ同厚み
になるまでケーキスポンジ生地６を生地充填機のノズル
７から充填しケーキスポンジ体３の上端開口部をスポン
ジ生地６にて閉塞する。

このケーキスポンジ体３とケーキスポ ンジ生地６とは各原材料、その配合比率等が同一の表生
地を用いることが望ましい。

最後に、上記のようにして合体したケ ーキスポンジ体３とケーキスポンジ生地６の全体を蒸成
器あるいは焼成器８の中へ容れ適度な温度と時間をかけ
て蒸成あるいは焼成する。

斯くして出来上がった製品９は程良く 焼き七かり、且つケーキスポンジ体３とケーキスポンジ
生地６の合せ面が表面に現われないので美麗な外観を呈
する。

本発明に係るクリーム等を充填したス ポンジ菓子は上記の通り製造されるものであるから、ケ
ーキスポンジ体３の組織にケーキスポンジ生地６が浸透
して完全に合体するので蒸成あるいは焼成した後の製品
９は外観が極めて美麗であると共に、食したときに歯に
違和感を感することがなく歯触りが極めて良好であり、
加えてカスタードクリーム等の内容物４に雑菌が混入し
ていても二次加熱により殺菌されるため製品９を食して
も食中毒を引き起すおそれがなく、しかも製造が容易で
廉価に製造でき、且つ充分な量のクリーム等を充填した
美味なスポンジ菓子を製造することができる等々幾多の
利点を有するものである。

第４図 第５図 第７図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 板状ないしシート状にカッティングさ れたキーキスポンジ体を成形用型の成形凹部内面に沿っ
   て挿入敷設する第一工程と、このようにして形成される
   ケーキスポンジ体の凹部内面にカスタードクリーム、チ
   ョコクリーム、抹茶クリーム等の内容物を充填する第二
   工程と、上記のケーキスポンジ体の開口上端にケーキス
   ポンジ生地を充填しケーキスポンジ体の上端開口部をケ
   ーキスポンジ生地にて閉塞する第三工程と、このように
   して合体したケーキスポンジ体とケーキスポンジ生地全
   体を蒸成あるいは焼成する最終工程よりなることを特徴
   とする、クリーム等を充填したスポンジ菓子の製造法。