JPS601947Y2 - 電極保持工具の着脱ヘツド - Google Patents

電極保持工具の着脱ヘツド

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JPS601947Y2
JPS601947Y2 JP983482U JP983482U JPS601947Y2 JP S601947 Y2 JPS601947 Y2 JP S601947Y2 JP 983482 U JP983482 U JP 983482U JP 983482 U JP983482 U JP 983482U JP S601947 Y2 JPS601947 Y2 JP S601947Y2
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JP
Japan
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hole
piston
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slider
passage
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Application number
JP983482U
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English (en)
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JPS58113427U (ja
Inventor
捨丸 溝口
Original Assignee
株式会社溝口鉄工所
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、放電加工用の電極工具の着脱を行なうヘッ
ドに関するものである。
従来、ヘッドに保持された電極に加工液を供給するには
、第1図で示したように本体1に組み込まれているピス
トン2の上昇にともない互に内方に押し込むボール3を
介し、上記ピストン2の先端凹入孔4に嵌入したスタッ
ドボルト5の先端頭部6を引き込みながら保持すると共
に、このスタッドボルト5にセットされている電極ホル
ダ7の通路8の流入端と、上記本体1の外周に取付けら
れた別の加工液用のピストン9の通路10とを一致させ
るようになっている。
また、高精度の加工を必要としない場合、或は加工時間
が短かい場合等にあっては、加工液の供給をストップす
ることがある。
この場合、通路10内にタール等が侵入して付着し、そ
して上記通路10を塞ぐので、円滑に加工液を供給する
ことができない欠点があった。
さらに、上記のピストン9は、本体1の外周から下方に
突出しているので、邪魔になると共に、被加工物と衝突
する場合取り外さなければならない。
このため、加工液を供給することができず、高精度の加
工ができない欠点もあった。
この考案は、本体の軸心からスタッドボルトの軸心に向
は連通ずる通路に加工液を供給すると共に、加工液の供
給停止時に上記加工液の通路を遮断するようにして、上
述の欠点を解消することを目的としている。
この考案は、本体の外周から内部の軸心に向は加工液の
供給通路を設けると共に、この通路に上記本体に保持さ
せたスタッドボルトの軸心に設けである通路を連通状と
し、かつ通路に組み込んだ逆止弁により加工液の供給停
止時タール等の侵入を阻止するようにした電極保持工具
の着脱ヘッドを提供する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
図において、11は放電加工機の昇降軸aの下端に取付
ける本体で、この本体11の取付は方法は、図示の場合
、上記本体11の上縁フランジ12に透孔13を設ける
と共に、この透孔13に嵌挿したボルト14を上記昇降
軸aにねじ込んで固着されるようになっている。
また、上記本体11内にシリンダ室15を設けると共に
、このシリンダ室15の底面中央部と本体11の下面と
の間には、連通ずる透孔16が設けられている。
さらに、上記シリンダ室15には、透孔16に気密状と
なるようピストン軸17を嵌挿したピストン18が組み
込まれており、上記本体11の外周とシリンダ室15の
上部とを結ぶ通路19から圧入するエア或はオイルによ
りピストン18を降下させ、本体11の外周とシリンダ
室15の下部とを結ぶ通路20から圧入するエア或はオ
イルによりピストン18を上昇させるようになっている
上記ピストン軸17の下端面から上部に向けて凹入孔2
1を設けると共に、この凹入孔21の下部周壁には、貫
通する複数個の貫通孔22が設けられている。
23はそれぞれの貫通孔22に嵌め込んだボールで、こ
のボール23は透孔16の途中から本体11の下端面に
向けて設けた大径段部24内の調芯ガイドリング25傾
斜面部25′と接触して中心方向に移動し、かつガイド
リング25から外れて下方に位置すると貫通孔22内に
嵌入するようになっている。
また、貫通孔22の上側となるよう凹入孔21に外周の
Oリング26により気密を保った昇降可能なスライダ2
7を組み込むと共に、このスライダ27の上下端面間に
は、途中に弁座28を有する通孔29が設けられている
上記のスライダ27は、スライダ27の上側凹入孔21
に組み込んだバネ30により下向きの押圧力が付与され
ている。
さらに、上記の通孔29内には、弱いバネ31により、
弁座28に上端を押し付ける弁体32が組み込まれてい
る。
また、ピストン18に上記ピストン18の外周と凹入孔
21とが連通ずる通孔33を設けると共に、この通孔3
3には本体11の外周からシリンダ室15に連通する通
路34から加工液が供給されるようになっている。
なお、図示のようにピストン18の外周に環状溝35を
設けて、この環状溝35内に通孔33を位置させ、かつ
ピストン18の上昇及び降下停止時に上記環状溝35と
通路34とを一致させであるので、ピストン18の移動
に関係なく加工液を供給することができる。
また、図示のようにスライダ27の上部に外周と内周が
連通ずるよう複数個の縦長孔36を設けておくことによ
り、加工液の流入が円滑になる。
なお、図中37は凹入孔21の周面から突出させて長孔
36に先端を嵌入したピンで、このピン37により降下
するスライダ27の停止位置が決められる。
38は長孔36の上部−側縁とスライダ27の上面とが
連通ずるよう上記スライダ27の外周に設けたL字状の
溝で、この溝38にピン37を一致させてスライダ27
を押し込み、然るのち一方向にスライダ27を回動させ
て、長孔36に上記のピン37を嵌入させる。
39は通孔29の下端内周に設けたネジ部で、このネジ
部39に取外し可能な操作杆(図示省略)をねじ込んで
接続することにより、凹入孔21に操作杆を把持してス
ライダ27を押し込みながら、溝38から長孔36にピ
ン37を嵌入し、然るのちスライダ27から操作杆を取
り外す。
40はガイドリング25の抜止めリング、41はピスト
ン18に上昇性を付与するバネで、このバネ41により
上記ピストン18の上昇用エア或はオイルの回路が故障
してもピストン18が降下しないようになっている。
42はスライダ27の下端面に嵌め込んだOリングで、
このOリング42に嵌入したスタッドボルトBの上端面
が当接して、通孔29から上記スタッドボルトBの軸心
に設けである通孔Cに供給される加工液の漏れを止める
ようになっている。
bはスタッドボルトBの下端に設けたネジ部で、このネ
ジ部すに電極ホルダー等(図示省略)がねじ込まれるよ
うになっている。
この考案に係る電極保持工具の着脱ヘッドは、以上の構
成であって、次にスタッドボルトBの支持方法を説明す
ると、通路19からエア或はオイルを圧入してピストン
18を降下させる。
このとき、ガイドリング25から外れた位置(下方)に
ボール23が位置する。
次に、ピストン軸17の凹入孔21にスタッドポル)B
の上部を嵌入する。
このとき、スタッドボルトBの上端頭部b′の嵌入にと
もない頭部すの斜面により外方にボール23を移動させ
る。
しかして、通路20からピストン18の下側にエア或は
オイルを圧入して上記ピストン18を上昇させる。
このとき、ガイドリング25の傾斜面部25′によりボ
ール23を中心方向に移動させて、頭部b′の下側に上
記ボール23を当接させるので、ボール23を介しピス
トン軸17にスタッドボルトBが支持される。
また、凹入孔21にスタッドボルトBを嵌入したとき、
上記スタッドボルトBの上端面にスライダ27の下端面
が当接するので、バネ30を圧縮しながら上記スライダ
27が押し込まれる。
このため、バネ30によりスタッドボルトBの上端面に
スライダ27が圧接されて、気密状に通孔29と通孔C
とが連通ずる。
しかして、通路34に加工液を供給すると、上記の加工
液は、通孔33、長孔36及びスライダ27の上端から
通孔29に流入すると共に、加工液の流入圧によりバネ
31を圧縮して弁座28から弁体32が遊離するよう上
記弁体32を押し下げ、そして弁座28から通孔29を
へて通孔Cに向う。
上記め加工液の供給を停止すると、バネ31により弁座
28に弁体32を押し付ける。
なお、スタッドボルトBの保持を解除するには、通路1
9からピストン18の上側にエア或はオイルを圧入して
上記ピストン18を降下させる。
以上のように、この考案に係る電極保持工具の着脱ヘッ
ドによれば、ピストン軸の凹入孔にスタッドボルトの上
部を嵌入したのち、ピストンを上昇させながら押し込む
ボールを介しスタッドボルトの上部を保持するようにな
っているが、上記のピストン軸には、下端面から上方に
向けて形成した凹入孔と、この凹入孔に外周のOリング
により気密を保って昇降可能に嵌入したスライダと、こ
のスライダに、下向きの押圧力を付与するバネと、上記
スライダの軸芯に設けた通孔と、この通孔の途中に設け
た弁座と、上記通孔内に組み込むと共に、上昇性を付与
するバネにより弁座に圧接する弁体と、本体の外周とス
ライダの通孔とを連通状とする通路とによって加工液を
供給するようになっているので、本体の軸芯で保持され
たスタッドボルトに加工液を供給することができる。
このため、本体の外周に加工液用ピストンを取付けたた
めに発生する電極保持に際し、ピストンを後退させたり
或は被加工部材にピストンが衝突する等の不都合をなく
することができる。
また、加工液の供給にともない弁座から弁体を遊離させ
加工液の供給を止めると弁座に弁体を圧接するようにし
であるので、加工液の供給停止時加工液の通路にタール
等が侵入するのを防止することができる。
このため、通路を塞ぐことがない。
さらに、スライダは、バネにより下向きの押圧力を付与
しであるので、スライダの通孔ど嵌入保持したスタッド
ボルトの通孔とを気密状に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘッドを示す縦断正面図、第2図はこの
考案に係るヘッドの縦断正面図、第3図は同下面図、第
4図は同上の要部を示す縦断拡大正面図、第5図は同分
解斜視図、第6図はスライダの縦断正面図、第7図は同
上の横断平面図である。 a・・・・・・昇降軸、b・・・・・・ネジ部、B・・
・・・・スタッドボルト、C・・・・・・通孔、11・
・・・・・本体、12・・・・・・フランジ、13・・
・・・・透孔、14・・・・・・ボルト、15・・・・
・・シリンダ室、16・・・・・・透孔、17・・・・
・ゼストン軸、18・・・・・ゼストン、19・・・・
・・通路、20・・・・・・通路、21・・・・・・凹
入孔、22・・・・・・貫通孔、23・・・・・・ボー
ル、24・・・・・・大径段部、25・・・・・・ガイ
ドリング、26・・・・・・Oリング、27・・・・・
・スライダ、28・・・・・・弁座、29・・・・・・
通孔、30・・・・・・バネ、31・・・・・・バネ、
32・・・・・・弁体、33・・・・・・通孔、34・
・・・・・通路、35・・・・・・環状溝、36・・・
・・・長孔、37・・・・・・ピン、38・・・・・・
溝、39・・・・・・ネジ部、40・・・・・・リンン
グ、41・・・・・・バネ、42・・・・・・Oリング
、43・・・・・・ネジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降軸に取付ける本体と、この本体内に設けたシリンダ
    室と、このシリンダ室の底面と上記本体の下面とが連通
    ずるように設けた透孔と、この透孔にピストン軸を嵌入
    させてシリンダ室に組み込んだピストンと、上記本体に
    シリンダ室の底部と頂部とに連通してピストンを昇降さ
    せるように設けたエア或はオイルの圧入通路と、ピスト
    ン軸の下端面から上方に向けて形成した凹入孔と、ピス
    トン軸の下部に外用と内周とが連通ずるよう設けた複数
    の貫通孔と、この貫通孔に嵌入したボールと透孔の下部
    に押し戻されたボールが逃げ込むように設けた大径段部
    と、この大径段部の上方にピストン軸の上昇時中心方向
    にボールを移動させるよう設けたガイドと、上記凹入孔
    に外周のリングにより気密を保って昇降可能に嵌入した
    スライダと、このスライダに下向きの押圧力を附与する
    バネと、上記スライダの軸心に設けた通孔と、この通孔
    の途中に設けた弁座と、上記通孔内に組み込むと共に、
    上昇性を附与するバネにより弁座に圧接する弁体と、前
    記本体の外周からスライダの通孔に加工液を供給するよ
    う設けた通路とから戊る電極保持工具の着脱ヘッド。
JP983482U 1982-01-25 1982-01-25 電極保持工具の着脱ヘツド Expired JPS601947Y2 (ja)

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JPS58113427U JPS58113427U (ja) 1983-08-03
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