JPS5819023Y2 - 孔付小物部品の抵抗溶接装置 - Google Patents
孔付小物部品の抵抗溶接装置Info
- Publication number
- JPS5819023Y2 JPS5819023Y2 JP3491979U JP3491979U JPS5819023Y2 JP S5819023 Y2 JPS5819023 Y2 JP S5819023Y2 JP 3491979 U JP3491979 U JP 3491979U JP 3491979 U JP3491979 U JP 3491979U JP S5819023 Y2 JPS5819023 Y2 JP S5819023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- resistance welding
- holes
- guide pin
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Resistance Welding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はナツトなどの孔付小物品部を被溶接部材の溶接
しようとする個所に正しく位置決めして抵抗溶接を行う
孔付小物部品の抵抗溶接装置に関するものである。
しようとする個所に正しく位置決めして抵抗溶接を行う
孔付小物部品の抵抗溶接装置に関するものである。
従来のこの種孔付物品の抵抗溶接装置は下部電極のガイ
ド孔にばねの弾発下に嵌装されているガイドピンが溶接
作業を行う毎に昇降動する際ガイドピンとガイド孔の内
壁との間に付着する塵埃や抵抗溶接に伴う高熱により損
耗するため耐久性に乏しいという欠点がある。
ド孔にばねの弾発下に嵌装されているガイドピンが溶接
作業を行う毎に昇降動する際ガイドピンとガイド孔の内
壁との間に付着する塵埃や抵抗溶接に伴う高熱により損
耗するため耐久性に乏しいという欠点がある。
そこで、圧縮空気を利用してガイドピンとガイド孔の内
壁との間に付着する塵埃を除去しながら溶接作業を行う
ようにした孔付小物部品の抵抗溶接装置も提案されてい
るが、溶接作業中に圧縮空気を連続的に供給し続けなけ
ればならないために不経済な欠点がある。
壁との間に付着する塵埃を除去しながら溶接作業を行う
ようにした孔付小物部品の抵抗溶接装置も提案されてい
るが、溶接作業中に圧縮空気を連続的に供給し続けなけ
ればならないために不経済な欠点がある。
本考案は前記のような欠点のない孔付小物部品の抵抗溶
接装置を目的として完成されたもので、図示の実施例に
示すように、空気シリンダ１により昇降動する上部電極
２と対向した下部電極３の電極チップ本体４に上端を開
口とする穴５を穿設して該穴５内には下方部に係止部６
を備えたガイドピン７を該穴５内に設けたばね８の弾発
下に昇降動自在に嵌装するとともに該係止部６と係止す
るストッパ部９を穴５の内壁に形成し、さらに、上部電
極２の上昇時に空気シリンダ１から排出される圧縮空気
の送給管１０の先端を前記穴５に接続させたことを特徴
とするものである。
接装置を目的として完成されたもので、図示の実施例に
示すように、空気シリンダ１により昇降動する上部電極
２と対向した下部電極３の電極チップ本体４に上端を開
口とする穴５を穿設して該穴５内には下方部に係止部６
を備えたガイドピン７を該穴５内に設けたばね８の弾発
下に昇降動自在に嵌装するとともに該係止部６と係止す
るストッパ部９を穴５の内壁に形成し、さらに、上部電
極２の上昇時に空気シリンダ１から排出される圧縮空気
の送給管１０の先端を前記穴５に接続させたことを特徴
とするものである。
なお、図中１１は送給管１０の中間部に設けられる第１
、第２、第３のポー） １２，１３．１４を備える電磁
弁であって、該電磁弁１１の第１のポート１２を圧縮空
気供給源に接続させるとともに第２のポート１３と第３
のポート１４は穴５と空気シリンダ１の上部に接続され
ていてソレノイド１５の作動により上部電極２を下降さ
せる場合には圧縮空気供給源と空気シノンダ１とが連通
ずる一方上部電極２を上昇させる場合には空気シリンダ
１と穴５とが連通ずるものであり、１６は空気シリンダ
１内に嵌装されるピストン１７を復帰させるばね、１８
は電極チップ本体４の穴５の上方部を縮径してストッパ
部９を形成するとともに必要に応じて絶縁材となるキャ
ップ部、１９はストッパ部９とガイドピン７の係止部６
との係止時にも圧縮空気が穴５の開口に向けて流通でき
るようにキャップ部１８の下面に設けられる溝である。
、第２、第３のポー） １２，１３．１４を備える電磁
弁であって、該電磁弁１１の第１のポート１２を圧縮空
気供給源に接続させるとともに第２のポート１３と第３
のポート１４は穴５と空気シリンダ１の上部に接続され
ていてソレノイド１５の作動により上部電極２を下降さ
せる場合には圧縮空気供給源と空気シノンダ１とが連通
ずる一方上部電極２を上昇させる場合には空気シリンダ
１と穴５とが連通ずるものであり、１６は空気シリンダ
１内に嵌装されるピストン１７を復帰させるばね、１８
は電極チップ本体４の穴５の上方部を縮径してストッパ
部９を形成するとともに必要に応じて絶縁材となるキャ
ップ部、１９はストッパ部９とガイドピン７の係止部６
との係止時にも圧縮空気が穴５の開口に向けて流通でき
るようにキャップ部１８の下面に設けられる溝である。
このように構成されたものは、ガイドピン７が下部電極
３の電極チップ本体４に上端を開口として穿設される穴
５内にばね８の弾発下に昇降動自在に嵌装されてその下
方部に設けられている係止部６を穴５の内壁に設けられ
るストッパ部９に係止させているから、通常は図示のよ
うにガイドピン７の先細の上方部が穴５より上方に突出
されて従来のこの種孔付小物部品の抵抗溶接装置と同様
に先細の上方部に板材などの被溶接部材イをこれに透設
される孔をもって嵌装保持させたうえ孔付小物部品口を
嵌装して孔付小物部品口を被溶接部材イに正確に位置決
めし、この後、空気シリンダ１を作動させて上部電極２
を下降させれば、上部電極２は穴５の穴底に設けたばね
８の弾発力により緩衝されてガイドピン７を無理なく若
干下方に押下げて孔付小物部品口と被溶接部材イを下部
電極３に対して押圧して抵抗溶接することとなる。
３の電極チップ本体４に上端を開口として穿設される穴
５内にばね８の弾発下に昇降動自在に嵌装されてその下
方部に設けられている係止部６を穴５の内壁に設けられ
るストッパ部９に係止させているから、通常は図示のよ
うにガイドピン７の先細の上方部が穴５より上方に突出
されて従来のこの種孔付小物部品の抵抗溶接装置と同様
に先細の上方部に板材などの被溶接部材イをこれに透設
される孔をもって嵌装保持させたうえ孔付小物部品口を
嵌装して孔付小物部品口を被溶接部材イに正確に位置決
めし、この後、空気シリンダ１を作動させて上部電極２
を下降させれば、上部電極２は穴５の穴底に設けたばね
８の弾発力により緩衝されてガイドピン７を無理なく若
干下方に押下げて孔付小物部品口と被溶接部材イを下部
電極３に対して押圧して抵抗溶接することとなる。
しかして、抵抗溶接が終了したら、空気シリンダ１を作
動させて上部電極２を上昇させれば、上部電極２の上昇
時に排出される空気シリンダ１内に充満していた圧縮空
気は上部電極２の上昇中に先端が穴５に接続されている
圧縮空気の送給管１０を通じて該穴５内に供給されるこ
ととなるから、穴５内に供給された圧縮空気はガイドピ
ン７と穴５の内壁との間の隙間ａに介在する塵埃を吹き
飛ばすと同時にガイドピン７および電極チップ本体４を
冷却して排出されることとなり、その結果、ガイドピン
７と電極チップ本体４の穴５の内壁との間には抵抗溶接
の際に生じるスパッタなどの塵埃が介在しないこととな
ってガイドピン７の摩耗を防止するうえ電極チップ本体
４およびガイドピン７が熱により悪影響を受けることを
防止することができ、また、この圧縮空気の送給は上部
電極２を上昇作動させる際に空気シリンダ１から排出さ
れるものであって、特別に圧縮空気供給源を設けること
なく上部電極２作動用の空気シリンダ１の背圧を利用す
るだけでよいから極めて経済的であり、また、圧縮空気
は溶接作業終了後において穴５内に送給されることとな
るから、溶接作業中に圧縮空気が供給される場合のよう
に熱いスパッタ等が作業者に向は飛んでくるような危険
は全くないものとなる。
動させて上部電極２を上昇させれば、上部電極２の上昇
時に排出される空気シリンダ１内に充満していた圧縮空
気は上部電極２の上昇中に先端が穴５に接続されている
圧縮空気の送給管１０を通じて該穴５内に供給されるこ
ととなるから、穴５内に供給された圧縮空気はガイドピ
ン７と穴５の内壁との間の隙間ａに介在する塵埃を吹き
飛ばすと同時にガイドピン７および電極チップ本体４を
冷却して排出されることとなり、その結果、ガイドピン
７と電極チップ本体４の穴５の内壁との間には抵抗溶接
の際に生じるスパッタなどの塵埃が介在しないこととな
ってガイドピン７の摩耗を防止するうえ電極チップ本体
４およびガイドピン７が熱により悪影響を受けることを
防止することができ、また、この圧縮空気の送給は上部
電極２を上昇作動させる際に空気シリンダ１から排出さ
れるものであって、特別に圧縮空気供給源を設けること
なく上部電極２作動用の空気シリンダ１の背圧を利用す
るだけでよいから極めて経済的であり、また、圧縮空気
は溶接作業終了後において穴５内に送給されることとな
るから、溶接作業中に圧縮空気が供給される場合のよう
に熱いスパッタ等が作業者に向は飛んでくるような危険
は全くないものとなる。
このようにして抵抗溶接が終了したら上部電極２を上昇
させれば、ガイドピン７は穴５の穴底に設けたばね８の
弾発力により上昇して下方の係止部６と穴５の内壁に設
けられるストッパ部９とが係止する旧状に復帰するから
、抵抗溶接終了後の被溶接部材イおよび孔付小物部品口
をガイドピン７の上端部から取り除いて、以下、前記と
同様の作動を行えば、孔付小物部品口を被溶接部材イに
正しく位置決めして連続的に抵抗溶接できる。
させれば、ガイドピン７は穴５の穴底に設けたばね８の
弾発力により上昇して下方の係止部６と穴５の内壁に設
けられるストッパ部９とが係止する旧状に復帰するから
、抵抗溶接終了後の被溶接部材イおよび孔付小物部品口
をガイドピン７の上端部から取り除いて、以下、前記と
同様の作動を行えば、孔付小物部品口を被溶接部材イに
正しく位置決めして連続的に抵抗溶接できる。
従って、本考案は上部電極を作動させる空気シリンダよ
り排出される圧縮空気によりガイドピン周辺の塵埃類を
除去するとともに冷却してガイドピン等の耐久性を増す
とともに圧縮空気供給源を別に設置する必要がないから
極めて安価に提供できる孔付小物部品の抵抗液液装置と
して実用的価値極めて大なるものである。
り排出される圧縮空気によりガイドピン周辺の塵埃類を
除去するとともに冷却してガイドピン等の耐久性を増す
とともに圧縮空気供給源を別に設置する必要がないから
極めて安価に提供できる孔付小物部品の抵抗液液装置と
して実用的価値極めて大なるものである。
図面は本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
１：空気シリンダ、２：上部電極、３：下部電極、４：
電極チップ本体、５：穴、６：係止部、７：ガイドピン
、８：ばね、９：ストッパ部、１０：圧縮空気の送給管
。
電極チップ本体、５：穴、６：係止部、７：ガイドピン
、８：ばね、９：ストッパ部、１０：圧縮空気の送給管
。
Claims (1)
- 空気シリンダ１により昇降動する上部電極２と対向した
下部電極３の電極チップ本体４に上端を開口とする穴５
を穿設して該穴５内には下方部に係止部６を備えたガイ
ドピン７を該穴５内に設けたばね８の弾発下に昇降動自
在に嵌装するとともに該係止部６と係止するストッパ部
９を穴５の内壁に形成し、さら（コ、上部電極２の上昇
時に空気シリンダ１から排出される圧縮空気の送給管１
０の先端を前記穴５に接続させたことを特徴とする孔付
小物部品の抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3491979U JPS5819023Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 孔付小物部品の抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3491979U JPS5819023Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 孔付小物部品の抵抗溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55134083U JPS55134083U (ja) | 1980-09-24 |
| JPS5819023Y2 true JPS5819023Y2 (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=28893199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3491979U Expired JPS5819023Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | 孔付小物部品の抵抗溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819023Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP3491979U patent/JPS5819023Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55134083U (ja) | 1980-09-24 |
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