JPS601932A - 電波送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電波の受信中においても送信可能な電波送受
信装置に関するものである。

受信と送信を同時に行なうため例は、受信電波と送信電
波が十分に分離されていなければならない。

従来この種の装。愛の１例として、牙１図に示すものが
あった。これは航空機の糞からつり下げる電波送受信装
置である。図において＋１１は電子俵器を内装する容器
、（２）は外部に電波を放射する送信空中線、（３）は
外部から到来する′電波を受信する受（Ｍ用字中線、（
２）と（３）間のスバ／をＬとする。

次に動作について説明する。オ１図の（２）の受信用空
中線で受信された到来電波は容器内の各゛電子機器によ
って分析、処理され、（３）の送信用空中線から所定の
電波が送信される。受信と送信を同時刻に行なう必要が
あるため。（３）の送信用空中線から放射される送信電
波が、（２）の受信用空中線に回り込む量を抑圧するた
め、機構的に送信空中線と受信空中線のスパンＬを大き
く収り、回り込む量を最小限にし、送信波の回り込みに
よる内部電子機器の発振等の不具合の発生を押さえてい
た。又、送信電力を回り込み量が実害となるまでの範囲
ｒＣ押えていた。

従来の送受信装置は以上のように構成されているので、
送信空中線（３）と受信壁中緑（２）を大きく離さなけ
ればならず、そのため送信壁中線（３）と受信壁中１凍
＋２１の位置が大きく異なるため、互いの覆域が異なシ
、受信頭載と送信Ｉ＠域が大きく異なると言う欠点があ
った。又回り込み嵐を大きくしないために送侶心カを制
限しなければならないという欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点全除去するた
めになされたもので、送信波の１都を装置内で分岐し、
この分岐された電波の電力及び位相量を送信波の周波数
に応じて変化させ外部からの回シ込み電波の逆位相でが
っ等心力の電波を作成し、この電波と、外部からの回シ
込み電波の和を零にすることにより、送信空中線（３）
と受信空中線＋３１間のスパンに対する制約を緩和し、
又は送信電力を大出力にすることができるｄ液送受信装
置を提供することを目的としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図において（ＩＦ、）は装置の外１部から到来する電波
、（正Ｊ）は本装置の送信用空中線から、受信用空中線
に回り込む電波、（丁０）は送信空中線から本装置の外
部に放射される送信電波、（２）は外部から到来する電
波（Ｈりを受信する受信用空中線、（５）はこの受信用
空中線の出力を受イ８、分析し、到来するｄ波の諸元を
分析する受信機、（６）はこの受信機で分析された電波
諸元を用い、送信すべき電波諸元を決定するデータ処理
器、（７）はこのデータ処理器で決定された送伯用遣波
諸元により、所定の送信電波を発生する送信機、＋８１
はこの送信機から送出された送信用電波を装置の外部に
放射する送信用空中線、（８）は上記データ処理器（６
）で決定された送信用電波諸元により、回９込み電波を
抑圧するための電波の移相量及び減衰量の情報を発生す
る制御回路、（９）は上記送信機の出力の１部を分岐す
る分配］　ｔｌｏｌはこの分配器から１分岐された電波
の位相を上記制御回路（８）からの移相量の情報に従っ
て、変化させる移相＾ｓ　ｔｏ）はこの移相器によって
移相修正された電波の出力を上記制御回路（８）からの
減衰量の情報に従って変化させる減衰器、（４）はこの
減衰器（１１）及び上記移＋ＩＪ券（８）によって振幅
及び位相制御がされた電波を受信、磯の入力に結合させ
る結合器である。

本装置の作用、助作を第２図〜第５図に従って詳しく説
明する。

第２図の受信用空中線＋２１に入力する到来電波（ｆ、
’）は受信機ｉ５１　Ｂ！、びデータ処理＃ｒｆ６＋に
より、到来電波の諸元分析及び送信電波の諸元の決定が
なされる。送信機（７）及び送信用空中線（３）ではこ
の送信用′電波諸元により、送１言用義波が作られ装置
の外部に放射される。放射された送信用電波は装置の外
部に放射される放出電波（Ｌ）と・本装置の受信用空中
線に入る、回り込み電波（ＩＦ、）に分かれる。本装置
が受信、送信ケ同時刻に実施した場合は、本装置の受信
空中線（２１の出力は、上記到来ｊｌ［（ＩＥ、）と上
記回り込み電波（■９の合成（！：なシ、Ｈ，、Ｌをそ
れぞれ第３．第４図の如くベクトル表示するとこの合成
離液は第５図に示す如く１つ＝１・＋■・となる、本装
置が分析すべき電波は第８図に示す到来電波（１１，）
であるが、第４図の回り込み電波（■、）によシ、干渉
を受けて到来する電波（Ｈｌ）に対し、振幅、位相とも
誤差が発生する。振の誤差全１Δ■１、位相の誤ＭをΔ
θとすれば（、ｕｌ＝１１Ｆ、−［、ｌ　＝Ｉｘ、ｌ、
Δθ＝θ２−θ１θ１となｐ１本未来ＩＦ。

を分析することが１ＡＴｌ及びΔθの影響によ）、困と
なる。このＴ、を消去すれば、送匍、受信が同時刻に実
施されても、外部から到来する電波（１１２を正確に分
析することが出来る。

次に■２を消去する原理を説明する。Ｌの物理量は、送
信機（７）の送信諸元、送信空中線＋３１の諸元、同じ
く　勾受信空中保（２）の諸元、送信空中線（３１と受
信用空中線（２）の機構的配置及び送信機と空中線を結
ぶケーブルの諸元によって決定される、これらの諸元は
機構的に固定されていれば、特定の周波数においては通
常一義的（て氷められる。

回シ込みを零にするための補正１波（籾は−Ｈ２である
ＯＬの諸元が上記の通シ、事前にめるこトカ出来ルタメ
、Ｉ＋＝−Ｌ　＝　（Ｅｘ＠　、Ｅ７ｓ　）となり、振
幅がｔＫ、Ｉで移相がθ１＋π、又はθ２−πの電波を
作成しこれを受信空中線の直後に入力する。但し通常回
り込み成波臥の振幅及び位相は同波数特性をもっている
、回シ込み電波Ｔ２の周波数による位相特性及び振幅特
性を第６図及びオフ図とすれば、この位相特性及び振幅
特性をＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリにて記憶しておき、送
信周波数に応じて、回シ込み電波を補正する補正電波６
を作成すればよい。

次に補正電波４の作シ万を説明する。

第２図の送信１幾から出力された送１８畦波の１部を（
９）の分波器によって分岐させる。１１０）　Ｉ　（Ｉ
Ｉ）　ｎそれぞれ移相器及び減衰器で（８）の制御回路
からオ６凶、オフ図に示す移相量、減衰量に関する情報
を受け、（９）の分配器によって分岐させられたｄ波の
位相量、減衰量をオ６図、オフ図の値にする。この補正
用電波は第２図の（４）の結合器にて（２１の受信用空
中線から入る、到来峨波Ｔ：ｌと回シ込み゛電波Ｔ２−
に結合させる結合後の電波πＩｔ／’ｉｌＪｗ；π、十
鼠＞＋　”＋　＝　’＋　＋　’Ｌ　＋　（−π２）；
庄、となシ。

πＶは到来する＝ｅＭ＋の成分のみとなる。Ｃの互Ｉの
みが後段の（５）の受信機に送出されて、送信、受信が
同一時刻に行われてもＴ、の分析が正しく行われる。

第６図オフ ９万は、次の通りである外部から到来する４波Ｅｌを折
として、ｎｌのみによる回り込み１波の受信空中線（２
）の出力における移相量と振幅をめるＣとにより第６図
とオフ図の特性を得ることが出来る。

これを第８図を用いて詳細に説明する。

送信用アンテナ（３）から出た回シ込み波は受信用アン
テナ（２）へと空中伝搬する。そして受信アンテナ（２
）に入り、受信機の入力部に到達する、当然壁中伝搬等
の伝送中に回り込み波は減衰及び移相量の変化を発生す
る。この変化鍬を測定すれば移相量と減衰量が決まる。

６１Ｊ定準備として、減衰量及び移相量が事前に判明し
ているカップラＱ匂　、＋１３１クープルθ蜀、減衰器
す均、移相器０６１を第２図の卯＜１並続する。カップ
ラｔｅ２１での分岐点では測定系に行く電波Ｔｒと送揖
アンテナ（３）へ行く電波は同這力、同移相である。Ｎ
ζを減衰器１１５１と移相器す→により操作してへとす
ることにより、受信機の入力部でのらとｉ・の合成成力
を零とする。これはパワーメータ（Ｉηを見ることによ
シ判定できる、すなわちｆｆ４＝−４工となシ回り込み
物理量は一Ｔ，とわかる。但し、この−丁９には、前述
した力′ツプラ（Ｉり，　ｕ３１ケーブル圓、移相器０
四、減衰器０均の移相量及び減衰量が含まれている、こ
れらの補正係数をＡとすれば、真の−１４の物理量は−
４”７Ａとなる。

第９図は制御回路（８）の詳細ブロック図である。

、８υ，１８陣は減衰量及び移相量を記憶する回路、關
。

（財）は記憶回路ハＩ　、　＋８′４の減衰量、移相器
に応じて減衰器（１す、移相器（１０１を駆動する電圧
を発生する回路である。記憶回路刈ｓ　（８′４の記憶
量は、第８図でＬ＋π４＝０となったときの移相器−、
減衰器（１５）のメータの読みであシ、π３とｔ４との
差およびケーブル−、カップラ１１２１　、　Ｑ：１の
移相、減衰特性から定まるものである。

データ処理ａ（５）からの周波数情報に応じて制御回路
（８）は移相器（ｌＯ）、減衰器（１１）全制御する。

なお上記実施例では送信機（７）の出力は受−Ｉｉ機（
５）の受伯成波に応じて定められるが、送信機（７）は
必ずしも受信電波に応じて定められるものでなくてもよ
い。

オｌＯ図に示すように送信装置の回シ込み波が他のシス
テムの受信空中線（２）に入９、他のシス９込み電波を
抑圧することも出来、上記実施例と同様の効果を奏する
。

以上のように、この発明によれば、回り込み１波を移相
器及び減衰器によって作る補正用電波によって抑圧する
ように構成したので、回り込み防止が可能な電波送受信
装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電波送受信装置の一実施例を示す楕１戎
図、第２図はこの発明に係る電波送受信装置の一英施例
を示す構成図、オ８７ｖ′ｉ外部から到来する一波のベ
クトル表示図、第４図は回り込み一波のベクトル表示図
、第５図は外部から到来する一波と回シ込み′電波の合
成した一波のベクトル表示図、第６図は回υ込み電波の
位相に関する周波数特性図、オフ図は回９込み電波の振
幅に胸する周波数特性図、第８図は回９込み′電波の測
定方法の説明図、第９図は２１２図の制御回路（８）の
説明図、オニ０図はこの発明に係る電波送受（Ｓ装置の
他の一茶彪例を示す構成図である。 図において、（２）は交信空中線、（３）は送１８空中
線、（酌は受１−機、（７）は送信愼、（８ｊは制御回
路、（ｌＯ）は移相器、（ＩＩ）は減衰器である。 なお各図中の同一符号は同−又は相当部分を示す０ 代理人　大暑　増雄 第１図 第２図 第３図 ７Ｊ 第４図 第５図 とχ３ 罎、−〜ノ 手続補正書（自発） １．事件の表示　特願昭５８−１０９６８２号２、発明
の名称 電波送受信装置 ３、補正をする者 代表者片山仁へ部 （υ明細書の発明の詳細な説明の欄 （２ン図面 ６、補正の内容 鳳υ明細書をつぎのとおり訂正する。 （２］因面の第１０図を別紙のとおり訂正する。 ７、　添付書類の目録 ＋１１図面　１通 以上 第１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （！１　外部から入射した電波を受信する受信用空中線
   と、外部に対して電波を放射する送信用空中線と、この
   送信用空中線に電波を与える送信機と、この送信機の出
   力の一部に所定の位相変化と減衰量を与えて前記受信用
   空中線の出力に加える移相器および減衰器と、前記移４
   目器の位相変化量および減衰器の減衰量を制御する制御
   回路とを備えた電波送受信装置。 （２；　送信用壁中線から受信用空中線へまゎシ込む電
   波を打消すように位相変化量と減試量が制御されること
   を特徴とする特許請求の範囲オ１項記載の電波送受信装
   置。