JPS60192737A - 熱収縮性発泡体シ−ト - Google Patents
熱収縮性発泡体シ−トInfo
- Publication number
- JPS60192737A JPS60192737A JP5027284A JP5027284A JPS60192737A JP S60192737 A JPS60192737 A JP S60192737A JP 5027284 A JP5027284 A JP 5027284A JP 5027284 A JP5027284 A JP 5027284A JP S60192737 A JPS60192737 A JP S60192737A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- density
- heat
- stretching
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［弁明の技術分野］
本発明は熱収縮性を有するプラスチック発泡体シートに
関する。
関する。
［従来技術１
一般にプラスチック発泡体シートは、軽量性、クッショ
ン性、遮音性、断熱性、柔軟性等の種々の特性に優れＣ
いるため、包装、梱包の分野を始めとし、土木、建築の
分野等各種分野に広く使用されている。
ン性、遮音性、断熱性、柔軟性等の種々の特性に優れＣ
いるため、包装、梱包の分野を始めとし、土木、建築の
分野等各種分野に広く使用されている。
このような発泡体シートを一軸あるいは二輪方向に延伸
して熱収縮性を付与し、被包装品に対する密着性を向上
させたものはすでに開発されているが、従来から製造さ
れている熱収縮性発泡体シートはいずれも機械的強度の
点で十分ではなく、低い発泡倍率のものが実用化されて
いるに過ぎなかった。
して熱収縮性を付与し、被包装品に対する密着性を向上
させたものはすでに開発されているが、従来から製造さ
れている熱収縮性発泡体シートはいずれも機械的強度の
点で十分ではなく、低い発泡倍率のものが実用化されて
いるに過ぎなかった。
［発明の目的］
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、広い範
囲の発泡倍率を有し、しかも十分な機械的強度を有する
熱収縮性の発泡体シートを提供することを目的とする。
囲の発泡倍率を有し、しかも十分な機械的強度を有する
熱収縮性の発泡体シートを提供することを目的とする。
［発明の要旨］
本発明は、ポリオレフィン系樹脂１０〜８０重量部に、
エチレンに炭素数が４乃至８のα−オレフィンを共重合
させてなる線状低密度ポリエチレン２０〜９０重量部と
、発泡剤を含有する樹脂組成物から得られたシート状発
泡体を、２〜６倍に延伸させてなることを特徴とする熱
収縮性発泡体シートである。
エチレンに炭素数が４乃至８のα−オレフィンを共重合
させてなる線状低密度ポリエチレン２０〜９０重量部と
、発泡剤を含有する樹脂組成物から得られたシート状発
泡体を、２〜６倍に延伸させてなることを特徴とする熱
収縮性発泡体シートである。
［発明の構成］
本発明に使用するポリオレフィン系樹脂としては、低密
度、中密度および高密度のそれぞれポリエチレン（以下
ＰＥと示す〉、ポリプロピレンのようなオレフィン系単
量体の重合体、エチレン−ゾロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体く以下ＥＶＡと示す）、エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体のようなオレフィン系単
量体を主体とづる共重合体、プロピレン−エチレン−ブ
チル１三元共重合体のようなオレフィン系単量体を主体
とする三元共重合体、塩素化ポリエチレンのような変性
ポリオレフィン等あり、これらを単独Ｃあるいは２種以
上混合し−Ｃ用いる。
度、中密度および高密度のそれぞれポリエチレン（以下
ＰＥと示す〉、ポリプロピレンのようなオレフィン系単
量体の重合体、エチレン−ゾロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体く以下ＥＶＡと示す）、エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体のようなオレフィン系単
量体を主体とづる共重合体、プロピレン−エチレン−ブ
チル１三元共重合体のようなオレフィン系単量体を主体
とする三元共重合体、塩素化ポリエチレンのような変性
ポリオレフィン等あり、これらを単独Ｃあるいは２種以
上混合し−Ｃ用いる。
また線状低密度ポリエチレン（以下Ｌ−ＬＤＰＥと示す
。）としては、エチレンを主体とし、これに炭素数が４
乃至８のα−オレフィンを共重合させてなるものであり
、例えば中低圧下のイオン重合反応により、エチレンに
ブテン−１、ペンテン−１、ヘキセノ−１、オクテン−
１，４−メチルペンテン−１等のα−オレフィンを少量
（約１〜１０モル％）共重合させることにより、直鎖状
の幹ポリマーに適当数の短鎖分岐を導入し、それにより
密度を通常の高圧法低密度ポリエチレンの範囲まで低下
させたポリマーであり、密度０．９１５〜０．９４ｇ／
ＣＩｌ′、メルトインデックス（以下Ｍｌと示す。＞０
．０５〜５０（＋／１０分のものが好ましく、より好ま
しくはＭｌが１．０〜１０、Ｏｏ／１０分のものである
。
。）としては、エチレンを主体とし、これに炭素数が４
乃至８のα−オレフィンを共重合させてなるものであり
、例えば中低圧下のイオン重合反応により、エチレンに
ブテン−１、ペンテン−１、ヘキセノ−１、オクテン−
１，４−メチルペンテン−１等のα−オレフィンを少量
（約１〜１０モル％）共重合させることにより、直鎖状
の幹ポリマーに適当数の短鎖分岐を導入し、それにより
密度を通常の高圧法低密度ポリエチレンの範囲まで低下
させたポリマーであり、密度０．９１５〜０．９４ｇ／
ＣＩｌ′、メルトインデックス（以下Ｍｌと示す。＞０
．０５〜５０（＋／１０分のものが好ましく、より好ま
しくはＭｌが１．０〜１０、Ｏｏ／１０分のものである
。
このようなＬ−ＬＤＰＥの市販品としては、例えばウル
トゼツクス２０２０−１，２０８０−Ｃ（いずれも三井
石油化学社の商品名）やスミ力セン−Ｌ、ＦＡ−２０１
（いずれも住友化学社の商品名）等がある。
トゼツクス２０２０−１，２０８０−Ｃ（いずれも三井
石油化学社の商品名）やスミ力セン−Ｌ、ＦＡ−２０１
（いずれも住友化学社の商品名）等がある。
本発明においては、前記ポリオレフィン系樹脂にこのよ
うなＬ−ＬＤＰＥを２０〜９０重量部、より好ましくは
３０〜７０小量部配合し、さらに所望の発泡倍率が１９
られるように適量のアゾジカルボンアミド（以下ＡＤＣ
Ａと示す）のような発泡剤及び必要に応じＣ発泡助剤、
充填剤、着色剤、老化防止剤、架橋剤、架橋助剤等を添
加混合しＣなる樹脂組成物を用いる。
うなＬ−ＬＤＰＥを２０〜９０重量部、より好ましくは
３０〜７０小量部配合し、さらに所望の発泡倍率が１９
られるように適量のアゾジカルボンアミド（以下ＡＤＣ
Ａと示す）のような発泡剤及び必要に応じＣ発泡助剤、
充填剤、着色剤、老化防止剤、架橋剤、架橋助剤等を添
加混合しＣなる樹脂組成物を用いる。
ここぐＬ−ＬＤＰＥの配合割合を前記範囲に限定したの
は、１−ＬＤＰＥの配合割合が２０重量部未満Ｃは十分
な機械的強度を有する熱収縮性発泡体シートが得られず
、反対にこの割合が９０重ω部を越えると発泡性や成形
性等の他の特性が低下して実用に供し得ないためひある
。
は、１−ＬＤＰＥの配合割合が２０重量部未満Ｃは十分
な機械的強度を有する熱収縮性発泡体シートが得られず
、反対にこの割合が９０重ω部を越えると発泡性や成形
性等の他の特性が低下して実用に供し得ないためひある
。
こうしＣ（ｑられる樹脂組成物を常法によりシート状に
成形し、発泡剤の分解温度以上に加熱し−Ｃ所望の発泡
倍率まで発泡させた後、冷間あるいは熱間Ｃ２〜６倍に
、好ましくは２〜４倍に一軸または二軸方向に延伸する
ことにより、軸方向にほぼ延伸倍率に相当する熱収縮率
を有する発泡体シートが得られる。
成形し、発泡剤の分解温度以上に加熱し−Ｃ所望の発泡
倍率まで発泡させた後、冷間あるいは熱間Ｃ２〜６倍に
、好ましくは２〜４倍に一軸または二軸方向に延伸する
ことにより、軸方向にほぼ延伸倍率に相当する熱収縮率
を有する発泡体シートが得られる。
［発明の実施例コ
以下本発明の実施例についＣ記載する。
実施例１
密度０．９４０ｏ ／ＣＩ＋’、 Ｍ Ｉ ２、！Ｍ／
１０分の酢酸ビニル含有量２０ｍｍ部のＥＶＡ７０重量
部（以下単に部と示す）と、密度０．９２０（１／ｄ、
Ｍｌ２．Ｏ（１／１０分のし−ＬＤＰＥ （ウルトゼッ
クス）３０部および発泡剤とからなる樹脂組成物を、２
．Ｏｎ厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して１
０倍の発泡倍率で発泡させ、見掛けの密度が０．１０（
］／（，１？の発泡体シートを製造した。次にこの発泡
体シートを７０℃の温度下Ｃ−軸方向に３倍に延伸した
。
１０分の酢酸ビニル含有量２０ｍｍ部のＥＶＡ７０重量
部（以下単に部と示す）と、密度０．９２０（１／ｄ、
Ｍｌ２．Ｏ（１／１０分のし−ＬＤＰＥ （ウルトゼッ
クス）３０部および発泡剤とからなる樹脂組成物を、２
．Ｏｎ厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して１
０倍の発泡倍率で発泡させ、見掛けの密度が０．１０（
］／（，１？の発泡体シートを製造した。次にこの発泡
体シートを７０℃の温度下Ｃ−軸方向に３倍に延伸した
。
得られたシートの特性についてＪＩＳ−に−６７６７に
よる測定結果は第１表の通りであり、同表左欄に記載し
た延伸前の発泡体シートの特性に比べて強度の低下がほ
とんどなく、十分な熱収縮性と大きな機械的強度を有す
ることがわかった。
よる測定結果は第１表の通りであり、同表左欄に記載し
た延伸前の発泡体シートの特性に比べて強度の低下がほ
とんどなく、十分な熱収縮性と大きな機械的強度を有す
ることがわかった。
（以下余白）
実施例２
密度０．９．２０す／ｃ−ｗｆ、ＭＩ４．Ｏｇ／１０分
の低密度ＰＥ５０部と、密度０．９２０す／ｄ。
の低密度ＰＥ５０部と、密度０．９２０す／ｄ。
Ｍｆ２．Ｏｏ／１０分のＬ−ＬＤＰＥ （ウルトゼツク
ス）５０部および発泡剤を混合してなる樹脂組成物を、
３．Ｏｎ厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して
３０倍の発泡倍率で発泡させ、０．０３４Ｇ／ｃｊの見
掛けの密度を有する発泡体シー［・を製造した。次にこ
の発泡体シートを７０℃の温度下で一軸方向に２．５倍
に延伸した。
ス）５０部および発泡剤を混合してなる樹脂組成物を、
３．Ｏｎ厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して
３０倍の発泡倍率で発泡させ、０．０３４Ｇ／ｃｊの見
掛けの密度を有する発泡体シー［・を製造した。次にこ
の発泡体シートを７０℃の温度下で一軸方向に２．５倍
に延伸した。
得られたシー［−の特性は第２表の通りであり、同表左
欄に記載した延伸前の発泡体シートの特性に比べて強度
の低下がほとんどなく、十分な熱収縮性と大きな機械的
強度を有することがわかった。
欄に記載した延伸前の発泡体シートの特性に比べて強度
の低下がほとんどなく、十分な熱収縮性と大きな機械的
強度を有することがわかった。
比較例
密度０．９２１１／ｃｊ、ＭＩ４．Ｏｇ／１０分の低密
度ＰＥに発泡剤を混合してなる樹脂組成物を、３．Ｏｎ
厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して３０倍の
発泡倍率で発泡させ、見掛は密度が０．０３３（１／ｄ
の発泡体シートを製造した。この発泡体シートの特性に
ついての測定結果を第３表に示す。次にこの発泡体シー
トを７０℃の温度下Ｃ−軸り向に２１８に延伸した。
度ＰＥに発泡剤を混合してなる樹脂組成物を、３．Ｏｎ
厚のシート状に成形し、次いでこれを加熱して３０倍の
発泡倍率で発泡させ、見掛は密度が０．０３３（１／ｄ
の発泡体シートを製造した。この発泡体シートの特性に
ついての測定結果を第３表に示す。次にこの発泡体シー
トを７０℃の温度下Ｃ−軸り向に２１８に延伸した。
延伸後のシートの特性を同表に示す。この表の測定結果
から低密度１〕ＥのみをベースとしＣ用いた比較例の場
合には、延伸加工により十分な熱収縮性が付与されず、
しかも延伸前のものに比べＣ機械的強度の低下が大ぎい
ことがわかった。
から低密度１〕ＥのみをベースとしＣ用いた比較例の場
合には、延伸加工により十分な熱収縮性が付与されず、
しかも延伸前のものに比べＣ機械的強度の低下が大ぎい
ことがわかった。
［弁明の効果］
以上の実施例からも明らかなように本発明の熱収縮性発
泡体シートは、発泡体シートが通常備えＣいる多くの特
性をはと／υど損うことなく、機械的強度が大きいもの
Ｃある。
泡体シートは、発泡体シートが通常備えＣいる多くの特
性をはと／υど損うことなく、機械的強度が大きいもの
Ｃある。
Claims (2)
- （１）ポリオレフィン系樹脂１０〜８０重量部１、エチ
レンに炭素数が４乃至８のα−オレフィンを共重合させ
てなる線状低密度ポリエチレン２０〜９０重量部と、発
泡剤を含有する樹脂組成物から得られたシー［・状発泡
体を、２〜６倍に延伸させ−Ｃなることを特徴とする熱
収縮性発泡体シート。 - （２）線状低密度ポリエチレンは、密度が０．９１５〜
０．９４５（１／ａ／ひ、メルトインデックスの値が２
．０〜２０．０（］／１０分の範囲のものＣ゛ある特許
請求の範囲第１項記載の熱収縮性発泡体シー１〜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027284A JPS60192737A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 熱収縮性発泡体シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027284A JPS60192737A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 熱収縮性発泡体シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60192737A true JPS60192737A (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=12854309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5027284A Pending JPS60192737A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 熱収縮性発泡体シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60192737A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146537A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-21 | Sumikin Welding Electrode Co | Yosetsuyohifukuzaifuratsukusuno seizohoho |
| JPS5936140A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Gunze Ltd | ポリオレフイン系発泡シ−トもしくはフイルム |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP5027284A patent/JPS60192737A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146537A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-21 | Sumikin Welding Electrode Co | Yosetsuyohifukuzaifuratsukusuno seizohoho |
| JPS5936140A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Gunze Ltd | ポリオレフイン系発泡シ−トもしくはフイルム |
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